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清閑 PERSONAL DIARY

2017.8.27 (日) 染付鯰箸置

今日は「キッチハイク」で参加者を募る「伝統家屋でいただく、なんでもない日の食卓。」の2回目の日だ。早朝、食堂に行くと、そのための食器がテーブルの上に集めてあった。そのうちの箸置きが、どうも気に入らない。

四半世紀以上も前に、宇都宮の器屋「たまき」で大人買いをした。そのときの諸々は、茶箱にまとめて2階の倉庫に置いてある。5客揃いの箸置きも、そこに含まれているはずだ。隠居での食事会には今後、それを使ったら良いのではないか、そう考えて2階に降りる。

この倉庫には、江戸時代に使われていた銭函から戦前のキャッシュレジスター、いわゆる”OEM”の味噌樽に捺した他社ブランドのゴム印、お稲荷さんのお祭に使った筆書きの幟やオヤジの小学校時代の通信簿など、捨てるに捨てられないものが整理されないまま押し込めてある。

その中に当該の茶箱を探すも、その姿は無い。くまなく歩いても見つからない。モノはあるとき、突然、消える。今回もその不思議が起きたに違いないと、4階に戻る。しかしどうにも諦めがつかず、ふたたび2階に降りる。

茶箱は果たして、エレベータからそれほど遠くないコンクリートの床にあった。目につかなかったのは、その上にガラクタが積み重ねられていたからだ。

茶箱の蓋を開け「染付鯰箸置」と書かれた平たい箱を取り出す。そしてそれを手に4階の食堂に戻り、今日のための食器の傍らに置く。

「伝統家屋でいただく、なんでもない日の食卓。」の僕の仕事は、味噌汁のダシを引くことのみ。調理は家内が手がけ、接客は長男が行う。今日の朝食会も、きっと成功するだろう。

「伝統家屋でいただく、なんでもない日の食卓。」は、原則として毎月の最終日曜日に開かれる。お申し込みは「キッチハイク」の専用ページ最下部にて承っています


朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、生のトマト、切り昆布と豚三枚肉の炒め煮、オクラのおひたし、ベーコンエッグ、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」を薬味にした納豆、ひじきと人参の炊き物、メシ、刺身湯波とオクラの味噌汁
昼飯 「ふじや」のタンメンバター
晩飯 酒肴あれこれ牛肉のソテー、麦焼酎「田苑シルバー」(ソーダ割り)、”Chez Akabane”のクリームホーン、”Old Parr”(生)

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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