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清閑 PERSONAL DIARY

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2023.2.2(木) 季節性外食障害

この日記の検索窓に「昼 外食 反省」と入れてみる。すると、2019年10月には昼に18回も外食をしたことを反省するページが複数、出てくる。

それでは現在の状況はどうだろう。そう考えて、今度は今年に入ってからの日記を見直してみた。すると、歯の治療のため大井町に出かけた1月17日、それと午後から御徒町で同窓会のあった1月28日以外、一度も外食をしていなかった。理由はひとえに、寒さにある。

ここ数年のことと思われるけれど、僕は冬にはほとんど、昼に外食をしなくなった。家族が誰ひとりない夜も、外へ飲みに出ることはしない。むかしは無かった病気が今はたくさんある。僕のそれは、季節性外食障害とでも呼ぶべきものではないか。

そしてこのところは夜に日本酒を飲むことが増えた。普段、夜の食事が和風のときには焼酎と相場が決まっている。ところが先月14日の水神祭からこのかた、和食には日本酒を合わせることがほとんどになった。今冬のこの傾向は、来冬にも繰り返されるだろうか。


朝飯 紅白なます、牛肉と舞茸のすき焼き風、納豆、炒り豆腐、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、ぶなしめじと菠薐草の味噌汁
昼飯 トースト、ホットミルク
晩飯 めかぶの酢の物、鮪の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」ヅケ、炒り豆腐、生のトマトと刻みキャベツとポテトサラダを添えた串カツあれこれ、「松瀬酒造」の「松の司生酛純米酒」(燗)


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2023.2.1(水) 大好物の仕事

日本橋高島屋では本日2月1日(水)から7日(火)までの7日のあいだ「日本名店味紀行」が地下1階で開かれる。長男はこの売場に詰めるため、きのうの午後にトヨタハイエースで会社を出た。その際、晦日であれば、社内にあるすべての現金を棚卸しするよう、僕に伝えていった。

商品の棚卸しとおなじく、現金の棚卸しも大切である。しかしこれを行っている人は、個人も法人も、それほど多くないと思う。長男が僕に手渡した紙の表には最大で17ヶ所、今月末に限っては12ヶ所の、現金の置き場所が記されてあった。更には、それら12ヶ所においては合計金額だけでなく、金種別の在庫も記すようになっていたから、いささか恐れ入った。

12ヶ所のうち11ヶ所については、きのうの閉店後に明らかにした。残りの、金額のもっとも大きな1ヶ所の現金在庫は、今早朝に数えた。受光部分の衰えた古い電子卓上計算機にその金額を入れ、記憶している検算用の数字を足す。ぼんやりと浮かび上がった数字は今朝の集計に1円の誤りもなかったことを証明するものだったから、思わず「やった」と声が出る。

朝は、8時30分からパートタイマーの出社する9時までの30分間に、店のカウンターにコンピュータを置く。そして最大で17ヶ所の、金種別の合計金額を自動で算出する計算機を作る。この手の仕事は僕の大好物である。

夜は日本の酒を朝鮮の徳利で温め、それをタヒチ語の書かれた猪口で飲みつつ静かに過ごす。否、これはキーボードを打つ指が勝手に走っただけのことであって、食卓には孫ふたりがいたから、実際にはまったく静かではなかった。というか、とても賑やかだった。まぁ、それもまたよし、である。


朝飯 紅白なます、菠薐草と榎茸のおひたし、納豆、炒り豆腐、焼き鮭、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、焼き葱の味噌汁
昼飯 トースト、ホットミルク
晩飯 めかぶの酢の物、牡蠣のソース炒り、鮪の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」ヅケ、「白相酒造」の「栃茜純米」(冷や)、「宇都宮酒造」の「四季桜にごり生酒」(冷や)、鮨其の一鮨其の二「松瀬酒造」の「松の司生酛純米酒」(燗)


