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お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

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2020.7.21(火) 早いとこ降っちゃえ

早朝、窓を開けて、食堂に鳥の声を招き入れることは、生活の中にある楽しみのひとつだ。おとといも、またきのうも晴れて、食堂には複数の鳥の、ピッピッピッピッピッとか、キリッキリッとか、ガーガーとか、チュロリチュロリ、という声が絶え間なく届いた。

ふつか続きの晴れは「これで梅雨明けか」という思いを僕に与えた。しかし元の木阿弥というか何というか、今朝はまた、街は霧の底に沈んだ。湿り気の粒が家の中に入ってきそうな気がするから、窓は開けない。

今年の、子供の夏休みは短いという。「コロナ」により学校の日程が滅茶苦茶になったせいだ。ウチに学齢期の子供がいないから、その滅茶苦茶の具合や夏休みの日数については、僕は知らない。夏休みが短ければなおのこと、子供たちのためにも、そのあいだは夏らしい晴れが続いて欲しいものだ。

夕刻に至って「梅雨は雷に始まり雷に終わる」という言い伝えを忘れていたことに気づく。この夏は、その雷雨が、いまだ来ない。「早いとこ降っちゃえ」と、願わずにはいられない。


朝飯 助六寿司、らっきょうのたまり漬、若布と万能葱の味噌汁
昼飯 ざるラーメン
晩飯 冷やしトマト、らっきょうのぬか漬け、らっきょうのたまり漬「ピリ太郎」、茄子と南瓜と人参の素揚げカレーライスOld Parr(ソーダ割り)わらび餅、Old Parr(生)


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2020.7.20(月) 曙光

本日、各々がどのように動くかについては、きのうの夕刻に、家内と長男と共にすり合わせをした。天から降りてきたような需要がにわかに発生したためだ。その、何をすべきかを記した紙を、早朝に清書する。蔵、つまり製造現場には、今朝はいつもより1時間はやく降りた。

包装主任のヤマダカオリさんは、本日やすみのところ、朝から数時間のみ出勤することを決めた。販売主任のハセガワタツヤ君は、やはり本日やすみのところ、午前の数時間のみ出勤することを決めた。彼らは周囲の人たちと力を合わせて、平時の数倍の量になる商品を作り上げた。

空はきのうに引き続いて晴れた。気温はきのうのそれより更に高い。繁忙の最中にはまた隠居を訪ね、家内や隠居係のタカハシリツコさんと、短く言葉を交わす。

ひとつの仕事を終えるたび、朝に清書した「すべきこと」の、ひとつひとつに印を付けていく。その最後の1行は、19時すぎに完了した。明日は明日で、次の1行が始まる。明日の朝礼を、なんとなく楽しみに思う。


朝飯 切り昆布と細切り人参の炒り煮、生玉子、オクラのおひたしと茄子の揚げ煮びたし、納豆、唐辛子の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、らっきょうのたまり漬、柴漬け、メシ、ズッキーニの味噌汁
昼飯 ざるラーメン
晩飯 トマトと玉葱のサラダじゃがいもの素揚げ「にんにくのたまり漬」を添えたビーフステーキ“MARGAUX CHATEAU DU MARUGAUX 2012”「ニルバーナ」のチーズケーキ、Old Parr(生)


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2020.7.19(日) 他力

朝、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」に納品をしながら、如来寺のお墓へ行く。今月13日の、妹の祥月命日に供えた白菊は、大輪に開いて元気だった。ここしばらくは、朝は霧、昼は小雨の肌寒い日が続いた。それ故の、花の保ちだろう。菊は花立てから取り出して、茎を水で洗った。その花立ては、新しい水で満たした。これで菊は、いまだ数日は、生きることができるだろう。

