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清閑 PERSONAL DIARY

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2024.4.17(水) 人の興味のおもむくところ

町内の2023年度の決算の、監査の日が今週の土曜日に迫っている。きのうはそれに備えて、仕事の合間に”flow”の部分を完成させた。僕の使っているソフトウェアはエクセルや一般の会計ソフトではなく、自作のものだ。よって資金繰り表から勘定科目ごとに小計を算出する方法などに興味を持つ人は日本国内に15人ほどしかないだろうから割愛をする。

とにかく決算書の上半分、つまり”flow”の部分を完成させ、その次期繰越の金額と資金繰り表の残高を照らし合わせると、それは1円の差もなく一致をして思わず「ピッタリ」と声が出る。しかし考えてみれば、そのふたつの数字が一致をするのは当たり前のことだから、実際には一声を発するほどのことでもないのだ。

決算書の下半分は”stock”で、町内名義の預金通帳の残高の羅列になる。会計においてもっとも興味深いのは僕の場合、資金繰り表である。しかしシバザキトシカズ副会計によれば、人が最も関心を寄せるのは”stock”だという。なるほど、そう言われてみれば、そのような気もする。

いずれにしても、決算書は金曜日までには難なくできあがるだろう。昨年はよくもまぁ、この時期に10日間もタイへ行けたものだと思う。


朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、マカロニサラダ、納豆、めかぶの酢の物、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と菜花の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「和光」のお通しのお通しの菠薐草のおひたしと山椒煮おなじく蕗のとう煮ポテトサラダ焼き鳥、麦焼酎「吉四六」(お湯割り)


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2024.4.16(火) 中継

目を覚ましたのは11時23分。きのう20時に就寝をしたからとはいえ、いささか早すぎる。しばらくしてふたたび枕の下からスマートフォンを取り出すと、時刻は0時39分になっていた。1時間ほどは眠れたらしい。

2時52分に事務室に降りて灯りを点け、シャッターを上げる。衛星放送のアンテナを備えた車両は3時8分に到着した。脇の駐車場へは長男が案内をした。4階へ上がってその旨を家内に伝え、ふたたび事務室に戻る。

テレビ朝日の朝の情報番組「グッド!モーニング」が天気予報の中継場所として隠居を使う話はおととしの秋ごろからいただいていた。しかし昨年は局の日程と、庭のほぼ真ん中にある枝垂れ桜の開花時期が合わず、お流れになった経緯があった。

台本の読み合わせは4時からとのことにて、3時55分に隠居の柴折り戸を押す。「汁飯香の店 隠居うわさわ」の裏手では、染井吉野を撮るためのテレビカメラ2台が既に準備されていた。勝手口から屋内に入り、廊下を伝って座敷に回る。打ち合わせはほとんど、現場監督と長男のあいだで終わりつつあった。6時までに2度の調理を必要とされている家内は白衣に着替えて厨房に入った。

1回目の本番は5時28分から。予報担当の依田司さんは台本にある200文字ほどを、よどみなく伝えていく。大した仕事ぶりである。

6時20分に自宅4階へ戻り、テレビを点ける。台本にある6時28分より早く始まった3回目の中継を確認してから店に降りる。そして天気予報に挿入する映像のため4時前に開け店を閉め、ふたたび隠居へ行く。

4回目の中継が無事に終わった7時25分に事務室へ戻り、出勤する社員のため7時40分にシャッターを上げる。テレビ局の一行12名は、2台の車に分乗して8時すぎに去った。明日の中継はどこからだろう。

9時をすぎたところで長男が運転するホンダNボックスに乗り、鹿沼の取引先へ行く。日光の南に位置する鹿沼では、既にして新緑が始まっていた。会社には11時30分に戻り、以降は通常の業務に従う。


朝食 「汁飯香の店 隠居うわさわ」のまかない
昼食 にゅうめん
夕食 「和光」のお通しの若竹煮鰹の刺身のたたき風赤魚の粕漬け、麦焼酎「吉四六」(お湯割り)、家に帰ってからのエクレア、Old Parr(生)


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2024.4.15(月) 具だくさんの味噌汁さえあれば

「10分で準備できる頑張らなくても美味しい朝食」という動画を2022年5月14日から2023年9月24日までのあいだTikTokに上げ続けた。その数を改めて数えたところ、計62本に上っていた。動画の目的は「和食による朝食は、案外、簡単にできるものです」ということを伝え、それを実践していただくところにあった。中断をしたのは、寄せられるコメントを読みつつ暖簾に腕押しの感を覚えたからだ。

「ばばば」というハンドルネームの方から、その動画を復活させてくれとコメント欄で頼まれたのは、今年1月13日のことだった。僕の求めるコメントは「再開してください」ではなく「私もその朝食を始めてみました」である。しかしまぁ、その「ばばば」という名は頭に刻まれた。

それから3ヶ月を経てようやく、今朝は腰を上げた。常備菜があれば一汁三菜でも四菜でも簡単にできるところ、今朝は「具だくさんの味噌汁さえあれば」ということで、一汁ゼロ菜の朝食を整えてみた。編集は外注SEが担う。ウェブ上に上げられるのは、1週間から10日、あるいは2週間ほど後のことになるだろう。


