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清閑 PERSONAL DIARY

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2022.5.24(火) 結構、真剣。

きのうの午後は「和ぱすたぽぽらまーま東久留米店」で大変にご馳走になってしまった。池袋に戻ったのは夕刻にちかい時刻だったものの、腹は満ちている。このまま真っ直ぐ家に帰るか、あるいはどこかで飲んでいくか。迷いながらも気持ちは後者に傾いていった。

活字を欠いてはひとりでの飲み食いができない。しかし持参した「夢酔独言」は昼過ぎに読み終えてしまった。飲むなら本を調達する必要がある。

銀座では5丁目の近藤書店をもっぱら使ったが、とうに無くなった。旧電通通りの旭屋書店は2008年に無くなり、8丁目の福家書店は2010年に無くなった。銀座で頑張っている老舗は教文館。床面積はギンザシックスのTSUTAYUAが最大か。

池袋には大きな本屋がいまだ複数存在する。しかし使うのはいつも駅構内、中央コンコースから北口へ至る途中の小さな本屋だ。ここではかつて小林紀晴の「写真学生」を発見した。

しらばくぶりの店には”TSUTAYA BOOKSOTRE”の看板が目立っていた。「さて昔から蔦屋だっただろうか」と不思議に感じたが、店名は特に意識していなかった。棚は小説が随分と減って、マンガが増えていた。小説は読まない、マンガも読まない、ハウツー本やビジネス書は読まないというより読めない。そんな中からどうにかこうにか1冊を選び出した。

酒飲みと本読みは、僕の三大楽しみのうちのふたつを占めている。本選びは結構、真剣である。


朝飯 牛蒡の人参のきんぴら、揚げ湯波と人参と小松菜とジャコの炒り煮、納豆、菠薐草のおひたし、蕪と胡瓜のぬか漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、若布と三つ葉の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 いぶりがっこ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、オールドイングランドローストビーフとトマトとルッコラとブロッコリーのサラダシズカパン鶏とマッシュルームのグラタン、Chablis Billaud Simon 2015


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2022.5.23(月) たまり漬をパスタソースに

朝のうちは不安定な空模様だったが、その後は晴れた。下今市09:34発の上り特急スペーシアに乗り、12時00分に西武池袋線の東久留米に至る。ここに来るのは多分、45年ぶりのことだ。当時、自由学園の学部寮から起伏に富んだ畑の道を歩いて行くと、遙か向こうに木造の駅舎が見えた。それが今や、駅の中には成城石井さえあるではないか。まるで浦島太郎である。駅前の喫茶店で時間調整の後、13時すこし前に「和ぱすたぽぽらまーま東久留米店」に入る。

「ポポラマーマ」は自由学園の同級生アケミツシ君が創業した生スパゲティのチェーン店だ。この会社の外部販売用ソースに上澤梅太郎商店の商品を使いたいと連絡を受けたのは、2020年10月のことだった。それが1年6ヶ月後の昨月にようよう完成し、販売も開始をされた。本日はお礼と情報交換のため指定の店におもむいた。店ではアケ社長と営業本部のユダオサムさん、そして外部販売グループのクラモトハルミさんが迎えてくれた。

同店のあれこれをご馳走になりながらの情報交換は2時間超に及んだ。最後は記念撮影。アケ君は年少のころより愛嬌に溢れて笑うのは得意だった。そして当方は、その逆である。それでもどうにかこうにか今日の仕事を完了させる。いずれにしても、今回のソースが「ポポラマーマ」のお客様のご支持をいただければとても嬉しい


朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、納豆、茄子のソテー、揚げ湯波と人参と小松菜とジャコの炒り煮、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、トマトと若布の味噌汁
昼飯 「和ぱすたぽぽらまーま東久留米店」のなめことしその実の和風ソーススパゲティ(試食用)ミニサラダたっぷり海老と茄子の和風スパゲティレトロプリン、紅茶
晩飯 「加賀屋北千住店」のあれやこれやそれや、他あれこれ。チューハイ


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2022.5.22(日) 短い包丁

「伊豆高原痛みの専門整体院」のワタナベマサヤス先生によれば、僕のからだは異変を感じる力が鈍いという。どこかが悪くなれば、それは痛みによって関知をされる。その痛みを僕は感じないのだという。そういう僕ではあるけれど、このところはいささか疲れてきた。姿勢によっては肩と腰が痛む。そういう次第にて、きのうはワタナベ先生が宇都宮から伊豆へ引っ越すに当たって紹介してくれた「ワイストータルボディケア」に行った。

