2026.9.1(火) 伊豆治療紀行(49回目は日帰り)
20世紀までの作家のほとんどは、紙と鉛筆またはペン、あるいはタイプライターで原稿を書いていた。しかしその20世紀も末ごろになると、彼らの多くは、それらの道具をワードプロセッサに替えた。その際に文体が変わる、ということがあったかどうかに、興味がある。
先月29日に記したように、この日記は2000年の9月よりHTMLで書き始め、途中からDreamweaver、更にはWordPressを「書いて整えて公開する道具」としてきた。それぞれのアプリケーションに、それが新しいゆえの違和感を覚えることはなかった。しかし今回のVisual Studio CodeとClaude Codeの組み合わせの、特に「文章を整える」ことをAIに委ねる方式には、大いに戸惑い、また手間取っている。開高健の小説の表題を借りるなら、それは正に「新しい天体」に他ならない。
先月29日からの「書いて整えて公開する道具」の変更を境として、僕の文章の調子が2000年9月からのそれに比べて変わってしまうのかどうかについては、いまだ不明である。そして今日も、何とか新しい方式により、8月30日の日記をウェブ上に公開する。
ところで、ひと月に一泊二日の頻度で通っている伊豆の整体治療だが、今月は繁忙により日帰りで行くことになった。
今年のはじめのころから調子の悪かった家内の左手首は、喜ばしいことに昨月から劇的に快方へ向かい、今日はほとんど完治した。僕の背中や腰や首の具合は昨月よりよほど良く、膝は特に、9000ボルトを発する電子ペンを押し当てられても、熱さも痛さも感じなかった。
症状が軽ければ、治療に要する時間も短くなる。そのお陰で東京へは予想より1時間以上も早く戻ることができ、日本橋高島屋で開催中の「柳宗悦が出会った沖縄の美 琉球の民藝」も観ることができた。
そうしておなじ日本橋で夕食を摂り、地下鉄銀座線の車内にて浅草20:59発の下り特急の席をスマートフォンから確保する。浅草ではほとんど1時間の余裕があったため、僕だけは駅を離れて、あたりを散歩する。
朝飯 揚げ湯葉の甘辛煮、目玉焼き、厚揚げ豆腐と小松菜の淡味炊き、蕪と胡瓜のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯葉と法蓮草の味噌汁
昼飯 「BECK’S COFFEE SHOP」のB.L.T、コーヒー
晩飯 「吉野鮨本店」のあれや、これや、それや、他あれこれ、「櫻正宗」の「特撰本醸造」(燗)













