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お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

2017年12月の日記31本

2017.12.31(日) 大晦日

朝のうちに次男を伴い、霧降高原の「グルマンズ和牛」にすき焼き用の肉を受け取りに行く。この、大晦日限定の販売に際して供される軽食をいただいて即、山を降りる。時刻は9時をすこし過ぎたところだ。

「今しがたウェブショップに注文を出した。先方に着くのは最短でいつか」との電話を10時前にお受けする。「最短で明日です」と、お知らせをする。「その場合の熨斗はお年賀でおかしくないか」とのご質問をいただいて「まったくおかしくありません」とお答えをすると「それでお願いします、助かりました」と、お客様は安心されたように受話器を置かれた。

ウェブショップへのご注文は、午前10時までの分を本日出荷として、事務係のツブクユキさんが手配をする手はずになっている。きのう出荷した「日光の美味七選」については、おなじく事務係のカワタユキさんがヤマトのウェブページに伝票番号を打ち込み、その到着を確認していく。

「年越しに愉しもうとして、おたくのワインらっきょうをスーツケースに入れた。こちらに来て早速、味を見た。いやはやまったく素晴らしい品で、その感動をひとこと伝えたかった」との電話を昼ごろにアメリカからいただく。「本物のワインで漬けた本物のワインらっきょうリュビドオル」は、万人受けする品物ではない。今日のお客様には、喜んでいただいけて幸いだった。

午後も中ごろをすぎたあたりで、会社の外側を見まわる。フクダナオブミ製造部長により飾られた三階松が、蔵の入口をつつましく守っている。夕刻がちかくなるころ、その蔵の中では正月に販売するための福袋が、長男、嫁、次男により整えられた。

18時、ことし最後の閉店を無事に迎え、帰宅する社員たちと挨拶を交わす。それから長男と外へ出て「新年は二日から営業」と書いた看板2枚を犬走りの柱に取り付ける。


朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、トマトのスクランブルドエッグ、切り昆布の炒り煮、白菜漬け、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、揚げ湯波と長葱の味噌汁
「グルマンズ和牛」のメンチカツ、胡瓜のピクルス、ベーコンと根菜のスープ

昼飯 うどん

晩飯 鴨鍋盛り蕎麦その1盛り蕎麦その2、「松瀬酒造」の「松の司2016BY特別純米」(冷や)

2017.12.30(土) 12月30日の仕事

2006年からずっと、年末には「ツインリンクもてぎ」で開かれる「阪納誠一メモリアル走行会」で古いクルマを走らせてきた。秋も深まるころ、今年の開催日は12月30日であることを事務局から知らされた。過去にも一度、この日に走行会が設定されたことがある。そのときには午前のみでサーキットを引き払い、取り急ぎ帰社して「日光の美味七選」の荷造りに当たった。

当時のことを思い出し、また現在の諸々の状況に鑑みて、今回の走行会には参加しないことを早々に決めた。

そういう次第にて、午前中は続々と届く「日光の美味」を各々の製造元から受け取り、その代金を支払う。この年末の忙しいときに、当方の求めに応じて優れた品物を提供し続けてくださるみな様には、厚く御礼を申し上げます。

昼食は早めに切り上げ、13時23分より「日光の美味七選」の荷造りを長男と始める。そしてその仕事は15時37分に完了した。

夜はジャガイモを肴に白ワインを飲み、22時前に就寝する。


朝飯 切り昆布の炒り煮、納豆、ベーコンとほうれん草のソテーを添えた目玉焼き、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と長葱の味噌汁
昼飯 焼きそば
晩飯 カプレーゼシュトーレンと無花果のパンポトフ蒸かしたジャガイモと”neu frank”のコンビーフ“Petit Chablis Billaud Simon 2015”

2017.12.29(金) 一気に

今朝から店は一気に歳末の雰囲気を帯びた。「歳末の雰囲気」をひとことで表せば「ざわざわとして、せわしない」ということになる。おとといの雪に外出をためらっていた人たちが、しかし「この年の瀬に、そうもしていられない」と、打ち揃って動き始めた感がある。

店内の混雑には波がある。今は閑でも、数分の後にはお客様の数が急に増え、幾人ものお客様から同時に注文が発せられたりする。よって冷蔵ショーケースの商品、試食、釣り銭などは常に、整えておくことが肝要だ。

12月29日はまた「どうしても年内に届けて欲しい」という地方発送の、最後のところが集中する日でもある。店舗と事務室を往復しつつご注文をうけたまわり、ときどきは製造現場に足を運んで、荷造りの進み具合を確かめたりする。そのようなことをするうち、たちまち午後の遅い時間になる。

ところで日記は、きのう28日の分まで書けているにもかかわらず、さきおととい26日の分が、いまだ公開できていない。それは、最上部に置く画像が選べていないからだ。日記の仕様を現在のものに換えた昨年9月から、しばしば起きることである。そして夕刻になってようやく、無理に画像をはめ込んで「公開」ボタンをクリックする。


朝飯 納豆、切り昆布の炒りつけ、白菜漬け、煮奴、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、揚げ湯波と蕪の葉の味噌汁
昼飯 うどん
晩飯 トマトとベビーリーフのサラダたまり漬「青森県田子町産のにんにくです」同「鬼おろしにんにく」を添えたビーフステーキ“Hautes Cotes de Nuits Vicomte Bernard de Romanet 1988”いちごの杏仁豆腐「小川軒」のレーズンウィッチ

2017.12.28(木) 掃除

何日も前から社員たちは、普段は手の届かないところの掃除を始めてくれていて有り難い。そのような年末の掃除事情の中で、神棚とお稲荷さんだけは例外的に、家の者が清める。

「一夜飾りはいけない」と、オフクロは口癖のように言っていた。「一夜飾り」とは、正月の飾り付けを大晦日に行うことを指す。一夜飾りを避けるには、特にお稲荷さんの掃除は今日が最後の機会である。

1982年に家に戻って以来、僕はお稲荷さんの掃除を担ってきた。初めの数年間の経験の中で、この仕事に布巾を用いるのは不合理と知った。以降は中のものすべてを取り出し、社の中も外もホースの水を勢いよくかけることにより埃を払うこととした。今はこの仕事は長男あるいは次男に任せている。朝は先ず、ホースの中の氷をお湯で溶かすことから始まる。

神棚の掃除も今や、長男の仕事となり、僕はとても楽だ。

閉店後のミーティングでは、主に大晦日の商品出荷、同日のお客様用トイレの掃除、初売りについての諸々を確認する。

今年の元日には道の駅「日光街道ニコニコ本陣」で一部の商品に売り切れを発生させた。来年の元日にはそれを避けるべく、売り場を何度か巡回することを決めている。「正月くらいゆっくりしたい」という気持ちは、むかしから自分には皆無だ。「ゆっくり」などは、いずれそのうちできるではないか。


