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清閑 PERSONAL DIARY

2018.4.11 (水) 夜桜大宴会2018

facebookへの誰かのコメントを契機として経済活動、有り体に言えばお金を使うということが、このところ2度、続いた。1度目は先月のフアヒン行き、そして2度目が今日の「夜桜大宴会2018」への参加である。

この夜の観桜会については、鬼怒川温泉の旅館「一心舘」の女将マリコさんによる、facebookへの書き込みにより知った。会場となる護国神社では、季節ごとに様々な催しが開かれている。何年か前の秋に、やはりマリコさんに案内されて遊んだのは、何の企画だっただろう。

兎に角、定時の18時に店を閉め、キャッシュレジスターも締めて、家内と慌ただしくホンダフィットに乗る。一心舘に着いたのは19時すこし前だった。部屋に荷物を置き、フロントに降りると、若い人が我々をクルマで神社まで送ってくれた。一の鳥居から二の鳥居の先まで続く桜は満開を微妙に過ぎた最高のところで、その美しさを、ぼんぼりや提灯をはじめとする人工の灯りが更に際立たせている。

夜に入ると同時に降り始めた雨により、食事の場所は境内の緋毛氈を敷いた桟敷ではなく、社務所に移されていた。我々は、ロシアから来たカップルとの相席だった。出しものは、琴の演奏と、経験豊富な芸者によるお座敷遊び。雨のお陰と言っては何だけれど、それらを間近に見て、特に、新しい「拳」を覚えられたのは収穫だった

弁当を肴に酒を飲み、酔ったところで外へ出てみれば、桜は益々美しく、その下の石段を踏んで拝殿に上がる。そうして先ほどのカップルに続いて投扇興の場に着くと、我々が最後の競技者となった。

雨は上がった。温泉街を縫う道は黒く光っている。滑って転ばないよう気をつけながらその道を歩いて下り、一心舘に戻って即、入浴をする。そして冷たいお茶を飲んで即、布団に横になる。時刻はいまだ、22時は回っていなかったような気がする。


朝飯 ひじきと梅干と白胡麻のふりかけ、ハムと玉葱のサラダ、スペイン風目玉焼き、ピーマンのソテー、納豆、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と万能葱の味噌汁
昼飯 うどん
晩飯 「つく政」の特製お花見弁当、柏盛(燗)、清開(燗)、ハイボール


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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