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夜は明けた 起きようよ ねえ酒姫  酒をのみ 琴を弾け 静かに しずかに
相宿の客はひとりも目がさめぬよう  立ち去った客も、帰っては来ぬように
Omar Khayyam

 2001.0831(金) メシ、仕事、メシ

朝4時30分に起床する。

昨夜のうちから、i-modeに転送されたメイルによって、オンラインショップ へ注文が入っていることは分かっていた。この受注をこなし、昨日の日記を作成する。

朝飯は、コマツナのおひたし、めんたいこ、納豆、温泉玉子、湯波とオクラの炊き物、メシ、ダイコンとオクラの味噌汁

一昨日、この数日以内に片づけるべき仕事としてリストアップしておいたことの、1件を除いてすべてを片づける。

夕刻、anne@家内が 「夕食は豚シャブにするか?」 と訊く。僕は 「サンマのバルサミコソースが食べたい」 と答える。

「昨日イタリア料理を食べたのに、今日もそんなものを食べるのか?」 と、呆れられる。「オレは毎日イタリア料理でも良いんだ」 と、答える。

いつも飲んでいるムスカデが、ついに無くなった。あまり好みではないか、"Joseph et Christian Binner Riesling 1993" を開栓する。

生ハムガーリックトーストエリンギとマッシュルームのオリーヴオイル炒め

モツァレラチーズとトマトのサラダサンマのオリーヴオイル焼きバルサミコソース

よくあることだが、飯を食べてのち、畳の上でそのまま眠ってしまう。目が覚めると、11時30分になっている。入浴し、今夜はもう眠れないだろうと思いつつ、ベッドに入る。

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 2001.0830(木) メシ、学校、メシ

朝2時30分に起床する。オンラインショップ からの受注をこなし、諸方に数通のeメイルを書き、昨日の日記を作成する。

朝飯は、平八茶屋のマグロそぼろ、 厚揚げ豆腐とコマツナの煮びたし、シシトウとナスの油炒め、ナスの漬物、温泉玉子、メシ、かき揚げと豆腐の味噌汁

外の掃除を済ませ、店を開ける。

anne@家内と、下今市駅9:00発の上り特急スペーシアに乗る。自分が運営するpatioに返信をつけようとするが、起床時間の早さからか眠ってしまう。

北千住、西日暮里、池袋、ひばりヶ丘と移動をする。

午後1時から5時まで、自由学園男子部高等科 の臨時父母会に出席する。

ひばりヶ丘、池袋、上野、浅草と移動する。

"ERBA" にて、夕食を取る。

ラタトゥイユ砂肝のマリネトマトサラダブルスケッタ

生ハムのサラダアーリオオーリオペペロンチーノ豚のミルク煮

飲み物は、1杯のスプマンテと数杯の白ワイン。締めはグラッパ

10時ちかくに帰宅し、11時に就寝する。

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 2001.0829(水) 3つの外食

昨夜は、目覚まし時計など無くても起きられるとばかりに、枕元にはなにも置かずに眠った。案の定、朝5時に目が覚める。オンラインショップ からの受注をこなし、顧客に数通のメイルを書く。

浅草駅の地下街にて、エスプレッソの大とトーストとホットドッグ を朝食にする。

浅草駅8:00発の下り特急スペーシアに乗る。昨日の日記を作成する。画像は既に、今朝、甘木庵にて処理しておいた。

きのう買った 「日はまた昇る」 を読む。どうも雰囲気が

「北回帰線」  ヘンリー・ミラー  新潮文庫  \705

に似ていると思ったら、双方ともに大久保康雄という人が翻訳したものだった。しかし、街を歩きながら目についた物すべてをずだ袋に放り込んでいくような文体の 「北回帰線」 とは異なり、「日はまた昇る」 の方は読みやすい。どんどんペイジをめくっていく。

10時前に帰社する。決算に備えて作るべきフォーマットや、材料購入先へ送るべきeメイル、9月はじめの出張に必要な書類のリストを作る。

昼は、手塚工房のテヅカナオちゃんが 「タンメンは、はたやだ」 と愛してやまない 「はたや」 にて、タンメン を食べる。

午後は来客と1時間30分ほど話をし、出入りの業者と2、3の打ち合わせをする。また製造現場にて、業者と現場との摺り合わせをする。

僕としては遅い午後7時から、「市之蔵」 にて顔見知りと飲酒を為す。

本日の 「頼まなくても出てくる物」 は、甘エビの刺身、ゲソのワタ和え、胡瓜とワカメのぬた。飲み物は吉四六のオンザロックス

「頼んだ物」 は、ハマグリの酒蒸しマグロの刺身焼きサンマ冷やしトマト揚げ出し豆腐豆腐ステーキシシャモの素揚げ

定かではないが、9時ころに就寝する。

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 2001.0828(火) 昼の葬式・夜の飲み会

朝3時に起床する。

オンラインショップ からの注文の中で、4件が時間差無しで固まっている。開いてみると昨日のものとは異り、すべて生きた注文だった。受注伝票を作成し、顧客からのeメイルに返信を書き、昨日の日記を整える。

朝飯は、はれまの「野菜」、丸赤の極辛塩鮭、ナスの漬物、平八茶屋のマグロそぼろ、味芳のジャコ、メシ、シジミの味噌汁

木更津の親戚にて、お葬式が発生した。僕はこの歳になって、喪服というものを持っていない。上は "Sartoria" であつらえた黒い麻の上着、下はリーヴァイスの黒い501、靴は "Alden" の黒いUチップを身につける

下今市駅7:46発の特急スペーシアに乗る。夏の緑は、いまだ失われてはいない。eメイルを書きつつ浅草へ至る。

東京駅構内の "BOOK GARDEN" に入る。近視が進んでいるのか、書棚や平積みの本を眺めても、普通の立ち位置からでは書名や著者名がよく見えない。

「日はまた昇る」  ヘミングウェイ  新潮文庫  \476

を買う。

東京駅10:30発のさざなみ7号へは、座席指定券を取って臨んだが、プラットフォームは閑散としていた。多分、指定席よりも自由席の方が、空いていることだろう。

僕が子供のころには、房総西線と舗装していない道路が並行して、遠浅のまぶしい海沿いに走っていた。いまでは灰色の建物が、薄ぼけた空の下に広がるばかりだ

お葬式は12時30分に始まり、4時30分に終わった。用意された夕食は食べず、木更津駅17:09発のさざなみ18号に乗る。

昼前から、上唇がまるで麻酔をかけたように、しびれている。そのしびれを確認しようとして、お葬式のあいだ中、何度も唇を噛んでいた。車内の鏡で確認をすると、上唇が腫れて、まるで銀座8丁目の焼肉屋 「第一苑」 のオヤジのような口元になっている。

東京駅構内を1Kmちかくも歩き、丸の内線にて銀座へ至る。数寄屋橋から地上へ出る

電気ビル20階の "Press Club" にて、家内や親類の小川兄妹と、小規模の集まりを持つ

しごく眺めの良い窓際の席 に着き、ビシソワーズ、2種類のサラダ、サーロインステーキ、ラムチャップのミントソース"MASUKOMI SUSHI BAR" から取り寄せた 3種の簀巻き などを食べる。

帰り際に、フロントで "Press Club" のマッチ をもらう。

「外人記者クラブ(プレスクラブ)へ御連れ下さい」

という古風な日本語の表記は、屈強の "War Correspondent" が道に迷って困惑している風景を容易に想像させて、いつもながら面白い。

雨上がりの高い湿度の中を銀座8丁目まで歩き、"Y's Bar" へ行く。

男A○○「こちらが○さん。△社の重役です」
小川妹 「あら、顔の割に偉いのね」

女B○○「あそこに座っているのが、私の娘なのよ」
小川妹 「可愛いじゃない、父親の顔が良かったのかしら」

小川妹は危険人物だ。

僕はレッドアイを1杯と、別皿にオリーヴとレモンピールを持つドライマーティニ を2杯飲む。

今夜の飲み食いは、すべて小川兄に奢ってもらってしまった。サイフのキャッシュが目減りしない1日だった。

徒歩にて再び数寄屋橋へ戻り、地下鉄丸の内線にて本郷三丁目駅に至る。甘木庵へ帰着し、eメイルをダウンロードして、午前1時に就寝する。

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 2001.0827(月) 不意の掲載

朝4時に起床する。

オンラインショップ に、金額にして7,500円の注文が立て続けに4件、入っている。時間を置かずに連続で入る注文は、送信ミスであることが多い。案の定この注文も、商品と郵便番号が入力されているのみで、あとは空白だ。