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2023.1.31(火) 冬至の次は彼岸

しばらく前に天地した「日光味噌梅太郎白味噌」を、きのう製造部長のマキシマトモカズ君が事務室へ持ってきた。ちなみに「天地」とは、仕込み桶全体の発酵熟成の度合いを均一にするため、味噌の上半分と下半分を入れ替えることをいう。僕はその、ひと握りの味噌をじっと見るなり「良いですね」と答えた。本職は、味噌の具合は見ただけで分かる。しかし一応は、明日の朝の味噌汁で味を見てみようと考えた。

味噌の鑑評は、目で見て香りを聞いて舐めて行われる。しかし考えてみれば、味噌は汁で食べられることがもっとも多い。とすれば、品質の確認は舐めることも大切ではあるけれど、汁にして行うことも肝要と、僕は考えている。そして今朝の味噌汁はもちろん美味かった。

ところでここ数日、朝食のお膳に朝日の差す日が増えてきた。きのうの日記には夕刻の日が延びたと書いた。それと時を同じくして、日の昇る時間も早くなってきたのだ。

師走には冬至を待ちわび、このところは春彼岸を待ちわびる日々、である。


朝飯 鮪のヅケ、牛肉と舞茸のすき焼き風、炒り豆腐、油揚げと小松菜の炊き合わせ、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、油揚げと菠薐草の味噌汁
昼飯 「カルフールキッチン」の2種のサンドイッチ、ホットミルク
晩飯 鮪のヅケ、牡蠣のソース炒り、トリッパのトマト煮、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、「原酒造」の「越の誉秋酒ひやおろし純米吟醸」(燗)、紅白なます、榎茸と菠薐草のおひたし、筑前煮、鮭とブナシメジのバター焼き、「宇都宮酒造」の「四季桜にごり生酒」(冷や)


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2023.1.30(月) おいしいおかず

京橋から銀座1丁目、2丁目、3丁目と歩いて行く。その中央通りは新橋へ向かってなだらかに上っていくのではなく、桜通り、柳通り、マロニエ通り、松屋通りと、交差点に差しかかるたび短い急な坂があって、それを越えると次の交差点までは平坦が続く。つまり街が階段状になっているのだ。そんな夢を見ながら目を覚ます。先週金曜日の日記に夢のことを書いた。今朝のそれは不思議なものではあったものの、悪夢でなかったところは良かった。

食堂に出て天井の空気調整器を稼働させ、テーブルの下では足温器の電源を入れる。両者の調子が佳境に入ってくると、まるでストーブに薪の燃える部屋で炬燵に入っているような暖かさになる。冬の最中の暖かさは、とても有り難い。

月末の月曜日の朝は忙しい。9時を過ぎるころに来てくれる銀行員に、この1週間の売上金を入金帳と共に手渡す他、国へのあれこれの送金の手続きもお願いするからだ。そしてその前に、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」の売り場の掃除と納品を済ませておかなければならないからだ。

17時を過ぎるころ、日がずいぶんと延びてきたことに気づく。そうして仕事を終えると、夕食までの時間が待ちきれない。よって冷蔵庫の諸々を器に盛り、日本酒を温める。

夕食のおかずは鮪の山かけだった。鮪は600グラムがあって、大人4人でも食べきれなかった。よって一部を台所の保存容器に取り分けた。山葵は食卓の鮫皮では時間がかかるため、大根おろしで降ろした。そしてその鮪と山葵に「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」をかけまわす。

鮪の「ヅケ」は明日の朝のおかず、そして夕刻の肴にするつもりである。


朝飯 炒り豆腐、牡蠣のソース炒り、牛肉と舞茸のすき焼き風、油揚げと小松菜の炊き合わせ、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、油揚げと菠薐草の味噌汁
昼飯 トースト、ホットミルク
晩飯 めかぶの酢の物、トリッパのトマト煮、牡蠣のソース炒り、「原酒造」の「越の誉秋酒ひやおろし純米吟醸」(燗)、豆腐となめこと万能葱の味噌汁鮪の山かけ、「宇都宮酒造」の「四季桜にごり生酒」(冷や)


