「梅太郎」は弊・上澤家に伝わる名跡です。家系をたどると、何人もの「梅太郎」さんが現れます( 実は「藤左衛門」さんも多い )。


さいごに「梅太郎」を襲名したのは、先々代の当主。その前の代が早くに亡くなったため、大正一二年に一五歳で名前を継ぎました。


その後、戦中・戦後の混乱期を乗り越え「たまり漬」を世に送り出したおじいさんに敬意を払って「梅太郎」は会社名として残し、個人名としては止め名( 永久欠番みたいなものです )としました。以来、襲名はお休みしています。