トップへ戻る

MENU

お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

< 古い日記へ   新しい日記へ >

2023.8.28(月) 第42回日光MG前夜祭

上澤梅太郎商店は2001年の春より、研修にマネジメントゲームを採り入れてきた。開催は初春と秋の年に2回。以降は2020年の初春まで、途切れさせることなく続けてきた。それを阻んだのが「コロナ」である。再開が成ったのは今年1月。そして今回、秋のそれも開催できることは大きな喜びだ。

初春の日光MGは、会社を休みにして全社員が参加をする。対して秋のそれは、2019年より会社は休まず、社内各部署より少数の参加とした。もっとも大きな理由は、その日程がしその実の買い入れに重なるからだ。また、ご来店のお客様も、1月ほどは少なくない、ということもある。

社員の参加は少数でも、日光や宇都宮、また遠く四国や中国地方から参加の方々に恵まれて、今回の日光MGには42名が参集する。そういう次第にて今日は、店を閉め、売上金額を数え、明日の釣銭を作ってから鬼怒川温泉へと向かう。

日光MGの会場である「一心舘」の前にホンダフィットを駐めると、頭上からは明るいさんざめきが聞こえてきた。その、4階の部屋にはマネジメントゲームの開発者でいらっしゃるニシジュンイチロー先生をはじめ、前泊の方々が10数名ほどもいらっしゃった。そこで僕もご相伴にあずかり、以降は二次会の会場へ移って22時30分まで歓談を尽くす。


朝飯 切り昆布の炒り煮、冷や奴、ハムエッグ、炒り豆腐、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃんj」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と胡瓜と若布の味噌汁
昼飯 たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、揚げ玉、鮭の焼きほぐし、なめこのたまり炊によるお茶漬け
晩飯 「湯けむりまごころの宿一心舘」の酒肴あれこれ、日本酒(冷や)、ワインあれこれ


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

2023.8.27(日) 使い放題

目を覚ましたのは2時44分。即、起床する。洗面所を経て食堂に来ると、食器棚の電波時計は2時50分だった。5時台の起床は寝過ごしたことによる損した感が強い。4時台の起床にはありがたみが無い。3時台の起床には得した感が強い。2時台の起床については、特に感想は無い。

「オバサンって『寝るのはもったいない』とか考えて、つい何時間もテレビを見ちゃうらしいですよ」と聞いたことがある。インターネットが世に出はじめたころのことだ。オバサンが夕食の後に、つい何時間も見てしまうのは、今もテレビなのだろうか、あるいは今は、youtubeやTikTokやインスタグラムなのだろうか。

食堂は角部屋。その、直角に交わった2枚の窓を開けても部屋の空気は動かない。南東のはるか先に稲妻が見える。遠雷とは、どれほど遠くの雷をさす言葉なのだろう。光の明滅は見えても音は聞こえない、それは、遠雷と呼ぶには遠すぎるものなのかも知れない。

ところで遠雷といえば立松和平。この作家について調べるうち、ふたつの国際ラリーに参加し、本にしていることを知った。amazonで検索をすると、香港から北京までのそれを記録した「地上の翼-香港-北京ラリー優勝記」は50円、写真は何と本橋成一による「パリ・ダカ砂の水平線」は499円で出ていた。即、注文したことは言うまでもない。

ここで時刻は3時40分。朝の時間はジャブジャブと、使い放題である。


朝飯 鮭の焼きほぐし、炒り豆腐、生玉子、切り昆布の炒り煮、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと若布と長葱の味噌汁
昼飯 揚げ玉を添えたざる素麺
晩飯 松浦漬け、鮒鮨の飯、ウォッカマーティニトマトとレタスのサラダ2種のパンポトフMerlot Semi Dry Chateau Corin 2021


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

2023.8.26(土) できるときは一瞬でできる。

9月のなかばに店舗を改装する。ご来店が可能なお得意様にはご案内をお送りすべきとの、事務係カワタユキさんからの提案に「なるほど、それはそうだ」と周囲は賛同した。ところがそれから2か月を経ても、その内容が決まらない。「素案を出して欲しい」と長男に言われたのは2週間ほども前のことだった。「素案なんかねぇよ」と僕は答えた。

ご案内は、遅くも改装の数日前には投函の必要がある。その更に前にはお送り先の特定、宛先の貼付、それよりも先ずは、ご案内を作らなければならない。改装の日は2週間とすこし先まで迫っている。