「せっかくの注文なのに」 と、残念に思う。

参加しているメイリングリストの雑務をこなし、数通のeメイルを書く。昨日の日記を作成する。

朝飯は、刺身湯波、厚揚げ豆腐とホウレンソウの炊き物、納豆、マヨネーズ入りスクランブルドエッグ、平八茶屋のマグロそぼろ、メシ、ワカメとタマネギの味噌汁

「ウェブペイジ開設三周年感謝プレゼント」への応募者は、今朝で800名を超えた。中に、以下の書き込みのある応募があった。

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「意外に簡単! ホームページデビュー」 に、友達が出たので買いました。そこに載ってた店長の写真と内容の意外性(ごめんなさい(^^;)にひかれて拝見させていただきました。
美味しい漬物やお味噌を求めています。

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「意外に簡単! ホームページデビュー」 については、6月の下旬に 「インプレス」 のイガキさんから、ウチのペイジ の掲載を求めるeメイルをいただいていた。

その後、何の音沙汰もないので、僕の記事はボツになったものと思っていたが、そうではなかったということだ。

というわけで、"amazon" に3冊の本を注文する。

 意外にかんたん! ホームページデビュー (2001)  インプレス    \980
 断腸亭の経済学 荷風文学の収支決算  吉野俊彦著  日本放送出版協会  \2,300
 荷風と東京 「断腸亭日乗」 私註  川本三郎著  都市出版  \3,107

晩飯は、 カルビ牛タン鶏ハツグリーンアスパラガスとマイタケ卓上鉄板焼き

飲み物は、紅乙女のオンザロックス

9時に就寝する。

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 2001.0826(日) 雨の花火

朝5時に起床する。

オンラインショップ からの受注をこなし、「石川さだおという演歌歌手が経営する今市市のスナックの所在がわかれば教えてくれ」 という得意客からのメイルに 「努力します」 と返信を書く。

本酒会 の紙の会報を作成する。9月1日に行われる 「本酒会・東京ツアー」 に参加する5人には特に、集合場所などを記した案内書を同封する。

朝飯は、エボ鯛の干物、刺身湯波、納豆、小なすのたまり漬、メシ、厚揚げ豆腐と長ネギの味噌汁

曇り空ながら8月の最終日曜日ということからか、店舗の駐車場にクルマの数は多い。台風のために1度、安全ネットを外した看板には再度ネットが張られ、下塗りが終わった

内外の掃除をする。店舗で販売をする。冷蔵庫と包装部門のあいだをフォークリフトで往復する。あした売る商品の手入れをする。

ここ数週間、リピート客がご来店になって、ご自宅へ商品をお送りになるとき 「オレの住所は分かってるだろ?」 と、おっしゃる現象が急に増えた。

これは、発送伝票に自宅の住所を記入するのが面倒というよりは、自分が得意客であることを確認していらっしゃるのだろう。

いよいよ店舗に、顧客検索用のコンピュータを置く必要が出てきた。

店舗へコンピュータを運んで実験をしたところ、事務所に設置されたワイヤレスルーターとの接続にも問題はない。もちろん無線LANも繋がる。

僕のThinkPad240Xを店舗へ回し、僕の個人用としては、同じくThinkPadのS30を新規購入する手だろうか?

晩飯は、トマトのマリネジャガイモとツナとレタスとキュウリのサラダ鶏のポアレ・クリームソースパン

パンにトマトを載せ、ブルスケッタにする

飲み物は、"Muscadet Les Hautes Noelles 1998"

台所から見える北東の雨空に、花火が上がっている。朝日町の方角だ。大出火薬屋のオオイデユウちゃんが、町内のお祭りででも、上げているのだろうか?

キリン一番絞りを135cc飲み、9時30分に就寝する。

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 2001.0825(土) 目覚まし時計

甘木庵にて、朝6時に起床する。目覚まし時計をセットしても、必ず鳴る前に目を覚ます。この傾向が何年くらい前からのものなのか、いまとなっては思い出せない。

オンラインショップ からの注文とeメイルをダウンロードする。niftyのpatioを巡回する。時間がないため、返信は書けない。

7時に外へ出る。暑くもなく寒くもない。湯島の繁華街では、相変わらず飲食店のゴミが、カラスに食い荒らされている。上野広小路まで歩いて地下鉄銀座線に乗る。

浅草駅地下街の会津屋にて、ベイコンエッグ定食を食べる

ベイコンエッグは僕の大好物で、数年前までは毎朝これを食べていた。会社の健康診断で肝脂肪、高脂血を指摘され、泣く泣く朝のメニュから、この好物を省いた。すると問題の数値は、みるみるうちに改善された。

いまやベイコンエッグは、たまに外で食べるのみになった。

浅草駅8:00発の下り特急スペーシアに乗る。隅田川を渡る。車内にて、注文客に御礼と確認のメイルを書く。10時前に帰社する。

遊亀@長男は本日、東京の友人宅へ泊まり、明日から山中湖でテニス部の合宿に参加をする。長男は合宿の後、そのまま自由学園の寮に戻る。冬休みまで帰宅はしない。

昼食後、みなで下今市駅まで長男を送る。

夕方からいろいろとバタバタし、腹を空かせたまま8時ちかくになる。

冷や奴と冷やしトマト既製品の焼き鳥 にて夕食にする。飲み物は 紅乙女のオンザロックス

9時30分に就寝する。

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 2001.0824(金) オフオフ会

朝3時に起床する。オンラインショップ からの受注をこなし、eメイルを何通か書き、昨日の日記を作成する。

朝飯は、エボ鯛の干物、茹でたモロヘイヤのたたき、カブの葉と油揚げの炒め煮、納豆、カブとキュウリのぬか漬け、メシ、ダイコンとオクラの味噌汁

午前中、所用にて宇都宮へ行く。

帰途とはいえ、いまだ宇都宮市内をクルマで走っている最中に、携帯電話が鳴る。「アットとちぎ」 のワタナベマスミさんが来社していることを伝えられる。

約束は11時と僕のスケデュール管理には入っていたが、ワタナベマスミさんは、確かに約束は10時だったと言う。

「アットとちぎ」 今市支店の用事を先に済ませていただくよう、お願いをする。

10時30分に帰社する。

ワタナベマスミさんとは、オンラインショップ に使う 「特定商取引に関する法律に基づく通販の表記」 の確認をする。短時間で校正を行うと、見落としが生じやすい。

紙に印刷されたものは、とりあえずお預かりするが、文章は別途 "WORD" にて送っていただき、後からゆっくり見直すことにする。

オンラインショップ用の振り込み銀行口座についても話し合い、窓口を一本化する。

下今市駅14:58発の、上り特急スペーシアに乗る。自分が運営するpatioに、数通の返信を書く。浅草から新橋まで移動する。銀座8丁目の喫茶店にて、更にeメイルを書く。

本日は銀座8丁目の "Y's Bar" で、自由学園 を卒業した者のメイリングリスト "PDN"(Primary Dougakunotomo Network)の 「オフオフ会」 が開かれる。幹事は僕だ。

幹事は1番に会場入りすべきと、僕は5時45分ころ、開店前の "Y's Bar" へ入る。

ほぼ定刻に、パリから帰省している女の先輩がひとり来る。"Moet & Chandon Brut Imperial" を1本、バケットにガシャリと立てて、ふたりで飲む。

およそ45分ほどもして、やっと2人目の男の先輩が来る。あとは一気呵成に、どんどん人が集まり始める。「遅くなるけれど、必ず行くから」 というような電話も入る。

3時間もすぎると、立ち飲みをする者も出てくる

「お前、今日は成功して良かったな」 と、先輩の誰かに言われる。酔っていて、誰に言われたのか、思い出せない。

頃合いを見計らって、"Y's Bar" を抜け出す。難波橋を抜け、新橋のマッサージ屋へ行く。痛いところを散々押されて脂汗をかく。

0時ちかくに新橋駅の階段を上がっていくと、目の前にオフオフ会の参加者が3名、歩いていた。一緒に、朝のラッシュと同じほど押し合いへし合いの山手線に乗る。

御徒町駅から徒歩にて甘木庵へ至り、1時ちかくに就寝する。

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 2001.0823(木) 二十三夜祭

朝3時に起床する。オンラインショップ からの受注をこなし、顧客よりeメイルにて指摘された 商品説明ペイジの記載違い について詫び状を書く。そのペイジを書き直して更新し、昨日の日記を作成する。

朝飯は、ニンジンのスクランブルドエッグ、カブの葉と油揚げの炒め煮、納豆、ポテトサラダ、牛肉とエノキダケの佃煮、コマツナのおひたし、カブとキュウリのぬか漬け、メシ、コマツナと油揚げの味噌汁

午前中、台風一過の緑濃い日光山内 へ、集金に出かける。帰途、金谷ホテル にて、春先、オフクロが世話になったフランスの親戚に、日光彫のお盆を買う。朱塗りの良いものが見つかった。