午前の中ごろよりにわかに忙しくなって、1枚の覚え書きを作る。それを必要な数だけ複写して、社員のあいだをまわる。社員のあいだだけでなく、外も回る。早朝は暖房の欲しくなる気温だった。しかし空は徐々に晴れ上がり、入道雲さえ立ちのぼった。昼は食堂に冷房を入れ、冷たい麺を食べる。

午後、販売係のササキユータ君が事務室の扉を開きつつ「テレビ局の方です」と、僕に視線を送った。僕は事務机を離れ、店の冷蔵ショーケースの前に立つ。「Go Toトラベルキャンペーンに期待することは何でしょう」と、テレビ局の人が僕にカメラを向ける。「期待は特にありません、いらっしゃってくださったお客様に最善を尽くすのみです」と、僕は答える。

他力に期待するとすれば、コロナ禍が去ってくれること、ただそれだけである。


朝飯 切り昆布と細切り人参の炒り煮、揚げ湯波、しょうがのたまり漬、唐辛子の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、梅干、柴漬けによるお茶漬け
昼飯 冷やし中華
晩飯 春雨サラダ、若布と厚揚げ豆腐のスープ焼売焼きそば、”ABSOLUTE VODKA”(ソーダ割り)、「ニルバーナ」のチーズケーキ、Old Parr(生)


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2020.7.18(土) みな仲良く

本日「汁飯香の店 隠居うわさわ」には、朝の9時から14名様のご予約をいただいている。それについての注意を、朝礼のときには皆に伝える。

道の駅「日光街道ニコニコ本陣」への、本日1回目の納品を済ませて8時30分に会社の前まで戻ってくる。すると「隠居うわさわ」のお客様らしい方をご案内しているらしい、ハセガワタツヤ販売主任の姿が見えた。僕は即、ホンダフィットを駐車場の端に駐め、お客様をハセガワ君から引き継ぐ。

うかがったところによれば、お客様は、計4台のクルマにより上澤梅太郎商店を目指していらっしゃるという。さいわい雨は降っていない。よって外で立ち話をするうち、3台目のクルマは9時5分に到着した。ここで僕は、先ずは今いらっしゃる11名様を先にご案内することとした。

ふたたび店に戻り待つうち、最後の3名様は9時30分に到着された。これで全員がおそろいになった。僕は胸をなでおろして「隠居」までの100メートルほどを、3名様と共に歩く。

後に家内に聞いたところによれば、そのとき「隠居」の厨房では、お米は既にして炊きあがっていた。それでもお客様の席で蓋を取れば、湯気は炊きたてのように、盛大に立ちのぼったという。そのあたりが土鍋の底力なのだろう。

食後、お客様は買い物を済まされると、華厳滝へ向かわれた。そこから下って二社一時を見学され、今夜は那須に宿泊のご予定と、教えてくださった。大家族がみな仲良くされて、大したものだと思う。


朝飯 切り昆布と細切り人参の炒り煮、納豆、若布と玉葱の酢の物、生玉子、しょうがのたまり漬、茗荷の酢漬け、メシ、大根と大根の葉の茎の味噌汁
昼飯 弁当
晩飯 大根おろしを添えた厚焼き玉子、ブロッコリーの胡麻和え肉団子と水菜の鍋その鍋で煮たラーメン、「松瀬酒造」の「松の司特別純米」(冷や)


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2020.7.17(金) 梅雨いまだ上がらず

このところ、朝はいつも、霧が出る。今朝のそれは特に、深かった。街が霧に閉ざされると、当然のことながら、山も空も見えない。そして人里を離れた、谷の底にいるような気持ちになる。

5時に設定したアラームだかアラートだか知らないけれど、その音にうながされて仕事場へ降り、朝の仕事に従う。半袖のポロシャツ1枚で寒い、ということはない。しかしその上に白衣を羽織ると、何となく心地が良い。

オフクロに聞いた話だが、おじいちゃんはある時期、蕎麦による夕食を何十日も続けたことがあるという。そのオフクロの父親は、夏休みなどに遊びに行くたび、夜は湯豆腐を欠かさなかった。僕の昼食も、それに似たところがある。まさかそれが数ヶ月におよぶことはないけれど、しばらくは同じようなものが続くのだ。

