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清閑 PERSONAL DIARY

2017.4.6 (木) 青空を背景に

雨が降っていない限り、夜明けには鳥が啼く。冬至から3ヶ月以上が経ち、5時の声を聞けば、空は明るくなりはじめる。冬が嫌いなわけではないけれど、良い季節になった。

家内が不在のあいだの朝食は常備菜、あるいは調理を必要としないおかずを並べることが多い。冷蔵庫から取り出したおかずでも、米飯が温かく、味噌汁が熱ければ、どうということはない。ひとりの朝食は早く済む。いつもより早く事務室に降り、出勤してくる社員のためにシャッターを上げる。

「青空を背景にした桜が見られるのは、今日が最後になるかも知れません」と、きのうどこかのテレビで気象予報士が伝えていた。しかし晴天は今朝も続いている。店の駐車場の片隅に家内の植えたチューリップが、まるで日の光に飢えた北欧人のように、花びらを大きく開いて朝日を吸い込んでいる。

夕食は、4階から3階に降りて、長男と嫁の食卓の世話になる。今夜の酒、そして酒の器は僕の持ち込みである。そうして今度は3階から4階へと戻り、風呂に湯を溜める。


朝飯 納豆、昆布と牛蒡と蓮根の佃煮、たまり漬「刻みザクザクしょうが」を薬味にした冷や奴、じゃこ、梅干、メシ、トマトと三つ葉の味噌汁
昼飯 「大貫屋」のカツカレー
晩飯 ほうれん草の胡麻和え、トマトと玉子のスープ、鰯の丸干し、ハムと野菜のソテー、「朝日酒造」の「洗心」(冷や)

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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