2021.3.7(日) 博覧強記
1990年代の後半、ディレクトリ型検索エンジンの「Yahoo!カテゴリ」に上澤梅太郎商店のウェブページを登録すべく、当時の外注SEマエザワマコトさんと申請作業を繰り返した。いくら繰り返しても、そのたび撥ねられた。怪しげなサイトが我がもの顔で登録されているにもかかわらず、だ。「Yahoo!カテゴリ」の登録スタッフ「サーファー」が、撥ねた理由を教えてくれることはない。そして僕とマエザワさんは遂に、申請を諦めた。
2000年代のはじめ、インターネット専業銀行に口座を開くよう、お客様から要請があった。必要な手続きは、すべてウェブ上で行わなくてはならない。当該のサイトに電話番号はなく、だから途中で分かりづらいことがあっても、口頭で問い合わせることはできない。自社の口座がようよう開設されたときには、大仕事をひとつ終えた気分だった。
かつては電話による問い合わせ窓口を持っていた法人が、今はサイトのどこにも電話番号を載せていない、という例がこのところ目立つ。「出物腫れ物所嫌わず」という性質が電話にはある。それゆえの、窓口の廃止だろう。
facebookは仕様を頻繁に変える。きのうまでできたことが今日はできない、ということがたびたびある。もちろん、解決法を電話で問い合わせることはできない。SNSに関しての博覧強記がどこかにいないか。いれば訪ねて種々の疑問を払拭したい。
今朝、目覚めてiPhoneを取り上げると、未知の人からfacebookに友達申請が届いていた。「本当の顔写真が設定されていなければ『友達』にはならない」と、僕は自己紹介に載せている。僕に申請を寄こす人には、それが見えているのか、どうなのか。友達になってくれとミッキーマウスに言われても、当惑するばかりである。
朝飯 何日か前の夜のグラタン、めかぶの酢の物、干し海老を薬味にした冷や奴、白菜漬け、沢庵、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、メシ、大根とブロッコリーの味噌汁
昼飯 白菜漬け、沢庵、揚げ玉、ごぼうのたまり漬、塩鰹のふりかけのお茶漬け
晩飯 じゃがいもとピーマンのサラダ、胡瓜とこんにゃくの中華風、豆腐の中華風、木須肉の肉抜き、水餃子、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)
2021.3.6(土) 楽な仕事
「これこれの記号番号を持つ口座の使用目的について調べている。以下のQRコードからサイトに入って記載のIDとパスワードを入力し、各設問に回答せよ」というハガキがゆうちょ銀行より届く。即、iPhoneを取りだし、作業にかかる。
質疑応答が後半に入ったあたりで「13桁の法人番号を入力せよ」という窓が現れる。金庫から取り出した法人カードの数字は12桁だ。取りあえずその12桁を入力すると、赤文字でエラーメッセージが出る。ハガキに問合せの電話番号はあるものの、いずれ「ただいま混み合っております」ではないだろうか。先を急いで「法人番号 12桁 13桁」と検索エンジンに入れてみる。
現れたサイトによれば、僕の知る12桁は「会社法人等番号」で、その頭に1桁の検査用数字を加えた13桁こそが「法人番号」なのだという。「検査用数字」とは一体全体、何だ。更に検索エンジンを頼るうち、ある数式が見つかった。それを頼りに上澤梅太郎商店の「検査用数字」とやらを算出する。そして判明した13桁を小さな窓にチマチマと入力する。
「汁飯香の店 隠居うわさわ」の、今日の口開けのお客様は10時30分にいらっしゃる。それに先だって、きのう床の間から外した絵を片づけるべく、隠居へとおもむく。「法人番号を入力せよ」にくらべれば断然、楽な仕事である。
朝飯 鰯の丸干しの網焼き、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、菠薐草の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 めかぶの酢の物、玉子焼き、白菜漬け、沢庵、豚肉と厚揚げ豆腐の鍋、うどん、麦焼酎「麦っちょ」(お湯割り)、どら焼き、Old Parr(生)
2021.3.5(金) 9月はじめまでは
店の駐車場の、45年ぶりの舗装および白線引きは、3日間を以て完了した。今日から半年後の9月はじめまでは、よほどのことがない限り、休まず営業をする予定である。
朝礼の直後より、長男と犬走りの掃除を行う。店を挟むようにして2ヶ所にある水道からホースを延ばし、犬走りに水を撒く。鉄平石に似せたタイルをデッキブラシでこすり、3日間の埃を落とす。そこにまた水を撒き、最後はゴムべらで水を掻き落とす。