5日ほど前までは、冷やし中華を食べていた。しかし以降は梅雨寒が続き、温かいものが欲しくなった。生麺は、いまだ在庫が冷蔵庫にある。そういう次第にて先日その麺を買った福島商店へおもむき、今日はスープ6食分のみを袋に入れて会社に戻る。


朝飯 納豆、スナップエンドウとスパムのソテー、切り昆布と細切り人参の炒り煮、青葱の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、メシ、若布とズッキーニの味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 冷やしトマト、胡瓜のナムル風、冬瓜と豚のソーキのスープ麻婆豆腐、「紅星」の「二鍋頭酒」(生)、桃と桜桃と豆乳の杏仁豆腐風


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2020.7.16(木) イークラ先生

高等学校のときの英文法の教師はイークラ先生だった。先生の陰々滅々として孤独そうな印象は、文法という学問に似合っている気がした。先生はまた、大変なヘビースモーカーだった。つまりは「重症のニコチン中毒患者」というわけだ。

先生は講師でいらっしゃったから、受け持ちの授業を終えればすぐお帰りになる。先生は、学校内では一切、喫煙はされなかった。我慢に我慢を重ねて、正門を去ると同時にタバコを取り出し、歩きながらそれに火を点けるのだ。まさかその後を追って確かめたわけでもないだろうけれど、同級生のひとりが言うには、先生は1本目を吸い終えると即、2本目を取り出して、性急にそれを吸い始めるのだという。

夕食の最後に、甘い西洋菓子を肴にしてウイスキーを飲んだ。すると妙にタバコが欲しくなった。よって食器棚の、薬を収めた引き出しから、いつ買ったか覚えていないピースの箱を取り出す。そして仏壇からマッチを借り、階下に降りて外へ出る。

タバコには曰く言いがたい、抽象的な美味さがある。「生まれてこのかた、タバコは1度も吸ったことがない」という人もいるけれど、この美味さは知っておいて損はない。そして店の駐車場のベンチに腰かけ、ことし2本目のタバコをイークラ先生とおなじほどの速度で、吸う。


朝飯 生のトマト、切り昆布と細切り人参の炒り煮、納豆、唐辛子の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、大根と人参と胡瓜のぬか漬け、肉味噌、メシ、三つ葉の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 らっきょうのたまり漬と鶏笹身肉とレタスのサラダ“LE COFFRET”のパン夏野菜と茸のスパゲティPetit Chablis Billaud Simon 2016“LE COFFRET”のケーキ、Old Parr(生)


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2020.7.15(水) 送料

日本とは異なって、南の国には正札の無い例が目立つ。あるいはあっても、掛け値をしている。その値段の交渉、有り体に言えば値切ることを無上の楽しみとする人がいる。そのような人は、人と人との触れ合いが好きなのだと思う。

南の国ではまた、正札があっても、売り手がハナからそれを無視して、自分の理想とする価格を示してくることがある。メーターを備えながらそれを使わないタクシーなどは、その代表だろう。

僕は、旅先では心付けを渡すことを好む。しかしメーターを使わないタクシーは好まない。だからそのような運転手にはメーターを使うよう言う。それに従わなかった運転手には、ことインドシナにおいては、これまで遭遇したことはない。

メーターを使おうとしない運転手には、それを使うよう言う。しかし掛け値をしていると明らかに思われる商人と、丁々発止のやりとりをしながら値を下げさせようとする、ということはしない。それは多分、人との接触を、僕がそれほど好まないからだと思う。

そのような性格によるものかどうかは不明ながら、僕はウェブ上で買い物をすることが好きだ。ところが困ったことに、送料を支払うことは好まない。よって「〇円以上のお買い物については送料サービス」という店側の提案に、僕は乗りやすい。

