2025.6.30 (月) DEAL
上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」の、夜のあいだにインターネットを介して戴いたご予約を家内へ渡すメモにし、事務室の壁から持ち来た表に記入し、個々のお客様へはそれを承った旨のメールをお送りする。それから既にして完成しているおとといの日記を公開し、続いてきのうの日記を完成させる。ここまでしても時刻はいまだ5時5分。外では鳥が盛んに啼いている。
今秋のタイ行きの航空券については今月26日の日記に書いた。5時5分からはホテルの予約サイトを開き、ウドンタニーの宿、続いてバンコクの宿を確定させる。
タイのホテル代は、1982年を最後として途絶えさせていたタイ行き再開した2009年のそれからすれば3倍、コロナ前のそれからすれば2倍に上がっている。しかし東京のビジネスホテルにくらべれば、まだまだ安い。
ウドンタニーの宿は、2020年3月に泊まったホテルとおなじ中心部にある、しかし前回よりすこし高級なところにした。バンコクでは数年前まではチャオプラヤ川に面した場所に滞在することが多かったものの、このところは高架鉄道”BTS”のスクムヴィット線、それもサイアムからトンローのあいだが何をするにも便利と気づいて、今回はその駅からちかいところに決めた。
タイのタクシーは、いつのころからかメーターを備えるようになったものの、ここ数年はそれを使わず交渉を持ちかけてくる運転手が増えた。僕はドナルド・トランプとは異なって、いわゆる”DEAL”は好まない。だから特に首都の宿は、鉄道の駅にできるだけ近いことを条件のひとつとしている。
“DEAL”を好まないといえば、値段の定まっていない商品を、交渉により値引きさせることを楽しむ人がいる。それが僕には理解できない。面倒だし、第一、時間が勿体ないではないか。南の国での時間はできるだけ「何もしないこと」に充てたいのだ。
朝飯 焼売、生玉子、切り昆布の炒り煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 納豆と玉葱のつゆで食べる素麺
晩飯 ピザ其の一、ピザ其の二、ピザ其の三、Chablis Billaud Simon 2018