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清閑 PERSONAL DIARY

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2025.12.18(木) あれこれと迷うのも

二日つづけて3時台の起床を果たす。とはいえ洗面を済ませて食堂に来られたのは3時53分だったから、それほど威張れたものでもない。

ひとりで気ままにしていることを好む僕が、会社を営んでいる。月に一度の店休日にも元日にも動き続けている会社の経営者であれば、ひとりでいられる時間は早朝に限られる。その時間はできるだけ長くしたい。というわけで、早起きは僕にとって必須のことである。

今日は朝飯前のよしなしごとのひとつとして、来年3月に泊まるウドンタニーの宿を予約した。「蓮」を意味するタイ語にフランス語の定冠詞を付けたそのホテルの部屋は、もっとも安いところではなく、ひとつ上の、ベランダ付きのところにした。当該の旅の後半はチェンライに移動し、最後はバンコクに一泊をする。しかしそちらの宿は、いまだ決めていない。あれこれと迷うのも、また楽しいのだ。

それはさておき海外のホテルを選ぶ予約サイトには、普段は使わないgmailのアドレスを登録している。そのgmailで今しがたの予約が通っているかどうかを確かめながら、キャッシュバックの知らせの届いていたことを知る。今回の21.91米ドルは、期限の切れる前に、かならず受け取ることにしよう。

さて隠居については、きのう事務机に置いた覚え書きの8時より早く、先ずは裏門、次に表門を開ける。8時からの朝礼が終わりしだい商品を積んでいく道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へは、今朝に限っては8時50分に出かける。その足で銀行へまわり、小口現金をATMで払い戻す。以降は金融機関の人の訪問を受けたり、あるいは司法書士事務所へ出かけたりする。


朝飯 きのうのカレー南蛮鍋の残りのぶっかけメシ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」
昼飯 にゅうめん
晩飯 蒲鉾、白菜漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、なめこのたまり炊、すき焼き(肉の部)すきやき(豆腐と野菜の部)、「松瀬酒造」の「松の司生酛純米酒」(燗)、リンゴと柚の砂糖漬け


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2025.12.17(水) 早起きの条件

久しぶりに3時台の起床を果たす。深夜と早朝のあいだに起きたければ、前夜の寝入りを成功させることだ。酒が過ぎれば食卓でうたた寝をしたり、寝室の灯りを点けっぱなしで寝たりして、その後の安眠は約束されない。酒を適量に保つ秘訣は何だろう。

僕には、甘いものに強い酒を合わせる癖がある。食後に甘いものを摂らなければ、食後酒も遠ざけることができる。きのうはその定石通りに事が運んだ。甘いものは、昼日中の腹の空いたときに食べることにしよう。しかし、そのとおりにできるかどうかは分からない。

天気はきのうに引き続いて晴れ。向かい側の駐車場の松の剪定は、まるでストップウォッチで時間を管理していたかのように、夕刻を以て完璧に終わった。重そうに繁り、台風のときなどは強い風を受けて心配された枝葉も、すっかり涼しげになった。これで二年ほどは保つのだろうか。

植木の本職の集団は、明日からは隠居に入る。よって終業後に以下の覚え書きを記して、事務机の目立つところに置く。

8:00 いんきょ開
8:50 ニコニコ様
9:00 小口現金


朝飯 菠薐草のソテーを添えた目玉焼き、納豆、切り昆布の炒り煮、鮭の日光味噌漬け焼きほぐし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布と万能葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 カレー南蛮鍋、ザーサイの浅漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、なめこのたまり炊、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)


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2025.12.16(火) 松といえば

上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」は、推定築150年の伝統家屋にあり、席数が限られるところから、満席をいただくことが多い。ところが次の営業日である今週末から来週の月曜日にかけては、珍しく空席が目立っていた。

ここでふたたび「ところが」ではあるけれど、きのうの夕刻にいただいたお電話により、その三日のあいだの23席が一気に埋まった。

恵比寿講は今月の9日に催した。床に掛けた恵比寿と大黒の軸は翌朝に降ろし、谷文晁による「福神恵比寿之圖」は隠居の床に移した。年の最後はめでたい室礼で締めようと考えたからだ。しかし床脇にはここしばらく乾漆の文殊菩薩を置いている。神や菩薩とはいえ双方とも人の姿をしている。床も床脇も人、というのは少々うるさい。よって恵比須の軸は、他の何かに替えようかどうしようか、迷っていたところだった。