いつもながら、金谷ホテルの紙袋のデザイン に、惚れ惚れする。

我が町の磯部建設の前で、土管の中に迷い込んだ犬を、レスキュー隊員が助けているところに遭遇する。犬は間もなく、土管から無事に押し出されてきた。

レスキュー隊員は、昼の焼けたアスファルトの上に、1時間も腹這いになっていたという。

昼前から、「ウェブペイジ開設三周年感謝プレゼント」 の設定を、外注SEのカトーノさんを交えて行う

4時すぎに、50個所の懸賞サイトにプレゼント企画のお知らせを登録し、本日の作業を終わる。

終業後、長男と次男との3人で、追分地蔵尊 の 「二十三夜祭」 へ行く。これは、追分地蔵尊を町内に持つ、小倉町一・二丁目が主催するお祭りだ。「追分け」 とは、日光街道と例弊使街道との分岐点をあらわしている。

彫刻屋台の上からお菓子やらTシャツをばらまく企画 のあることを、僕は初めて知った。

スーパーマーケットの袋を準備するヴェテランの子供も多かった が、次男@5歳は意外にも、物欲は示さなかった。自分を突き飛ばしてお菓子を追う年長の子供に殴りかかるという、血の気の多いところのみを見せた。

ばらまきの後は、露店の並ぶ杉並木を進む。奥に設けられたテントで、くじ引き をする。1等の賞品 「プレイステイション?」 を狙ったが、成果はペットボトルのジュース4本に留まった。

並木の中で、小倉町一・二丁目に住む本酒会長のイチモトケンイチさんが、焼きソーセージを売っている。つきあいで1本買うと、焼きハマグリと焼きツブ貝を、それぞれ1本ずつ、サーヴィスしてくれる。

追分地蔵尊へ戻り、このお祭り恒例の 「写真つき手形」 を申し込む。

まず、 大きめの色紙に手形を押す。その色紙に、追分地蔵尊の寺務所に待機する町内の 「習字上手」 が、子供の名前と年齢を記入する。

次に、彫刻屋台の前でポラロイド写真が撮影され、順路に従って進むと、色紙に写真を貼付して出来上がり、という流れになっている。

これを1度始めると、居間の天井付近に、毎年8月23日の子供の写真が、どんどん増えていく。居間に座っているだけで、子供の成長がひと目で確認できる。よくできたシェアウェアに毎年送金をするように、途中で止めることができなくなる。

小倉町1・2丁目のこのアイディアは、表彰状ものだ。

晩飯は、トマトとモツァレラチーズのサラダエビ、スモークトサーモン、エリンギ、タマネギ、ディルのスパゲティ

飲み物は、"Muscadet Les Hautes Noelles 1998"

入浴後にキリン一番絞りを135cc飲み、9時30分に就寝する。

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 2001.0822(水) 台風上陸

朝3時に起床する。オンラインショップ からの受注をこなし、顧客からの問い合わせにメイルを書き、昨日の日記を作成する。

紀州上空にある大きな台風のため、強い風がシャッターを揺らす。外に出て空を見ると、雲が南東から北西へ、驚くような速さで流れている。

朝飯は、ししゃも、ナスの油炒め、カブの葉と油揚げの炒め煮、納豆、たらこの佃煮、昆布の佃煮、メシ、マイタケとワカメと万能ネギの味噌汁

雨が激しく降っている。開店休業とはいわないが、お客様の数は少ないだろう。8時に加藤床屋へ行き、10時前に戻る。

昼食は、カツオブシと鶏挽肉のダシの、冷たいきしめん だった。きしめんでもソウメンでも構わないから、これを 「市之蔵」 でも出してくれねぇかな、と思う。

「アットとちぎ」 のワタナベマスミさんから、オンラインショップ で使う送料自動計算のフォーマットが、ファクシミリにて届く。電話にて、数ヶ所の訂正をお願いする。

遅い午後から、雨足は徐々に弱まってきた。夕刻には、大橋油店のアールデコな事務室の向こうに、巨大な虹が現れた

晩飯は、グリーンアスパラガスのオリーヴオイル炒めとニンジンのグラッセタマネギのフライポテトサラダエビフライ

飲み物は、"Muscadet Les Hautes Noelles 1998"

食後のフルーツは 巨峰 だったが、僕は果物はほとんど食べない。

9時に就寝する。

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 2001.0821(火) 湧水庵の蕎麦

朝3時に起床する。朝飯前の仕事をこなす。空は曇っているが、いまだ台風を感じさせるものはない。

朝飯は、温泉玉子、鶏ささみとキュウリのゴマ和え、納豆、昆布の佃煮、丸赤の極辛塩鮭、梅干し、メシ、厚揚げ豆腐とマイタケの味噌汁

10時前に店へ出ると、ひとりの社員が 「さっき、ヨコタさんの奥さんと息子さんがみえました」 と言う。

「ヨコタさんの息子さん」 とはヨコタケイ君のことで、いま 「瓢亭」 で修行をしている。京都の本店に数年いた後、渋谷の東京店で1年働き、またこの秋から京都へ戻るという。

「ヨコタ君のオヤジさんの横田接骨院の隣りに、粋な料理屋を開いてくれねぇかな」 などと、無責任な夢想をする。

昼飯は、anne@家内と子供ふたりを連れて、今市の水無地区にある 「湧水庵」 へ行く。

地名の 「みずなし」 とは、田畑に水を供給する川の少なさをあらわしているのだろうか。とはいえ 「湧水庵」 の裏手には、 多量の水の湧き出る泉 がある。

五合蕎麦天ぷら盛り合わせそばがき。お通しの、ニンジンとスルメの醤油漬け、ダイコンの梅酢漬けも美味い。

料金は、五合蕎麦が2400円、天ぷら盛り合わせが400円、そばがきが350円。

夜7時30分から 「第99回 本酒会」 会場の 「やぶ定」 へ行く。8月はみなそれほど繁忙でもないのか、本日の出席人数は、今年に入って最高のものらしい

本酒会の締めには、いつも蕎麦が出る。僕は昼に蕎麦を食べていたため、「蕎麦屋のラーメン」 を注文する。

強めの雨の中を歩いて帰宅し、10時に就寝する。

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 2001.0820(月) 速い仕事

朝3時に起床する。オンラインショップ からの受注をこなし、自分の運営するpatioに数通のレスポンスを書き、昨日の日記を作成する。

朝飯は、厚揚げ豆腐とコマツナの煮びたし、温泉玉子、納豆、鰻の佃煮、小ナスのたまり漬、梅干し、メシ、ダイコンとミョウガの味噌汁

盆の繁忙が過ぎたら行おうとしていた店舗内外の手入れについて、出入りの柴田鉄工を呼ぶ。色の薄くなった看板の再塗装と、作業場の一部の壁塗りについて説明をする。

打ち合わせの数時間後には、既にして看板に足場が作られた。異常に速い仕事運びには戸惑いを覚えるが、もちろん悪いことではない。

植木屋の蜂久保園を呼び、店舗の外をひとわたり歩く。駐車場の一角に、誰かが育てている植物を見つける。根こそぎ処分をすべきとも思うが、ご近所との関係は良好に保ちたい。そのままにしておくことにする。

リサイクル法による包装容器の、より詳しい表示につき、包装資材の取引先数社と打ち合わせをする。

晩飯は、トマトサラダハムニジマスのオリーヴオイル焼きバルサミコソースポテトサラダバターライス

飲み物は、"Muscadet Les Hautes Noelles 1998"

9時に就寝する。

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 2001.0819(日) お盆の最終

朝7時すぎまで眠る。店を開け、外の掃除をする。開店前にお見えになったお客様を通用口よりご案内して、お買い物をしていただく。

anne@家内の兄夫婦は、隠居へ泊まった。彼らも交え、8人で朝食をとる。大人数の食卓は楽しい。ソーセージ、スクランブルドエッグ、ツナのマヨネーズ和え、納豆、鰻の佃煮、小ナスのたまり漬、メシ、アサリとミョウガの味噌汁

彼らは9時ころ、野尻湖の山小屋に向かってクルマで出発した。金精峠を越えて沼田から志賀草津道路を登る、僕が25年前にフォルクスワーゲンで辿った道を行くらしい。

世間では、今日がお盆休みの最終日だろう。店は案に相違して、それほどの繁忙は見せなかった。

午後、家内の同窓生がふたり遊びに来る。家内は店に出ているため、ふたりには隠居にて待機してもらう。

終業後、家内の同窓生とみなでクルマに乗り合わせる。家内たち3人は、"Casa Lingo" で夕食をとるという。僕と長男と次男は、次男の 「タン塩が食べたい」 との希望から、"Casa Lingo" はす向かいの 「大昌園」 へ行く。