朝飯 切り昆布の炒り煮、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、玉子焼き、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、塩鮭、メシ、揚げ湯波と長葱の味噌汁
昼飯 素麺
晩飯 豆腐と玉子と万能葱の吸い物手鞠鮨、白菜漬け、お多福豆、「片山酒造」の「柏盛原酒」(冷や)、「鶴屋安芸」の「利休饅頭」

2017.12.27(水) 降雪

「あー、これはふっかけじゃない、本格的な雪だ」と、食堂の窓から外を眺めつつ家内が言う。山に降る雪が風に乗って里まで運ばれてくる「ふっかけ」は、風向きが変われば直ぐに止む。しかし今朝の雪は地面を白く覆いつつあるから確かに「ふっかけ」ではない。

伸びた髪と髭が、数日前から気になっていた。3名の事務係すべてが出勤をするのは、年内は今日が最後だ。周囲の状況の整った8時30分に外へ出て会津西街道と日光街道を渡り、加藤床屋の扉を押す。

「余計なものが降ってきやがったな」と、僕の髪にハサミを入れながらオヤジさんがつぶやく。この雪により、ウチの今日の売上は激減するだろう。雪による商売への後遺症は、3日ほどは続く。明日からの好天により、早く雪の溶けることを望むばかりだ。

幸いなことに今日の雪は、夕刻まで断続的に続いたものの、その量はごく少なかった。しかし凍結を避けるため、朝に引き続いて夕刻にも、長男は店の駐車場に融雪剤を撒いた。

退出のタイムカードを押した製造係のタカクコータロー君に、帰りの足について訊く。クルマのタイヤはいまだ、雪用のそれには換えていないという。タカク君の自宅は、ウチから2キロたらずのところにある。よって今日は歩いて帰るするよう促す。


朝飯 生のトマト、納豆、ほうれん草のソテー、生玉子、肉味噌、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、蕪と揚げ湯波と貝割れ菜の味噌汁
昼飯 うどん
晩飯 ほうれん草と2種のチーズのサラダ“brivory”のパン「自由学園パン工場」のシュトーレントマトのニョッキを添えた牛カツ“Petit Chablis Billaud Simon 2015”“GRANDS ECHEZEAUX Vicomte Bernard de Romanet 1985”

2017.12.26(火) アナログ頼り

来年の3月なかばに秋田県の田沢湖へ行く。ウェブ上で経路を調べると、JR今市駅から日光線で宇都宮、そこから東北新幹線で仙台、その仙台で秋田新幹線に乗り換え、田沢湖には僅々3時間14分で着いてしまう。それでは面白くない。

すべて在来線を使って行けないかと、もう一度、ウェブ上の乗り換え案内にあたる。しかし新幹線を用いる以外の経路は現れない。

同級生のハセガワヒデオ君が学生のとき、西海岸から東海岸までバスで行くことを着いたばかりのアメリカで周囲に告げると「気は確かか」と、大笑いされたという。あるいはタイで、外国人が長距離の移動に鈍行を使おうとすると、窓口の係員は「特急がある」、「急行がある」、「快速もある」と、希望する切符はなかなか手に入らないと聞く。

今日の「乗り換え案内」から、僕はそれらのことを思い出した。

ウェブ上に情報が無いならアナログに頼るまでだ。そう考えて”amazon”で時刻表を探す。必要なのは、全ページのうちのせいぜい数ページだ。よって既に出版されている「JR時刻表」のうち、最も安かった2017年9月号を、送料込み356円で買う。


朝飯 納豆、筑前煮、ほうれん草のソテー、焼きトマトを添えた目玉焼き、白菜漬け、肉味噌、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、豆腐と長葱の味噌汁
昼飯 朝のおかずを流用した弁当
晩飯 白菜のスープ“brivory”の大麦パン、トマトと貝割れ菜のサラダ、“neu frank”のポークリエットとレバーペーストとコンビーフジャガイモのグラタンチーズ煮リンゴ“Petit Chablis Billaud Simon 2015”

2017.12.25(月) 冬の雨

朝、窓から外を見て、夜に雨の降ったことを知る。

冬の暖かい夜の雨は心地よい。それが傘を差さなくても済むほどの弱いものなら最高だ。その雨の中を、どこまでも歩いて行きたい気分になる。

夜に降った雨が明け方に上がった後の風情も好きだ。アスファルトの道はしっとりと濡れて、青みを帯びた空気は湿り気を帯びている。そこに朝の光が斜めに差す。そのような景色を窓から眺めつつ、食事の支度をする。

朝食では、先ず味噌汁に口をつける。揚げ湯波と蕪の味噌汁は、美味さが止まらない。というか、味噌汁が美味すぎて、お椀の縁から口を離すことができない。しかしそのまま飲み続ければ、1杯分しかない味噌汁は、すぐに枯渇する。だから渋々とそのお椀を盆へと戻し、他の皿や小鉢に箸をのばす。

クリスマスの天気は大荒れと、きのうの朝の天気予報は伝えていた。しかし日光地方に荒天は訪れず、せいぜい夜に弱い雨が降ったのみだ。そうして7時20分に事務室へ降り、出勤してくる社員のためにシャッターを上げる。


朝飯 ほうれん草のおひたし、納豆、筑前煮、紅白なます、たまり漬「栃木県壬生町産の生姜です。」、メシ、揚げ湯波と蕪の味噌汁
昼飯 「大貫屋」のチャーハン
晩飯 筑前煮、紅白なます、白菜と肉団子の鍋、「田苑酒造」の麦焼酎「ワイン酵母使用OTOYOI」(お湯割り)、ケーキとイチゴのホイップクリームがけ

2017.12.24(日) 特損保険

いまだそのノレンをくぐったことはないけれど、いずれは訪ねてみたいと考えている飲み屋のあるじが「この忘年会シーズンに、立て続けに2件もキャンセルを食らった」と、怒りを含んだ日記をウェブ上に書いていた。その予約のために断った客も少なくなかったという。

僕が1990年代のはじめから学び続けているのがマネジメントゲームだ。参加者各自が社長になり、2日間で盤上に5期分の経営をする。このゲームに「得意先倒産で特別損失30円」というリスクカードがある。

マネジメントゲームは倫理にもとらない限り、ルール表で禁じられていること以外は何でもできる。あるとき「私に5円の保険金を支払ってくれれば、あなたが特別損失のカードを引いたとき、その30円を補填します」という副業を、ナガシマモトイさんが思いついた。

6人の客を集められれば30円。その6人のうちのひとりに特別損失が発生すれば保険業としての儲けはゼロ。2人が「得意先倒産」を引けば30円の赤字になる。ナガシマさんがこの保険業を、次の機会にも試したかどうかは知らない。リスクカードを引く確率からすれば、5円の保険金は安すぎるように、僕には感じられた。

