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清閑 PERSONAL DIARY

2026.7.28 (火) 伊豆治療紀行(47回目の1日目)

時刻は3時すぎ。いつものように食堂の、南東と南西に面した窓を開く。きのうに引き続いて涼しい。そして部屋の空気が外からの空気に完全に入れ替わると、涼しさどころか寒さを覚えてきた。まるで高原にいるような感覚である。半袖のポロシャツ1枚で耐え難い気温とは何度くらいのものだろうと考えるも、寒暖計を確かめることはしなかった。

剥き出しの腕は、木綿のセーターを求めている。しかし脳は、夏に重ね着をすることを拒否している。結局は壁際に置いた足温器をテーブルの下に引き込んで、電源を入れる。

上りの特急が下今市を発車したのは10時52分。東海道新幹線が小田原を過ぎるころに降り出した小雨は、伊豆急行が伊豆半島の東岸を南下するに連れて驟雨に変わった。伊東に着いたのは14時51分。雨は幸い、傘を必要としないくらいまで弱まっていた。

駅前で予約済みのレンタカーに乗り、宿には荷物を置いたくらいで、すぐにまたスズキソリオの運転席に着く。

「伊豆痛みの専門整体院」の治療台にうつ伏せになった僕のアキレス腱のあたり、ふくらはぎ、膝の直下、膝の両側を触りつつ先生は「いいですね」と呟いた。そして首の両側を押しつつ「これまでで一番、良いんじゃない」と続けた。それを聞くと僕は大いに安心をする。自分のからだの状態が良いことに安心をするのではない。この整体院の電子ペンによる治療は、具合が悪いほど、それを打ち込まれたところに痛みを感じさせるのだ。膝など肉の薄いところが悪化したときなどのペン先による痛みは、まるで拷問まがいである。

治療は案の定、痛みは両膝の一部にすこし感じたのみ、更には時間もごく短く終わった。後は別のベッドに仰向けになって、膝への低周波を、家内の治療が終わるまで受けるのみだ。

夕食は前に来たときに予約をしておいたビストロで摂り、宿に戻ったら入浴をして即、寝に就く。


朝飯 スクランブルドエッグ、鮭の日光味噌と地酒酒粕の焼きほぐし、胡瓜の辛子漬け、茄子とパプリカとピーマンの素揚げ、揚げ湯葉の甘辛煮、メシ、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布と長葱の味噌汁
昼飯 「日本橋だし場」の炭火焼き鳥弁当」、JAVA TEA
晩飯 “Brasserie ChouChou”のグリーンサラダ帆立貝のブルゴーニュ風バター焼きパンオーストラリア産サーロインのステーキ、ソーヴィニヨンブランのグラスワイン、ランドックのグラスワインクレームブリュレ、サントリー「角」(生)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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