「大昌園」 では、3人で カルビ×2、タン塩×2、ホルモン×1、コブクロ×3レヴァ刺し×2モヤシナムル×1、ご飯×1、テグタンラーメン×1を胃に収める。

道を渡って "Casa Lingo" へ行き、家内たちと合流してデザートをとる。僕は グラッパとルバーブのタルト

8時に帰宅する。家内は隠居へ行き、長男は地元の同級生の家へ遊びに出る。僕は次男と入浴をして、8時30分に就寝する。

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 2001.0818(土) 長い同窓会

朝4時に目が覚める。なにもできない。仕方なく外が明るくなるまで二度寝をする。5時すぎから、テラスのテイブルで昨日の日記を作成する弱い雨が降っている

朝飯は、塩鮭と昆布のオニギリ、朝鮮海苔、ワカメと油揚げの味噌汁

ゴミ袋に頭と腕の出る穴を開ける。これを雨具として、ホンダTLRにて7時すぎに出社する。3Kmたらずの走行でも、濡れた太股がこわばっている。

お盆が過ぎたとはいえ、週末で店は忙しい。

中学校の同窓会が飲み屋の 「永龍」 にて、午後1時から予定されている。昨日までは、最初から出席できると考えていたが、店の繁忙を見て、それは不可能と考える。

1時30分に 「永龍」 を訪ね、夕刻から参加する旨を同窓生に伝える。

終業後6時ちかくになって、ようやく 「永龍」 に戻る。5時間も飲み続けて、なお正気を失わない出席者に感心する。長丁場の同窓会だけに、途中で人の出入りが頻繁にあり、また人数は、ずいぶんと少なくなっている。

僕はいきなり 「シャブシャブでは、ポン酢とゴマだれ、どちらが好きか?」 と訊かれる。迷ったあげくに 「ポン酢」 と答えると、「ポン酢組はあちらだ」 と、席を示される。

ポン酢組には シバタミノル君とカミヤマノブコさん がいた。

シバタミノル君は小学校のころ、僕に

「きのう爺さんに、牛のキンタマを食わされた」

と、言ったことがある。僕はそのようなものは食べたことがなく、羨ましくて仕方がなかった。詳細について訊ねると

「赤くて10Cmほどの棒状で、味はひどく塩辛くて、中に小さな粒々がたくさんあった」

と、教えてくれた。僕はそれをすっかり牛のキンタマと信じたが、後に 「あれはことによると、タラコのことだったのではないか?」 と思うに至った。

一体シバタミノル君は何年くらいのあいだ、爺さんにだまされ、タラコを牛のキンタマと信じて食べ続けたのだろうか。

「永龍」 には30分ほどいたのみで、タクシーにて 小学校からの同級生ヨシハラノリコさんの店 "candle" へ移動する。

預けてある僕の I.W.HARPER を出してもらうが、僕自身は、イタリアの安い白ワインとチーズパンと、それに白身魚のフリッターを注文する。

本日の同窓会は、比較的上品に推移した

再びタクシーにて、JR今市駅前に戻る。僕は車内にてサイフからタクシー代の小銭を出し、シバタミノル君に差し出したが 「オレが払うから」 とのことで、僕の手の中には小銭がまるまる残った。

小銭はまるまる残ったが、タクシーを降りると、肝心のサイフがどこにも見当たらない。グレゴリーのウエイストポーチの中にも無い、ポケットの中にも無い。酔っているので、タクシー会社に問い合わせる頭も回らない。

サイフの中には、同窓生のホウジョウノリコさんから依頼された地方発送の代金も入っていた。東武鉄道の、下今市浅草間の回数券も入っていた。営団地下鉄の回数券も入っていた。

1ヶ月に、いくつの落とし物をすれば済むのだろう?

9時すぎに帰宅すると、鎌倉からanne@家内の兄夫婦が、子供たちを迎えに来ていた。僕はふたことみことなにやら話し、数分後に、みなに先がけて就寝した。

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 2001.0817(金) オートキャンプ2日目

トレーラーハウスにて朝3時30分に目覚めるが、何をすることもできない。そのまま6時まで2度寝をする。

オートキャンプ場を流れる川 にて顔を洗う。朝飯は、おにぎり、朝鮮海苔、塩鮭、昆布の佃煮、ホウレンソウと油揚げの味噌汁

ThinkPad240Xをスーパーマーケットの袋に入れ、ホンダTLR のハンドルに下げる。僕ひとりオートキャンプ場を出て、7時すぎに出社する。

所用にて宇都宮へ出かける。帰途、「日光わんわんの森」 に、外注SEのカトーノさんを訪ねる。オンラインショップ「開設三周年感謝プレゼント」、SSLサーヴァー、9月から使える新しいキャッシュカードなどにつき、打ち合わせをする

11時前に帰社する。ほとんど何もしないまま昼になる。anne@家内から電話が入り、郊外の 「バーミヤン」 にて合流する。昼食後は家内だけが会社へ向かい、僕は子供4人と鬼怒川へ至る。

1時25分発の 「鬼怒川ライン下り」 に乗船する。幾艘もの舟が満員の盛況だ。割引券はあらかじめ、ウェブペイジからダウンロードしておいた

全行程6Kmに40分をかけ、ゆっくりと鬼怒川を下る。

東京の人が東京タワーへ行かないのと同じく、僕は 「日光江戸村」 へも 「東武ワールドスクエア」 へも 「日光猿軍団」 へも、行ったことはない。「鬼怒川ライン下り」 も、今回が初めての経験だった。

ビジネスマンは諸方にアンテナを張り、野次馬根性を発揮せよと言われるが、僕にそのような資質はない。僕は多分、軽い引きこもりと思われる。

帰りに鬼怒川沿いの船場亭に寄る。今夜の席の予約をする。子供たちをオートキャンプ場へ送り届け、会社へ戻る。

終業後、家内はクルマにて、僕はホンダTLRにて、オートキャンプ場へ戻る。

船場亭 には、ほとんど15年ぶりに来た。焼き場では、ふたりのオジサンが忙しく働いている。鬼怒川の流れに作られた 「やな」 で遊ぶうちに、料理が出来上がる。

いわな酒マイタケの天ぷら麦飯と山かけ鮎の塩焼き近くの林の中を走り回っている軍鶏の焼き鳥トロロ蕎麦

食事を終え、船場亭からクルマで2分ほどの東照温泉にて入浴をする。僕は着替えを他の袋へ入れ間違えたため、昨日の夜から着ている服を、ふたたび身につける。

6人でトレイラーハウスへ戻る。時刻は分からない。僕が真っ先に就寝する。

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 2001.0816(木) オートキャンプ1日目

3時30分に起床する。オンラインショップ 経由で、残暑見舞いの受注をする。ウイルスを食らった同級生に依頼されて、諸方に注意をうながすメイルを送る。

朝飯は、アナゴとイワシの薩摩揚げ、ホウレンソウの油炒め、納豆、春雨サラダ、丸赤の極辛塩鮭、小ナスのたまり漬、メシ、豆腐とワカメとミョウガの味噌汁

店の内外を掃除する。到着日指定の荷造りをする。店舗に立つ。フォークリフトを使った仕事をする。あした売る商品を検分する。

8月8日に 「ミスタークイックマン」 へ送った靴が、ヤマト運輸により戻る。

"ALDEN" のUチップ は、カビ取りと除菌、およびクリーニングを終えて、ビカビカに磨き上げられている。コバの部分には特に漆黒の塗料が与えられ、"better than new" の状態だ。これで2500円は安い。

"Clarks" のモカシン は、ズレ加減の中敷きを圧着して300円。こちらも、もちろん安い。

係の高橋幸二郎さんは、それこそマメにeメイルによる連絡を入れ続けてくれた。

身の回りの靴にクリーニングや修理の必要が生じたら、極めて高い顧客満足度を提供してくれるこの会社を、僕は今後も利用し続けるだろう。

閉店後、ホンダTLRにて、「栃木県営日光だいや川オートキャンプ場」 へ行く。ここは赤松やクヌギの美しい疎林のなかにトレイラーハウスを配した、安価に別荘気分の味わえる、素晴らしい施設だ。

子供たちは数時間まえから、夕食の準備を整えていた。

「癒しのキムチ」 から取り寄せておいた シマ腸500gシシトウ、シイタケ、エリンギ1Kgの合い挽き肉と豚足の中からほじくり出したスジによるシシカバブ

何年も前から隠居の軒下で雨ざらしになっていた炭をようやくおこし、先ずはシシカバブを焼く。合いの手に野菜を食べながら、シマ腸も食べる

シシカバブも野菜もシマ腸も美味い。"Castillo de Molina Cabernet Sauvignon Reserva SAN-PEDRO 1999" が、どんどん進む。

