日光の春を楽しむセット
このたびは第32回目の日光美味定期便をお申込みいただき、誠にありがとうございます。三寒四温とはよくいったもので、雨が降ると冬のように寒く、日が照らせば夏日にもなりそうな気候です。今年は今市の鎮守・瀧尾神社の春季嘗祭もぶじに祭行されました。日光の弥生祭の本祭は今週末、16日の日曜日です。花が咲き、祭りがあり、田植えになっていく、といういとなみに、季節のめぐりを感じます。以下、お品物のご紹介です。
一、金谷ホテルベーカリー(日光市土沢)のレトルトカレー
日本最古の西洋式ホテルとして知られる日光金谷ホテル。その改修工事の際に土蔵から発見された、百年前のレシピから復元したカレーが、現在ではホテルランチの名物になっています。コロナ問題前までは、年間何万食ものランチ需要があったこのカレーですが、付け合わせに当店のらっきょうのたまり漬および「ホロホロふりかけ」をご採用いただいています。地元冠たる名物メニューに、当店のお漬物を合わせていただいて、非常に嬉しく、また、さらにいいものを造っていこうと思っています。
今回ご紹介するカレーは、ビーフとチキンマッシュルームの2種類です。金谷ホテルの特別食堂でいただくものを紡彿とさせる、クリーミーでまろやかなルーで、意外に強めのスパイス感があります。
今回ご紹介するカレーは、ビーフとチキンマッシュルームの2種類です。金谷ホテルの特別食堂でいただくものを紡彿とさせる、クリーミーでまろやかなルーで、意外に強めのスパイス感があります。

金谷ホテルの名前がついている会社さんは日光に3社ありまして、ひとつが日光金谷ホテルさん。中禅寺金谷ホテルさんとともに、いまは東武鉄道グループです。もうひとつが鬼怒川金谷ホテルさん。
鬼怒川温泉の駅にほど近い、高級なお宿です。そして、金谷ホテルベーカリーさん。オールドスクールなホテルプロートが名物で、東京・神楽坂にも支店があります。
鬼怒川温泉の駅にほど近い、高級なお宿です。そして、金谷ホテルベーカリーさん。オールドスクールなホテルプロートが名物で、東京・神楽坂にも支店があります。
二、CHEZ AKABANEさん(日光市今市平町)の焼き菓子3点セット
わが町の子供たちのあこがれのケーキ屋さん、シェ・アカバネさんから焼き菓子をお届けします。常時6〜7種類ラインナップされている焼き菓子のなかから、お任せの味を3種類ピックアップしてお届けします。本格派の洋菓子店らしい、バターとアーモンドの香りのリッチな焼き菓子です。濃いめの紅茶、ないしコーヒー、あるいは、強めのお酒と合わせてお召し上がりください。

CHEZ AKABANEさんのお菓子はどれもすばらしく、年末の「日光美味七選」には生チョコレートをお入れしていますが、われわれが最も好きなお菓子が、「季節の果物をあしらった杏仁豆腐」なんです。極限までふるふるとした食感で、甘さもちょうどよく、とろりとして、冷たい。日本の夏にはコレです。現地でしか食べられませんので、ぜひ今市にいらして召し上がっていただければと思います。
三、上澤梅太郎商店(日光市今市春日町一丁目)のパプリカのピクルス
カレーの付け合わせに、らっきょうやホロホロふりかけももちろんですが、たまり風味のピクルスを合わせてみてはどうか?と考えておつくりしました。甘酢+たまりの相性がいいのは、らっきょうのたまり漬ですでに証明されているところかと思います。今後は様々な素材で、このような新しいタイプの漬物造りにチャレンジし、結果としてそれを定番商品の品質向上にも役立てていきたいと考えています。
四、上澤梅太郎商店のきのこのたまり漬
日光名産のまいたけのほか、しめじとエリンギをたまりに漬けました。こちらも、「しいたけのたまり炊」「なめこのたまり炊」など、相性の良さはすでに知られているところと思います。パプリカと比較して、酸分が低いため、相対的に足が早くなっています。お早目にお召し上がりください。サラダの実や、パスタの具材にもおすすめです。

定番商品のブラッシュアップには日々取り組んでおり、新商品や限定商品をつくるなかで得られた調味料に対する知見や、レシピづくりのノウハウを、なんとか生かせるようにしたいと考えています。が、これまで積み上げられてきた製法はなかなか強固でもあります。それが伝統のすばらしさでもあるのでしょうが、時折、曾祖父のレシピを超えられないもどかしさを感じたりもいたします。
五、上澤梅太郎商店のらっきょうのたまり漬「浅太郎」
栃木県産を中心に、国産のらっきょうを長期間熟成させたらっきょうのたまり漬ですが、淡口志向のお客様の強い要望により、塩分ひかえめ・たまりの風味を薄くした「浅太郎」が発売されてから、もう15年ほどになります。当店のラインナップのなかでは、最も一般的な甘らっきょうに近い味わいです。カレーの付け合わせにどうぞ。また、ごはんのときの箸休めやお酒のお伴はもちろん、輪切りやみじん切りなど、お好みの形状にカットしてツナマヨと和えてサンドイッチにするのもおすすめです。これからのピクニックシーズンにいかがでしょうか?やや昔の記事になりますが、つくりかたはウェブ上に公開しています。
別欄にすでに書きましたが、日光の観光ベストシーズンは新緑の季節だと思っています。暑くなく、寒くなく、さまざまな植生がおりなす緑色のグラデーションは圧巻そのものです。ゴールデンウィークはやはり混雑しますので、その前後がねらい目です。みなさま、どうぞお元気で。

町ではマスクなしで歩いていらっしゃる方が増えてきました。その着用については賛否両論あるところかと思いますが、当店は食品製造業のため、コロナ問題が発生するはるか前から、マスクの着用を励行していましたので、マスクの着用はいわば日常の延長のようなものでもありました。花粉や黄砂などのため、しばらくは外でも着用していたいなあというのが本音でもあります。