土壇場の今朝になって、ようやく頭に浮かんだことがある。惹句は僅々1行。それを長男に伝えると「そう、そういうことだよ」と同意を得た。

夕刻、そのハガキの原案を長男より手渡された。「いいじゃん」と僕は感激し、アスタリスクで示された本文の空白は、取りあえず手書のポストイットで埋めた。

お送り先の特定は、数十分ほどもコンピュータに向かえばできる。「間に合った」である。


朝飯 切り昆布の炒り煮、鮭の焼きほぐし、「なめこのたまり炊」のなけこおろし、冷や奴、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と胡瓜の味噌汁
昼飯 切り昆布の炒り煮を添えたざる素麺
晩飯 モロヘイヤのたたき、茹でたトウモロコシ、なめこの味噌汁鰤の塩焼き、きのうのとんかつの残り、麦焼酎「こいむぎやわらか」(ソーダ割り)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

2023.8.25(金) しその実

人は、過ぎたことはすぐに忘れてしまう。今夏の記録的猛暑さえ、天高く馬肥ゆるころには、ほとんどの人は忘れ去るだろう。

「例年は4月の下旬まで目を楽しませてくれる枝垂れ桜も、今年は既にして盛りを過ぎた」と隠居の庭について書いたのは、今年4月7日のことだ。つまりことしの桜は例年より2週間ほども早かった。らっきょうの収穫も早く、米の収穫も早まる可能性が高い。

長年、しその実を納入してくれている農家を長男はお盆に訪ねた。しその穂は、既にして心配になるくらい長く延びていた。その農家のあるじの意見も容れて、今年のしその実の買い入れはいつもより1週間ほど早い今日から始めることとした。

「今日が多分、一番、多い」と長男は朝礼で述べた。しかし幕を開けてみれば、集まった量は微々たるものだった。

「しその実の育ち具合は、この10日間で例年に戻った」は兎に角として「暑いうちは、しその穂は延びない」など不思議な意見も、しその実を持ち来た人の口からは出た。

終業後、店の掃除が終わり、シャッターを降ろした18時より製造現場へ行く。そして本日出社の製造係3名に、しその実の買入期間を延長することを告げる。いつまで延ばすかは、明日、決めることとする。


朝飯 揚げた茄子とピーマン、グリーンピースの玉子焼き、モロヘイヤのたたき、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と茗荷の味噌汁
昼飯 朝に残した納豆を添えたざる素麺
晩飯 鮒鮨、大根と胡瓜のぬか漬け、夏太郎らっきょう、松浦漬、「あづま」のとんかつあれこれ、「松瀬酒造」の「松の司生酛純米酒」(冷や)、“KANNONYA”のチーズケーキ、Old Parr(生)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

2023.8.24(木) サイトー君のカゴ

処暑はきのう、過ぎた。この二十四節気の14番目について、検索エンジンのもっとも上に出てきたところには「厳しい暑さの峠を越したころ。 朝夕には涼しい風が吹き、虫の声が聞こえてくる。穀物が実り始めると同時に、台風も増え始める」とあった。確かにここ数日は、朝に冷房はおろか除湿の必要も感じない。肉体は確かに心地よい。しかし気分は大いによろしくない。

季節は夏がもっとも好き。秋は、その夏を過去に追いやってしまう点で、もっとも好まない季節だ。空の高いところに薄くある雲は見る気もしない。逆に積乱雲は、これが湧き上がると思わず見とれ、それを画像に残したくなる。

「汁飯香の店 隠居うわさわ」の床の間には、梅雨明けからこのかたずっと、緑の抽象画を掛けてきた。庭に咲く花とおなじ花を床に飾るのはつまらないことと、室礼の本にはある。それに従えば、庭の緑と呼応するような絵はつまらない、ということになる。しかし僕は、それを敢えてする。理由は「そうすることが好きだから」としか答えようはない。

夏の花は、サイトー君がくれた籠に活けることが多い。サイトー君について、僕は多くを知らない。ただし遡れば17年前に、僕はサイトー君についての文章をひとつ書いている

趣味はカゴ集め、というサイトー君がくれた籠が床の間にあるあいだは何となく気分が良い。「秋にはなってもらいたくねぇな」と、強く思う。


朝飯 生のトマトを添えた目玉焼き、刻んだ茗荷を添えた揚げ茄子と揚げピーマン、納豆、モロヘイヤのたたき、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と大根の味噌汁
昼飯 茄子の揚げびたしを添えたざる素麺
晩飯 「食堂ニジコ」のあれやこれやそれや、他あれこれ、5種の日本酒(冷や)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

2023.8.23(水) 型に従う

朝食の、短い動画を週に3回、解説を入れた長い動画は週に1回の頻度でTikTokに上げている。ちなみにアカウントは「梅太郎」。その、今月11日の動画にコメントの付いていることに気づいた。要約すれば「どうすれば、それほどすこしずつおかずを盛れるのか、その秘訣を知りたい」という内容だった。

