【毎月定額で、日光・鬼怒川の旬の味をお届けします。】

「日光みそのたまり漬」とあわせて召し上がっていただくことで、より美味しさが際立ちます。

召し上がり方・使い方についてのかんたんな冊子も同梱しますので、よろしければご参照ください。

「日光の旬味」毎月お届けサービス

上澤梅太郎商店店主・上澤卓哉が、「これは!」と思っている地元の旬の味と、合わせて楽しいたまり漬やお味噌などを、毎月定期的にお届けします。

本サービスは、月々定額5,525円(ゴーゴーニッコウ)で、日光の旬の味をお届けする定期お取り寄せ便です。
旬の野菜や、地元ならではの味、季節ごとの味のご提案を、毎月上旬にお届けします。

こんな野菜、見たことない!
この品物、どうやって食べればいいの?

など気がかりの点もあるかとは思いますが、召し上がり方やたまり漬との合わせ方についての冊子もご用意いたしますので、どうぞご心配なきようお願いします。

送料は料金に含まれていますので、本サービスにご加入いただいた上で、その他の商品を追加の上同梱にてご購入される場合、その分の送料はかかりません。

「日光や鬼怒川へご旅行ください」と気楽に申し上げることも、なかなか憚られるご時勢です。本サービスで、日光や鬼怒川の「旬」を味わっていただきたい、そして、事態が落ち着いたころには、ふらりと、また、ゆっくりと、当地でこれらの味をお楽しみいただきたい。そんな願いも込めています。

我々としましても、これをきっかけに、足元を深く掘り下げ、自分たちでも気がついていなかった、地元にあふれる日常の価値を再発見したいと考えています。

なお、「今月はお休みしたい」「やっぱり解約しよう」等のご要望につきましては、随時受け付けています。お気軽にお申し出ください。

毎月毎月、ご満足いただける内容を企画してまいりたいと思います。
奮ってご参加ください。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

9月の「日光の美味定期便」

【9月の味:なすPうどん】

【9月の味:なすPうどん】

夏から秋への移り変わりの季節、過剰ともいえるほどに採れるのが実モノの野菜で、青果として食べきれない分を塩漬けにして保管するのが漬物のはじまりともいえます。

北関東の内陸部から埼玉県にかけての関東平野には畑場(はたけば)が広く分布しており、弊社の「たまり漬」の原材料のなすやきゅうりは、主にこの地域の農家さんに作っていただいています。

この地域での夏の味覚、ソウルフードといえば、「なすPうどん」なのではないでしょうか。
なすとピーマンを多めの油で炒めて、濃いめの味噌汁を作り、このおつゆでうどんを食べます。
たしかに「洗練」とは程遠いかもしれませんが、行く夏を惜しむにはうってつけの味です。

今回は、地元農家さんより直接いただいたなす、そしてピーマンと、近所の製麺屋さんのうどん、旬のはしりを迎えた梨、「日光味噌梅太郎」の紅白ひと揃いと、野菜に合わせていただく「辛ひしお」、香り高い「しその実のたまり漬」をお詰め合わせいたします。

【農家直売のなすとピーマン】

「秋茄子は嫁に食わすな」という諺もありますが、まあ、何も気にせず食っていきましょう。
煮てもいいし焼いてもいいなすですが、やはり、油との相性は抜群。
炒めたり揚げたりしてトロトロになった食感は、何にも代えがたいものです。
ピーマンはシャッキリした食感と唐辛子族が持つ独特の青くささが身の上。
これが味噌を引き締めるんです。

【農家直売のなすとピーマン】

【福島製麺のうどん】

【福島製麺のうどん】

弊社から徒歩1分のところにある製麺屋さん。市内外の飲食店さんへの卸しのほか、直販もしていらっしゃいます。まさにプロクオリティ。中華麺でも蕎麦でも、お店の味が家庭で楽しめます。
なかでもうどんは、抜群のコシと「ニュルリ」とした喉越し。
街にあるふつうの商店で、適当な価格で、こういうものが買える。こういうことが、人の生活の豊かさなんじゃないかとしみじみ思います。

【秋澤農園の梨】

おとなり鹿沼市の梨園から、梨のお届けです。 じつは、この秋澤農園、弊社の元社員がやっています。

2012.0604(月) 店主日記 味噌の扱い

たいへんマメマメしく栽培をしている秋澤農園の梨。樹上完熟が特徴です。
樹上完熟した梨は、真っ赤(オレンジがかった黄土色)に染まります。実がやや柔らかく、多くの水分を湛えるようになってくるため、未熟なものにくらべて傷みやすい部分があるため、一般的にはあまり流通していません。どうぞ比べてみてください。
(ふつうお店で買うことができる梨は、ちょっと緑がかっていると思います)
また、今年は、春の暑さで開花が早く、その後の雨と寒さが長く続いたため「蜜症」と呼ばれる果実が多く含まれています。「蜜症」とは、果実の中に蜜がたまってしまうこと。リンゴであれば喜ばれる状態ですが、梨だと、やはり傷つきやすくなるという理由から、あまり好まれてはいないそうです。しかしながら、蜜がたまることによって、コンポートのような食感と、高い糖度がでてきます。
あまり流通しないため、ある意味で貴重なものでもあります。どうぞご理解の上お召し上がりいただければと思います。

【上澤梅太郎商店の日光味噌、ひしお、しその実のたまり漬】

【上澤梅太郎商店の日光味噌、ひしお、しその実のたまり漬】

・日光味噌梅太郎(白味噌)
・日光味噌梅太郎(赤味噌)
「日光味噌梅太郎」は、日光産のお米と大豆で作った味噌です。
仕込み後、たまりが上がってくる、いわゆる「吹いた」状態になるまでは四季折々の温度で、それからは8℃の低温で数年間熟成させます。
白味噌は大豆を茹で、赤味噌は蒸す、という製法上の違いがあり、白味噌のほうがすっきり、赤味噌のほうはどっしりとした豆の味が際立っています。
今回のように、なすの味噌炒りにするには赤味噌をおすすめしています。が、お好みで合わせ味噌にしていただくのも一興です。
白味噌のおすすめ料理:とうふの味噌汁、いんげんのごまみそ和えなど
赤味噌のおすすめ料理:しじみの味噌汁、さばの味噌煮、麻婆豆腐など

・日光味噌 辛ひしお
大麦・小麦・米・大豆と、4種類の麹で醸したなめ味噌です。野菜スティックにつけて、いわゆる「モロキュー」で召し上がっていただくのが一般的ですが、火を通してもおいしくいただけます。
今回のようになすの炒め物に使っていただいても結構ですし、鶏肉をフライパンでカリっと焼いたところにこれをつけてもよく合います。
辛ひしおのおすすめ料理:鶏肉の炒りつけ、野菜スティックなど

・しその実
9月に旬をむかえるしその実。いわゆる「穂じそ」の成熟したものを、1本1本手で扱きとって集め、それを漬物にしています。この時期、上澤梅太郎商店の店頭には、近隣の農家さんに持ってきていただいたしその実がカゴにあふれ、爽やかな芳香を出しています。
我が家では、よく、しその実をかき揚げの衣に混ぜ込んで使います。玉ねぎやにんじんなど、お好みの野菜を薄切りにして、小麦粉・片栗粉・水でまぜ、もったりしたところにしその実をちらします。そして、油で揚げます。
たまり漬のしその実はやや焦げやすいですが、しその香りが油にうつり、とても香ばしくなります。どうぞお試しください。
しその実のおすすめ料理:冷奴の具に、かき揚げの衣に