ところで最近、予約のキャンセルにより飲食店が被った損失を補填する保険ができたという話題をウェブ上で目にした。軽く読み流したため、その仕組みについては不明である。


朝飯 紅白なます、納豆、白菜漬け、スクランブルドエッグ、たまり漬「栃木県壬生町産の生姜です。」、塩鮭、メシ、豆腐と長葱の味噌汁
昼飯 菜の花漬け、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、塩鮭、肉味噌によるお茶漬け
晩飯 タルトフランベ「進々堂」のシュトーレン「自由学園パン工場」のシュトーレン“neu frank”のレバーペーストとポークリエット、ポテトフライ、鶏とマカロニのグラタンローストポークと芥子菜バームクーヘンと林檎ジャムとアイスクリームの盛り合わせ“GRANDS ECHEZEAUX Vicomte Bernard de Romanet 1985”

2017.12.23(土) 冬の旅

「旅に出てぇな」と考える。冬こそ、雪に閉ざされた北へ足を延ばしたい。移動の手段はもちろん鉄道。頬を激しく打つ吹雪に恵まれれば有り難い。寂れた街を歩き、黄色い灯りの点る食堂の、立て付けの怪しくなった引き戸を開ける。そしてビニール張りのパイプ椅子に腰を落ち着けて、デコラのテーブルで燗酒が飲みたい。

そういう欲求に取り憑かれて「駅前食堂」と検索エンジンに打ち込んだら、日光市内の食堂がいくつも出てきた。

「街角の煙草屋までの旅」とは吉行淳之介の随筆集の表題だ。「角の煙草屋までの旅」となると、これは須田一政による写真集の表題である。しかし僕は日常から遠く離れ、北国へ行きたい。

そういう次第にて、廊下に作り付けた2013年製の本棚ではなく、階段室の古い本棚を漁る。そして見覚えのある背表紙に指をかけ、その「駅前食堂」を引き出して、しばし眺める。

来年の3月に、2日ほどを秋田で過ごす。いくら北国とはいえ、春の兆しの現れるころだ。吹雪が欠けては物足りないものの、途中、あるいは帰りにすこし寄り道をして燗酒を飲んでみようか、というようなことを考える。


朝飯 納豆、塩鮭、「なめこのたまりだき」のフワトロ玉子、ほうれん草のソテー、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、豆腐と芽キャベツの味噌汁
昼飯 トースト、コーヒー
晩飯 「コスモス」のトマトとモツァレラチーズのサラダマカロニグラタンドライマーティニ、”TIO PEPE”

2017.12.22(金) 冬至

「年末年始の営業について」という表題のメールマガジンをきのう作成した。「作成した」とはいえ、年に何度か使う雛形の一部を少し書き換え、エディタに保存しただけのことである。

他所のウェブショップから届くメールマガジンに、僕ごのみのものがある。それには時候の挨拶など余計なこと、と言っては何だけれど、その手のものは無く、要点のみが記してある。文章が短いだけあって、僕のような無精者にも読むことができる。今回のウチのメールマガジンは、それにちかい。

そしてその、以下の内容を持つメールマガジンを、午前10時に配信する。

・年末年始は元旦のみ、お休みをいただきます。
・ウェブショップでは、大晦日の午前10:00までのご注文は、原則として当日に出荷します。
・大晦日の午前10:00すぎのご注文は、原則として新年1月2日に出荷します。
・年の瀬から新年にかけての贈答用や自家用は、いまだ受注が可能です。

ところで今日は、きのうまで意識をしていたものの、今朝になるとすっかり忘れてしまった冬至である。朝の空の写真は撮れなかった。それならせめて夕陽だけでもと、日が西に傾くころに4階へ上がってみれば、太陽はとうに、山の向こうに沈んでいた。


朝飯 納豆、トマトのソテーを添えた目玉焼き、ほうれん草のソテー、白菜漬け、菜の花漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、きのうの豚と白菜の鍋の残りを具にした味噌汁
昼飯 「ふじや」の野菜麺
晩飯 春雨サラダ、皮蛋、蕪のぬか漬け、大根の柚漬け、ベトナムのおこわ、南瓜の煮物、八宝菜、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)

2017.12.21(木) しつらえ

きのう、らっきょう畑から帰ると、店の前には門松が飾ってあった。カレンダーは毎日、幾度となく眺めているものの、毎日の忙しさから、時を忘れてしまうことがある。そのような最中にいきなり現れた角松は、今年も残すところあと10日しかないことを教えてくれた。

きのうの夕刻にはまた、取引先から立派な南天をいただいた。これを2階の倉庫から降ろした古い甕に、開店と同時に活けて店に飾る。

昼にはJR通りの「花一」から電話があり、萬両の鉢の整ったことを知らされる。こちらについては明日の朝、店の犬走りに置いてもらうこととする。こうして新しい年を迎えるしつらえが、徐々に整っていく。

午後は、これから年始にかけて必要になるだろう現金を、銀行から引き落とす。充分に用意をしたつもりでも、大晦日までに届くあれこれにより、あるいは新年の三が日に要する諸々により、この現金は、たちまち費消されてしまうに違いない。しかし「使うから入ってくる」たぐいのお金であれば、喜んで使うまでである。


朝飯 白菜漬け、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、豆腐の卵とじ、肉味噌、塩鮭、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、揚げ湯波と芽キャベツの味噌汁
昼飯 「大貫屋」のタンメン
晩飯 お多福豆、細切り人参のサラダ、「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」をかけた千枚漬け白菜と豚肉の鍋、「田苑酒造」の麦焼酎「清酒酵母使用OTOYOI」(お湯割り)、いちご「與兵衛桃林堂」の「桃李もなか」、”Old Parr”(生)

2017.12.20(水) 畑めぐり

9時30分、長男の運転するホンダフィットの助手席に着いて会社を出る。そして先ずは日光市内の、らっきょうを育てていただいている農場を訪ねる。そのあたりは、日光にしては平地の広がるところにて、山から風が容赦なく吹き下ろして寒い。

25センチから30センチほどに伸びた葉は、その3割から4割ほどは枯れ加減ではあるものの、心配は無い。これから肥料を施し、春が来れば、土の中で雌伏をしていた茎は加速度的に、強く育ち始めるだろう。

そこから県南へと一気に下り、別のらっきょう畑も視察する。こちらは、午前の日光とは比較にならないほど暖かい。しかし葉の具合は日光のそれと、さして変わらない。案ずるべきは冬の寒さより、春先から初夏にかけての天候である。照りすぎず、降りすぎずが肝要なところだ。そしてそのあたりについては文字通り、運を天に任せるしかない。

午後は宇都宮にまわり、取引先に挨拶をして、夕刻に帰社する。


朝飯 ベーコンと白菜のスープ、パン、ベーコンとほうれん草とトマトのソテー、目玉焼き、紅茶
昼飯 「鈴乃屋」の醤油ラーメン
晩飯 トマトと日光の農場でいただいた芽キャベツのスープツナとベビーリーフのサラダ2種のパン下仁田葱とジャガイモのグラタン“Petit Chablis Billaud Simon 2015”

