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お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

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2024.4.14(日) ナホライ

上澤梅太郎商店は、土曜日は平日の倍、日曜日は3倍、忙しい。しかし世間の大多数はお休みだから、多くの催しはこの2日間を選んで行われる。それが当方にとってはなかなか辛い。

消防車および詰め所の清掃や点検に8時30分から出ていた長男は、その仕事を早退して10時30分に戻ってきた。それと入れ代わるようにして僕は手袋をし、脚立を抱えて町内の公民館へ行く。2週間前に張り巡らせたお祭のための注連縄を、今日は外すのだ。僕は主に、日光街道に沿ったそれを、地区委員のタノベタカオさんとふたりで外した。他の場所についてはそれぞれの役員が外してくれている。公民館の祭壇はまた別の役員により、片づけられたことだろう。

各々の奉仕から上がった役員は次々と蕎麦の「やぶ定」に集まり昼食を摂る。会計係の僕は、支払いは後ほどする旨を店主のワガツマカズヨシに伝えて、いち早く会社に戻る。

日曜日の閉店後は、月曜日からの売上金をひとまとめにして、あらためて集計をする。よって事務室には、いつもより長く居残ることになる。それを18時25分にようよう終えて、町内役員の直会の場所へと自転車で急行する。


朝飯 めかぶの酢の物、生玉子、納豆、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布とブロッコリーの味噌汁
昼飯 「やぶ定」の冷やしたぬき蕎麦(大盛り)
晩飯 「やまだ宴楽」のあれやこれやそれや、他あれこれ、「アサヒビール」の芋焼酎「金黒」(お湯割り)


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2024.4.13(土) 5年ぶり

事務机の左手に提げたカレンダーには「8:45 神社」との覚え書きがある。忘れてはならない予定である。それを頭に置きつつ8時より朝礼。続いて道の駅「日光街道ニコニコ本陣」の売り場の掃除と納品。店に戻ると「汁飯香の店 隠居うわさわ」に8時30分のご予約をされたお客様が、いまだ門を開けていない隠居から戻っていらっしゃったためご挨拶をし、そのお客様は駐車場を掃除中だった長男が、ふたたび隠居へご案内した。

8時35分に戻ってきた長男に店番を托し、4階へと上がる。そして白いシャツを着てここ数年は使っていなかったネクタイを締め、紺色の上着を着て瀧尾神社へ向かう。

宮司の一団、今年の当番町である東町の大人から金棒曳き、稚児まで、各町内の自治会長、神社総代、神社世話人、責任役員のほとんどは、既にして境内に集まっていた。昇殿は9時。

瀧尾神社のお祭りは、新型コロナウイルスが蔓延し始めた2020年から昨年までは、最小限の人を集めて催されてきた。それが今年からは前述の人たちが参集し、祭主一拝から開扉、献饌、祝詞奏上、玉串奉奠と、元の式に戻された。5年ぶりと思えば感慨も深い。

渡御の行列は10時の出発。直会では責任役員を代表して、僕が挨拶をさせていただいた。社務所に腰を落ち着けての直会も5年ぶりとあれば、お酒も1合と少々はいただいたような気がする。来賓との歓談を経て会社には正午前に戻った。

4階で普段着に着替えつつテレビを点ける。今日の昼には、先月5日に取材を受けた旅番組が放送される。映し出された場面は「随分と手前」のところだったため、一旦、事務室に降りてふたたび4階へ上がる。芸能人など顔の知れた人たちが上澤梅太郎商店を訪れる場面は12時45分から始まった。その様子を最後まで観て仕事場に戻る。


朝飯 トマトとブロッコリーとウインナーソーセージのソテー、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「食堂ニジコ」のピリ辛メンマチャーハン、麦焼酎「二階堂」(お湯割り)