朝飯 なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、蕪のぬか漬け、メシ、ブテチゲ風味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「食堂ニジコ」のキュウリの辛子和えピータンエビ玉エビとチャーシューのチャーハン麦焼酎「二階堂」(お湯割り)


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2024.4.14(日) ナホライ

上澤梅太郎商店は、土曜日は平日の倍、日曜日は3倍、忙しい。しかし世間の大多数はお休みだから、多くの催しはこの2日間を選んで行われる。それが当方にとってはなかなか辛い。

消防車および詰め所の清掃や点検に8時30分から出ていた長男は、その仕事を早退して10時30分に戻ってきた。それと入れ代わるようにして僕は手袋をし、脚立を抱えて町内の公民館へ行く。2週間前に張り巡らせたお祭のための注連縄を、今日は外すのだ。僕は主に、日光街道に沿ったそれを、地区委員のタノベタカオさんとふたりで外した。他の場所についてはそれぞれの役員が外してくれている。公民館の祭壇はまた別の役員により、片づけられたことだろう。

各々の奉仕から上がった役員は次々と蕎麦の「やぶ定」に集まり昼食を摂る。会計係の僕は、支払いは後ほどする旨を店主のワガツマカズヨシに伝えて、いち早く会社に戻る。

日曜日の閉店後は、月曜日からの売上金をひとまとめにして、あらためて集計をする。よって事務室には、いつもより長く居残ることになる。それを18時25分にようよう終えて、町内役員の直会の場所へと自転車で急行する。


朝飯 めかぶの酢の物、生玉子、納豆、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布とブロッコリーの味噌汁
昼飯 「やぶ定」の冷やしたぬき蕎麦(大盛り)
晩飯 「やまだ宴楽」のあれやこれやそれや、他あれこれ、「アサヒビール」の芋焼酎「金黒」(お湯割り)


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2024.4.13(土) 5年ぶり

事務机の左手に提げたカレンダーには「8:45 神社」との覚え書きがある。忘れてはならない予定である。それを頭に置きつつ8時より朝礼。続いて道の駅「日光街道ニコニコ本陣」の売り場の掃除と納品。店に戻ると「汁飯香の店 隠居うわさわ」に8時30分のご予約をされたお客様が、いまだ門を開けていない隠居から戻っていらっしゃったためご挨拶をし、そのお客様は駐車場を掃除中だった長男が、ふたたび隠居へご案内した。

8時35分に戻ってきた長男に店番を托し、4階へと上がる。そして白いシャツを着てここ数年は使っていなかったネクタイを締め、紺色の上着を着て瀧尾神社へ向かう。

宮司の一団、今年の当番町である東町の大人から金棒曳き、稚児まで、各町内の自治会長、神社総代、神社世話人、責任役員のほとんどは、既にして境内に集まっていた。昇殿は9時。

瀧尾神社のお祭りは、新型コロナウイルスが蔓延し始めた2020年から昨年までは、最小限の人を集めて催されてきた。それが今年からは前述の人たちが参集し、祭主一拝から開扉、献饌、祝詞奏上、玉串奉奠と、元の式に戻された。5年ぶりと思えば感慨も深い。

渡御の行列は10時の出発。直会では責任役員を代表して、僕が挨拶をさせていただいた。社務所に腰を落ち着けての直会も5年ぶりとあれば、お酒も1合と少々はいただいたような気がする。来賓との歓談を経て会社には正午前に戻った。

4階で普段着に着替えつつテレビを点ける。今日の昼には、先月5日に取材を受けた旅番組が放送される。映し出された場面は「随分と手前」のところだったため、一旦、事務室に降りてふたたび4階へ上がる。芸能人など顔の知れた人たちが上澤梅太郎商店を訪れる場面は12時45分から始まった。その様子を最後まで観て仕事場に戻る。


朝飯 トマトとブロッコリーとウインナーソーセージのソテー、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「食堂ニジコ」のピリ辛メンマチャーハン、麦焼酎「二階堂」(お湯割り)


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2024.4.12(金) シダレの見ごろ

オフクロは、僕からすれば空間恐怖症というような性癖の持ち主だった。少しでも空間があれば、それをモノで埋め尽くすのだ。

オフクロの寝室は三方の壁がタンスだった。それに加えて部屋の真ん中にも複数のタンスを置いた。人はタンスとタンスの間のを蛇行して歩いた。「何も無いのは寂しい」と、エレベータの中には飾り机を置いた。食堂の洋テーブルも応接間の和机もモノで満たされていたから、オフクロは床の、半畳より狭い隙間に正座をして食事を摂っていた。

そういう人は庭もまた木で埋め尽くそうとする。隠居の座敷の目の前、5メートルと離れていない範囲内に、植木屋を使って梅、桃、枝垂れ桜を次々と植えた。桃は首尾よく枯れてくれた。梅は現在、その実を使った「東風吹きソーダ」が「汁飯香の店 隠居うわさわ」の名物になっている。大きく育った枝垂れ桜は、今ではこの時期のお客様を楽しませてくれている。