時計がないため、現在時刻が分からない。6人で1.5Kg超の肉を平らげ、クルマで20分の距離にある、田んぼの中の東照温泉へ行く。

露天風呂から出てロビーのソファに座っていると、誰かが 「早く帰らないと、『どっちの料理ショー』 が終わっちゃうよ」 などと、世俗的なことを言う。

キャンピングカーに戻ると、既にして10時近かった。僕は床に置いたThinkPad240Xにスキャンディスクをかけ、着の身着のままにて就寝する。

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 2001.0815(水) 元気な人

朝3時に起床する。顧客の問い合わせにメイルを書き、昨日の日記を作成する。

朝飯は、ハスとアナゴの薩摩揚げ、納豆、ソーセージ、茹でたブロッコリー、メシ、お麩とワカメとミョウガの味噌汁

内外の掃除をする。お盆中の到着日を指定された商品の荷造りをする。店舗で販売をする。冷蔵庫と包装部門のあいだをフォークリフトで往復する。あした売る商品の手入れをする。

仕事の合間にpatioへ返信を書き、夕刻にアップする。

昨年の8月13日から15日までの販売累計よりも、今年の実績の方が高い。世間のお盆休みは19日まで続く。天候しだいで客足は変わる。まだ油断はできない。

晩飯は、茶豆春雨サラダ、子供4人の手になる 60個の餃子

「荷風」 「戦争」 で、検索エンジンを回してみる。

荷風は戦争に背を向けながら、しかしあの戦争によって、精神も肉体も疲弊していった。

むしろ声高に戦意高揚を叫んだ人の方が、敗戦後もひきつづき元気だったのではないか。元気な人は、いつの世においても元気なものだ。

9時に就寝する。

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 2001.0814(火) 慶州味噌の豚足鍋

朝4時に起床する。今日から盆やすみの3日間が始まる。空は晴れてはいないが、雨は何とか避けられそうだ。

大人ふたり子供4人の朝食のため、おかずも大皿から取り分ける形式になる。ししゃも、トマトとレタスのサラダ、マヨネーズと混ぜたスクランブルドエッグ、メシ、厚揚げ豆腐とオクラの味噌汁

お盆のあいだ、店舗 は営業しているが、製造現場は夏休みになる。

ウチでは商品の作り置きはしない。いつでも新鮮な商品を提供できるよう、毎日包装作業をする。現場から包装部門に仕込み桶を運ぶなど、開店前から汗を伴う仕事に従う。

お盆中の到着日を指定された商品の荷造りをする。店舗で販売をする。外の掃除をする。現場の冷蔵庫で、あした売る商品の具合を調べる。忙しい1日を過ごす。

昨年の8月14日よりは多く売り上げたが、曜日のズレもあり、単純には比較できない。

晩飯は、博多の鍋料理屋 「いずみ田」 の慶州味噌にて 豚シャブ をする。

準備した具は、厚揚げ豆腐、水菜、シメジ、「癒しのキムチ」 から取り寄せた豚足。

豚足を鍋に入れると美味いということは、春日町1丁目のカミムラさんから、市之蔵での宴会中に聞いたことだ。世の中には、酔うと、刺身だろうが焼き鳥だろうが、やたらに鍋にぶち込む困った人がいる。

「またオヤヂがイイカゲンなことを言っている」 と思いながら試してみたら、これが本当に美味くて驚いた。

というわけで、「癒しのキムチ」 の大ぶりの豚足は、慶州味噌の中で上手に煮えた。しかし、その解体に手間取って、紅乙女のオンザロックスは遅々として進まなかった。

豚足は外の皮も美味いが、入り組んだ骨の間からほじくり出すスジも美味い。次回からは、最初にある程度、解体をしておこうと思う。

夕食後は、店舗の駐車場で花火をする

部屋へ戻って寝入り、10時に起きて入浴し、10時30分に就寝する。

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 2001.0813(月) 言わない方が良いこと

朝3時に起床する。オンラインショップ からの受注をこなし、自分の運営するpatioに数通のレスポンスを書き、昨日の日記を作成する。

朝飯は、シシャモ、ニラタマ、納豆、ジャコと大根おろし、オクラのカツオブシかけ、イカめんたいこ、メシ、大根と油揚げと万能ネギの味噌汁

朝方、「8月12日必着で頼んだ荷物が届かない」 との電話が、秋田県の顧客からあった。ヤマト運輸の検索システムに荷札の番号を打ち込んだところ、ThinkPad240Xのディスプレイは、以下の情報を示した。

(1) 8月11日、荷物は川崎へ運ばれる。
(2) 8月12日、荷物は宮城県へ向けて転送される。
(3) 8月13日、調査中。

秋田県の顧客へ電話をし、荷物が届かない理由を説明したところ、相手は瞬時に激昂した。「お前が荷札書きをミスしたのだろう」 と言うが、荷札の住所に間違いはない。

「だったら荷物はいつ着くのか」 と訊かれても、当方は何も分からない。ヤマト運輸に後の処理を託す。

「顧客に知らせて得にならないことは、あえて知らせるな」 とは、マーケティングのひとつの要諦らしいが、僕には、ものごとを馬鹿正直に伝えるクセがある。

今後、このような行き違いが発生したときにはすべて、顧客とヤマト運輸の間でのみ、やりとりをしてもらおうかと考える。

後にヤマト運輸から連絡が入り、この荷物は本日中に、秋田県の顧客宅に到着することが約束されたらしい。顧客は僕に怒鳴るだけ怒鳴って気も落ち着いたのか、ヤマト運輸に対しては、それほどの怒りは残していなかったという。

10時に今市警察署へ行き、5年ぶりに運転免許証の更新をする。「交通の教則」 「人にやさしい安全運転」 「優良ドライバーのみなさんへ」 という冊子を、茶封筒に入れて渡される。3つの穴を開けられた運転免許証も、僕はこの封筒へ納めた。

20分間のビデオ講習を居眠りをしながら受け、昼前に帰社する。

午後、旧運転免許証を入れた茶封筒を、警察のヴィデオ研修室に置き忘れたことに気づく。再び今市警察署を訪れる。茶封筒は、他の受講者が誤って持ち帰った後だった。

「新しい免許が発行される9月18日まで、運転しなきゃいいんですよね」 などと、心にもないことを言ってみるが、受付の女の人は追跡調査を確約してくれた。

そして2時間後に、僕の免許証は発見された。ヴィデオ講習の受講者に、警察は片端から電話をしてくれたのだろうか。僕の物忘れ、置き忘れは、留まるところを知らない。

夕刻、街には霧雨が降っていた。北西の空は明るいが、日光の山は見えない

遊亀@長男と、お墓へ行く持ち帰った火を自宅の仏壇に迎える

今日が僕の誕生日というわけではないが、オフクロのおごりで "Fin Bec Naoto" へ行く。子供のいとこがふたり来ているため、総勢8名と、賑やかなことになる。

赤ピーマンのムースパンナス、イタヤ貝、芝エビ、ウニのコンソメジュレ

ワインは "Alsace Pinot Blanc 1998" を選んだが、蔵の名前は失念する。

スモークトサーモンのソラマメソース は、ことによると、僕がことし食べたものの中の白眉かも知れない。

スズキのポアレ、バルサミコソース は、底に敷いたズッキーニを、もっとたくさん食べたく思った。

締めは、桃のコンポートと桃のシャーベットエスプレッソ

9時前に帰宅し、9時30分に就寝する。

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 2001.0812(日) 納涼祭

朝3時30分に起床する。朝飯前の仕事をこなす。

朝飯は、シシャモ、納豆、ジャコと大根おろし、オクラのカツオブシかけ、カブとキュウリのぬか漬け、メシ、アサリと万能ネギの味噌汁

国道121号線は、日光宇都宮道路の今市インターチェンジから 渋滞している 模様だ。国道119号線の下りも、同じく 渋滞している

今日は春日町1丁目の 納涼祭 の日だ。小雨の中、朝9時から春日町公園にテントを張り、準備を進める。

昼に近づくに連れて、焼きそばトウモロコシシシカバブラムチャップ などの食べ物が充実していく。

僕は肉を目当てに、"Saint Morillon Cabernet Sauvignon 1995" と "Trentino Merlot 1995" を持ち込む。

各町内からの招待客 には、できたての食べ物と 生ビール がふるまわれ、彼らからのお包みは、春日町1丁目青年会の、重要な資金に変換される。

雨模様のため、朝方はキャンセルをした かき氷 だが、子煩悩なメンバーの考えにより、急きょ復活する。子供に暑さ寒さは関係ない。準備した氷はすべて無くなった。

子供たちの腹が落ち着いてきたところで、スイカ割り に入る。スイカ割りは一見、古くさい遊びだが、行えば必ず盛り上がる、夏の催しには欠かせないものだ。

会場には、イケダツトムさんのThinkPadも持ち込まれ、先月の町内会活動の様子 も、画像にて広報された。

僕は仕事もあるため、春日町公園と会社を往復していたが、夜6時前にユザワクニヒロさんより電話が入り、市之蔵にて行われている直会 に呼ばれる。

僕は町内の役員に任じられると、任期を大過なく全うすることしか考えない。しかし 青年会長のタノベタカオさん は、会員の拡大、会の存続、魅力ある地域づくりなどについて、真摯に意見を語っていた。