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2023.1.29(日) にもかかわらず

今日の「汁飯香の店 隠居うわさわ」は9時より、ご家族ご親戚による12名様で埋まる。ご一行は果たして無事にいらっしゃれるだろうか。それを気にして事務室を出て隠居の駐車場に目を遣る。するとそこには2台のクルマが駐まり、付近には少なくない人の姿が見えた。即、その方向へ歩き、20メートルほどまで近づいたところで声をおかけする。

隠居の入口には、ご予約で満席の張り紙がある。それを避けつつ前に出て、お客様のためにノレンに隙間を作る。庭の雪はほとんど消えた。座敷の間近にある梅は、いつの間にかたくさんの芽をつけている。一方、味噌蔵の白壁を背にした別の梅には数輪ではあるものの、紅い花が認められる。いまだ1月にもかかわらず、10年に一度の寒波にもかかわらず、である。

お客様を門から玄関までご案内し、靴を揃えた後は、裏の柴折り戸から出て店に戻ることを常としている。しかし今日に限っては庭へまわり、凍りついた池泉を観察する。来週に晴れが続けば、あるいは溶けてくれるかも知れない。


朝飯 焼き鮭、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と菠薐草の味噌汁
昼飯 トースト、ホットミルク
晩飯 ロースハム、めかぶの酢の物、夏太郎らっきょう、肉味噌、なすのたまり漬の辛子和えピエンロー、「宇都宮酒造」の「四季桜にごり生酒」(冷や)


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2023.1.28(土) 同窓会

目を覚ましたのは1時台が終わるころ。そして2時台の終わるころに起床する。枕元の読書灯と「殉死」を手に寝室を出る。そして食堂にて「殉死」の第二部「腹を切ること」を解説まで含めて一気に読む。そのときの時刻は5時24分。きのうの夜、インターネット経由でいただいた「汁飯香の店 隠居うわさわ」へのご予約を覚え書きにして、間もなく起きてきた家内に手渡す。

9時5分、3年ぶりの団体様を店にお迎えする。長年に亘って長いあいだ、毎年、お立ち寄りくださっていたお客様のご来訪が2年のあいだ途切れた理由はもちろん「コロナ」である。3台のキャッシュレジスターは、しばらくのあいだ間を置くことなく稼働を続けた。有り難いこと、この上ない。

下今市11時34分発の上り特急に乗り、北千住で乗り換えて新御徒町へ至る。しばらく歩くうち、秋葉神社という神社を初めて目にする。この参道と直角に交わるようにしてある、こちらも初見の、古色蒼然としたアーケードを往く。Googleマップを頼りに辿り着いた店でショルダーバッグを買い、それまで手に持っていたものをこれへ入れる。

そこから御徒町までは徒歩で5分ほど。そして自由学園男子部35回生の同級生アケミツシ君が起業した会社の御徒町店にて、7ヶ月ぶりの同窓会に加わる。


朝飯 油揚げと小松菜のおしたし、炒り豆腐、納豆、焼き鮭、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、菠薐草の味噌汁
昼飯 「ポポラマーマ_バル御徒町店」の冬野菜とベーコンのサラダ真鯛のカルパッチョ金柑と柑橘のソース生ハムとサラミシェパーズパイ辻村農園の長葱と上澤梅太郎商店のなめことしその実のスパゲティ他あれこれのスパゲティアンガス牛のアリアータワインあれこれ十勝産カタラーナ、エスプレッソ


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2023.1.27(金) 夢

僕の扱いを粗末にすることによって、僕への優位性を保とうとしている人と、長くつき合っていかなくてはならない事態がいきなり発生した。「これは困った」と憂鬱に感じている最中に目が覚める。「それにしても後味の悪い夢だ」と、いまだに気分が晴れない。しかしそれもまた夢の中のことで、もういちど目を覚ますことによって、ようやく現世に戻ることができた。僕は、夢の中で夢を見ることがたまにある。もうひとつ、僕の見る夢は大抵、悪夢である。

おとといの10年に一度の寒波、そして降雪このかた、店はとても静かだ。この寒波が去るまでは不要不急の外出を控えるよう、テレビが呼びかけている。まさかそれに国民のほとんどが従っているわけでもないだろうけれど、街は本当に静かである。

