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清閑 PERSONAL DIARY

2023.8.22 (火) 安全運転

3時台から食堂に来て窓を開け放ち、あれこれのことをする。空は晴れているものの、湿度は高い。5時が目前に迫ったあたりで我慢は止め、遂に窓を閉める。そして空気調整器を「除湿」で回し始める。

「夏がクリスマスのころまで続けば良い」だの「一年中、夏でも構わない」などとあちらこちらで言ったり書いたりしてきたものの、きのうは夜に至って遂に、松茸ごはんを食べるに至った。なかりの量があったため、食べきれなかった分はいただいてきた。それを、6時30分がちかくなるころに温める。

炊き込みごはんには生玉子を混ぜ込むと美味いとは、高校3年生の夏、京都の、同級生フカミカズヒロ君の家で知ったことだ。深夜だったにもかかわらず、台所には何人かの高校生や大学生がいて、大きな炊飯器に炊き上がっていた炊き込みごはんは、またたく間に無くなったのではなかったか。

きのう「炉心庵」からいただいてきた鯛と松茸の炊き込みごはんに「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」を差してかき混ぜた生玉子を、先ずはすこしかけて食べる。いと美味し。合いの手に茄子の揚げびたしや、たまり漬に箸を延ばす。そしてまた玉子かけごはんを食べ、味噌汁で口の中をさっぱりとさせる。今日の朝ごはんは、1974年夏の京都のかやくごはんと変わらず、数分のあいだに心を満たした。

「味噌三昧」という商品がある。日光味噌の白だし、赤だし、粒味噌の3種の味噌を、昆布を間仕切りにして詰め合わせたものだ。昆布には現在は、奥井海生堂の日高昆布を用いている。この、はさみで形を整えた後の切れ端を午後、包装係のセオヨーコさんのところにもらいに行く。セオさんの指示によりヤマダカオリさんが冷蔵庫から出してくれた袋には、1年ほどは持ちそうな量が入っていたから、途端に豊かな気持ちになる。

終業後はホンダフィットで15キロを走って鬼怒川温泉に至る。移動には25分ほどを要したらしく「安全運転だね」と家内に言われる。そういえば前の製造部長フクダナオブミさんにもおなじことを言われたことがある。そのときもまた、今日とおなじ夜に移動の最中だった。夜の運転には慎重になる癖が、僕にはあるらしい。


朝飯 茄子の揚げびたし、生玉子、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、獅子唐の天ぷらと若布の味噌汁
昼飯 茄子の揚げびたしを添えたざる素麺
晩飯 “Cafe Salon de The OKA”のビシソワーズ人参のゼリーのサラダ大田原産とちぎ和牛のハンバーグステーキMerlot Semi Dry Chateau Corin 2021チーズケーキコーヒー


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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