「ここにもひとり、遺賢がいたか」 と、感心をする。

直会は最終局面にて、ユザワクニヒロさんと高校生の腕相撲大会 となる。ユザワクニヒロさんは更に、壁に背中をつけ、膝と腰を直角に保つ 「電車」 と呼ばれる足腰鍛錬法を披露する。

秋の市民体育祭がなくなったため、これからしばらくは、町内会の活動も静かな季節に入る。ホッとした気分で家路を辿る。

タンカレーのジンを生で1杯飲み、9時に就寝する。

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 2001.0811(土) 明神水産のカツオ

朝3時に起床する。オンラインショップ からの受注をこなす。

高速道路の下り線は、本日もっとも渋滞をするらしい。状況を調べようと、日本道路公団 へアクセスをするが、なにかの障害で、ブラウジングはできなくなっていた。

旧市街では朝7時前から、市の委託を受けた人たちが、盆踊りによる雑踏の名残を掃除していた。

朝飯は、シシトウの油炒め、納豆、ジャコと大根おろし、イカめんたいこ、干しタケノコとシイタケの煮物、カブとキュウリのぬか漬け、メシ、ナメコとミョウガの味噌汁

6、7年前に購入した "ALDEN" が、昨年からカビるようになった。すぐに水で洗い、今年は梅雨時に陰干しをしたにもかかわらず、夏になって再び、カビが発生した。

靴のクリーニングは無いものかと検索エンジンで調べると、東京と大阪の会社がヒットした。双方のウェブペイジを見比べて、オンラインで注文するなら、より信用できそうな大阪の会社 「ミスタークイックマン」 を選んだ。

"ALDEN" のUチップと、中敷きの接着が甘い "Clarks" のモカシンを宅急便にて送ると、 高橋幸二郎という係の人から即、「確かにお預かり致しました」 というメイルが入った。

顧客への応答が早いほど、その会社の信頼性は増す。

晩飯は、冷や奴明神水産「一本釣り・藁焼き鰹たたき」カブとキュウリのぬか漬け

藁で焼いているカツオのたたきは、こげ目の部分が特に美味い。通信販売で得られるカツオのたたきとしては、明神水産のものが最高峰なのではないかと思う。

これまで数日間、ずっとワインを飲み続けてきたが、今日は岡野富ちゃんが送ってくれた

「竹葉の露 大吟醸」 高田酒造 鳥取県倉吉市西仲町2633 TEL.0858-23-1511

を飲む。予想通り甘めの力強い酒で、カツオのたたきには、ことのほか良く似合った。

それにしても岡野富ちゃんは、どうしてこの酒を、僕に送ってくれたのだろう?

ウチではノヴェルティのひとつとして、岡野富ちゃんの会社 「丸十」 が作る 「ようこそ箸」 を使っている。ある日、営業の電話をかけてきた岡野富ちゃんに

「だったら25日前に納品伝票を起こしてください。そうすれば、ゼニが1ヶ月、早く振り込みになりますでしょ」

と、言ったことがある。それを岡野富ちゃんは、意気に感じたのだろうか?

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 2001.0810(金) 雨の急襲

朝3時に起床する。朝飯前の仕事をこなす。ここ数日、空の晴れない日が続く。

朝飯は、スペイン風目玉焼き、納豆、ジャコと大根おろし、昆布の佃煮、キュウリとカブのぬか漬け、メシ、豆腐とワカメとミョウガの味噌汁

午前中は所用にて、宇都宮へ出かける。マロニエの並木 を抜けて旧市街へ入り、数軒の得意先を回る。

午後、ヤマトコレクトサービス のブロック長が来社する。ヤマト運輸が統括する形で、10社のクレジットカードが決済に使えるようになると言う。

ウチのオンラインショップでも、その支払いに クレジットカードを使うことはできる。しかし通信販売におけるカード決済の取り扱いは、特に今年の春ごろから、その確認作業が繁雑になり、すこし悩むところもあった。

ヤマトコレクトサービスが取り扱うカード決済は、顧客の債務をヤマトコレクトサービスが肩代わりするため、ウチとカード会社とのやりとりも不要なら、入金も素早く為される、良いことづくめのものだ。

僕は連絡もなく、いきなり訪ねてくる営業マンは嫌いだが、こういう耳寄りなニュースを持ってきてくれるときには、その限りではない。

早ければ9月の初めから、このシステムが稼働することになる。

晩飯には、1枚200gで300円のステーキ を焼く。

近所の洋食屋 「金長」 のステーキソースの他、ニンニクのたまり漬、その漬け汁、しつこくも、粉にした "Peppino & Ugo Mornini Parmigiano Reggiano" を、準備する。

粉ふきいもとニンジンのグラッセシフォンケイキ

ワインは、昨夕の飲み残しの "Saint Morillon Cabernet Sauvignon 1995" を片づける。

夕食後、次男に請われて、日光街道で行われている ふるさと踊り を見に行く。正確に言えば 「見に行く」 のではなく、毒々しいリンゴ飴を買いに行く。

夕刻の開始直前から降り始めた夕立のため、今年の 「ふるさと踊り」 は低調だった

帰宅し、タンカレーのジンを生で2杯と、キリン一番絞りを135cc飲む。

9時に就寝する。

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 2001.0809(木) i-mailへの転送

朝4時に起床する。

"Olympus Camedia C-700 Ultra Zoom" のバッテリーが切れたため、充電をする。バッテリーが枯渇したときの非常用として、付属のリチウムパックは、とても便利だ。

僕の i-mail は都合良く、自分の名前の後ろに @docomo.ne.jp をつけただけで、すんなりと登録がなされた。これまで1年間ほどは、迷惑メイルはひとつとして無かった。それがこの1ヶ月くらい前から、変なモノがどんどん入るようになってきた。

試しに削除せずに取り置いたら、昨日の0時から24時間で、11通の迷惑メイルが舞い込んでいる。現在のアドレスを変更する気はなく、しばらくは我慢をする他ないだろう。

朝飯は、厚揚げ豆腐とオクラの煮びたし、、チタケとナスの油炒め、納豆、昆布の佃煮、イカめんたいこ、飯、ダイコンと油揚げの味噌汁

日中、クルマを運転しながら自宅の庭を見たら、百日紅がやけに紅く目についた。帰社していつもの

「ホトトギス季寄せ」  稲畑汀子編  三省堂 \1,600

をひくと、これは夏7月の季語とされている。ずいぶんと前から、花は紅くなっていたのだろうか。

机にへばりついているだけの1日は、花の色さえ不明のままに過ぎていく。

"E-MAIL NET" から、契約の更新を促すeメイルが届く。オンラインショップ の注文は、ここのメイル転送サーヴィスによって、即、僕の手元の i-mode に転送される仕組みになっている。

顧客からの注文にリアルタイムで 「手書きのご注文御礼」 を送るためには、いまのところこのシステムが不可欠だ。1年分の使用料3,150円を送金する。

"Peppino & Ugo Mornini Parmigiano Reggiano" を擦りおろして粉にする。それも使って、ペンネとカニとマッシュルームのグラタン を作る。

アボカド、キュウリ、トマト、グリーンアスパラガスのサラダバゲット

ワインは、昨夕の飲み残し "Saint Morillon Cabernet Sauvignon 1995" だ。

食後に シフォンケイキ を食べる。

ワインの飲み量が少なかったため、タンカレーのジンを2杯、生にて飲む。

10時に就寝する。

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 2001.0808(水) 味の疑問符

3時に起床する。朝飯前の仕事をこなす。街には霧が深い。まるで、冬のカトマンドゥの朝のようだ。

朝飯は、チタケとナスの油炒め、ジャコと大根おろし、納豆、野沢菜の漬物、昆布の佃煮、イカめんたいこ、メシ、ナメコとネギと油揚げの味噌汁

約束の8時に高橋建具屋が来る。トラックの荷台には、商品の陳列台が載っている。それを3人がかりで店舗内へ運び込み、所定の位置に納める。

陳列台の接合部は、鉄による補強がほどこされている。その鉄は、他の部分と同じ木の薄片で隠されている。みためは良いが、大変に重い。

陳列台に商品を納めてみると、店舗の一角が見違えるようにサッパリとした。動線も大きく改善された。現場の提案は容れるものだ。

これで、お盆3日間の繁忙を、楽しみに迎えることができる。

夕刻、"Peppino & Ugo Mornini Parmigiano Reggiano" を擦りおろして粉にする

アンチョビとニンニク、そして "Olio Extra Vergine d'Olive 2000" にて味を調えた スパゲティに、それを振りかける

このスパゲティ、かなり美味いのではないか? 疑問符がつくのは、自分たちが美味いと感じるだけで、友人たちの評価を得たわけではないからだ。

軽く焼いたバゲット に、ツナ、ジャガイモ、タマネギ、グリーンアスパラガス、赤ピーマン、イタリアンパセリのサラダ

初めのワインは、飲み残して冷蔵庫に入っていた "Castillo de Molina Cabernet Sauvignon Reserva SAN-PEDRO 1999"

