2026.8.3 (月) 仕事場ではできない仕事
起きて食堂に来ると食器棚の電波時計は3時19分を指していた。仏壇に水とお茶と花を供えようとして、茶葉の切れていることに気づく。よって蒸留酒やら乾物やらティッシュペーパーやらを備蓄している2階に降りて、茶葉ひと袋を取って戻る。
朝の静かな時間に緑茶は欠かせない。「旅先でもそうなのか」と問われれば、日常を何から何まで持ち込んでは旅が旅でなくなるから、むしろ旅先には、いつものお茶は要らない。現地で買った、口に合わないお茶を何日も飲み続けるのも、却って一興である。
ところで上澤梅太郎商店は9月10日から15日までの6日のあいだ、高島屋新宿店にて出張販売をする。今日は、そのご案内のお送り先を顧客名簿から特定する日と、事務机の左手に提げたカレンダーには記してある。
そういう次第にて10時が近づいたところでコンピュータと手順書と筆記用具を手提げに入れて4階の食堂へ上がる。この仕事には非常な精密さが求められるため「近くまで参りましたのでお寄りしました」などという人のやたらに来る、また「電力料金の…」だの「光回線の…」だの「資本提携の…」など不要な電話のやたらにかかる事務室では、脳が撹乱されて、とてもではないけれど、できないのだ。仕事は2度ほど手順を間違えながら、また更に合理的な方法を発見しつつ50分ほどで完了した。
事務室へ降りると郵便物が机に届いていた。そのうちの2通に思いがけず500円のQUOカードが1枚ずつ入っていた。その計1,000円はどこで使えるかと、ウェブ上を検索する。そして結局のところは先般、日本橋の丸善で数ページを拾い読みした本の購入に充てることを決める。
朝飯 揚げ玉、キャベツと胡瓜の浅漬、たらこ、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
昼飯 揚げ玉の熱いつゆの素麺
晩飯 ”COCO’S”のグリーンサラダ、濃厚ビーフシチューの包み焼きハンバーグ、カラフの赤ワイン