きのうのご予約により、気持ちが動いた。今年さいごの三日間は、別の軸で行こうではないか。だったら何を選ぶべきか。

こういうときにはすぐに、家にある軸から幾分かマシなものを選んでまとめだデータベースを見に行く。冬、且つめでたいものとしては諸星成章の「松上鶴圖」がある。しかしこれは新年のところに分類をされている。そしていま飾るべきは、軸ではなく柏木弘の”UNTITLED 08-III”と、その資料は示している。「だったら掉尾の一振はそれでいこうか」と、決める。

松といえば、今日から道向こうの駐車場の松が剪定をされはじめた。木の大きさからして、作業は一日では終わらないという。この松の次は、隠居の庭に実生から育った、本職の意見によれば「お金をかけるのは勿体ない」という松が伐られる。今年のうちに清々すれば、有り難いことだ。


朝飯 切り昆布の炒り煮、菠薐草のソテーを添えた目玉焼き、納豆、白菜漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布と玉葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 めかぶの酢の物、揚げ湯波の甘辛煮、菠薐草の胡麻和え、白菜漬け、玉子焼き椎茸と甘唐辛子のソテーを添えた鶏の照り焼き、「松瀬酒造」の「松の司生酛純米酒」(燗)


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2025.12.15(月) 二階級特進

チェンライの空港ビルから沖に駐められた飛行機までは、浮き輪に脇を支えられ、胸から下は海の中に沈めたまま、足で水をかいて移動をする。その超現実的な光景は是非にも画像に残したい。僕のカメラは、コンピュータのディスプレーの上部にレンズのあるそれのみだ。よってディスプレーを開いたコンピュータを両手に捧げ持って、沖の飛行機を目指す。

その最中にうっかりして、コンピュータの過半を海面下に沈めてしまう。慌てて持ち上げると、一瞬の間にも内部に侵入した海水が、キーボードから流れ落ちる。旅は続いていく。よってウェブログも書き続ける必要がある。しかしこのコンピュータで、果たしてそれをすることができるだろうかと、焦燥しながら目を覚ます。

きのうまでは、一度に同じ店で、ではなく、様々な機会にあちらちらで買った、統一されていないシャツをその日ごとに素肌に着て、それに木綿の長袖Tシャツを重ね、更に撥水性のあるスモックを着ていた。この格好だと、ほとんど社内のどこにいても寒い。よって今朝からは、ユニクロの超極暖タートルネックTに、パタゴニアが何十年も前に世に先がけて出したフリースのセーターを重ねた。二階級特進のような衣替え、である。

ここに、ナイロン製のスモックだけはきのうまでと変わらず羽織って仕事場へ降りる。するといかにも暖かく、いかにも快適である。よって、既にしてあれこれと書き込みをしている来年のカレンダーの、12月1日の空欄には「超極暖+フリースセーター+スモック」と、書き足そうと思う。


朝飯 白菜漬け、納豆、生玉子、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、けんちん汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「コスモス」のトマトとモッツァレラチーズのサラダマカロニグラタンカラフの白ワイン


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2025.12.14(日) すこしはある。

ミズノの赤いネックウォーマーを嵌め、マムートの黒いビーニーをかぶり、黒いダウンコートを着る。このダウンコートは、暖かいことは暖かいものの、むかしの仕様だからいかにも分厚く、巨大である。その格好で一階へ降り、通用口の扉を開くと雨が降っている。よってすぐちかくの傘立てから手頃なビニール傘を引き抜き、それを開く。

雨のせいか、きのうほどは寒くない。「汁飯香の店 隠居うわさわ」の厨房に入る家内と共に国道121号線を南へ歩き、裏門にちかい地面の下の不凍栓を開ける。

自宅四階の食堂へ戻ってあれこれをするうち、6時40分を過ぎる。「汁飯香の店 隠居うわさわ」の営業日である土日月の朝食は、自分で整える。その準備には普段より時間がかかるから、うかうかしてはいられない。

朝食の画像はいつも自然光で撮る。しかし冬至を間近に控えた雨の朝はいかにも暗く、今朝ばかりは天井の灯りを点けたまま、お膳にiPhoneを向ける。

朝食の片づけは意外や早く、7時10分に完了した。次にすべきは、アカギレのできかけている、あるいは爪と肉の剥がれかけている三本の手指にバンドエイドを巻くことだ。この日記にはいつも書いていることながら、バンドエイドのキズパワーパッドは、容易に剥がれないよう、一本の指に三枚を巻く。今朝は計九枚のそれを巻くことに28分間を要し、最後の一枚は、エレベータで一階に降りつつ指で押さえて固定をした。