2017.12.19(火) 笑うなのか嗤うなのか

来年6月の、羽田空港とバンコクを往復する直行便に対する請求書が、宇都宮の旅行代理店からメールに添付されて届いた。航空券、羽田空港施設使用料、スワンナプーム空港税、燃料サーチャージおよび航空保険料、発券手数料の合計は64,710円だった。これを、朝のうちに先方の銀行口座に送金する。

その振込に要した通帳を、数行遡って確認する。そこには先月の17日に、おなじ代理店に振り込んだ、こちらは来年3月の、やはり羽田空港とバンコクを往復する航空券の代金が記帳されていた。その金額は77,180円。つまり3月のそれより6月のその方が12,470円も安い。

「航空券の価格とは、為替その他の影響により変わるのか、あるいは早く頼んだ方が安いのか」と、いつのことだっただろうか、その代理店の担当者に訊いたところ「早く手配した方が、おおむね安い」と教えてくれた。

幸いなことに僕は、日程は早くから決められる。ゴールデンウィークやお盆、シルバーウィークや年末年始など、航空券の高い時期は同時にウチにとっての繁忙期だから、どこへも出かけない。僕が街の旅行代理店で買う航空券は、格安を売り物にする会社のそれよりも、大抵は安いのではないだろうか。

9月は24日の夜に羽田空港へ行き、25日の00:20発のタイ航空機に乗る。帰りは10月5日の夜にバンコクを発つと、今から決めている。しかしこの航空券については流石に、今から注文することはしない。それこそ鬼に嗤われそうである。


朝飯 納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、キャベツのおひたし、塩鮭、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、細切り人参の炒りつけ、メシ、油揚げと三つ葉の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 トマトとモツァレラチーズのサラダ、ベーコンと白菜のスープ、「進々堂」のパンドカンパーニュパンに塗るための生ハムのムース鶏とマッシュルームのクリーム煮“Petit Chablis Billaud Simon 2015”「湯沢屋」の酒饅頭、”Old Parr”(生)

2017.12.18(月) 加州からの手紙

「アメリカはカリフォルニア州の」と書ければ何の苦労もない。しかし僕はこの、たとえば「東京は浅草の」という、地名と地名の間に「は」を入れる言い回しというかなんというか、それがどうにも好きでない。これを避けて「アメリカのカリフォルニア州のロングビーチ」とすると、今度は「の」が続いて、こちらもしっくりこない。「米国の加州ロングビーチから」とした方がいまだ気持ちは楽ではあるけれど、今さら「加州」もないだろう。

とにかく先週末に、ロングビーチから年賀状が届いた。僕は年賀状は一切、書かない。返信もしない。しかしこの、アメリカから届いた封筒には年賀状の他に、差出人と僕とが会食をした際の写真が同封されていた。「これには返事を書かないと」と、長男は言う。

そういう次第にて東武日光線下今市駅の先の”TSUTAYA”に出かけ、プラスティック製の棚に並べられたクリスマスカードの中からもっとも大きなものを選ぶ。そして家に持ち帰り、袋を開けてみると、文字ためのの余白は、カードの大きさからすれば信じられないほど小さかった。これなら楽だ。そしてその余白に英文を2行ほど連ね、封をして郵便局に向かう。


朝飯 なめこのたまりだき、生玉子、納豆、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、ごぼうのたまり漬、メシ、油揚げとレタスの味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 キャベツの酢漬け、菜の花漬け、白菜漬け、人参の炒め煮、おでん、「八海醸造」の「八海山」(燗)、「與兵衛桃林堂」の薯蕷饅頭、”Old Parr”(生)

2017.12.17(日) ユキグモ

現在の朝の空は、6時5分をいくらか過ぎたときが最も美しい。その空を望める南東の窓を離れ、家の中を横切って北西の窓を開けると、日光の山々はいまだ、払暁の暗冥の中にうずくまっている。

明け方には、いくら暗くても輪郭だけは見えていた山が、やがて雪雲に覆われ始める。その、ふもとから徐々に立ちのぼった白い雲は、やがて山の頂上をも隠し、更に上空へと高さを増していく。

「霧降のスキー場は、廃止になったんでしたっけ」と、日光の、今や忘れてしまったけれど、どこかの案内所に電話で訊いたら「廃止ではありません、休止です」と言われたのは、いつのことだっただろう。しかし霧降高原スキー場が、休止の状態から復活することは遂になかった。

かつてのスキー場は、しかし刷毛で掃いたような雪を斜面に載せて、今でも稼働をしているように、下界からは見える。その、まるで白馬のたてがみのような白さを目に焼き付けから、仕事場に降りる。


朝飯 納豆、ブロッコリーとベーコンのソテー、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、白菜漬け、千枚漬け、なめこのたまりだき、メシ、浅蜊と万能葱の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 大根と人参のなます、ほうれん草とオレンジの白和え、豚肉と里芋の炊き合わせ、大根と胡瓜と人参のぬか漬け、鯛飯、お麩のお吸い物、「八海醸造」の「八海山」(冷や)、キゥイの杏仁豆腐

2017.12.16(土) 興味のおもむくところ

長男が幼稚園に通っていたときの父母会総会で「次期繰越金は、我々が出したお金の残りなのだから、卒園の際には頭割りして返して欲しい」と発言したお母さんがいた。「いや、君の子供が入ってきたときの、前期繰越金については、どうなの」と訊きたかったけれど、面倒なので、僕は口をあんぐりと開けたまま黙っていた。

それから20年ほども経ったあるとき、春日町1丁目の会計係として総会で会計報告をする際に「人が興味を持つのはフローよりもストック。だから、町内の現金残高については、より詳細に周知をしなければいけない」と、副会計のシバザキトシカズさんから示唆を受けた。

そう言われてみれば僕も、焼肉屋に入れたボトルの焼酎を、その日、どれだけ飲んだかについては、それほどの興味は持たない。それよりも、現在、どれだけの焼酎がボトルに残っているかの方が問題である。

ものごとはすべからく、卑近なところに例を求めると、理解が早い。そして正月用の日本酒のストックは、既にして充分である。


朝飯 納豆、なめこのたまりだき、千枚漬け、白菜漬け、メシ、きのうの夜の天ぷらを具にした味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 「大昌園」のあれやこれやそれや。「田苑酒造」の麦焼酎「田苑シルバー」(オンザロックス)

2017.12.15(金) 5種の日本酒

社会保険労務士のオカザワさんと家内によれば、その日がたとえ何曜日だったとしても、年末の賞与の支給日は、ウチでは12月15日で決まっているのだという。そういう次第にて、10時より本日出勤の社員ひとりひとりと面談をしながら賞与を手渡す。

この仕事を終えると、何やら神経を鎮めたくなったため、ホンダフィットを運転して「ガスト」へ行く。はじめはコーヒーだけのつもりでいたものの、メニュを見るとお菓子もあった。よってそれも注文する。からだが糖分を欲しているのだろうか。