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2024.4.12(金) シダレの見ごろ

オフクロは、僕からすれば空間恐怖症というような性癖の持ち主だった。少しでも空間があれば、それをモノで埋め尽くすのだ。

オフクロの寝室は三方の壁がタンスだった。それに加えて部屋の真ん中にも複数のタンスを置いた。人はタンスとタンスの間のを蛇行して歩いた。「何も無いのは寂しい」と、エレベータの中には飾り机を置いた。食堂の洋テーブルも応接間の和机もモノで満たされていたから、オフクロは床の、半畳より狭い隙間に正座をして食事を摂っていた。

そういう人は庭もまた木で埋め尽くそうとする。隠居の座敷の目の前、5メートルと離れていない範囲内に、植木屋を使って梅、桃、枝垂れ桜を次々と植えた。桃は首尾よく枯れてくれた。梅は現在、その実を使った「東風吹きソーダ」が「汁飯香の店 隠居うわさわ」の名物になっている。大きく育った枝垂れ桜は、今ではこの時期のお客様を楽しませてくれている。

朝の天気予報の中継場所として「汁飯香の店 隠居うわさわ」を使いたいという提案が昨年、テレビ局よりあった。しかし局の日程と枝垂れ桜の見ごろが合わずに話は流れた。今年の桜は列島の各所で遅れに遅れた。原因は2月の寒さにあるとのことだった。

「汁飯香の店 隠居うわさわ」の門を入るとほぼ正面に見える枝垂れ桜は、今年は数日前にようよう一輪だけ開き、今は三分咲きくらいのところだろうか。小林秀雄は山桜の見ごろを三分咲きと言った。シダレの見ごろは満開にあり、と僕は思うが、どうだろう。


朝飯 ウインナーソーセージのソテーとオムレツ、トマトとレタスのサラダ、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と三つ葉の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 オリーブあれこれパン生ハムのムースチーズマッシュルームのソテーと茹でたブロッコリーを添えたポークステーキChablis Billaud Simon 2018、TIO PEPE


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2024.4.11(木) 伊豆治療紀行(24回目の2日目)

「伊豆高原痛みの専門整体院」に家内と共に来るときの施術は、1日目は16時30分から、2日目は9時30分からと、決まっている。宿は伊東市の赤沢温泉に取ることが多い。2日目の朝食は今年から、前夜に買っておいたコンビニエンスストアのものと決めた。ひとえに、朝をゆっくり過ごすためだ。

整体院のワタナベ先生によれば、寝具が合わなければ、からだの具合はひと晩にして悪くなるという。具合が悪くなれば治療の痛みも増す。だから伊豆に来るときには、特に寝姿には気を遣う。もっとも眠っているあいだの姿勢などは、いくら気をつけても、ままになるものではない。

「微妙に」とか「若干」なとど言われて不安になったきのうとは異なって、治療台にうつぶせになった僕の足首から膝の両側まで、また首の両側を触った先生は「うん、いいね」と言ってくれたから「今日の治療は痛くないに違いない」と安心をした。

「ひと月半空けても大丈夫だったんだから、次もそのくらい空けて大丈夫じゃないかな」と先生は治療の後、見立てを述べたが安心はできない。昨年11月に太鼓判を押されて2ヶ月と1週間を空けたところ、1月の治療は大変に辛かったのだ。次は、黄金週間が明けた直後に来ることにしよう。


朝飯 「セブンイレブン」の3種のおむすび
昼飯 「ドトール」のツナチェダーホットサンド、コーヒー
晩飯 「シンスケ」のあれこれ、両関(タルヒヤ)


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2024.4.10(水) 伊豆治療紀行(24回目の1日目)

浅草と日光鬼怒川を結ぶ東武線は、このところ、特に外国人観光客で混み合っている。特急券および座席指定券は、往路、復路とも、それぞれ前日に確保した。予約には、普段はスマートフォンを用いる。しかし今回はなぜか、リンクをタップしてもページは遷移しなかった。よって一連の作業はコンピュータにより行った。

下今市から09:34発の上り特急に乗れば、北千住を経由して、東京11:57発の「こだま723号」には余裕を以て間に合う。今日の東京駅にはタガログ語が目立った。伊豆高原には熱海を経由して13:57に着いた。

