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らっきょうは毎年、日本全国で2400ヘクタールほどが栽培されています。
産地としては、鹿児島、鳥取、福井、栃木の各県で多く、千葉、茨城、富山の各県が、これに次ぐ産地です。
このうち鹿児島、栃木では主に大球を生産し、福井は、花ラッキョウに用いる小球の産地として有名です。
ラッキョウは染色体数が四倍体(体細胞で32)の植物で、紫紅色の美しい花は開きますが、種子は結びません。
毎年8月から9月に種球を植え付け、翌年の6、7月に収穫します。
それでは以下に、意外と知られていないラッキョウの収穫風景を、リポートしてみました。
見渡す限りのラッキョウ畑。夏の強い日差しのもと、麦藁帽、スカーフ、手っ甲などで日光から体を守り、収穫にいそしみます。
耕運機に取り付けた特殊なアタッチメントで、地中にできる鱗茎(ラッキョウ)を、人が手で掘り出しやすいよう、持ち上げていきます。
意外に長い、ラッキョウの葉。
集団でラッキョウの収穫を行うときには、1本のウネを1人が受け持ち、各々が掘り出した分については畑で即、計量されます。
畑にて細根と葉を落とし、水洗いしやすい形に整えます。ラッキョウの両切りは機械化できず、すべて手作業になるため、人件費の高いわが国では、それが製品原価に反映されます。
そのため中国産のラッキョウを使う例も多く見られますが、上澤梅太郎商店の「ラッキョウのたまり漬」は、すべて、国内産のものを用いています。
「味」「歯切れ」「見た目」のすべてに優れるラッキョウは、やはり国内産のものに限られます。