味噌汁の出汁には煮干しを使う。煮干しは長崎の店で買ったり築地の店で買ったりする。先般、その築地の店で煮干しを買いながら、どうにか送料をサービスしてくれる水準まで買い物をしようとして、煮干しに加えて若布も買い物カゴに入れた。その若布には「ヤケに高けぇな」と感じる値段が付けられていた。しかし「健康のためなら死もまた辞せず」という人とおなじく、送料をサービスさせるためなら、僕は高い買い物も厭わない。

そしてこの若布を数日前から使い始めたところ「ヤケに高けぇ」どころか「ヤケに安い」ことが分かった。肉厚で歯ごたえの良いことに加えて、水にさらすと異常にかさを増すのだ。

そういう次第にて今朝も、その若布を流水にさらして塩を抜き、味噌汁の具にする。若布は、これから数ヶ月は、冷蔵庫の中で保つと思う。


朝飯 鮪の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け丼、オクラのおひたし、青葱の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、若布とアルファルファの味噌汁
昼飯 「金谷ホテルベーカリー」の2種のパン、コーヒー
晩飯 じゃがいもと胡瓜と鯖のサラダ、刺身湯波の餡かけ、キャベツの千切りとトマトを添えた串カツ、「渡邉佐平商店」の酒粕焼酎「SEIKAI ALCOHOL 77%」(ソーダ割り)


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2020.7.14(火) 次は月のころに

我が人生で最強の「痛み取り屋」へ向けて、9時に会社を出る。

背骨と右肩胛骨のあいだの痛みが徐々に強くなり、我慢できないところまで達したのは、おととしの年末だった。外科の病院を訪ねると、レントゲン写真を撮られ、診察をされ、背中にブロック注射を打たれた。注射は数日をおいて2度うけたが、効果はせいぜい半日しか保たなかった。

年明け、その外科から宇都宮の総合病院に、MRIによる患部の撮影を予約してもらった。インターネットを介して返送された画像をコンピュータのディスプレイに凝視した外科の先生は「脊柱管が狭窄しているようにも見えますね」と言った。その言葉の調子は、僕には「脊柱管が狭窄しているように見なくもない」と聞こえた。

処方された鎮痛剤で痛みを鎮める日々が続いた。しかしいつまで鎮痛剤に頼ることは、僕にはとてもではないけれど、不気味でできない。

そんなある日「からだを妙な具合にひねり、どうにも痛みが去らないため、神の手により一発で治してもらった」と、facebookに上げた人がいた。僕は即、メッセンジャーで自分の窮状を訴え、その整体院について教えてもらった。

はじめその整体院には1週間に2度の割合で通った。治療の頻度は症状が軽くなるにつれ1週間に1度、10日に1度、2週間に1度と低くなっていった。背中の痛みは数ヶ月で霧消した。

「大きな痛みが去ると、それまで隠れていた別の痛みの出てくることがあります」という先生の予言を裏付けるように、今度は左肩にひどい痛みが浮上した。それもまた、先生は根気よく解かした。以降は右膝の不調を治しながら「次は2ヶ月後で良いでしょう」と言われるまでに、僕のからだは持ち直した。

昨年の正月から数えて今日は47回目の施術だった。9,000ボルトを発する電子ペンによる治療は、症状の重いときには、肌に突き立てたボールペンに10キロの重石を載せたほどの痛みを伴う。しかし今日はからだのどこに押し当てられても、ただ触れているだけにしか感じなかった。

先生は現在の施設を閉じ、来週から2ヶ月のあいだ勉強に没頭するという。宵の空に月の綺麗に上がるころになったら、また先生の携帯電話を鳴らしてみようと思う。


朝飯 切り昆布と細切り人参の炒り煮、納豆、茄子とオクラの炒め煮びたし、胡瓜の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、大根と人参と胡瓜のぬか漬け、刺身湯波、メシ、揚げ湯波と菠薐草の味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 手巻き鮨「松瀬酒造」の「松の司特別純米」(冷や)水羊羹、Old Parr(生)