「伊豆高原痛みの専門整体院」での治療は16時30分から。

「痩せた?」
「オレ、ガンガン痩せてますよ。それで去年、獨協大学の病院で人間ドックに入ったら、どこも悪くなかったんです」
「ウワサワさんは脂肪なんてのはありようも無いんだから、痩せるってことは筋肉が落ちてるってことだよね。ちょっと筋肉、付けないと」
「でもジムなんて、面倒くさいじゃないですか」
「最低、下半身だけは鍛えた方が良さそうだね」
「どんな鍛え方ですか」
「スクワット」
「まぁ、それくらいなら」

老後に必要なのは知力、筋力、経済力とは、確かに読んだことがある。9,000ボルトを発する電子ペンを膝に当てられるときの痛みは、2月末の前回よりは強かったものの、それほどのこともなくて助かった。治療が辛くないということは、症状も悪くない、ということである。

夜はなじみの焼鳥屋へおもむき、ホテルでは本日2度目の入浴をして早々に寝る。


朝飯 小松菜のおひたし、グリーンアスパラガスのソテーを添えた目玉焼き、牛肉と長葱のすき焼き風、蕪と胡瓜のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、舞茸の天ぷらと万能葱の味噌汁
昼飯 「笹八」の爆弾おむすび、JAVA TEA
晩飯 「和居」のあれやこれやそれや、他あれこれ、麦焼酎「二階堂」(お湯割り)


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2024.4.9(火) 粗相

目を覚ましたのは1時26分。着替えて食堂に入ったのは2時6分。急須の、きのう落として端を欠けさせてしまったフタを、そのまま使ってお茶を淹れる。粗相の原因は、右手に湯沸かしポットを持ったまま左手で急須を引き寄せようとしたことによる。ひとつひとつの動作を両手を使ってすれば、急須のフタを割ることはなかったのだ。本棚にしまったままの「利休茶話」を、読み返す必要があるかも知れない。

きのうの日記に書いた「写経」には4時31分よりとりかかり、4時54分にすべてを終える。ひと文字ずつの大きさや文字間ピッチの調整など、細かいことは先方にお任せである。きのうからの雨はいまだ止まない。空はようよう明るくなってきた。

今月20日の監査に備えて、町内会計の、2023年度の営繕積立金の額を、いまいちど考える。そしてその結果を提案としてウカジシンイチ自治会長にLINEで送る。また、明日の東京行きの、東武日光線の特急券をインターネットで予約する。最近のこの路線は混雑気味にて、早めに確保をしておかないと、安心ができないのだ。

関東地方の雨は警報級の強さになると、朝のテレビの予報は伝えていた。上澤梅太郎商店の周辺に限って言えば、問題は雨よりも風だった。スマートフォンの天気予報は、雨も風も午後には収まることを示唆していた。しかし何とも気が急いて、今朝の手書き原稿を納めた封筒を新聞紙で包み、それをトートバッグに入れて、徒歩で郵便局に向かう。そしてデザイナーへ宛てて速達で投函する。濡れたズボンはこれを穿いたまま、自宅4階の足温器で乾かした。

夜は僕が書記を務める日本酒に特化した飲み会「本酒会」にて、隠居の座敷にて2時間ほどを過ごす。


朝飯 生のトマト、菠薐草のおひたし、玉子焼き、納豆、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と万能葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「汁飯香の店 隠居うわさわ」の玉葱のすり流し酒肴あれこれ3種の天ぷら、刺身湯波の玉子とじ、鰹のたたき、漬物盛り合わせ、牛肉と長葱のすき焼き風、かやくごはん、豆腐と揚げ湯波とズッキーニの味噌汁、5種の日本酒、いちごの冷やし汁粉


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2024.4.8(月) 写経

製造現場で大整理と大掃除が行われていることは、数日前に知った。今朝は、集められた不要品の中に、ことによると必要なものが混じっているかも知れない、それを調べるよう長男に言われて現場へ行く。捨てるには惜しいと思われるものも、その中にはあった。しかしそれを今後、使う機会はあるかと問われれば、十中八九以上の確率で使われないだろう。よってすべて処分すべしと答えて事務室に戻る。

