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清閑 PERSONAL DIARY

2023.10.16 (月) 旧市街に3軒

日本橋から日光に至る日光街道の、最初の宿場は千住、最後の宿場は鉢石。上澤梅太郎商店のある今市は、そのひとつ手前の宿場町である。今市宿のもっとも日光側に位置するのは瀧尾神社、もっとも日本橋側にあるのは追分地蔵尊。互いの距離は850メートル。どれくらいの年代までに限られるかは知らないけれど、鉄道の上り下りとは異なって、住民は日光側へ行くことを「あがる」、日本橋側へ行くことを「さがる」と言う。

この、日光街道に沿った850メートルに現存する飲食店を、瀧尾神社から追分地蔵尊へ向かって下がりつつ検証をしてみれば、右側には皆無、そして左側には道の駅「日光街道ニコニコ本陣」など、夜に閉まるところを除けば上から中華の「食堂ニジコ」、洋食の「コスモス」、そして「並木蕎麦」の3軒のみ。繰り返せば850メートルの国道沿いに、夜まで営業する飲食店はたったの3軒である。その理由は一体全体、どのあたりにあるだろう。

もっともこれら3軒は、そのいずれで食べても美味い。そして今夜はそのうちの「食堂ニジコ」へ赴いて飲酒喫飯を成す。


朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、揚げ湯波と小松菜の泡味炊き、納豆、切り昆布の炒り煮、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と若布の味噌汁
昼飯 鮭明太、塩鰹のふりかけ、なめこのたまり炊によるお茶漬け
晩飯 「食堂ニジコ」のお通しの韓国海苔ピータン胡瓜の辛子和えネギチャーシューエビ春雨炒め、麦焼酎「二階堂」(お湯割り)


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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