世の中のほとんどすべての習い事とおなじく、型に従うのだ。型の基本はお盆。これにごはん茶碗と汁椀、小皿や小鉢は漬物用を含めて4客、これらをお盆に並べ、そこにごはんと味噌汁と漬物、残りの3客には今しがた整えたおかず、常備菜、あるいは買ってきた総菜を収めれば、それで一汁三菜のできあがりである。

これは、試した人なら一発で理解し、その日から運用できる。仏教の言葉でいえば「有智若聞則能信解」だろうか。

僕は鉄棒の、逆上がりなら小さなころからできた。逆上がりは、地面を蹴り上げた脚がある高さに達した瞬間に両腕を手前に引くところにコツがある。しかし蹴上がりは、いくら練習してもできず、今もできない。だから僕は、できない人を嗤うことはしない。

一汁三菜による朝食の実現にコツは要らない。先ずは、1枚のお盆、である。


朝飯 胡瓜の塩もみ、ジーマミー豆腐の冷や奴、茄子の揚げびたし、納豆、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布とズッキーニの味噌汁
昼飯 茄子の揚げびたしを添えたざる素麺
晩飯 鮭の焼きほぐし、炒り豆腐、炒り昆布、かにかまぼこと胡瓜のサラダ、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、揚げ茄子揚げ茄子の挽き肉あんかけ、麦焼酎「こいむぎやわらか」(ソーダ割り)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

2023.8.22(火) 安全運転

3時台から食堂に来て窓を開け放ち、あれこれのことをする。空は晴れているものの、湿度は高い。5時が目前に迫ったあたりで我慢は止め、遂に窓を閉める。そして空気調整器を「除湿」で回し始める。

「夏がクリスマスのころまで続けば良い」だの「一年中、夏でも構わない」などとあちらこちらで言ったり書いたりしてきたものの、きのうは夜に至って遂に、松茸ごはんを食べるに至った。なかりの量があったため、食べきれなかった分はいただいてきた。それを、6時30分がちかくなるころに温める。

炊き込みごはんには生玉子を混ぜ込むと美味いとは、高校3年生の夏、京都の、同級生フカミカズヒロ君の家で知ったことだ。深夜だったにもかかわらず、台所には何人かの高校生や大学生がいて、大きな炊飯器に炊き上がっていた炊き込みごはんは、またたく間に無くなったのではなかったか。

きのう「炉心庵」からいただいてきた鯛と松茸の炊き込みごはんに「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」を差してかき混ぜた生玉子を、先ずはすこしかけて食べる。いと美味し。合いの手に茄子の揚げびたしや、たまり漬に箸を延ばす。そしてまた玉子かけごはんを食べ、味噌汁で口の中をさっぱりとさせる。今日の朝ごはんは、1974年夏の京都のかやくごはんと変わらず、数分のあいだに心を満たした。

「味噌三昧」という商品がある。日光味噌の白だし、赤だし、粒味噌の3種の味噌を、昆布を間仕切りにして詰め合わせたものだ。昆布には現在は、奥井海生堂の日高昆布を用いている。この、はさみで形を整えた後の切れ端を午後、包装係のセオヨーコさんのところにもらいに行く。セオさんの指示によりヤマダカオリさんが冷蔵庫から出してくれた袋には、1年ほどは持ちそうな量が入っていたから、途端に豊かな気持ちになる。

終業後はホンダフィットで15キロを走って鬼怒川温泉に至る。移動には25分ほどを要したらしく「安全運転だね」と家内に言われる。そういえば前の製造部長フクダナオブミさんにもおなじことを言われたことがある。そのときもまた、今日とおなじ夜に移動の最中だった。夜の運転には慎重になる癖が、僕にはあるらしい。


朝飯 茄子の揚げびたし、生玉子、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、獅子唐の天ぷらと若布の味噌汁
昼飯 茄子の揚げびたしを添えたざる素麺
晩飯 “Cafe Salon de The OKA”のビシソワーズ人参のゼリーのサラダ大田原産とちぎ和牛のハンバーグステーキMerlot Semi Dry Chateau Corin 2021チーズケーキコーヒー


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

2023.8.21(月) 夏のシャツ

朝、食堂に来てコンピュータのディスプレイを開く。そのトラックパッドの右には「朝食前に事務室で両替分を数えるか?」と、きのうの終業時に書いたポストイットが貼られていた。こういうものを身のまわりにいちいち置かないと、何から何まで忘れてしまう、という癖が僕にはある。

5時30分より1,000円札の、今日の釣銭を作る。これを数分で終え、次は事務室に降りて釣銭の種銭を数える。それを元にして、今日、銀行で両替してもらうべき金種とその数を申込書に書き込む。ここで時刻は5時55分。

「残暑は厳しいものの、夕刻に雨の可能性が高いため、傘は必携」と、テレビの気象予報士が伝えている。その口からはまた「秋雨前線」という言葉も出たから「やだなー」と、思わず独り言を言う。春雨は食えても秋雨は食えない、というのは冗談だが、とにかく、夏が終わると考えただけで寂しくなるのだ。