30分ほどしてタイルが乾き始めると、しかし埃はタイルの皺に深く入り込んでしまったか、大して綺麗にはならなかった。こちらはこちらで、本職に磨きを頼まなければならないかも知れない。
駐車場に建つお客様用男子トイレの際には、4日前まで自然石による車止めがあった。これまで知らずに来たことだけれど、それは一般の常識からすれば高さがありすぎると、関係者に知らされた。よって今回の工事に際しては、その自然石は外され隠居へ運ばれた。そしてこれに代わる既製品の車止めが、今朝は設置をされた。
新しい駐車場により、お客様の利便性は一気に高まった。新型コロナウイルスのワクチンが世に行き渡ることを待つばかりでなく、様々なことにおいて、会社を前へ進めていきたい。
朝飯 目玉焼き、納豆、牛蒡と人参と蓮根の炊き合わせ、菜花のおひたし、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、はんぺんと三つ葉の味噌汁
昼飯 「大貫屋」のタンメン
晩飯 牡蠣のアヒージョ、TIO PEPE、トマトとモッツァレラチーズのサラダ、2種のパン、リガトーニとマッシュルームのグラタン、Petit Chablis Billaud Simon 2016
2021.3.4(木) 店舗駐車場の舗装工事(3日目)
道向こうの駐車場に駐められていたアスファルトフィニッシャーが、いよいよ道を渡ってこちらの駐車場に入ってくる。大型のダンプカーが、アスファルトを満載して到着する。そのアスファルトをブルドーザーが中型のダンプカーに移す。中型のダンプカーは後退をしながら、アスファルトフィニッシャーのホッパーにアスファルトを落とす。
アスファルトフィニッシャーは、きのう均された砂利の上にアスファルトを敷き詰めていく。そのすぐ後ろから、広いところはコンバインドローラーが、歩道との境目など細かいところはプレートコンパクターが転圧をしていく。
「果たして今日中に終わるだろうか」と心配された舗装工事は、16時に完了した。そこから先は、別の業者による白線引きが始まる。
「職人ひとりに馬鹿8人」という言葉がある。仕事をする職人がいれば、その至芸を見物しようとして、ポカンと口を開けた馬鹿が8人ほどは集まってくる、という意味らしい。直線や曲線はおろか車椅子に乗った人の図案までも造作なく描いてしまう、その本職の技術を脇で見守る僕もまた、馬鹿の一人である。
そうして3日間に亘った工事は17時20分に無事、完了した。明日の朝は、犬走りの埃を水で流すところから、仕事を始める予定である。
朝飯 菜花のおひたし、ゴボウと人参と蓮根の炊き合わせ、紅白なます、納豆、スクランブルドエッグ、生のトマト、白菜漬け、ごぼうのたまり漬のお茶漬け、メシ、トマトとブロッコリーの味噌汁
昼飯 「丸亀製麺」のわかめうどん
晩飯 春雨サラダ、ごぼうのたまり漬のお茶漬け、タカハラヤスヒコさんの会社の「ほぼカニ」のバター焼き、水餃子、麦焼酎「むぎっちょ」(お湯割り)、お多福豆の杏仁豆腐、TIO PEPE
2021.3.3(水) 店舗駐車場の舗装工事(2日目)
今日の工事は8時を待たずに始められた。きのう店の正面、中央付近にのみ残されたアスファルトは、いとも簡単に剥がされた。バックホーがもっとも手こずったのは、駐車場を塞ぐ鎖のための柱の撤去だった。鉄柱の収まる円筒は地中に深く埋められ、地表ちかくは40センチ角ほどのコンクリートで守られていた。「なんだかうるさいな」と外に目を遣ると、そのコンクリートの塊を、油圧ドリルを持った人が細かく砕いているところだった。
駐車場の北北東の側から砂利が撒かれ始まる。砂利はブルドーザーが平らにならし、コンバインドローラーが更に平滑にしていく。おなじ役を、水路や犬走りに沿ったところはプレートコンパクターが代わりに担う。今日は晴れて幸いだった。作業は17時すこし前に終わった。
転圧された砂利の上を歩いて、問題はないか見てまわる。駐車場の南南東に生える紅葉の根が、地面から顔を出している。放置をすれば、伸びるに従って土中からアスファルトを押し上げるかも知れない。これについては明朝、現場監督に相談することにしよう。
今日はまた、長男の2週間の自主隔離に伴って、実家で待機をしていた嫁のモモ君と子供ふたりが帰ってきた。「明かりをつけましょぼんぼりにー」と、孫のリコが夕食の席で声を張り上げる。生まれて3ヶ月のシンは、しばらく見ないあいだに隨分と育っていた。ビックリ、である。
朝飯 納豆、紅白なます、ゴボウと人参と蓮根の炊き合わせ、菠薐草の胡麻和え、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、白菜とブロッコリーの味噌汁