街では知った顔に合うたび「それにしても、冷えますねぇ」と言葉をかけられる。しかし年末から年明けにかけて、気温は更に下がるはずだ。今の寒さなどは、いまだ序の口に過ぎない。

月に一度の日本酒に特化した飲み会「本酒会」の、今日は例会日である。場所は大谷向の「玄蕎麦河童」にて、そのちかくについでのあった家内に送ってもらう。そして5種の日本酒を飲み、帰りは帰りで、飲み会にもかかわらず飲酒を避けたワガツマカズヨシ会員のクルマで家まで送ってもらう。


朝飯 鶏卵雑炊なめこのたまりだき、肉味噌、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」
昼飯 「ガスト今市店」のチーズケーキ、コーヒー
晩飯 「玄蕎麦河童」の酒肴四点盛りサラダ刺身盛り合わせつまみ湯波の揚げだし、天ぷら盛り合わせ、ビーフステーキ盛り蕎麦、5種の日本酒(冷や)、ケーキ、コーヒー

2017.12.14(木) 虚を突かれる

町内でふたつのお宅に不幸が起きたため、町内会から香典を用意するよう、朝、ウカジチンイチ自治会長より電話が入る。そのお宅の名を聞いてみれば、おひとりはウチで頻繁に買い物をして下っていた方であり、もうおひとりは、ウチとはおじいちゃんの代から付き合いがあり、昨年は必要に迫られ相談に乗っていただいたこともある方だった。

そういう方々が、双方とも老齢に達していたとはいえ、一度にその訃報に接し、虚を突かれた気持ちになる。

それはさておき、新年会や敬老の日には決まって使われるから箱単位で買う祝儀袋に比して、「御霊前」と印刷をされた不祝儀袋は、そこまで数は要らない。しかし町内の金銭出納帳を検索してみれば、昨年度は4枚、今年度は今日までに9枚を使っている。あまり縁起の良いことではないものの、ある程度はまとめて持っていた方が無難だろう。

午後、買い物のついでに100円ショップに寄る。参考のため香典袋を調べると、透明の袋に10枚が収められていた。レジで精算をすれば108円だろう。その数字を記憶に留めて店を出る。そうして次はスーパーマーケットに移動をし、ここでもまた香典袋の棚に近づくと、こちらには10枚で税込80円の表示があって「100円ショップが最安値だろう」と考えていた僕は、またまた虚を突かれる。


朝飯 納豆、生のトマト、ハムとキャベツのソテー、薩摩揚げの網焼き、肉味噌、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、揚げ湯波とキャベツの味噌汁
昼飯 「金谷ベーカリー」の2種のパン、コーヒー
晩飯 トマトと赤ピーマンのスープパン鮭と牡蠣のクリーム煮チーズ“Petit Chablis Billaud Simon 2015”

2017.12.13(水) マサヒデさんの黄色い本を学ぶ会(第4回)

佐藤雅栄による、稀代のデータベースソフト「マイツール」の教則本である「逆引きマイツール基本コマンド編」のページに従いながら「マイツール」の使い方を習得する「マサヒデさんの黄色い本を学ぶ会」の第4回目が、18時より二宮尊徳記念館で開かれる。参加者は近隣の有志、講師は長男である。

当初、この勉強会は月に1、2度の頻度で行うこととして、第1回目は今年の5月23日に、第2回目は6月12日に、第3回目は7月25日に開かれた。9月はウチの研修「日光MG」が行われた6日の夜に、この本から離れて「マイツールよろず相談」として開講された。

ここまでは、ほぼ立て続けの開催だったものの、以降は秋の繁忙期にあたり、講師や参加者の都合がつかなかったのだろう、師走の今日にようやく、その第4回目が開かれた。

今日さらったところは「第二章・基本コマンドの活用事例」の「35.指定行を一番下に移動したい」から「41.キー項目ごとに横罫線を引きたい」まで。

次の回は間を空けず、新年1月に開催したい。


朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、納豆、目玉焼き、トマトのソテー、油揚げと小松菜の炊き合わせ、薩摩揚げの網焼き、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、揚げ湯波とレタスの味噌汁
昼飯 「食堂ニジコ」のサンラーメン
晩飯 “Parrot”のチキンカントリー“evodia 2015”

2017.12.12(火) はやとちり

きのう池袋で仕事の打合せをしている最中に、”RICOH GR DIGITAL IV”の液晶画面がいきなりおかしくなった。この単体は2013年11月7日に買ったもので、これまで使ってきたリコーのカメラの中では例外的に、一度も故障を起こさなかった珍しいものだ。

リコーのサービスセンターが銀座にあるときには、何かあるたびここを訪れた。しかしこの場所は数年前に無くなり、今は新宿と浮間という、僕にとっては不便な2個所に集約をされた。よって今朝は、ウェブ上からリコーに修理の依頼をする。

事務机の電話が鳴ったので出てみると、相手はリコーの人だった。いま状況を読ませてもらったけれど、設定を変えれば元に戻る可能性があるという。

僕がリコーに書き送ったカメラの状態は「撮影の際の液晶画面は真っ黒。しかしシャッターを切ると、確認のための画像は現れる。またアジャストボタンやメニューボタンを操作したときにも、液晶にはそれなりの情報が現れる」というものだ。

電話の相手は、液晶画面の見え方を切り替える”DISP”のボタンを取りあえず押してくれないかという。その瞬間、僕は「あっ」と心の中で叫んで自分の迂闊さに気がついた。電源を入れても真っ黒なままだった液晶画面は即、復旧した。

僕からの修理依頼を読んで、間髪を入れず電話をくれたリコーの人には詫びとお礼を述べ、元の状態を取り戻した”GRD”をケースに戻す。


朝飯 納豆、油揚げと小松菜の炊き合わせ、牛蒡と人参のきんぴら、「なめこのたまりだき」のなめこおろし、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、キャベツと若布の味噌汁
昼飯 「大貫屋」の味噌ラーメン
晩飯 ベビーリーフとトマトのサラダマッシュドポテトと人参とほうれん草のソテーを添えたビーフステーキたまり漬「鬼おろしにんにく」たまり漬「青森県田子町産のにんにくです。」“GRANDS ECHEZEAUX Vicomte Bernard de Romanet 1985”“Chez Akabane”のケーキ、”Hennessy XO”(生)

2017.12.11(月) タルヒヤ

目を覚まし、闇の中で寝台の下の籠を手で探ると、そこにはいつもの作業着ではなく、よそ行きというほどのものでもないけれど、外出のためのセーターとパンツがあったから驚いた。酔って帰ったにもかかわらず、翌日の服を用意する余裕が脳に残っていたらしい。

着替えて食堂に行くと、テーブルの上にはコンピュータがあって、ディスプレイは閉じられていたものの、電源は入ったままになっていた。開くと一昨日の日記ができあがっていた。酔って帰ったにもかかわらず、前日の日記を完成させる余裕が脳に残っていたらしい。

