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清閑 PERSONAL DIARY

2019.8.22 (木) 消えゆく超芸術

きのう那珂川町馬頭広重美術館に併設のギャルリ雪月花で手に入れたやちむんの器を、今朝は米のとぎ汁で煮た。陶器は買ってきたまま使い始めると、目に見えないほどの小さな穴や溝、釉のひび、あるいは蛇の目から食べ物の汁や油が染み込んで見た目の悪くなることがある。あるいは食後に洗っても染み込んだ汁は内部に留まって、後にカビを生じたりする。それを防ぐための目止めである

弱火で1時間ほど熱した鍋は、そのまま放置し、夕刻まで置く。デンプン質の染み込んだ器は水洗い、乾燥の後、食器棚にしまった。まな板皿は、これからたびたびお膳にのることになるだろう。コップは、寒くなったら焼酎のお湯割りに使おうと思う。

ところできのう那珂川町馬頭広重美術館からの帰りに春日町の交差点まで戻ってくると、交差点の北西の角に建てられた、「安全の灯」と名付けられた櫓の木壁が外され、鉄骨だけになっていた。地上に横断歩道があるため使われることはほとんど無く、またここ数年は内部の水漏れにより閉鎖をされていた横断地下道も、この「安全の灯」と共に撤去をされて、10月の末までには更地になるという。

日光市今市旧市街の真ん真ん中に数十年ものあいだ存在し続けたふたつの「トマソン」も、そろそろ見納めである。一抹の寂しさを禁じ得ないのは、僕だけだろうか。


朝飯 生のトマト、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、大根おろしを添えた厚揚げ豆腐の網焼き、納豆、ごぼうのたまり漬、たまり漬「刻みザクザクしょうが」を薬味にした牛肉のしぐれ煮、メシ、揚げ湯波と三つ葉の味噌汁
昼飯 「金谷ホテルベーカリー」の2種のパン、コーヒー
晩飯 生のトマト、ごぼうのたまり漬、ポテトサラダ茹でたグリーンアスパラガスを添えた和風ハンバーグステーキ、キンミヤ焼酎(ソーダ割り)、


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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