今日の日光市の、正午から18時までの降水確率は30パーセント。18時から0時のそれは40パーセント。この数字は雨ではなく雪を意味するものだろう。何とか降ることなく週末を迎えたい。もうひとつ、週末には人に出てきていただきたい。寒さはやわらぎつつあるようだ。

月に一度の日本酒に特化した飲み会のあったきのうは例外として、今日もまた温め酒を作る。そして残りもののあれこれにてそれを飲む。おかずは残りものでも好物ばかりだから不満は無い。そして早々に入浴をして早々に就寝する。


朝飯 菠薐草のおひたし、筑前煮、塩もみ胡瓜の「しその実のたまり漬」和え、玉子焼き、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、キャベツと豆腐の味噌汁
昼飯 トースト、ホットミルク
晩飯 鶏とマカロニのグラタン、トリッパのトマト煮、牡蠣のウースターソース炒り、焼き鮭、メシ、SMIRNOFF VODKA(お湯割り)


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2023.1.26(木) 夾雑物を退けて

自由学園男子部高等科2年に在学中、女子部中等科の生徒の作ったミニコミ誌を瞥見したことがある。興味を引かれたのは、女子部中等科の広い範囲に行われたと想像されるアンケートの結果だった。そして意外だったのは、そのうちのひとつ「もっとも好きな作家」の第1位に司馬遼太郎の挙げられていたことだった。

そのころ家には「坂の上の雲」の、箱入りの立派なひと揃えがあった。それはおばあちゃんの持ち物だったような気がする。そしてそれを借りて読むことは、僕はしなかった。先週金曜日の日記に書いた週刊朝日には、当時、おなじ著者による「街道をゆく」が連載されていた。しかしその文体はどうにも自分には馴染みづらく、読まずに飛ばすことが多かった。だから女子中学生にもっとも人気の作家が司馬遼太郎ということに、僕は驚いたのだ。

これまたこの日記を遡れば、今月12日の日記に司馬遼太郎の「殉死」について書いた。これを僕は前日の11日に城ヶ崎海岸駅の本棚に見つけ、上りの列車を待つ15分ほどのあいだにそのさわりを読んだ。そしてなにがしかの感慨を覚え、記憶に留めた。

城ヶ崎海岸駅の「殉死」は文春文庫の古い版で、文字が小さかった。帰宅して調べると、新しい版もあった。amazonの書評には「この一作を以て司馬ファンを止めた」とか「嘘だらけの作家」という、嫌悪感に満ちたものも少なくなかった。そういう他人の意見に僕はほとんど左右されない。自分の読書欲が満たされれば、それで良いのだ。

この、文字の大きな新版はすぐに届いて、早速、先週土曜日の伊豆行きの列車内で読み始めた。僕は活字中毒ではあるけれど、家ではほとんど本は読まない。それは、インターネットが運んでくる絵や文字を見るためのブラウザが家にはあるからだ。しかし「殉死」は、それら夾雑物の一切を退ける力を持っている。そして今早朝も、また夜も読書灯を枕元に引き寄せて、この本を開く。


朝飯 納豆、刻みキャベツを底に敷いた目玉焼き、煮奴、鱈のコロッケ、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、ブロッコリーの味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 「やぶ定」の酒肴あれこれ、鰻重、6種の日本酒(冷や)


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2023.1.25(水) 雪もまた楽しいか

目を覚ましたのは3時すこし前。起きて窓に近寄り、カーテンをずらす。窓ガラスは凍りついている。その、平滑でないガラス越しに外を見る。きのうの雪はあらかた風で吹き飛ばされたのだろう、道路には黒い部分が明瞭に認められた。「良かった、雪は降らなかった」とひと安心をして、取りあえずは寝台に戻る。そして1時間後に服を着る。

「雪だよ、大変だよ」と、食堂に来るなり家内が言う。「降ってないよ」と答えると「降ってるよ、真っ白だよ」と、どこに目を付けているのかと言わんばかりに家内は声を高くした。カーテンは巻き上げてあったものの、いまだ夜のように暗ければ、そちらには目をくれないまま日記を書いていたのだ。