下今市07:45発の上り特急スペーシアに長男と乗って、9時50分に池袋に着く。ウェブショップ、また来年の初夏に改版するパンフレットに掲載する料理の画像を一部、あるいはほとんど新しくする件につき、その調理や盛りつけを担うフジムラさんと待ち合わせて、今月2日に続いて2度目の打合せをする。

フジムラさんと長男とは、昼前に池袋で別れた。僕はそこから新橋、室町、日本橋と移動をして、あれこれにつき調査や購買をする。

夕刻とも夜とも判別のつかない時刻に湯島に出る。冬至まで11日と迫っている割に空は暗くない。16時59分のシンスケには7、8名の行列があった。天神下に17時のオルゴールが流れると同時に内側からガラスの引き戸が開く。そして僕より前に並んでいた人たちと共にカウンターに着き、冬のあれこれを、冷えた樽酒の肴にする。


朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、油揚げと小松菜の炊き合わせ、「なめこのたまりだき」のフワトロ玉子、納豆、肉味噌、たまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」、メシ、豆腐と三つ葉の味噌汁
昼飯 「ドトール」のトースト、コーヒー
晩飯 「シンスケ」のお通しの白和え、牡蠣の山椒オイル漬け、鮭の焼き漬け、ぬか漬けの盛り合わせ、タルヒヤ

2017.12.10(日) 忘年会はこれひとつ

土曜日の店は平日の2倍、忙しい。日曜日は平日の3倍、忙しい。定時の18時に店を閉め、キャッシュレジスターの売り上げ金を集計するうち20分が経つ。

春日町1丁目役員の忘年会は、18時30分に始まる。会場の「和光」には、刺身と漬物の盛り合わせ、また焼酎のボトルと水と氷、お湯だけは用意しておくよう、あらかじめ伝えてあった。それにしても、会計係の僕が遅刻をしてはまずかろう。

30年以上も前に買って、いくらも使わないうちに見失い、しかし先日、無人の部屋の箪笥から不意に現れた”Patagonia”のジャンパーを着て、手袋をする。そして自転車に乗って日光街道を下る。

「和光」の小上がりは、はじめ11名で予約をしたものの、今日の午後になって用事のできた者、また夜になっても仕事の終わらない者などが相次ぎ、出席は8名に留まった。その8名で愉しく飲み食いをして、21時ころに流れ解散になる。

僕の付き合いは、それほど広くない。今年の忘年会は、今夜のこれひとつに留まるだろう。


朝飯 焼き餅の溶かしバターとたまり漬「おばあちゃんのホロホロふりかけ」と「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」がけ、けんちん汁
昼飯 「ふじや」の野菜麺
晩飯 「和光」のお通しのモロの煮つけ、刺身の盛り合わせ、ポテトフライのアンチョビソース牛筋のカレー煮シーザーズサラダ鯖の網焼きほっけの網焼き豚タンの網焼き漬物の盛り合わせ、他あれこれ。焼酎「眞露」(ソーダ割り)

2017.12.9(土) 燻蒸

「屋台の彫刻の一部が虫に食われている。将来のことを考えれば捨て置けないため、日を決めて燻蒸を行う」旨の達しが先日、町内役員の会議で出された。その作業日は12月9日とも伝えられた。土曜日は忙しいものの、1時間ほどであれば割ける。事務机の左に提げたカレンダーにはそのことを明記し、きのうは更に、おなじことをクリーム色のポストイットに青いフェルトペンで大きく書いて、事務机の電子卓上計算機に貼った。

定刻の13時に屋台庫に集まったのは、役員のうちの6名だった。先ずは虫食いが目立つという、そして屋台からは予め取り外されていたふたつの彫刻部分を倉庫から外へ出す。そしてお祭のことに関しては町内で中心となっているオノグチショーイチさんの指導の下、2名が薬のスプレー缶を持ち、虫の潜り込んだ穴や、虫に食い荒らされて崩れた部分に薬を噴霧、あるいは注入していく。

その注入の時間は、虫よりも、そのスプレー缶を持つ人が先に駆除されてしまうのではないかと心配されるほど長く、あたりには薬による白い霧が漂った。

その間、僕を含む別の4名は、ビニールのシートをテープで貼り合わせ、大きな袋を2つ作り上げた。そしてここに薬を注入された彫刻部分を納め、口を狭く絞り、そこから更に、スプレー缶の薬がこれでもかとばかりに噴霧をされる。

江戸末期に彫られた彫刻はビニール袋の中で、薬によりしっとりと濡れた。最後は袋の口を締め、屋台庫の床に寝かせる。封印が解かれるのは、来年の秋になるだろう。


朝飯 納豆、鰤の煮付け、小松菜のおひたし、ごぼうのたまり漬、赤紫蘇の葉と白胡麻のふりかけ、メシ、きのうの鍋の残りによる味噌汁
昼飯 「美彩たむら」の鶏飯弁当、けんちん汁
晩飯 豆乳鍋、「田苑酒造」の麦焼酎「清酒酵母使用OTOYOI」(お湯割り)

2017.12.8(金) 布巾

「ふきんはかならず(かわいたもの)(ぬれたもの)を使う」という家庭科の問題が、小学校のとき試験に出た。

布巾はおよそ、家庭でも、あるいは料理を供する店でも、自分の知る範囲においては、水でもみ洗いしたものを固く絞って用いているとの認識が、そのときの僕にはあった。よって(ぬれたもの)の方を丸で囲むと、それには果たしてバツ印がつけられ戻ってきた。

そのときのことを思い出してみれば、それまでの自分の常識が否定された悔しさのようなものは感じなかった。同時に「この正解は建前に過ぎないのではないか」ということも頭をかすめたけれど、それを教師に質すことはしなかった。

早朝、食堂に来ると、木製の丸いテーブルの孫の定位置には、前夜に手づかみで食べた葡萄や柿やバナナの果汁のこびりついていることがままある。それに僕はアルコールの霧を吹きかけ、すこしおいてから、ティッシュペーパーで拭き取る。その、仕事ともいえない小さな行いが、僕にささやかな嬉しさをもたらすことは確かだ。

それはさておき家庭科の教師の家では、テーブルの埃などを拭き取る際にも、乾いた布巾を用いていたのだろうか。それでは埃が舞い上がるばかりではないのか。そして今、僕が調理台やテーブルを拭く際に布巾を使うことはほとんどない。大抵はアルコールと紙、である。


朝飯 ひじきと人参の甘辛煮、ほうれん草の胡麻和え、紅白なます、厚焼き玉子、ごぼうのたまり漬、赤紫蘇の葉と白胡麻のふりかけ、メシ、けんちん汁
昼飯 カレーライスらっきょうのたまり漬
晩飯 うずら豆、紅白なます、豆腐と鶏肉の鍋「田苑酒造」の麦焼酎「清酒酵母使用OTOYOI」(お湯割り)、チョコレート、“Old Parr”(生)