昼飯 揚げ玉、白菜漬け、塩鰹のふりかけ、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
晩飯 刺身湯波、白菜漬け、蛤の吸い物、ちらし鮨、「酔鯨酒造」の「八反六十 磨き60% 純米酒」(冷や)、自家製わらび餅風、Old Parr(生)
2021.3.2(火) 店舗駐車場の舗装工事(1日目)
店の駐車場に再舗装を施す工事は、その北北東の側から始まった。
45年を経たアスファルトを、バックホーが手際よく剥がしていく。広い面積が一度に剥がれたときには、それをシャベルの腹で押さえつけて割る。そのがれきが小山になると、ダンプカーが後退で近づく。バックホーは、剥がし、砕いたばかりのアスファルトをその荷台に載せる。荷台が山になるとダンプカーはどこかへ去り、また戻ってはおなじ仕事を繰り返す。店に向かって右側の一角すべてのアスファルトが剥がされたところで昼になる。
その工事の最中にも、ひとり、またひとりと、外に人の姿があらわれる。そのたび外へ出て、声をおかけする。今日から3日間を休むことは、会社のウェブページやSNSに告知を上げている。しかし大半のお客様は、そのようなものは目にされない。お客様がお見えになるたび店に招き入れ、商売をさせていただく。
午後も半ばを過ぎたところで雨が降ってくる。雨滴の量は多くないものの、風は傘を差していられないほどに強くなった。古い舗装は夕刻までに、店の正面、中央付近のみを残してほとんどが剥がされた。
明日は、どのあたりまで工事は進捗するだろう。天気は一転して、晴れになるらしい。
朝飯 独活のきんぴら、ひじきの煮物、牛蒡と人参と蓮根の炊き合わせ、菠薐草の胡麻和え、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と絹さやの味噌汁
昼飯 「ふじや」の野菜麺
晩飯 冷やしトマト、TIO PEPE、牡蠣とマッシュルームのアヒージョ、イワシの丸干しとトマトのスパゲティ、Petit Chablis Billaud Simon 2016
2021.3.1(月) 一気の向上
法律に定められている以外の記録を残す習慣がウチには無い。創業がいつだったかも知らなければ、現在の建物の、それぞれの棟が何年何月何日に竣工したかも知らない。よって過去のあれこれを知ろうとすれば、外の資料に頼るしか方法は無い。
東北自動車道の歴史を調べると、先ずは1972年11月13日に岩槻ICと宇都宮ICのあいだが開通したとある。次に「日光宇都宮道路」とWikipediaの検索窓に入れてみる。こちらは1976年12月25日に宇都宮ICと日光ICのあいだが開通したとあった。
上澤梅太郎商店の土地は、日光宇都宮道路の今市ICから春日町の交差点までを繋ぐ道路の開削により、200メートル超が細長く削られた。それに伴って、隠居を除くすべての建物は、壊して建て替えることとなった。その完成は、上記および僕の記憶に照らせば1976年だ。ということは、店の駐車場は建設から45年を経たことになる。
その駐車場が、明日から木曜日までの3日をかけて、再舗装される。傷むたび、その部分を補修しながら現在に至った駐車場が、生まれ変わろうとしている。見た目は勿論のこと、お客様の利便性も、一気に向上するだろう。とても嬉しい。
朝飯 めかぶの酢の物、納豆、じゃがいものグラタン、白菜漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、万能葱の味噌汁
昼飯 白菜漬け、揚げ玉、塩鰹のふりかけ、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
晩飯 “Finbec Naoto”の其の一、其の二、其の三、其の四、其の五、其の六、其の七、コーヒー
2021.2.28(日) インターネットで売れないもの
家内の従姉妹の石版画を無印良品が売ると聞いたのは、今月はじめのことだっただろうか。AIか何かは知らない、みずから探したわけでもないにもかかわらず、きのう当該のページがフワリと僕のiPhoneに現れた。なかなか不気味な、今日このごろのインターネット事情である。
堂本右美の出品は2点。限定数は各100点。売られる場所は無印良品のウェブショップおよび銀座店。家内は2点の双方を買うべくコンピュータに向かった。しかし以前のパスワーは忘れ、登録し直そうとすると「そのメールアドレスは既に使われています」と、撥ねられるという。
「だっらた来月、オレが3丁目の店で買うよ」と提案をする。しかし売り切れが心配なのだろう、自分の代わりに今すぐウェブで買ってくれと家内は言う。
家内の代役は、それからしばらく後に果たすことができた。石版画2点の配達日は来月4日。届くのが楽しみだ。
