2025.6.23 (月) 電話予約
メシ屋やホテルの予約を電話で行う、ということが極端に苦手だ。それは「当日は生憎と満席(満室)を戴いていまして…」と相手に言わせるのが忍びないということと、満席(満室)により断られた自分を惨めに感じるという、ふたつの理由による。苦手だから先へと延ばし、メシ屋なりホテルなりを使う日が迫ってから仕方なく電話を入れ、すると当然のことながら満席や満室で断られる確率は高まる。そのことにより、それを苦手とする意識がますます強くなる。悪循環に他ならない。
だから、ホテルをインターネットで予約できる時代の到来は、僕にとっては大いなる福音だった。しかしメシ屋については、いまだ「すべての店が」ということにはなっていない。
メシ屋の電話による予約が苦手、とはいえひと月に幾度となく訪れる店や、電話への対応がしごく良好と分かっている店については、僕も例外的に、楽な気持ちで電話をすることができる。
今朝は、秋にタイへ行く際の航空券を、馴染みの旅行社にメールで注文した。「馴染み」に加えて「メール」であれば、心理的な重圧は皆無だ。席は最後尾の通路側を指定した。その場所を他よりマシと感じる理由は以下の三点。
後ろの席の人に気兼ねすることなく背もたれを最大に倒せる。
機内食のトレーを自らギャレーに下げられることにより食後すぐに歯が磨ける。
左右に乗客が少なく、後方の乗客は皆無だから圧迫感が少ない。
「だったらビジネスクラスに乗ればいいじゃねぇか」と言われれば「着く時間が変わらねぇのに高けぇ金を払うのはバカバカしいじゃねぇか」というのが僕の答えだ。もうひとつ、僕はあれこれ世話を焼かれるのが好きでない性格である。
さて、席を予約した深夜便が羽田を発つまでに三ヶ月。「長いなぁ」とは思うものの、その日は意外に早く来るかも知れない。
朝飯 なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と椎茸と玉葱とベーコンの味噌汁
昼飯 納豆と玉葱のつゆで食べる素麺
晩飯 “THE FLYING-GARDEN”のマッシュルームサラダ、「若鶏のガツンとにんにく焼き」、デカンタの白ワイン、家に帰ってからのエクレア、Old Parr(生)