2本目として、"Saint Morillon Cabernet Sauvignon 1995" の栓を抜く。

タンカレーのジンを生で1杯のみ、9時に就寝する。

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 2001.0807(火) 読んではいけないメイルマガジン

4時に起床する。既にして、掛け布団なしではノドを痛めそうな涼しさだ。

朝飯は、スペイン風目玉焼き、納豆、野沢菜の漬物、アナゴ山椒煮、昆布の佃煮、イカメンタイコ、メシ、ナスとネギと油揚げの味噌汁

店舗の商品配置を、すこし変えることにした。10日ほど前に、そのための陳列台を高橋建具屋に注文した。

朝がた、高橋建具屋が来る。陳列台はとてもではないが、人力で持ち上げられるような重さではないと言う。台車に載せて運び込む経路の幅を測る。

陳列台の納品は、明日の朝8時と決める。

600行を超えるメイルマガジンが、ワイナリー和泉屋 からは、1週間に平均して2通も届く。よくもまぁ、これだけ消費者の購買欲をかき立てる文章を、1週間に2度も書けるものだと、驚き感じ入る。

食べ物と飲み物の宣伝広告に、これだけのロマンティシズムと、一見客観的と思える第三者の意見と、自分がそれを試したときの感動と興奮を盛り込むことのできる文章力に、敬服する。

このメイルマガジン、読んでしまってはお終いだ。読むと必ず欲しいモノが発生する。普段は読まずに流すものを、昨日はたまたま読んでしまった。

結局、オリーヴオイルとバルサミコとチーズをクリックし、注文ボタンを押すハメになる。

Olio Extra Vergine d'Olive 2000   720CC   \4,980
Aceto Balsamico Di Modena   500CC   \1,800
Peppino & Ugo Mornini Parmigiano Reggiano   140g   \1,269

晩飯には、早速に届いたその3点 を使った料理が出される。

赤ピーマンの網焼き、グリーンアスパラガスのオリーヴオイル炒め、ベイコン
トマトとモツァレラチーズとパセリのサラダ
トリュフ入りのアンチョビ
フォアグラのパテ

飲み物は、いつもの "Muscadet Les Hautes Noelles 1998"

金谷ホテルのバゲット を軽く焼く。

バゲットに オリーヴオイルを振り、パルミジアーノレジアーノとアンチョビを載せる

それをいくつか食べ、最後は フォアグラとサンダルフォーのブラックベリージャム にて締める。

明日の晩も、この上出来の食材を使った晩飯を食べようと、anne@家内に提案をする。

タンカレーのジンを生で1杯飲み、10時に就寝する。

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 2001.0806(月) 秋8月

「ホトトギス季寄せ」  稲畑汀子編  三省堂 \1,600

には、「朝顔」 が秋8月の季語として置かれている。生まれてこの方ずっと、僕は朝顔を、夏の花とばかり思ってきた。

家族の留守中、2日にわたって水やりを忘れ、枯れかけさせた朝顔が今朝、初めて花を咲かせた。花の色は白だった。白とは意外な気がした。

そして朝顔が秋8月の花であることを、あらためて認識した。

昼飯を食べに、糸屋そば屋へ行く。今日で6日連続、ここの 「盛りの大盛り」 を食べることになる。毎日おなじ蕎麦を食べ続けると、蕎麦の状態が日によって異なることが分かる。粉の種類も配合比も、さらには蕎麦湯の濃度も、日によってまちまちだ。

こういうことを面白いととるか、不安定ととるかは、人それぞれの性格によるだろう。

僕は 「面白い」 と受け取る側の人間だ。食い物が1年中おなじ状態で供されたら、その方がよほど異常だろう。食い物とプラスティックを、一緒にしてはいけない。

よそから 乳茸 をいただく。乳茸は近年になって珍重され、今はもう、あまり獲れなくなってしまったキノコだ。

一軒の家にこれだけの乳茸を下さるからには、よほど凄い 「城」 を知っているのだろう。「城」 とはキノコの生育地のことで、キノコマニアはこの 「城」 の場所を、誰にも教えずに温存する。

夕刻6時前に、家族3人が下今市駅に帰着した。その足で 焼き肉の 「大昌園」 へ行く

カルビ×2、レヴァ刺し×2、ホルモン×2、コブクロ×2、オイキムチ×1、モヤシナムル×1、石焼きビビンバ×1、テグタンラーメン×1 が、4人の胃に収まる。

焼肉屋で特上カルビや極上カルビを注文することを、僕はもうしなくなった。鮨屋でトロを食わないことと同じだ。

大昌園の肉は、日によって質が大きく異なる。その不安定さが、ギャンブルのようで面白い。今日のカルビとホルモンとコブクロは、上出来のものだった。

帰宅して入浴し、キリン一番絞りを135ccと、タンカレーのジンを生で1杯飲み、9時に就寝する。

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 2001.0805(日) small,squall,smoke

朝1時30分すぎに起床する。

オンラインショップのレシピペイジ に、お客様からいただいた新しいメニュを追加する。このメニュに用いた 「ひしお」 は持ち帰り専用商品のため、宅急便で送ることはできない。

会社の敷地のあちらこちらに、夏の草が、はびこってきた営業車用駐車場に生える奇妙な若木 は、昨年、長男が根元から切ったが、いつのまにか昨年の夏を超える大きさになっている。

塀にツルを伸ばした紅い花 も、植木屋に夏草の処理を頼めば、プロの仕事として、まとめて刈り取られることだろう。

日中、国道121号線は、少しく渋滞をした。

夕刻、自転車で飲み屋を目指していると、商店街のお祭りに行き当たった。

本酒会のイチモト会長が自作の看板の前で、ヘルメットをかぶって立っている

「牛串、200円だぜ。生ビール、100円だぜ。飲み屋よりも安いかんね」

と、僕を呼ぶ。僕は曖昧な返事をして、その場を離れる。僕は、安いものよりも美味いものの方が好きだ。

「和光」 の突きだしは、水菜のおひたし だった。「この前あった煮玉子は売り切れ?」 と訊くと、そちらも出してくれた。

お酒は吉四六のオンザロックス。飲み物にはアイスキューブよりも、やはり ぶっかき氷を用いた方が、気分が良い

隣のオヤジは、ホヤの刺身とタン焼きで、渋く決めている。僕のオーダーは、お子ちゃまのようなものだ。

「マカロニサラダと、ホタテバターください」
「今日はマカロニサラダじゃないんだぁ」
「今日のサラダは何?」
「カボチャのサラダ」

「カボチャぁ? 甘くない?」
「少し甘い」
「健康のために、食ってみっかぁ」
「・・・ (笑)」

カボチャのサラダ はそれほどにも甘くなくて、悪くなかった。

街の飲み屋へ行くと、いつも必ず会う人がいる。来る日も来る日も、外で飲んでいるのだろうか。常連同士は、既に友達になっている。

「しかし、こんなに雨、降らなくて、どうするんですかねぇ」
「オレのおっかぁの実家は沖縄だから、大変だよ」
「沖縄っていえば、台風も大変じゃないですか」

「いや、台風はOKせー」
「へぇ、どうして?」
「沖縄は風台風は嫌うけど、雨台風は大歓迎だよ。台風が来ねぇと、水が足りねぇから」
「あぁ、そうか」

「沖縄が水不足のときには、1時間に3時間しか、水道が出ねぇんだぜ」
「えっ? 1時間に3時間?」
「あー、間違えた、1日に3時間」

「じゃぁ沖縄に、スモールってのは、ないんですか?」
「スモール? そりゃ、スコールのことだんべよ」
「あぁ、スモールは煙か」
「違がぁよ、煙はスモークだぁ」

こういう会話に身を浸していると、いわゆるインテリと呼ばれる人たちが、逆にバカに感じられてくるから不思議だ。

ホタテバター を食べて、ここで上がろうかと考えているところに オクラ が出てくる。もう1杯、飲むことになる。

勘定は2000円だった。

7時前、商店街のお祭りは、まだ続いている。僕は5枚の福引き券を持っている。住吉町の会所にて、福引きをする

引き当てたものは、カップ麺2個、ウーロン茶2本、花火1パック だった。

帰宅し、入浴をして、キリン一番絞りを135cc飲む。

いままさに寝入ろうとしているところに、パリから帰省しているanne@家内の従姉妹より電話が入る。盆過ぎの、ふたつの遊びについての打ち合わせだった。

「メモを残さないと失敗するぞ」 と思いつつ、電話を切るなり眠りに落ちた。

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 2001.0804(土) 明月

ふと目を覚ますと、障子を通して外の光が感じられる。4時30分ころだろうかと思い、起床して違い棚の電波時計を見ると、いまだ1時30分だった。

事務室へ降り、会員に郵便にて送る本酒会報を印刷し、春日町1丁目から頼まれた書類を作るなど、雑務をこなす。

店に飾られる花 が、秋の気配を帯びてくる。朝の空は、既にして夏のそれではない。外の掃除をしていると、道路にトンボの死骸が目立つ。立秋までは、あと数日を残すのみになった。