1982年、キャンプファイアーのように組まれた木の上で焼かれる亡骸をインドのヴァラナシで見ながら「人間、所詮、立って半畳、寝て一畳」と感じた。身のまわりには不要なものが溢れている。捨てることも、たまには必要である。

きのうの日記に書いた挨拶文を、午前より事務机で便せんに書き始める。文字数は結局のところ、減らさないことにした。全体で何百文字になるかは数えていない。この仕事には写経に向かう気持ちで取り組もう。明日には完成するだろうか。

桜についての問合せが多いため、昼前に隠居へ行く。山桜は満開、染井吉野は五分咲き、枝垂れ桜はつぼみがすこしほどけてきたくらいのところだった。地面にはタンポポが増えていた。床の掛け軸は、今月の半ば、あるいは末までは、現在の「喜者開扉」で行こうと思う。


朝飯 きのうのカツ煮の残り、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、蕪のぬか漬け、メシ、豆腐と万能葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「食堂ニジコ」のキュウリの辛子和えピータン鶏もも肉の唐揚げあんかけ焼きそば麦焼酎「二階堂」(お湯割り)


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2024.4.7(日) 挨拶文

お得意様にお送りする季節のご挨拶は、僕が書くことにしている。デザイナーに指定された締め切りは今日だ。昨年は、湿熱のバンコクにいながら日本の初夏を思い浮かべつつ書いた。初代が焼き鳥の屋台から身を起こしたことで有名な珍平酒楼を安宿の窓から眺めつつ書いたにしては、その文章はなかなか悪くなった。

いまだ訪れない季節の挨拶文の組み立ては難しい。しかも昨年のそれが悪くなければ、今年は更に難しい。それに加えて、今回からは活字ではなく手書きによる文字を用いることになった。お客様の読みやすさに配慮をすれば、文字の数は半分、それが無理なら3分の2ほどまで減らした方が良さそうだ。そして取りあえずは110文字ほどを下書きする。

「拝啓」に続く定型文は、いまや必要ないのではないか。末尾の「敬具」も、いまや省いて問題ないのではないか。それについては明日にも長男に確かめることにしよう。

午前、おくやみに行くため、仕事着を黒いスーツに着替える。最も体重のあったときから10キログラム以上も痩せたため、特に胴の部分は余りに余って、ベルトで締めないことにはどうにもならない。ここから更に痩せることも考えられるから、新しいスーツを作る気はしない。

葬祭場から会社に戻る途中で道の駅「日光街道ニコニコ本陣」に寄り、午後に納めるべき品の数を決める。


朝飯 独活のきんぴら、煮奴、納豆、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと若布と長葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 菠薐草のおひたし、カニかまと胡瓜の酢の物、カツ煮、蕪と胡瓜のぬか漬け、「黒龍酒造」の「九頭龍燗たのし」(燗)


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2024.4.6(土) 大祭まで1週間

きのうは部屋の灯りを点けたまま眠ってしまった。家内が来てその灯りを消した記憶がある。今朝、というか、枕の下を手探りしてもiPhoneは無いから時間は分かりかねるけれど、目を覚ますと何も着ていなかった。とにかく起きて服を着て洗面所へ行く。腰より低い物入れの上に置かれた時計は2時46分を指していた。

お湯を沸かし、お茶を淹れ、花と水と共に仏壇に供え、線香を上げる。食堂に戻って食器棚のコンセントに繋がれたままのiPhoneに手を触れると、きのう最後に観たものだろう、イタリアの料理人が白身魚をオリーブ油で調理するTik Tokの動画があらわれた。背後に流れる音楽は、バッハのイタリア協奏曲だった。よってコンピュータを起動し、youtubeに検索をかけて、グレン・グールド、スコット・ロス、アンドレス・シュタイアーによるそれを立て続けに聴く。以降はグレン・グールドのみを繰り返し聴く。

