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清閑 PERSONAL DIARY

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2021.4.10(土) お祭の催行

総鎮守瀧尾神社の春の例大祭の日だ。お祭が始まるのは9時でも、現地には8時40分までに入るよう、カレンダーには書いておいた。今朝はいつもの仕事の順番をすこし組み替えた。そして着替えて8時30分に会社を出る。

首都圏の1都3県に発令されていた緊急事態宣言は、3月21日に解除をされた。しかしその後も新規感染者の数は増えるばかりだ。そして1府3県には4月5日から、1都2府県には4月12日から、今度は蔓延防止等重点措置が実施中あるいは実施をされる。そのような世情から、今年のお祭も昨年に続いて静かなものになることを予想しつつ数百メートルを歩く。

一の鳥居が見えてくるころ、思いがけずお囃子の笛と太鼓に気づく。更に進むと二の鳥居の前に、きらびやかに着飾った金棒引きと稚児の姿が見えた。「やっぱり、こうでなくちゃな」と思う。

ここ数年に及ぶ「当番町を考える会」で、瀧尾神社のお祭は隨分と簡素になった。時代に合わせなければ、伝統は生き残れない。しかし子供の元気な姿は不変であるべきだ。

猪口に御神酒一杯のみの、これまた簡略化された直会に先だって、責任役員として挨拶をする。子供についても触れたことは、言うまでもない。


朝飯 切り昆布の炒り煮、温泉玉子、牛肉のすき焼き風、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、菠薐草の味噌汁
昼飯 切り昆布の炒り煮、白菜漬け、明太子、しその実のたまり漬のお茶漬け
晩飯 レタスと人参のサラダ、コーンポタージュスープ、じゃがいもの素揚げと日光味噌のたまり漬によるソースを添えたビーフステーキにんにくのたまり漬と玉葱と玉子の焼き飯NUITS SAINT GEORGES EN LA PERRIERRE NOBLET MACHARD DE GRAMONT 1983ウィークエンドシトロンケーキ、Old Parr(生)


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2021.4.9(金) 未知の樹木

朝、食堂から隠居の方角を望む。蔵の屋根に遮られて、認められるのは、左手前の染井吉野に右奥の山桜くらいのものだ。しかし今日は、すこし遠いところに高い木のあることに気づいた。丸く広がった枝には薄桃色の花さえ見える。さて、そのような木が隠居にあっただろうか。

朝の仕事を片付けて早速、隠居の柴折り戸を引く。そして「汁飯香の店 隠居うわさわ」の営業日以外は水を止めている池泉の石橋を渡る。これまで知らずにきたその木は、果たして山桜だった。

隠居の庭には木が多い。桜もそのひとつで、オフクロは晩年に植木屋を頼んで幾本も伐らせた。この1本は、そのときには見逃されたのだろうか。山桜は既にして大きな1本がある。とすればこちらの方は、いずれ伐ることになるかも知れない。

事務室に戻ると嫁のモモ君が白衣を着て、長男のシンを抱いていた。これから製造現場で仕事をするのだという。シンは乳母車に寝かせておくとのことで、その乳母車は僕が裏玄関から出してやる。シンは、母親が仕事をするかたわらで静かにしている。その様子を写真に撮ってから、ふたたび事務室に戻る。


朝飯 納豆、菠薐草のおひたし、「なめこのたまり炊」のフワトロ玉子、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、明太子、メシ、大根と万能葱の味噌汁
昼飯 白菜漬け、ごぼうのたまり漬、牛肉のすき焼き風、明太子、塩鰹のふりかけのお茶漬け
晩飯 切り昆布の炒り煮、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、鮪の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、薩摩芋の天ぷら、筍ごはん、ごぼうのたまり漬、「清開酒造」の「夢ささら55%無濾過生原酒」(冷や)、トマトのゼリークッキー、TIO PEPE


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2021.4.8(木) 伊豆治療紀行(3日目)

バンコクのマンダリンオリエンタルホテルやフアヒンのレイルウェイホテルを宿としたとき、もっとも大きな楽しみを得たいとすれば、外には出ず、その敷地の中にできるだけ長く留まることだ。「おちあいろう」においてもしかり。しかし今日は、それほどゆっくりもしていられない。