この整体院にかかるときにはいつも、TUTAYA宇都宮駅東店にクルマを駐める。駐車料金は、同店でお金を使えば無料になる。僕は大抵、店内の喫茶店でお茶を飲み、それを駐車代に充てる。お茶を飲むだけでなく、本を検分することもある。きのうはある本のページを繰るうち、鎌倉の「菊一」でダマスカス鋼のペティナイフを買うはなしが出てきた。それを拾い読みしながら「何だよ、オレも欲しいじゃねぇか」と思った。

「菊一」は客の買った刃物を研いでくれるという。しかし鎌倉では気軽には行けない。僕にとって便利な場所にある刃物屋は日本橋の「木屋」だ。そこで今朝は、いまだ起きる前にiPhoneで同店のページを調べてみた。そしてこの店でも研ぎのサービスをしていることを知った。

おばあちゃんは包丁をマメに研いだ。オフクロも研いでいたと思う。家内も研げば長男も研ぐ。しかし僕は、その手の仕事は本職に任せたい。そういう次第にて、次に日本橋方面へ行くときには、僕は短い包丁を1本、手に入れるかも知れない。


朝飯 揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、納豆、ハムエッグ、牛蒡と人参のきんぴら、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、トマトと大根の味噌汁
昼飯 「ふじや」のタンメンバター
晩飯 「ユタの店」のピータン2種の餃子生ハムとチーズの春巻きチャーハン焼酎「鏡月GREEN」(オンザロックス)家に帰ってからのシュークリーム、Old Parr(生)


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2022.5.21(土) よく考えてみよう。

「おじいちゃんは大した人だった」と考える理由は「たまり漬の創始者」という以外にも枚挙にいとまが無い。素人が株に手を出すなどはそれほどしなかっただろう時代から、東武鉄道の株だけは持っていた。それについておじいちゃんは「お客様を連れてきてくれるから」と語っていたという。一本、筋の通ったものを感じる。その株はオヤジが相続し、今は僕の手にある。

オヤジは東武鉄道の電車全線優待乗車証、いわゆる無料パスを持っていた。しかし僕は、それほどの株数は保有していない。オヤジはその晩年において、持ち株の一部を手放したのかも知れない。

先日、元国会議員が現役時代の国会議員鉄道乗車証を使い、新幹線の特急券とグリーン券を詐取したとして逮捕された。そのニュースに触れて、オヤジが昔日に所持した無料パスを思い出した。レコンキスタではないけれど、僕もできればそのパスを使いたい。

東武鉄道の株主優待制度を調べると、持ち数を5,800株にすれば。そのパスの手に入ることが分かった。しかし「待てよ」とも考えた。無料パスは人に貸すことができる。しかし当然のことながら、1度にひとりしか使えない。ということは、複数人が出張をするときは、ひとり以外は乗車券を買う必要がある。一方、5,000株以上5,800株未満の場合には、年に100枚の回数券が発行される。どちらが得か良く考えてみよう。ちなみに東武鉄道の株価は現在、コロナ禍によるものか、それほど高いところにはない。


朝飯 焼き鮭、マカロニサラダ、ひじきと梅肉のふりかけを薬味にした冷や奴、牛蒡と人参のきんぴら、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、キャベツと大根と人参と若布の味噌汁
昼飯 「丸亀製麺」のトマ玉カレーうどん
晩飯 トマトサラダ、オールドイングランド、茹でたブロッコリーとラタトゥイユとチーズの盛り合わせトマトとマッシュルームと牛挽き肉のスパゲティ“Briest”の2種の焼き菓子Chablis Billaud Simon 2015


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2022.5.20(金) 歴史、日常、土着

3月5日から今月16日までの「汁飯香の店 隠居うわさわ」のお客様を名簿に入力する仕事はきのう完了した。同店の営業日は毎週の土日月だ。これからは、その3日間のお客様は直後の火曜日に入力しようと心に決める。もうひとつ、僕の事務机には書類が積み重ねられていて、使える空間は狭い。その狭いところで根を詰めた作業をすると肩が凝る。

「タバコも止めたいとは思っているんですが」と言った男に「今、止めろ」と詰め寄ったオバサンがいる。「いつやるのか、今でしょ」である。よって本日午前、机上の左右に積み重ねられていた書類を残らず処分する。

ところでこの2か月の隠居のお客様をコンピュータに整えながら「そういえば…」と、そのお客様のことを思い出すことがままあった。東京にお住まいの、ラテン系のお名前を持つお客様は”Really great place with delicious authentic food”との感想を残してくださった。このお客様がインターネットを通じてご予約をくださったときには「当日その時間は畳に座る式の部屋のみご用意できます」と僕はご返事をした。しかし心配は無用だったのだ。というか、自分も海外へ行けば、その土地の歴史や日常や土着を求めるではないか。