2017.12.7(木) 恵比須講

このところ朝はいつも晴れて、日が昇る前の空は殊に美しい。ところが、その光輝燦然とした朝が過ぎると、どこからともなく雲が忍び寄り、日光の山々もその中に隠れて、街は薄暗さの中に閉じ込められてしまう。それでも冬は、いくらかでも夏に近いだけ、秋よりは好きである。

夕刻より、事務室の神棚から恵比須、大黒の木像を、厨子ごと4階の和室に運ぶ。同時に恵比寿、大黒の軸を、その床の間に掛ける。

19時を過ぎて、尾頭付きの鯛、鏡餅、煮魚、紅白なます、白米、けんちん汁、青菜のおひたしなどを、恵比須、大黒にお供えする。そして家内、長男、嫁、孫が揃って五穀豊穣と商売繁盛をお祈りする。

ところでこの恵比須講の、鏡餅を載せてある半紙を、僕は小さなころ、ロウソクの火を点けて燃やしたらしい。それをたまたま見ていたおじいちゃんは「もっとヤレ」と、僕をけしかけたという。それが何にしろ、燃え上がることは縁起の良さに繋がるという考えが、おじいちゃんにはあったらしい。

ところがこれまたそこに居合わせたおばあちゃんは、そのおじいちゃんの無責任な喜びように「子供に火遊びを推奨するなど、とんでもない」と色を成して怒ったとは、オフクロから何度も聞かされたことである。

そうして和室から食堂へと戻り、恵比須、大黒にお供えしたとおなじ内容の夕食をいただく。


朝飯 薩摩揚げと小松菜の炊き合わせ、納豆、トマトのソテーを添えた目玉焼き、ひじきと人参の甘辛煮、ごぼうのたまり漬、赤紫蘇の葉と白胡麻のふりかけ、メシ、なめこと三つ葉の味噌汁
昼飯 「大貫屋」のカツ丼
晩飯 ほうれん草のおひたし、紅白なます、鰤の煮付け、けんちん汁、「田苑酒造」の麦焼酎「清酒酵母使用OTOYOI」(お湯割り)、「久埜」の栗蒸し羊羹、”Hennessy XO”(生)

2017.12.6(水) 警告灯

今朝の山の様子はどのようなものだろうかと、北側の洗面所の窓を開ける。すると男体山の上の高いところに月があった。旧暦10月19日の月である。そしてその写真を撮って戻ろうとしながら、風呂の換気扇がフィルターの掃除をうながす警告灯に気づく。

朝は予定が混んでいるから掃除をしているひまは無い。警告灯は、その脇のボタンを3秒のあいだ押し続けると消えるものの、それをすれば換気扇のことは忘れてしまう。よって赤く光る警告灯はそのままにして仕事場に降りる。

夜、風呂の湯を溜めようとして、点いたままの警告灯に気づく。しかし夕食は目前に迫っている。掃除の時間は、またまた取れない。

夕食の後、洗面所も兼ねた脱衣所で、三度、警告灯に気づく。風呂に入りながらの掃除であれば、ことは簡単である。酔っていることは重々、承知をしながら、風呂の濡れた縁に立つ。風呂の縁は平らではなく、丸みを帯びている。

「こんな状態でこんなことをすれば、足を滑らせて怪我をするヤツもいるだろうな」と考えつつ換気扇からフィルターを外す。「風呂場でありながら、なぜフィルターに綿埃が付くのだろう」と不思議に感じつつ、それをシャワーの湯で洗う。そしてふたたび風呂の濡れた縁に立ち、フィルターを換気扇にはめ込む。

今日のところは何ごとも無かったものの、換気扇のフィルターは、次からはしらふのときに行うべしと心に決める。もっともそのようなことは、ふたたび酔えば、忘れてしまうかも知れない。


朝飯 ひじきと人参の甘辛煮、薩摩揚げの淡味炊き、ほうれん草のソテー、スクランブルドエッグ、納豆、たまり漬「一口きゅうり」、赤紫蘇の葉と白胡麻のふりかけ、メシ、油揚げと万能葱の味噌汁
昼飯 「麺屋ききょう」の塩ネギラーメン
晩飯 ひじきと人参の甘辛煮、たまり漬「青森県田子町産のにんにくです。」ごぼうのたまり漬カレー南蛮鍋「田苑酒造」の麦焼酎「清酒酵母使用OTOYOI」(お湯割り)

2017.12.5(火) 好きと嫌いの関係

「目玉焼きも、フライパンで焼いたハムも好んで食べる。しかしハムエッグは嫌いだ」と言った人がいる。そのときは多分、なにかをしていて忙しかったに違いない、僕は「へー」と返事をしたのみで、その不思議な嗜好の理由を訊くことはしなかった。

そういう僕にも、それと大して違わない好き嫌いがある。牛蒡と人参を太く荒く刻んだきんぴらが好きでない。しかし牛蒡も人参もピーラーで薄く削いで作ったそれは好きだ。そして荒っぽく刻んだ牛蒡は好きでないと言いながら、太めのそれも、天ぷらにすれば好きなのだから、自分でもわけが分からない。

わけが分からないと書きながら、落ち着いて考えてみれば、切る、刻む、分ける、まとめるという行為による食材の大きさ、形、食感により、おなじ食べ物でも好きと嫌いに別れる可能性は広く存在することが明らかになってくる。

おむすびは小さく、そして軽く柔らかくあるべしというのが家内の意見だ。しかし長男によれば「おむすびという呼称からして似非の上品さをまとっている。その来歴からすればおにぎりというべきで、大きく固く握るのが正統」という。

僕は握った飯は「おむすび」と呼ぶ。大きさや固さには拘らない。牛蒡と人参のきんぴらとは異なって、たとえどのようなすがたかたちであっても、おむすびは好きである。


朝飯 玉子雑炊、たまり漬「一口きゅうり」ごぼうのたまり漬、赤紫蘇の葉と白胡麻のふりかけ、牛蒡と人参のきんぴら
昼飯 「食堂ニジコ」の海老春雨丼
晩飯 ジャガイモとゆで玉子とベビーリーフのサラダ2種のきのこと牛挽き肉のスパゲティ“Petit Chablis Billaud Simon 2015”「本物のワインで漬けた本物のワインらっきょう”rubis d’or”」をトッピングしたプリンパフェ、”Hennessy XO”(生)

2017.12.4(月) 合間を縫って

お客様から電話をいただき、ご注文の内容を、決められた用紙に走り書きしていく。そして代金を計算し、お届け日やお届け時間帯、また熨斗や包装資材などの同梱物を確認して電話を切る。そのメモを清書し、事務係が処理するための箱にそれを入れるべく席を立つ前に次の電話が鳴る。

あるいはまた、そのようなご注文をお受けしている最中に別の電話が鳴る。受話器を取った事務係が僕の方を振り向く。それは多分、僕への電話なのだろう。「ただいま他の電話に出ていますので」と、事務係の声が聞こえてくる。