朝日の差すころ内湯に入りあとは庭を眺めながら本を読む。7時に設定した音をiPhoneが発すると同時に着替えて荷物をまとめる。8時からと決められている朝食は、7時45分からに早めてもらった。食事処の窓からは、東西の匠たちを競わせつつ建てたという棟々が、間近に望まれる。

修善寺駅の駐車場にクルマを駐めたのは9時すこし前だった。駅前にビルを経営し、駅構内に「舞寿し」の店を出すタケシトーセーさんと知り合って四半世紀以上が経つ。タケシさんが「日光MG」に参加をしてくれた回数は、20数回に及ぶと思う。伊豆に来てタケシさんを訪ねないことは考えられない。開店直後の店にはお母さんがいらっしゃり、タケシさんと息子さんも、製造現場からすぐに来てくれた。予約の品を受け取り、挨拶もそこそこに駅を出る。

きのう越えた伊豆スカイラインは、往路とおなじ距離でありながら、隨分と短く感じた。整体院には、指定されていた時間に10分おくれて9時50分にすべり込む。今日の電子ペンは、おとといの治療により半ばほどまで復調していたため、それほど強い痛みは感じさせなかった。

治療院と初日に泊まった赤沢温泉、そして伊豆高原駅は、半径数キロメートルの範囲にある。レンタカーのスズキスイフトに最寄りのガソリンスタンドでガソリンを満たし、駅前のレンタカー屋に返却をする。

予定より小一時間ほども早い、伊豆高原12:30発の熱海行きに間に合う。東京と北千住で乗り換えて、下今市には16時42分に着いた。

夜は昼に続いてタケシさんの弁当を食べる。酢で締めた鯵は日本酒の肴に最高だ。そして早々と寝室に入る。


朝飯 「おちあいろう」の朝食膳、柑橘
昼飯 「おちあいろう」で持たせてくれたおむすび「舞寿し」の「田舎セット」
晩飯 ブロッコリーの胡麻和え「舞寿し」の「あじ寿司」、大根と万能葱の味噌汁、「清開酒造」の「夢ささら55%無濾過生原酒」(冷や)


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2021.4.7(水) 伊豆治療紀行(2日目)

きのうの夜、懐石料理だけでは足りずに小さくないおむすび2個を平らげた。にもかかわらず、今朝、風呂で測った体重は普段とそれほど変わらない56.4キロだった。BMIは19.5くらいのところだろうか。炭水化物は僕を太らせない。目の前には伊豆半島南西端の海と空が青く広がっている。

きのう伊豆高原駅前で調達したレンタカーにて伊豆スカイラインを越える。昼食は、天城山を間近に望む丘の上の蕎麦屋で摂った。そこから修善寺の街へ下る。

カンボジアの西バライのような超弩級を除いて、僕は名所旧跡には興味がない。それらを観るための教養に欠けているのだ。しかし湯ヶ島温泉の宿に入れるのは15時とのことで、しばし時間を調整する必要がある。町内役員のバス旅行でこの街を訪ねた際、自由時間にひとり散歩をしながら旧い教会を見つけた。それを覚えていたから、お土産屋にクルマを駐め、その修善寺ハリストス正教会顕栄聖堂に家内を案内する

それでも時間は隨分と余っている。修善寺に参拝し、修善寺川に面した茶屋で一服をしてようやく14時が過ぎる。

修善寺から湯ヶ島温泉とくれば、なんと言っても川端康成だ。しかし僕はこのノーベル賞作家の作品をひとつも知らない。読んだものといえば「川端康成・三島由紀夫往復書簡」のみだ。一高時代の川端とは異なって、当方のクルマはほんの20分ほどで湯ヶ島温泉に至った。

「おちあいろう」の、幕を垂らした巨大な門の手前には2台分の駐車場があった。そこに後退でクルマを駐めようとしながら、奥まで入るよう手招きをする人の姿に気づく。その人に荷物を手渡しているところに身分は支配人になるのだろうか、満面に笑みを湛えたムラカミノブオさんが出迎えてくれた。ムラカミさんは上澤梅太郎商店が主催する研修「日光MG」に何度も来て下さった恩人である。