2020年の春以降、極端に絞られている国境が、ふたたび開かれようとしている。伝統家屋と日本の朝食をお楽しみくださるお客様の、更に多くなることを僕は願っている。


朝飯 菠薐草のソテーを添えたベーコンエッグ、牛蒡と人参のきんぴら、ひじきと梅肉のふりかけ、明太子、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、豆腐と万能葱の味噌汁
昼飯 朝のおかずを流用した弁当
晩飯 「和光」のお通しのゲソのたらこマヨネーズ和え温玉サラダ刺身盛り合わせおしんこ盛り合わせ、麦焼酎「吉四六」(オンザロックス)


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2022.5.19(木) 記憶

寝室から応接間に出ると、月が床を明るく照らしている。窓に近寄り徐々に視線を上げる。月は南南西の空の、いくらか高いところにあった。時刻は3時06分。

家内は仏壇の花として白菊6輪を買う。6輪とも長く保つこともあるが、大抵は1輪ずつ元気を失っていく。6輪のうち数輪がいつまでもパッとしない、ということもある。今朝は6輪のうちの5輪を捨て、残った1輪の茎を鋏で詰めた。この1輪だけは、いまだ数日は保ちそうだ。

「旅とおなじく肉も魚も辺境というか端の部分が美味い」と、きのうの日記に書いた。辺境の旅といえばへディン、慧海、アムンゼン、ヘイエルダール、植村直己と、次々と頭に浮かぶ。それら偉業を為した冒険家の枠には入らなくても、鴨志田穣の「日本はじっこ自滅旅」はしみじみ、良い。

鴨志田穣の白眉は「焼き鳥屋修業」と僕は感じている。これは現在「遺稿集」に納められている。「遺稿集」の解説は伊集院静が書いている。その題名を僕は「鴨志田さんの文章」と記憶していた。しかし正しくは「鴨志田穣の文章」だった。「鴨志田さんの…」と敬称が付けられていると思い込んだのは、追悼文ともいえるその解説が、鴨志田穣への尊敬に満ちているからに違いない。


朝飯 油揚げと小松菜の炊き合わせ、トマトのスクランブルドエッグ、牛蒡と人参のきんぴら、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、若布と油揚げの味噌汁
昼飯 「鳥よし」の豚カツ定食
晩飯 らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、いぶりがっこ、オールドイングランドレタスとポテトのサラダ、TIO PEPE、2種のパンラタトゥイユを添えた鶏の香草焼きVOSNE ROMANEE Jean Gros 1985


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2022.5.18(水) 35×3=105

朝ごはん専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」へ来てくださったお客様を名簿に整えるのは僕の仕事だ。これを「そのうち」と先延ばしするうち、3月はじめからの分が溜まってしまった。前回も溜め込み、自宅で数時間をかけて入力したことを忘れていないにもかかわらず、恥ずかしい限りだ。そういう次第にて、午前からこの入力作業を始める。

上澤梅太郎商店が使っている個客名簿はファイルではなくページで管理をする。1995年5月1日に最初の7名様を入力したときには、1ページに37名様が収まる設計だったように思う。現在は1ページあたり35名様。今日はまるまる3ページ分の105名様を入力した。残りは後日に持ち越すことなく明日、また入力しよう。

夜の食卓には家内が南の島から買ってきたテビチが上った。日本で食べようが香港で食べようがタイで食べようが豚の足は大好物だ。旅とおなじく肉も魚も辺境というか端の部分が美味い。家内は味見程度、長男は子供の世話に忙しくてほんのひとくち、嫁のモモ君はこの手は苦手にて、ほとんどすべてを僕の口福とする。


朝飯 生のトマト、納豆、油揚げと小松菜の炊き合わせ、ジャコと人参と蕪の葉と揚げ湯波の炒り煮、明太子、蕪のぬか漬け、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 「やぶ定」のカレー南蛮蕎麦
晩飯 牛蒡と人参のきんぴら、菠薐草のおひたしと牛肉のすき焼き風、豆腐のチャンプルー、明太子、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、テビチ、メシ、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、西瓜


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2022.5.17(火) 打ち合わせ

上澤梅太郎商店のA4サイズのパンフレットは毎年、改版をする。ところが現在のもっとも新しい版は2020年9月版第2刷。つまり2021年は改版をしなかった。その理由のひとつに、新型コロナウイルスによる、人の往来の制限があったことは否めない。「いくらでもリモートでできるではないか」と言われればその通りだ。しかし顔と顔、指と指をつき合わせられる日を待ちたくなる仕事もあるのだ。