明るいうちから、「市之蔵」 へ酒を飲みに行く。自転車で3分以内の距離に、馴染みの飲み屋は2軒しかない。「和光」 と 「市之蔵」 の2軒を、1日おきに訪問する。

吉四六のボトルと氷をもらう。

突きだしは 刻んだヤマイモ。続いて イワシの大葉巻き

ハマグリの酒蒸し焼きナス は、自分の注文品だ。

頼まなくても出てくる コロッケ の、10Cm四方の 「ままごと」 のような盛りつけが、僕は好きだ。ラジオ小僧がタッパーウェアの中に組み込んだ、ロボットの回路を思い出す。

メニュにない マグロ納豆 で締める。材料は、昼間、「かましん」 のマグロ解体ショウにて手に入れたキハダマグロの赤身だという。

店主のナガモリさんは、旧市街のスーパーマーケットが復活して、食材の無駄が無くなったと、喜んでいる。郊外の客をどれだけ呼べるかが、今後の 「かましん」 の勝負だろう。

昨日から、どうも酒量が落ちている。良いことなのか、悪いことなのか。

7時前に事務室へ戻り、本日の日記を書く。8時前に自室へ戻り、8時30分に就寝する。

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 2001.0803(金) 初孫

夜中に目が覚める。頭痛がする。喉元に、胃液と 「牛肉と三色ピーマンの中華風」 のミックスがせり上がる。

飲みすぎた晩には、アスピリンと胃薬を飲んでおくと翌日が楽と知りながら、それのできないところが酔っぱらいの悲しさだ。

ふたたび目を覚ますと4時になっている。起床して事務室へ降りる。アスピリンと胃薬と、水を300ccほども飲む。

朝の着替えの際に窓際の朝顔へ目をやると、下の方の葉が黄色く枯れかかっている。水をやることを忘れていた。コップに2杯の水を与える。

午前中、所用にて宇都宮の高台へ行く。市の中心部とはかけ離れた、現実感のない風景を眺めながら、クルマを走らせる。

いつもは下界から遠望するばかりの仏塔 を初めて間近に見る。江戸川乱歩の小説に出てきそうな給水塔 を横目に山を下る。

昼飯はここ3日連続で、糸屋の 「盛りの大盛り」 を食べている。5日間も昼飯にこれを食べ続ければ、少しは腹もへこむだろうか。

同じ飲み屋に連日、出かけては恥ずかしいので、今夕は 「和光」 へ行く。

突きだしは、タケノコとシイタケとシシトウの炒め煮。飲み物は吉四六のオンザロックス。

今日はゆっくりと本が読める。イカ納豆 に続いて モロの付け焼き を頼む。

いつもとくらべて、酒を飲む速度が上がらない。普段よりも1杯は少ないだろうか、というところで切り上げる。

「和光」 の近くの 「サッポロ家」 へ寄る。同級生のタイマサヒコ君 の店だ。タイ君にはことし、初孫が生まれたという。還暦を過ぎれば、曾孫の顔を見ることになるだろう。

激辛塩ラーメン を食べる。これでは昼の盛り蕎麦ダイエットも台無しだ。

7時30分に事務室へ戻ると、終業時にかけたデフラグが、まだ終了していない。そのままにして自室へ上がる。

酒の量が少ないため、布団へ入るなり眠ることはできない。枕元の明かりをつけて週刊朝日を読み、8時30分に就寝する。

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 2001.0802(木) 降ったり晴れたり

1日に、雨が降ったり晴れたりということが、何度か繰り返される。

午後、"asse's bridge" から、きのう注文をした パタロハ が届く。この会社には筆まめな人がいて、8月1日には何通かの、メイルのやりとりをした。素早い納品に満足をする。

軽い事務仕事しかしていない割に、夕刻になると、疲れを覚えている。

終業後、自室に戻って鹿島茂の 「かの悪名高き十九世紀パリ怪人伝」 を探すが、見つからない。事務室へ降りて机の周辺を探すが、ここにも見当たらない。

再び自室へ戻り、ベッドの枕をどかすと、そこに目的の文庫本はあった。僕は本がないと、外で酒を飲むことができない。

「市之蔵」 へ行く。カウンターが混み合っている。糸屋そば屋のオヤジさん が 「隣へ座れ」 と言う。これで今夜の読書は雲散霧消する。

「オヤジさんもむかしは、蕎麦、打ったんですか?」
「おぉ、オレは40年も打ったさ。腕は細くてもな、何かをガッとつかんだら、離さねぇぞ」

「オンナとか、ガッとつかんじゃうんですね」
「そうそう。ハハハ」

僕は、この程度の会話しかできない人間だ。

手始めに、吉四六のオンザロックスと、突きだしはクラゲの冷製と茄子の炒め煮。メニュにはない、マグロのやまかけ を頼む。二番手は、色のきれいな揚げ出し豆腐

ししゃも で締めようと考えていたら、そのあとから 牛肉と三色ピーマンの中華風 が出てくる。

「これでおしまいね」 と、主人のナガモリさんに伝える。

勘定は1500円だという。僕の注文した 「やまかけ」 「揚げ出し豆腐」 「ししゃも」 が、それぞれ500円、氷代は無料という計算だろうか? 2000円を置き、店を出る。

7時すぎに帰宅し、8時に就寝する。

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 2001.0801(水) 遠くの花火

朝3時に起床する。

昨年の秋に軽井沢で、気に入った柄のパタロハを見つけた。パタロハとは、"patagonia" 社製のアロハシャツのことだ。サイズはMだった。僕が10年ほども着ているパタロハのサイズはLだ。気に入った柄のパタロハを買うことは諦めた。

10日ほど前、検索エンジンに 「パタロハ」 と入れると、"asse's bridge" という店がヒットした。軽井沢でみかけたパタロハが、売れ残っていた。しかし在庫はMのみだった。

7月23日に神田の "patagonia" で、僕の着ているLサイズのものと現在のMサイズのものをくらべると、その大きさに差はなかった。

今朝、"asse's bridge" に、そのMサイズのパタロハを注文した。

こういう執念深さを仕事にも向けられると良いのだが、世の中は、そううまい具合にはできていない。

朝がた、anne@家内と次男は、鎌倉へ向かった。遊亀@長男は、三崎へ合宿に出かけた。居間には、朝顔と金魚と僕だけが残った。

夕刻、小倉町の 「和光」 へ行く。吉四六のボトルを出してもらい、オンザロックスにする。 突きだしは、この店には珍しい スモークトサーモン だった。

話しかけてくる顔見知りもいないため

「かの悪名高き十九世紀パリ怪人伝」  鹿島茂著  小学館文庫  ¥533

が、ゆっくり読める。

数日前に新聞だか週刊誌で、尻に "ber" のつかない月のカキは食べられないというのは養殖物に限ったことで、天然のカキは1年を通じて食べられると、あった。

20年以上も前の8月に、アメリカのカーメルという街で、生ガキを食べたことがある。あれも天然のものだったのだろうか。

岩ガキヤナギガレイ を注文する。合いの手に、冷やしトマト を食べる。

締めは レヴァ焼き砂肝

8月1日は、我が町の花火大会だ。こういう晩に飲み屋へ潜っている人間は、粋なのか無粋なのか、あるいは利口なのかバカなのか。

「和光」 の横手から北の空を望むと、屋根と屋根のあいだに花火が上がり、遅れて小さく 「ドン」 と、音が聞こえてくる。

自転車にて、相生町まで移動する。幾分かは花火が大きくなる

花火会場の大谷川河川敷までは行かず、よっちゃんの経営する福島製麺所 で、焼きそばを買う。よっちゃんの焼きそばは、テキヤのそれにくらべてヴァリアブルコストが高く、プライスは逆に低い。

店の前までもどると、駐車場には花火見物のクルマが多数、とめられていた

よっちゃんの店の焼きそばを食べ、ビールを飲み、8時30分に就寝する。

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