香のたきしめられた玄関から先ずは喫茶室に通される。そしてここで種々の説明を、女の人より受ける。そこから部屋に案内される途中には読書室があった。既にして部屋に運ばれていたザックから中川右介の「昭和45年11月25日」を取り出して即、その「大正時代のモダン」といった趣の小部屋に戻る。そして小一時間ほども静かに過ごす。僕にとって旅の一番の楽しみは、本読みを措いて他にはない

17時より、国の登録有形文化財でもある建物の見どころを女将が案内してくれる。特に3階大広間の紫檀による床柱は圧巻だった。これまで自分が見たことのあるものでは、趣味は異なるものの、智頭の石谷家住宅の大黒柱と双璧を為すような気がした。

ところでこの宿の飲物は、特別のものを除いてはいわゆる”inclusive”、つまり飲み放題だ。僕は酒を好む。しかし量としては、それほど飲まない。就寝は多分、21時前だったと思う。


朝飯 「赤沢温泉ホテル」の朝のブッフェ其の一其の二其の三
昼飯 「やまびこ」のサービスの野菜飛竜頭ざる蕎麦(粗挽き)
晩飯 「おちあいろう」の其の一其の二其の三其の四其の五其の六其の七其の八其の九「八海山」の純米大吟醸「ひょうたん」(冷や)、グラスの白ワイン、同赤ワイン


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2021.4.6(火) 伊豆治療紀行(1日目)

この日記にはたびたび書いてきたことだが、1998年の秋に感じ始めた背中右側の痛みが、同年の12月に至ると耐えがたいほどになった。整形外科の病院でブロック注射を打ち、総合病院を訪ね、ふたつの治療院で鍼を打ち、それでもどうもならないから「手かざし」まで試して、すべて効かなかった。最後に頼ったのが、facebookで偶然に知った、宇都宮の整体院だった。

ここの先生の言うことには、僕を納得させる力があった。通ううち、外科で処方された、不気味に感じつつ服用していた鎮痛剤は必要なくなった。背中の痛みが去ると、先生が予言をしていた通り左肩が痛くなり、それが収まると右膝の治療に移った。やがてからだの痛みはすべて霧消し「次の来院は2ヶ月後で大丈夫です」と言われるまでに回復をした。

「今後はこの先生、一本だ」と考えていたところ、先生は昨年の7月に治療院を閉め、秋にはあろうことか伊豆に引っ越してしまった。「そりゃぁねぇよ」と言いたいところだが、王侯でもなければ、自分の専属として雇うなどはできない。

そうして今日は、東武日光線、常磐線、東海道新幹線、伊豆急行と乗り継いで、伊豆高原には昼前に着いた。所要時間は実に4時間10分。僕にしてみれば、羽田からウドンタニーへ行くより面倒な行程だった。

およそ9ヶ月ぶりに受けた、9,000ボルトの電子ペンによる治療は強烈だった。痛さのあまり、額に脂汗が滲むと同時に吐き気を催すのだ。膝の、特に上部のいくらか肉のあるところはペン先の形に深く窪んだ。「この画像、facebookに上げるかな」と言ったら「患者が来なくなるから止めてよ」と先生は目を剥いた。先生の腕にやはり感服している家内は、しかし「私は電子ペンは必要ありません」と、あらかじめ逃げた。

今夜の宿は、治療院にほどちかい赤沢温泉郷だった。「だった」とは、今回の日程はすべて家内が決めたからだ。明日はどこかに移動をし、先生には、あさってまたかかる予定だという。「だという」とは、今回の日程はすべて家内が決めたからだ。

宿では夕方のうちに露天風呂に入り、21時前に就寝する。


朝飯 苺のタルト、コーヒー
昼飯 「ミクニ伊豆高原」の其の一其の二其の三其の四其の五ノンアルコールワイン
晩飯 「赤沢温泉ホテル」の其の一其の二其の三其の四其の五特別に頼んだ2種のおむすび其の六2種の地酒(冷や)


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2021.4.5(月) 残念な男たち

何年か前に、街の真ん中に道の駅ができた。社員それぞれは、特に朝は、本店の仕事に忙しくしている。よって道の駅に関する諸々は、いつの間にか僕の役割になった。今朝も掃除と検品のため売場におもむくと「朝露」が極端に減っていた。