仕事は忙しく、だから日常は慌ただしく、冬でも着ぶくれはしたくないから、どこにいても薄ら寒い。しかしそれらのことを除けば、街のそこここにクリスマスソングの流れる今の季節は悪くない。空は午後から晴れ始め、日光の山々は、その蒼い肌に雪を鮮やかにした。冬にも、悪くないことは、すこしはあるのだ。


朝飯 鮭の焼きほぐし、納豆、生玉子、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、「ごぼうのたまり漬」、メシ、けんちん汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 めかぶの酢の物、鮭の焼きほぐしと明太子のまぜあわせ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、なめこのたまり炊、天丼、白菜漬け、「山本合名」の山廃純米「天杉」(燗)


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2025.12.13(土) 正しく支払う人にこそ

門松が届いたならば、店の犬走りに夏からこのかた保ってくれたカランコエも、萬両に変えるべきだ。そう考えてハナイチのヤマサキジュンイチさんに督促めいたメールを送ったのは、今月9日のことだった。ヤマサキさんとはその後、メールのやり取りを続けて、納品は明日の朝に決まった。こうして来るべき年の準備が粛々と進んでいくのだ。

10時に、原材料の供給をしてくれている会社の社長の来訪を受ける。値上げの話も出るかとすこし身構えていたものの、それはなかった。ただし他の原材料については、これまでの倍ちかくに急騰しているものもあるため、一部の商品には、春ごろより売価の変更が必要になるだろう。

午後も遅いころ、町内公民館の、秋口から始められていた屋根の修理が完了した報告書と請求書を、イナバ塗装の社長が持って来てくれる。支払いは、年内には綺麗にしたい。

それはさておき「お金は、正しく支払う人にこそ入ってくる」という意味の、いにしえよりパナソニックに伝わる格言とは、正しくはどのような文言だっただろう。年が明けて機会が得られれば、常々それを発している先輩に、改めて確かめてみたい。


朝飯 糸切昆布の佃煮、揚げ玉、梅干、鮭の焼きほぐしと明太子のまぜあわせ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」のお茶漬け
昼飯 にゅうめん
晩飯 チーズ、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、Old Parr(お湯割り)ベビーリーフを添えた三種の茸とパンチェッタのスパゲティ、飲みさしの白ワイン、飲みさしの赤ワイン


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2025.12.12(金) カドマツ

門松についての手紙が宇都宮のイケダ竹店から届いたのは、先月も早いころのことだったと思う。僕は昨年とおなじ大きさのものを電話で注文し、更に、もっとも早い納品としては、いつごろが適当かを訊ねた。先方は、カレンダーを確かめているような間を置いて、今日の日付を答えた。よほどのことがないかぎり本職の意見に従うたちの僕は「それでお願いします」と、諒承した。

その日は本日12月12日にて、六曜は友引。イケダ竹店のトラックは、10時すぎに事務室の前に着けられた。そして今年の、というか来春ための、というか、とにかく門松は30分ほどのあいだに整えられた。できるだけ早い納品を頼んだのは僕ではあるものの、いやはや今年ももう、そのような時期になったのだ。

「少年老い易く学成り難し」の齢から既にして半世紀。ほとんどのことは若い人に任せ、ほとんどのことは若い人の意見に従う今となれば、真新しい門松を見ても来年の抱負などは湧いてこない。ただ世の平安を、願うのみである。


朝飯 豚肉のそぼろ、ブロッコリーのソテーを添えた目玉焼き、納豆、鮭の焼きほぐしと明太子の混ぜ合わせ、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、けんちん汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「石和」のあれやこれやそれや他あれやこれやそれや、麦焼酎「いいちこ」(お湯割り)


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2025.12.11(木) より良い仕組み

たまり漬の人気の6種を詰め合わせた商品「おうちたまてばこ」がテレビに紹介されて注文が殺到し、更にはその番組の年末の総集編でも採り上げられて、再び需要の山が来た、ということがあった。ところが僕は、そのひと月ほど前に包装主任のヤマダカオリさんに頼まれていた包材の注文をし忘れ、在庫は年内にも尽きる、という危機に見舞われたことがある。

この日記を遡ると、それは7年前の12月28日のことだった。しかも当日は土曜日。「万事休す」と半ば諦めつつ問屋の社長に電話を入れたところ、会社は既にして年末の休みに入っていて、社長は病院で健康診断の最中だった。

それでも社長は動いてくれて、船橋の倉庫から日本橋の会社まで、その包材を持ち来てくれるという。僕は即、ホンダフィットの運転席に着き、日光宇都宮道路から東北自動車道を南下した。