今日は2年ぶりの大きな変更を前にして、ディレクター、デザイナー、長男、僕の4人が新橋の会議室に集まる。そして新しいパンフレットの、8月末日の完成を目指して意見の交換をする。話し合いの時間は3時間と決めてあったものの、過去の例に変わらず長引いた。今日も、最後の1時間は、会議室から喫茶店へ席を移してのものになった。

16時すぎからかかる予定だった床屋は端折った。新橋から尾張町まで歩いて教文館に寄る。複数の欲しい本が発生しても、買えば家の棚に未読が増える。よって書名を頭に刻み込むのみで外へ出る。そして歌舞伎座の前に、夕食を摂るため待ち合わせた次男の姿を見つける。


朝飯 グリーンアスパラガスの焼きびたし、油揚げと小松菜の炊き合わせ、納豆、ジャコと人参と蕪の葉と揚げ湯波の炒り煮、菠薐草と八朔の白和え、胡瓜と蕪のぬか漬け、しいたけのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、油揚げと三つ葉の味噌汁
昼飯 「カフェパウリスタ」のチーズトースト、コーヒー
晩飯 “IBAIA”のオリーブのオイル漬け、サービスのコロッケ、グリーンサラダビーフステーキ、ドライシェリー、グラスの白ワイン、グラスの赤ワイン


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2022.5.16(月) 朝がえり

目を覚まし、しばらくしてから枕の下に手を伸ばす。iPhoneを取り出し見ると、時刻は2時04分だった。一瞬、小さく狼狽する。自宅であれば、これくらいのことで気持ちを動かすことはない。起きれば朝食まで4時間以上も自由な時間が得られるのだから、むしろめでたい。しかし今は、布団を接して理事長が眠っているのだ。勝手なことはできないではないか。

町内役員の親睦旅行でやはり早朝、というかいまだ深夜のうちに目を覚ましたことがある。どうにもならないので24時間いつでも入れる温泉の脱衣所へ行き、そこで本を読んだことがある。他の団体旅行でも、思い出してみればロビーの一角に薄明るい場所を見つけ、そこで本を読みつつ朝を待ったことがあった。それでも今朝は、途切れ途切れながらも二度寝、三度寝ができて、無事に5時30分を迎える。

「栃木県味噌工業協同組合」の泊まりがけの総会は朝食後に解散。その30分後に帰社。午前の早いうちに、事務係のコンピュータから最新のお客様情報を僕のコンピュータに移す。そして6月15日から新宿タカシマヤで行われる出張販売の、お知らせハガキのお送り先を特定する。


朝飯 「湯けむりまごころの宿・一心舘」の朝食膳
昼飯 「食堂ニジコ」の中華風焼きそば
晩飯 トマトと人参のサラダ、本物のワインで漬けた本物のワインらっきょう”rubis d’or”、らっきょうのたまり漬、プチトマトのたまり浅漬けカレーライス、Old Parr(水割りのお燗)、パイナップル


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2022.5.15(日) 集まり

人から熱心に薦められ、誘われて入ってみたものの、自分の性にはまったく合わず、十数年のあいだ会費のみを納めて月例会には欠席を続けた会がある。あるいは入会金と初年度の会費を振り込んで、その創立の場に臨んだところ、これまたその場の空気に馴染めず、即、退会届を出した会もある。自分の性格からして、いわゆる「会」の一員になるには重々、気をつけなければならない。

そんな僕でも「栃木県味噌工業協同組合」の集まりには、一切の心理的な抵抗を感じないまま参加ができる。そして今日はその組合が、2年4か月ぶりに泊まりがけの総会を催す。場所は鬼怒川温泉。というか、事務局に頼まれ会場を予約したのはこの僕である。

日光市今市の旧市街ほぼ中央に位置する上澤梅太郎商店から鬼怒川温泉までの距離は15キロ。信号機がすべて青なら20分で行ける距離ではあるが、信号機がすべて青などということはあり得ない。15時30分に会社を出て計算どおり16時に会場に着く。

総会は17時からで、宴会は18時30分から。宴会や二次会の最中に先輩方から聞く話は貴重なものばかりながら、悲しいかなすべてを記憶に留めることは、とてもできない。

割り当てられた部屋には22時40分に戻った。そして数分も経たないうちに眠りに落ちる。


朝飯 油揚げと小松菜の炊き合わせ、納豆、「なめこのたまり炊」の玉子とじ、揚げ湯波と蕪の葉の炒り煮、しいたけのたまり漬、ごぼうのたまり漬、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、キャベツの味噌汁
昼飯 「蔵八」のワカメラーメン
晩飯 「湯けむりまごころの宿・一心舘」のあれやこれやそれや、他あれこれ。ビール、麦焼酎(お湯割り)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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