7時40分に事務室のシャッターを上げる。そして外へ出て営業車の雪を払う。上空の寒気を証明するような軽い粉雪は、箒で掃くと、いとも簡単に地面に落ちた。

10時30分よりテレビの取材を受ける。よりによって10年に1度の低温、雪の日に地方での仕事が重なってしまった芸能人や制作会社の人たちは、いかにも大変と思われた。しかし考えようによっては番組に花を添える天候だったかも知れない。

その撮影中に、駐車場にバスが駐まる。こちらは東京からの社員旅行の若い方々で、彼らはバスから降りるなり、嬉しそうに体を動かし始めた。僕にも覚えがあるけれど、旅先の雪は嬉しいものだ。

テレビの方々は、引き続いて蒸気機関車「大樹」の取材とのことで、下今市駅へ向かわれた。社員旅行のご一行は上澤梅太郎商店とは浅からぬ関係の方々でいらっしゃったため、休店日でも店を開け、隠居で「汁飯香」と地酒をお楽しみいただいた。彼らはこれから日光周辺の、発酵関係の店や蔵ばかりを巡ってお帰りになるという

雪は昼がちかくなるころに止んだ。「明日は晴れて欲しいよな」と思う。


朝飯 筑前煮、菠薐草と榎茸のおひたし、納豆、梅の実ひじき、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、キャベツの味噌汁
昼飯 2種のパン、ホットミルク
晩飯 牡蠣のアヒージョ、トリッパのトマト煮、ニース風サラダ、鶏とマカロニのグラタン2種のパン、SMIRNOFF VODKA(お湯割り)


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2023.1.24(火) 吹雪

きのうの就寝は21時過ぎ。今朝の目覚めは5時過ぎ。随分と眠ったものだ。5時台の起床は、僕としては遅すぎて、損した感が強い。しかし日記は3日分の在庫があるから、この点については気が楽だ。

このところの天気予報は、夏なら「50年に一度の大雨」という表現が毎年のように聞かれる。そして今日から3日間は「10年に一度の強烈寒波」とか「過去最強クラスの寒波」に列島は襲われるという。確かに、おとといの日曜日は、屋内にいるときとおなじ格好で外へ出ても、短時間なら困ることはなかった。しかしきのうは寒さの前哨戦ということだろうか、気温は急激に下がった。

この日記を書きつつ窓から見える6時15分の東の空は、分厚い雲に覆われている。ただし斜め上45度から天頂にかけては青空が見える。ということは、すぐに雪が降ってくる、ということはなさそうだ。

雪は、たしかにすぐには降ってこなかった。しかし隠居で仕事をしながら15時を過ぎると、はじめはひと粒ふた粒が風に乗ってふわりふわりと、しかしその直後にはいきなり吹雪となって、またたく間に庭を白くした。

雪は幸い、一時、暴れたのみにて止んだ。しかし強風は収まらない。暗くなるころ、外の地面に両膝をついて、地下にある水道の元栓を閉める。そこから国道沿いを事務室へ戻る途中、書類を入れた手提げも毛糸の帽子も風に持っていかれそうになって、いささか慌てる。加えて地面は凍りつき、危なっかしいことこの上ない。

夕食前の食堂は室温こそ心地よいものの、冷えた酒を飲む気には到底、ならない。先ずはグラスに熱湯を注ぎ、次いでウイスキーを縁まで満たす。


朝飯 刺身湯波の玉子とじ、筑前煮、納豆、榎茸とほうれん草おひたし、胡瓜と蕪と人参のぬか漬け、らっきょうのたまり漬、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、メシ、小松菜の味噌汁
昼飯 ニコニコいなり、日光味噌のフリーズドライ味噌汁”with LOVE“、いちご、クッキー
晩飯 牡蠣のアヒージョ、トリッパのトマト煮、チーズ、鱈のトマト煮、Old Parr(お湯割り)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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