「朝露」は味噌に微圧を加えつつ気長に抽出する正真正銘の「たまり」で、その製造法から量産が利かない。現在の在庫は100ml入りのビンが数十本というところだろうか。会社に戻って即、道の駅専用のシールを貼って25本を用意するよう、マキシマトモカズ製造部長に伝える。

午前の早いうちに、町内の複数の通帳をたずさえて銀行へ行く。そして自動引き落としされた電気代の同額を現金で補填するやら、2020年度の剰余金を預け入れたりする。

今日の夕食は、家内の、遊びに来た従姉妹や兄嫁と共に摂った。いちばん面白かったのは、見合いの当日から「この相手とは、次は無い」と確信した話だった。

スーツに白い靴下を合わせてきた男。
微熱があると伝えたにもかかわらず、また足元はハイヒールにもかかわらず、お堀端のパレスホテルから上野公園まで歩かせた男。
赤いスポーツタイプのクルマで、会話もなく首都高速道路を回り続けた男。

隨分と駄目な男もいたものだ。しかし何ごとかに打ち込んでいる男に限って他のことには頭が回らない、ということもある。彼女たちが断った男は他にもいろいろといた。すべてを覚えきれず、だからすべてをここに挙げられないことを、しごく残念に思う。


朝飯 目玉焼き、じゃこ、煮奴、生のトマト、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、蕗のとうの天ぷらの味噌汁
昼飯 塩鰹のふりかけ、揚げ玉、塩鮭、白菜漬け、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
晩飯 生のトマトオイルサーディン水餃子、「紅星」の「二頭鍋酒」(生)、3種のいちご


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2021.4.4(日) 年度はじめこそ

瀧尾神社の春の大祭は、来週末に催行される。それにむけて今日は、公民館を会所にする仕事が10時から予定されていた。しかし「汁飯香の店 隠居うわさわ」の営業日であれば、家内も長男もそちらへ詰めて人員が薄い。事務係のカワタユキさんが休憩から戻った10時30分に、ようよう外へ出る。

公民館へ行くと、役員と若い人の10名ほどが外にいた。祭壇の飾り付けや提灯台の組み立ては、既にして完了したという。会計係の僕は昼食時にふたたび合流することとして、とりあえず会社に帰る。

会計係の仕事は、年度末ではなく年度はじめこそややこしい。種々の理由により前年度分を締められないまま、今年度が始まるからだ。2020年度の次期繰越金は、いまだはっきりしない。2021年度の予算も決まっていない。それはそれとして、本日の供物の代金、10日に必要な初穂料や祝金は、2021年度の出金として金銭出納帳に記録をする。

総会の準備のための役員会は、今月18日に開かれる。2020年度の決算書は間に合わない。代わりに金銭出納帳の写しを持参することになるだろう。


朝飯 牛肉のすき焼き風、温泉玉子、納豆、トマトとレタスのサラダ、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと白菜キムチの味噌汁
昼飯 「金長」のオムライス
晩飯 隠元豆の胡麻和え、松前漬け、冷やしトマト、白菜漬けと厚揚げ豆腐と豚肉の鍋、らっきょうのたまり漬、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、麦焼酎「麦っちょ」(前割のお燗)


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2021.4.3(土) ぜひご予約を

朝、EBエンジニアリングのタシロジュンイチさんに、トヨタハイエースとホンダフィットのスタッドレスタイヤをノーマルタイヤに戻して欲しい旨をメッセンジャーで送る。そのまま今度はFSEのシバタサトシさんに、会社のコンピュータ1台を買い換えたい旨を、やはりメッセンジャーで送る。

タシロさんからはすぐに、明日10時にクルマを取りに行くとの返事が戻った。シバタさんからは長男に電話で、今朝のうちに来社すると知らされた。おなじころ、明日の「汁飯香の店 隠居うわさわ」への予約を確認したいと、お客様から電話をいただく。

あさっての月曜日は、隠居は貸し切りになっている。18日の日曜日は、朝一番を除いては、眺めの良い席は埋まった。枝垂れ桜も見ごろを迎えつつあれば、お客様には、ぜひご予約をお願いしたい。席数が限られる上に相席を避けるため、すぐ満卓になってしまうのだ。