数年前に、自分の家をネットオークションで売りさばいた例を耳にした。インターネットは情報を伝えるひとつの手段。とすればなるほど、これを介して売れないものはひとつとして無い、ということなのだろう。
朝飯 めかぶ、生玉子、納豆、白菜漬け、ごぼうのたまり漬、メシ、ピーマンの味噌汁
昼飯 塩鰹のふりかけ、白菜漬け、焼き鮭、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
晩飯 トマトとピーマンと鶏の燻製のサラダ、チーズ、TIO PEPE、パン、ソーセージと長葱のソテー、じゃがいものグラタン、Petit Chablis Billaud Simon 2016、「グルメ山中」の2種のケーキ、Old Parr(生)
2021.2.27(土) 【ウェブショップは休みません】
蔵の水路の補修を頼んだ業者には、7時40分に事務室を開ける旨を知らせてあった。その数分前に、釣り銭やコンピュータを両手に提げ、4階からエレベータに乗ろうとする。と、そこに電話がかかってきたから携帯電話を取り出そうとして、釣り銭とコンピュータを床に落とす。電話は長男からで、内容は、工事の人たちが到着したことを報せるものだった。
先ずは社員のために事務室のシャッターを上げる。その足で今度は蔵の奥まで走り、こちらもシャッターを上げる。工事の人たちと打合せをするうち7時55分が近づく。僕はまたまた走り、蔵の中でも朝礼のための場所へと移動をする。
今日の工事は、水路を覆った鉄板を外し、その部分を暗渠にするものだった。入念な清掃から始まった作業は、午後の中ごろには目鼻が付いた。コンクリートはいつ乾くか、その上を人はいつから歩けるか、台車は、更にフォークリフトはいつ通れるかなど、細かいことを確かめる。
3月2日から4日にかけての3日間を費やして、店の駐車場を再舗装する。それに伴って、店はお休みをいただく。しかし受注係と製造係は、普段と変わらず仕事をする。よって【ウェブショップは休みません】という表題のメールマガジンを、午後も遅くならないうちに配信する。
朝飯 らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と白菜キムチと玉葱の天ぷらと長葱の味噌汁
昼飯 塩鰹のふりかけ、白菜漬け、焼き鮭、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
晩飯 チーズ、ウォッカマーティニ、パン、ふかしたじゃがいもと小松菜とエリンギのソテーを添えたハンバーグステーキ、Petit Chablis Billaud Simon 2016、CHATEAU DUCRU BEAUCAILLOU 1982、プリン、Old Parr(生)
2021.2.26(金) 徐々に戻れば
食品工場が抱える問題のひとつに、床や水路の経年劣化がある。ウチもその例に漏れず、補修を繰り返してきた。そして明日と来月の13日には、およそ10数年ぶりに大きめの工事が入る。商品の製造はできない。
きのうの朝礼では、土曜日に蔵が休みになっても、また翌日曜日の仕事が制約を受けても、とにかく品切れは発生させないよう伝えた。それを受けて今日は、休日の予定を入れていたスギヤマアイカさんが午前に、シバタミツエさんは午後に、それぞれ出勤をしてくれることになった。
彼女たちがより有利に仕事を進められるよう、今早朝は、その準備のため仕事場に降りた。このところの気温は高くなったり低くなったりを繰り返している。もっともいくら気温が下がっても、真冬という感じはもやはしない。
ところで我が栃木県は先月13日に、緊急事態宣言の対象地域となった。解除されたのは今月8日。それを受けて今年はじめての「本酒会」が、今日は開かれる。
「本酒会」は日本酒に特化した飲み会で、僕は書記と酒の取り寄せ係を兼務している。頼みつけの酒屋は現在4軒。時々によりそのうちの1軒から一度に4合瓶12本を取り寄せ、冷蔵庫に保管する。そしてそこから、当月の参加者の数により適当な本数を供出する。今日は5本を、朝9時すぎに来たイチモトケンイチ会長へ手渡した。
春の訪れと共に昼も夜も街が賑やかになってくれれば、それはとても喜ばしいことだ。さて、どうなるか。
朝飯 納豆、こんにゃくの甘辛煮、ベーコンエッグ、薩摩芋のレモン煮、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、菠薐草のソテー、大根と大根の葉の味噌汁
昼飯 数日前の夜のおかずと今朝のおかずを流用した弁当
晩飯 「やぶ定」の酒肴あれこれ、盛り蕎麦、会員からの寄贈も含めた6種の日本酒(冷や)