11時、出張から戻った長男と入れ代わるようにして町内の公民館へ行く。瀧尾神社の春の大祭のための祭壇は、ウカジシンイチ自治会長などの手により既にして整っていた。他の人により提灯立ても組み立てられていた。よってすこし早かったものの蕎麦の「やぶ定」に移動をして、皆で昼食を摂る。他の場所でお祭の準備をしている人については、遅れて来ても町内の支払いで食事を出すよう店主のワガツマヨシカズさんに伝え、ひとり店を出る。

今日は販売係、事務係とも人員が手薄にて、まるで人の自転車操業だ。13時からの注連縄張りには30分ほども送れると、責任頭のオノグチショーイチさんに電話を入れる。

そのオノグチさんは僕が勤労奉仕の一団に加わる前に、店に来てしまった。まさかそれを傍観しているわけにはいかない。よって犬走りに出て巻いた荒縄ふたつを両手に持ち、オノグチさんの指示に従う。

その荒縄を両手に提げたまま日光街道を横断し、街道の東側の縄張りをしばらく手伝ううち、公民館長のイケダツトムさんが、僕の仕事を代わってくれた。僕はイケダさんの助言を有り難く受け入れ仕事に戻る。

夕刻、グレン・グールドの、訝しく感じるほど安い4枚組のCDをamazonに注文する。ただし、BOSEの古いプレイヤーは一昨年、エディ・ヒギンズの”BEWITCHED”を飲み込んだままウンともスンとも言わなくなっている。修理していないのは、代理店のひとつであるヤマダ電機宇都宮本店に持ち込んだところ、経費をかけて、しかし修理不能のまま戻ることもあると言われたからだ。

CDは当面、ホンダフィットの中で聴くことになるだろう。


朝飯 トマトとウインナーソーセージのソテー、納豆、生玉子、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、椎茸と蕪の葉の味噌汁
昼飯 「やぶ定」のカレー南蛮蕎麦
晩飯 野菜とキノコとベーコンのスパゲティChablis Billaud Simon 2018エクレア、Old Parr(生)


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2024.4.5(金) 会社と仕事

大きな会社というか、普通の会社というか、まぁ、普通の会社とはどのような会社を指すのかと問われれば困るけれど、とにかくそのような組織に属したことがないから「これが会議だ」というものを知らない。会議と話し合いの違いは何だろう。

届くメールの中に「この人はメールというものをケータイ電話で始め、以降もケータイメールのみで現在に至っているのだろうな」と分かる人がいる。そういう僕も、いわゆるビジネスメールというものをやり取りした経験は無い。

仕事に関するメールは日々、送ったり送られたりしている。しかしそれらは顔を合わせて会話を交わしたことのある人たちとのもので、多くは電子会議室の中で、比較的短い文章により意思を疎通させるものばかりだから、ビジネスメールという感じはしない。

今日はそのビジネスメールらしいものを、生まれて初めて書いた。相手は大会社の代表取締役で、先ずはその名前の前に肩書きを入れるべきなのかどうか、というところでつまづく。しかしとにかく書いて、送信ボタンをクリックした。時刻は14時40分だった。

18時20分ころ仕事場から自宅に引き上げる。今日は19時15分から外食の予定により、それまではすることが無い。よって食卓にコンピュータを開いてメーラーを回す。すると14時40分に送信したメールへの返信が入っていた。内容は、僕が提案した面談の候補日に対する、先方のすり合わせだった。それを一読して「たくさんの人の上に立つ人は反応が早いな」と、大いに驚き、且つ感心をする。今度は僕が返信をする番だ。それは明日の早朝の仕事として、コンピュータを閉じる。


朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、ウインナーソーセージとピーマンのソテー、牛肉の玉子とじ、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、蕗のとうの天ぷらの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「大昌園」のあれやこれやそれや他あれこれ、麦焼酎「田苑シルバー」(オンザロックス)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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