電話を切ればまた電話、という今日のような時間が続いてようやく、年末のギフト時期を実感する。有り難いこと、この上ない。

年末といえばまた、喪中葉書の届くころでもある。おととい土曜日に配達されたそれは、オヤジの通夜に東京から駆けつけてくださった方のご家族の死を報せるもので「これは読んでそのまま、というわけにはいかない」と、繁忙の合間を縫ってお悔やみの手紙をお書きし、郵便局へとホンダフィットを走らせる。


朝飯 赤紫蘇の葉と白胡麻のふりかけ、納豆、生のトマト、油揚げと小松菜の炊き合わせ、ほうれん草の玉子焼き、牛蒡と人参のきんぴら、ごぼうのたまり漬、メシ、若布とキャベツと玉葱の味噌汁
昼飯 「ふじや」の広東麺
晩飯 ひじきと人参の甘辛煮、納豆の油揚げ包み焼き、白菜のレモン漬け、湯波鍋、「田苑酒造」の米焼酎「清酒酵母使用OTOYOI」(ソーダ割り)、

2017.12.3(日) 旅行の行き先

きのうは19時から町内の公民館へ出向いた。役員の会議があったからだ。その会議では、いよいよ来年に迫った、総鎮守・瀧尾神社のお祭を1年のあいだ担う当番町の、年初から2月までの仕事の説明と質疑が行われた。次は役員の忘年会についてで、これはその場で僕が、携帯電話により場所を予約した。新年会は、いわゆる「向こう三軒両隣」に回覧板などを回す役目の組長17名を招待するもので、その日時、料理と酒、段取りについても決める。

最後は来年の役員旅行について、これを行うか否かを話し合い、当番町の最中ではあるけれど、例年どおり行うことが決められた。しかしどこへ行くかは、いまだ資料が調わないため、先延ばしとされた。

町内の役員旅行については、僕は行き先にはこだわらない。なぜならその随一の目的は「親睦」だからだ。

結婚式に呼ばれれば、招待状に示されているホテルなり宴会場へ行く。「あそこはメシが美味いから好きだ」とか「絨毯にたばこの匂いが染みついているから嫌いだ」というような選り好みはしない。なぜならその目的は、メシを食うことではなく、とにかく「義理を果たすこと」だからだ。

営業を兼ねた食事会への出席を求められれば、指定された料理屋なりレストランへ行く。「オレは今日は洋食の気分だ」とか「こんな山の中でマグロの刺身など出さなくても良いではないか」などということは考えない。なぜならその目的は「食べたいものを食べる」ことではなく「話し合い」や「摺り合わせ」だからだ。

町内や業界の旅行の行き先に僕がこだわらないのは、それとおなじ理由による。

終業後、19時からはきのうに引き続いて町内の公民館へ出向き、ごく少ない人数で小さな話し合いを持つ。


朝飯 納豆、油揚げと小松菜の炊き合わせ、スペイン風目玉焼き、牛蒡と人参のきんぴら、きゅうりのたまり漬、赤紫蘇の葉と白胡麻のふりかけ、メシ、豆腐と小松菜の味噌汁
昼飯 カレーライスらっきょうのたまり漬「ピリ太郎」きゅうりのたまり漬
晩飯 ほうれん草ともやしのナムル、白菜のキムチ、3種の焼肉「田苑酒造」の米焼酎「清酒酵母使用OTOYOI」(ソーダ割り)パイナップル“Chez Akabane”の杏仁豆腐

2017.12.2(土) 好きなうつわ

ウェブショップ、そして来年の初夏に改版するパンフレットに掲載する料理の画像を一部、あるいはほとんど新しくする件につき、本日、その料理を担当することになったフジムラさんが東京から来てくれる。

フジムラさんを知るきっかけは、家内が書店で偶然、手にした本による。その後、今度は長男がいろいろな人と交わる中でフジムラさんと会い、話し、その作るものを目や口で味わい、また現在の世の中のあれこれを観察しながら、新しい料理はフジムラさんに任せることを決めた。

その決定に僕が賛成をしたのは、フジムラさんの料理の見た目は勿論のこと、その料理の根もとにあるフジムラさんの考えに同意をしたからに他ならない。

フジムラさんの料理とウチの日常との距離をできるだけ近くすべく、器はウチの普段使いのものを用いていただくこととして、食堂のテーブルに広げたそれらを見ていただく。フジムラさんの意にかなった器を選んでいただこうとした当方に対して、撮影の現場にはむしろ、当方の好きな器を持ち込むよう、フジムラさんは言ってくださった。それを聞いて「なるほど、そういう方法もあったか」と僕は感じ入った。

来年早々の撮影が、今からとても、楽しみである。


朝飯 納豆、油揚げと小松菜の煮びたし、ベーコンエッグ、2種のピーマンの炒りつけ、刺身湯波、きゅうりのたまり漬、メシ、若布と玉葱の味噌汁
昼飯 「大貫屋」のチャーハン
晩飯 牛蒡と人参のきんぴら、若布とエノキダケの酢の物、「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」をかけた刺身湯波、キャベツ巻き、麦焼酎「高千穂零」(お湯割り)

2017.12.1(金) 日光の美味七選

「日光の美味七選」は、僕が普段から口にして「それにしても美味いよなぁ」と感じている品々の作り手にお願いをし、これを集めて大晦日にお届けする限定40の商品だ。各々のお店や農家が1年の最後の力を振り絞って作るものだけに、多くの数をお願いすることはできないゆえの40である。

ここ数日をかけて整えてきた、この商品の発売をお知らせするメールマガジンの準備を早朝に完了する。配信の時間は9時ちょうどに設定した。

開店前の、また開店直後の仕事を済ませて事務机に着いて、日本標準時のページをブラウザに出す。これによれば、僕のコンピュータの内蔵時計は、その標準時に1秒だけ遅れているらしい

8時59分30秒を過ぎたところで「日光の美味七選」の商品ページを公開する。それからおもむろにメーラーを立ち上げ、巡回ボタンをクリックする。次々と入る注文を、ウェブショップからのメールで確認する。それらを1件ずつ追いながら「酒は日本酒ではなく焼酎にして欲しい」とか「ふたつ頼んだうちのひとつは別のところへ送って欲しい」とか「追加の品については後ほど、メールで報せる」というような特殊なご注文について、かねてより用意しておいた表に手書きで記録していく。

あるいはまた、栃木県からの出荷では間に合わない到着時間帯をご指定になったお客様には、その時間帯の変更をお願いするメール、また大晦日より早い到着日をご指定になったお客様へは、大晦日以外のお届けはできない旨のメールをお送りする。

「日光の美味選」は、10時37分に完売した。本日の受注係ツブクユキさんには、彼女の手の空く夕方まで待って、注意、留意すべき点について伝達をする。


朝飯 生玉子、たまり漬「刻みザクザクしょうが」、メシ、豆腐と長葱の味噌汁
昼飯 サンドイッチ、ホットミルク
晩飯 「三彩」のあれこれ、日本酒(燗)

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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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