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2020.7.13(月) 鮨くらいでは済まない

妹は1972年に14才で病没をした。その祥月命日が近づくと、毎年、南半球から花を届けてくれる人がいる。「日本に来たら、ぜひ連絡してください」と、その都度お礼のメールを送る。しかしその人はいつも黙って日本に来て、黙って南半球に戻ってしまう。銀座で鮨を差し上げるくらいでは済まないはなしだ。

きのう届いたその花は、仏壇の前に日光彫りの台を置き、その上に飾った。と、ここまで書いて「ひとつの文に『その』が重複してはおかしいだろうか、英文であれば、ひとつのセンテンスに”the”の重複する例はあるけれど」と、しばしキーボードを打つ指が止まるも、日記が長くなるので先へ進む。

「墓参りは朝にするものだ」という考えが僕にはある。家内は「汁飯香の店 隠居うわさわ」の仕事で現場を離れることができない。そういう次第にて9時すぎに会社を出て、先ずはJR通りの「花一」で白菊10本を購う。そして如来寺の、桜の古木のちかくにホンダフィットを駐めて、墓地の砂利を踏む。

会社に戻ると10時を5分だけ過ぎていた。ひとりによる墓参りは、結構、時間のかかるものだ。

お墓に供えた花が、人知れず枯れている景色はわびしい。これからしばらくは、数日おきにお墓へ通おうと思う。


朝飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、納豆、切り昆布と細切り人参の炒り煮、大根と人参と胡瓜のぬか漬け、青葱の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、メシ、玉葱とズッキーニの味噌汁
昼飯 ラーメン
晩飯 レタスと南瓜とトマトとパプリカのサラダ漬物の盛り合わせカレーライスOld Parr(ソーダ割り)自由学園のクッキー、Old Parr(生)


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2020.7.12(日) 助け合いの方向

9時に上がった花火の音は、事務室にいても聞こえた。「八坂祭だ」と言うと「えっ、もうそんな時期」と、長男は飛び上がらんばかりに驚いた。

先週の日曜日は、町内の公民館に祭壇を設けた。またカキダレのための和紙を、集まった役員で手分けして折った。そのカキダレは今年の分ではなく、コロナ禍が去るか、あるいはワクチンが開発されるかして、お祭が元の形で行えるようになったときの準備である。

今年4月、総鎮守瀧尾神社の春の大祭は、お囃子もなく渡御の行列もなく、神事のみで静かに終わった。そしてこのたびの八坂祭も、家の前の飾りつけは無し、渡御の行列も無し、御神輿の巡行も無し。今朝は花火は上がったものの、宮司と当番町の三役がクルマで各町内の会所を回って終了だという。

今年の当番町である大谷向町は、戸数も多く、お祭に際しては満々の気持ちで臨んだことだろう。当番町は、12年に1度しか巡ってこない。お祭の大幅な縮小は、12年後に町内の中枢でお祭を仕切るべき若い人の勉強の機会を、ほぼゼロにする。現在の三役は、12年後には引退をしている可能性が高い。

各町内は、お祭に関しては今後ますます、助け合いの方向を目指していくだろう。


朝飯 切り昆布と細切り人参の炒り煮、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、青葱の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、しょうがのたまり漬、しいたけのたまり炊によるお茶漬け
昼飯 冷やし中華
晩飯 ズッキーニの味噌汁茄子とピーマンの素揚げルッコラと水菜のサラダを添えた鶏の唐揚げとコロッケ大根と人参と胡瓜のぬか漬け、蕪のぬか漬け、甘らっきょう、「渡邉佐平商店」の酒粕焼酎「SEIKAI ALCOHOL 77%」(ソーダ割り)、桜桃のヨーグルト和え、Old Parr(生)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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