「汁飯香の店 隠居うわさわ」は毎週、土、日、月の営業。開店は8時30分、最終入店は13時、閉店は14時。電話番号は0288-25-5844(日光ごはん良し)。営業日、営業時間外は本店の電話番号0288-21-0002(08:30~17:30)で毎日、ぐるなびなら24時間、ご予約を承れます。


朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、納豆、鮭の粕漬け、玉子焼き、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、菠薐草の味噌汁
昼飯 牛蒡と人参のきんぴら、白菜漬け、じゃこ、ごぼうのたまり漬、塩鮭のお茶漬け
晩飯 トマトとレタスのサラダ2種のパン鶏のクリーム煮Chablis Billaud Simon 2015、TIO PEPE


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2021.4.2(金) 後世への最大遺物

3月21日の夜、寝るころになって、喉に痛みを感じた。風呂上がりに裸でうたた寝をする悪習により風邪をひいたに違いないと、そのときは考えた。翌月曜日に耳鼻科のセキネクリニックへ行った。痛みの理由は”E.N.T. infections”つまり耳鼻科系の感染症ではなく、喉の奥左下3ヶ所にできた口内炎によるものだった。

以降、セキネクリニックの診療日には必ず出かけた。当該の場所に複数の薬を噴霧し、塗り、薬を処方してもらう日々が続いた。口内炎は、ひとつが治れば別のところにまた複数ができるという群発を繰り返した。生まれて初めての経験だ。あるいは加齢が影響しているのかも知れない。

3月22日から数えて9回目の通院となる今日は、先生の後ろに先生の息子さんが立っていた。息子さんも医者であれば、どこかの勤め先から戻って、いよいよ跡を継ぐのだろう。

「後世への最大遺物」という著作が内村鑑三にある。子供こそ後世への最大遺物と、僕は信じている。


朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、納豆、「なめこのたまり炊」のフワトロ玉子、グリーンアスパラガスとスナップエンドウと春キャベツの淡味炊き、明太子、白菜漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、豆腐と長葱の味噌汁
昼飯 牛蒡と人参のきんぴら、明太子、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、塩鰹のふりかけのお茶漬け
晩飯 白片肉、玉子焼き、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、胡瓜のぬか漬け、ラーメン鍋、麦焼酎「麦っちょ」(お湯割り)


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2021.4.1(木) 明日の日記を書く人

「明日の日記を書くことを常としている」という人と、むかし席を同じくしたことがある。真面目そうな印象から、その人は日記を目標達成のために使っているように思われた。

明日の日記どころか明後日の日記、更にはその先の日記まで書いてしまうことが、僕にはたびたびある。それは「目標の達成」などという高邁な理由からではない。「書けるときに書いておけ」という気持ちによるものだ。

3月30日と31日の日記は、30日の日中に書けていた。僕は日記を遊びで書いている。とはいえ2日分の日記が書けていれば、気分は楽だ。今朝はそう目覚めが早かったわけでもなく、製造現場での仕事も控えていた。にもかかわらず、気持ちの余裕は綽々だった。今月4日の日記も、また6日の日記も今から書けそうだ。しかしまぁ、そう先走ることもないだろう。

夕刻に食堂に戻ると、まるでタイの市場にいるような匂いがした。様々な香辛料と共に豚の三枚肉が茹でられていた。魚の臭いは、僕が早々と仕込んだ、明日の味噌汁のための出汁によるものだった。

おとといの日本酒は、ひどく喉にしみた。きのうのワインは、それほどでもなかった。今夜の白酒は、ほとんどしみなかった。しみ方の異なりは酒の種類によるものではなく、喉の奥の口内炎が快方に向かっている印だと思う。


朝飯 菠薐草の胡麻和え、焼き鮭、納豆、牛蒡と人参のきんぴら、グリーンアスパラガスとスナップエンドウと春キャベツとトマトの淡味炊き、白菜漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、大根の味噌汁
昼飯 「丸亀製麺」のわかめうどん
晩飯 ワンタンスープ、春雨サラダ、白片肉、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)杏仁豆腐、Old Parr(生)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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