2013年の夏に、少なくない量の服を処分した。その後も一度、おなじことをした。しかし今、タンスや衣裳ケースを調べてみれば、また服が増えている。そのほとんどは夏用のシャツだ。しかし夏は忙しくて、個人の用事で出かけることは少ない。いきおい、夏のあいだに1度も着ることのないシャツがほとんど、ということになる。とはいえ夏用のシャツを、これから死ぬまで1枚も買わない、ということはできそうにない。

服は、着るためだけに買うものではない。本は、読むためだけに買うものではない。クルマは、乗るためだけに買うものではない。そういう理屈は、成り立たないものでもない。しかし身のまわりを眺めてみれば、思い当たるものはあふれるほどあって、反省しきりである。買うときには、それが遂に使われずに終わるなどは、考えもしないのだ。


朝飯 南瓜の甘煮、鶏の照り焼き、納豆、モロヘイヤのたたき、茗荷の酢漬け、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と万能葱の味噌汁
昼飯 めかぶと「なめこのたまり炊」を添えたざる素麺
晩飯 「炉心庵」の其の一其の二其の三其の四其の五其の六其の七其の八2種の日本酒(冷や)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

2023.8.20(日) その理由は何だろう

10月の日曜日に如来寺で法事をすると、先日、親戚から連絡をもらった。昼食は東照宮のちかくで摂る予定だとして、有名店の名が添えられていた。よって、その店は繁忙期には予約を受けつけないこと、待ち客が自分の名を記す紙は用意されるものの、順番を待っていては日が暮れること、第一、如来寺から9キロメートルほど離れたその店までたどり着けるかどうかも保証はできない旨、返信をした。紅葉の季節、それも日曜日ともなれば、道路を埋め尽くすクルマの数は尋常ではない。それが、地元に住む以外の人には理解されないのだ。

観光の最盛期に観光地を訪ねる際は、週末や祝日は避ける。週末や祝日にしか出かけられない人は、最盛期の観光地へは行かない。なにかを少しずらすだけで、圧倒的に楽になる。ただし、それのできる人は、なぜか少ない。その理由は何だろう。

日光の紅葉による混雑は毎年、体育の日、否、2020年からはスポーツの日と名を改めた祝日の連休から11月末の、勤労感謝の日の連休まで続く。そのあいだに日光へ来ようとしている人は要注意だ。ちなみに、地元の人が紅葉を愛でようとするときには、夜が明ける前にクルマで出て行く。「人の行く裏に道あり花の山」である。


朝飯 「なめこのたまり炊」とモロヘイヤのたたきと茄子の揚げびたしと刻みオクラの皿素麺
昼飯 春日町2丁目の納涼祭でいただいた焼き鳥を流用した弁当
晩飯 レタスと桃とモッツァレラチーズのサラダ蟹とトマトのスパゲティChablis Billaud Simon 2018


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

2023.8.19(土) 何年か前の夜に従って

本日最後のお客様は、閉店の17時30分を過ぎ、入口は開放したまま掃除や片づけをしている最中にいらっしゃった。お客様のお車のナンバーは那須。お帰りの経路をうかがうと、日光宇都宮道路から東北道を経由して、ではなく、国道121号線を、先ずは鬼怒川方面へ向かわれるとのことだった。

その目の前の道は、どうしようもないほどの渋滞である。先頭は多分、700メートルほど先の、大谷川に架けられた大谷橋だろう。今日は19時から花火大会があり、大谷橋の周辺には観客のための駐車場やシャトルバスの発着所が集中しているのだ。スマートフォンを頼りに裏道を辿った方が無難な旨を、お客様にはご説明した。

ところで、花火の味わいをより深くするには花火を見ないことと、今月8日の日記に書いた。そこに書いた何年か前の夜に従って、また他の用事もあったため、終業後は自転車で日光街道を下る。そして居酒屋のカウンターにて飲酒活動を始める。

「いきなり」という感じで花火の連発される音が聞こえる。手提げからiPhoneを取り出し、ディスプレイに触れる。19時を1分、過ぎていた。


朝飯 きのうの夜のおかずのぶっかけめし、若布とレタスと椎茸の味噌汁、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、ごぼうのたまり漬
昼飯 茄子の醤油炒めと刻みオクラを添えたざる素麺
晩飯 「和光」のお通しの三点盛りポテトサラダ赤魚の粕漬け鶏レバの串焼き、麦焼酎「二階堂」(オンザロックス)


美味しい朝食のウェブログ集は、こちら。

< 古い日記へ   新しい日記へ >

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

2025

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011

2010

2009

2008

2007

2006

2005

2004

2003

2002

2001

2000

蔵見学