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清閑 PERSONAL DIARY

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2026.10.17(土) 予習と宿題

洗面の後は、今朝の気温は低めとなぜか感じて、半袖のポロシャツに重ねるべく、木綿のセーターを、丈の低いチェストの上に手探りする。そしてそれを手に食堂に来る。食器棚の電波時計は3時50分。理想的な起床時間である。

長袖のセーターを着るのは、窓を開けたいためだ。開けても未明の空は見えない。それでも外の空気を部屋の中に通したい。そしてテーブルの下に引き込んだ足温器の電源を入れる。

おとといの日記を公開し、きのうの日記を画像も含めて完成させると時刻は5時17分。そこで盲腸のように延びた廊下の本棚から漢詩の教科書、ノート、新漢語林を引き出し、食堂へ運ぶ。

9月の教室は日光MGに重なっていたから、欠席せざるを得ないことは8月から分かっていた。その8月の授業終わりには、10月までに予習しておくべきところを先生に確かめておいた。そしてタイへ向かうときには、教科書とノートをスーツケースに納めた。しかし僕の旅は本来「何もしないこと」をするためのものであり、だから教科書もノートも、部屋の机に立てて置かれるのみだった。

そしていよいよ5時28分よりテーブルに漢詩の教科書とノートを開く。そして「28ページから31ページまでを予習しておくべし」という先生の言いつけに従って、先ずは28ページの「二四不同・二六対」を読んでいく。

僕ははじめ、漢詩の鑑賞をするためのものと考えて、現在の教室に申し込んだ。ところがそれは、鑑賞ではなく創作を目的としたものだった。「聞いてないよ」と焦燥したものの、とにかく教室が終わるまでには漢詩を完成させなくてはならない。

そしてこの日記とノートの記録によれば、荒削りながらも七言絶句が7月3日にひとつ浮かび、それを7月10日までに整えた。もっとも整えたとはいえ3行目には韻の乱れがある。その乱れを直さないまま今日まで来てしまっていた。

しかし教科書の28ページに目を通すうち、ふたつの熟語の上下を入れ替えることによって、乱れの解消されることに気づいた。とすれば、出来不出来は別として、一応の課題はこなせたことになる。

以降は教科書の29ページの課題に進み「二四不同・二六対」の原則を意図的に違反させた8篇の、先ずは計24文字の平仄を調べていく。漢字の平仄を特定させるにもっとも速い方法は検索エンジンに頼ることだ。しかしそれでは勉強の純度が下がるように感じて新漢語林を繰る。するとそれだけのために1時間を費消し、朝食の準備を始める6時30分が迫った。よって以降のことは明日以降にすることとして、教科書や辞書を閉じる。

と、ここで筆を擱けば僕の日記の典型ではあるけれど、朝のことだけで終わってしまう。だからすこし付け足せば、今日の「今市屋台まつり」の夜の弁当代を、屋台庫から屋台を引き出したばかりの長男に届ける。以降は夕刻までいつもの仕事に従う。


朝飯 揚げ茄子、納豆、大和芋のすりおろし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、小松菜と若布の味噌汁

昼飯 にゅうめん

晩飯 「大昌園」のあれや、これや、それや、他あれこれ、麦焼酎「田苑シルバー」(オンザロックス)

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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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