この社長には感謝の印として銀座に一席を設けようと考えたものの、以降7年のあいだ、何もしていない。いけないことである。

それはさておき数日前に、またまた同じような問題が発生した。今回の包材は7年前の既製品とは異なり、いわゆるオリジナルのため、問屋から取り寄せる、というわけにはいかない。製造元によれば、どう急いでも完成は来年の1月9日になるという。

そういう次第にて、長男と嫁のモモ君は、当該の商品の昨年末から今年1月までの売れ数量を首っ引きで調べた。その結果、少々の組み替えにより品切れは避けられることが分かった。「やれやれ」ではあるものの「これからは気をつけましょうね」では、再発は免れない。より良い仕組みは、若い人たちが考えてくれるだろう。


朝飯 菠薐草のソテー、オムレツ、焼き鮭と明太子の混ぜ合わせ、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と白菜と万能葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 人参とベビーリーフのサラダマッシュドポテトブロッコリーのバターソテー二種のパン生ハムのムースとリンゴのジャムチーズ鶏のチーズ焼きChablis Billaud Simon 2018ショソンオーポム、Old Parr(生)


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2025.12.10(水) 所用にて

下今市10:34発の、上り特急スペーシアXに乗る。先般の東京行きでは携帯電話を携帯し忘れた。よって今日は、念には念を入れてポーチに収めた。更にはその後も何度も、それのあることを目や手で確かめる。

日光市今市地区の上澤梅太郎商店は、標高400メートルのところにある。東京へ行くときには、真夏を除いては、いつも着るものに悩む。気温の差を考えれば、スティーブ・ジョブズのように年柄年中おなじ服、というわけにはいかない。ここしばらくは、襟の高いシャツにダウンベスト、その上に薄いダウンパーカを重ねている。東京では、ベストとパーカのいずれかを脱ぐのだ。

夕刻に至って新橋の大衆床屋を訪ねる。「平日の午後は空いているから予約は不要」と言われていたものの、今日に限っては複数の待ち客がいる。「流石に今月は…」と、受付のオネーサンは申し訳なさそうな顔をした。来週からは、更に混み合うらしい。

散髪を済ませ、銀座の8丁目で少々の調べごとをしてから新橋へ戻るべく土橋に至る。すると角にあったリクルートのビルが消えていたから一驚を喫した。スマートフォンで調べたところ、解体は昨年の2月より始まったという。それから1年と10ヶ月ものあいだ気づかなかったとは、意外なことだ。

入谷の皮膚科では、ことし6月に処方された薬をいまだ使い切っていないところから「もっとたっぷり使ってください」と、若い女の先生に注意を受ける。とはいえ僕は、ベタベタを嫌う。だから足や手指のアカギレも、いつまでもでき続けてしまうのだろう。

入谷から北千住へは交通の便が良い。小一時間ほどのカウンター活動を経て19:33発の下り特急リバティに乗り、21時すこし過ぎに帰宅を果たす。


朝飯 黒ムツの煮つけ、菠薐草のおひたし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、けんちん汁
昼飯 「ドトール」のフォカッチャボロネーゼ、コーヒー
晩飯 「加賀屋北千住店」のあれやこれやそれや、他あれこれ、チューハイ


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2025.12.9(火) 恵比寿講

朝のうちに銀行、法務局、市役所、司法書士事務所、会計事務所と、あわただしく回る。印紙は郵便局へ行かなくても、市役所の売店で買えて助かった。今日のこの仕事は年が明けてからのことと、おっとり構えていた。しかしその進捗は意外や早かった。何もかもがこのように遅滞なく運んでくれれば楽だ。しかしまぁ、そんなこともないだろう。

ところで今日は、五穀豊穣と商売繁盛を祈念する恵比寿講の日である。よって昼のうちに、四階の和室に恵比寿と大黒の軸を掛ける。恵比寿講のための御札や幣束は、数日ほども前に瀧尾神社からいただいてきた。それらを紙の袋から出して、床の間の、軸の下に並べる。恵比寿と大黒の像を納めた厨子の扉も開ける。蝋燭立て一対は、事務室の神棚から持ち来る。蝋燭一対は仏壇のちかくの専用の引き出しから和室へ運ぶ。夕刻は諸々のことで忙しくなる。だから準備はできるだけ、明るいうちに進めておくのだ。

初更、家内による料理が整うころ、長男がふたりの子を連れて四階へ来る。そしてにわかの祭壇となった床の間に灯明を点し、幼い子どもたちも含めて、家の中の小さなお祭を催行する。


朝飯 菠薐草のソテーを添えたベーコンエッグ、切り昆布の炒り煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、けんちん汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 紅白なます、黒ムツの煮つけ、菠薐草のおひたし、けんちん汁、「山本合名」の山廃純米「天杉」(燗)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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