朝の天気予報の中継場所として「汁飯香の店 隠居うわさわ」を使いたいという提案が昨年、テレビ局よりあった。しかし局の日程と枝垂れ桜の見ごろが合わずに話は流れた。今年の桜は列島の各所で遅れに遅れた。原因は2月の寒さにあるとのことだった。

「汁飯香の店 隠居うわさわ」の門を入るとほぼ正面に見える枝垂れ桜は、今年は数日前にようよう一輪だけ開き、今は三分咲きくらいのところだろうか。小林秀雄は山桜の見ごろを三分咲きと言った。シダレの見ごろは満開にあり、と僕は思うが、どうだろう。


朝飯 ウインナーソーセージのソテーとオムレツ、トマトとレタスのサラダ、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と三つ葉の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 オリーブあれこれパン生ハムのムースチーズマッシュルームのソテーと茹でたブロッコリーを添えたポークステーキChablis Billaud Simon 2018、TIO PEPE


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2024.4.11(木) 伊豆治療紀行(24回目の2日目)

「伊豆高原痛みの専門整体院」に家内と共に来るときの施術は、1日目は16時30分から、2日目は9時30分からと、決まっている。宿は伊東市の赤沢温泉に取ることが多い。2日目の朝食は今年から、前夜に買っておいたコンビニエンスストアのものと決めた。ひとえに、朝をゆっくり過ごすためだ。

整体院のワタナベ先生によれば、寝具が合わなければ、からだの具合はひと晩にして悪くなるという。具合が悪くなれば治療の痛みも増す。だから伊豆に来るときには、特に寝姿には気を遣う。もっとも眠っているあいだの姿勢などは、いくら気をつけても、ままになるものではない。

「微妙に」とか「若干」なとど言われて不安になったきのうとは異なって、治療台にうつぶせになった僕の足首から膝の両側まで、また首の両側を触った先生は「うん、いいね」と言ってくれたから「今日の治療は痛くないに違いない」と安心をした。

「ひと月半空けても大丈夫だったんだから、次もそのくらい空けて大丈夫じゃないかな」と先生は治療の後、見立てを述べたが安心はできない。昨年11月に太鼓判を押されて2ヶ月と1週間を空けたところ、1月の治療は大変に辛かったのだ。次は、黄金週間が明けた直後に来ることにしよう。


朝飯 「セブンイレブン」の3種のおむすび
昼飯 「ドトール」のツナチェダーホットサンド、コーヒー
晩飯 「シンスケ」のあれこれ、両関(タルヒヤ)


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2024.4.10(水) 伊豆治療紀行(24回目の1日目)

浅草と日光鬼怒川を結ぶ東武線は、このところ、特に外国人観光客で混み合っている。特急券および座席指定券は、往路、復路とも、それぞれ前日に確保した。予約には、普段はスマートフォンを用いる。しかし今回はなぜか、リンクをタップしてもページは遷移しなかった。よって一連の作業はコンピュータにより行った。

下今市から09:34発の上り特急に乗れば、北千住を経由して、東京11:57発の「こだま723号」には余裕を以て間に合う。今日の東京駅にはタガログ語が目立った。伊豆高原には熱海を経由して13:57に着いた。

「伊豆高原痛みの専門整体院」での治療は16時30分から。

「痩せた?」
「オレ、ガンガン痩せてますよ。それで去年、獨協大学の病院で人間ドックに入ったら、どこも悪くなかったんです」
「ウワサワさんは脂肪なんてのはありようも無いんだから、痩せるってことは筋肉が落ちてるってことだよね。ちょっと筋肉、付けないと」
「でもジムなんて、面倒くさいじゃないですか」
「最低、下半身だけは鍛えた方が良さそうだね」
「どんな鍛え方ですか」
「スクワット」
「まぁ、それくらいなら」

老後に必要なのは知力、筋力、経済力とは、確かに読んだことがある。9,000ボルトを発する電子ペンを膝に当てられるときの痛みは、2月末の前回よりは強かったものの、それほどのこともなくて助かった。治療が辛くないということは、症状も悪くない、ということである。

夜はなじみの焼鳥屋へおもむき、ホテルでは本日2度目の入浴をして早々に寝る。


朝飯 小松菜のおひたし、グリーンアスパラガスのソテーを添えた目玉焼き、牛肉と長葱のすき焼き風、蕪と胡瓜のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、舞茸の天ぷらと万能葱の味噌汁
昼飯 「笹八」の爆弾おむすび、JAVA TEA
晩飯 「和居」のあれやこれやそれや、他あれこれ、麦焼酎「二階堂」(お湯割り)


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2024.4.9(火) 粗相

目を覚ましたのは1時26分。着替えて食堂に入ったのは2時6分。急須の、きのう落として端を欠けさせてしまったフタを、そのまま使ってお茶を淹れる。粗相の原因は、右手に湯沸かしポットを持ったまま左手で急須を引き寄せようとしたことによる。ひとつひとつの動作を両手を使ってすれば、急須のフタを割ることはなかったのだ。本棚にしまったままの「利休茶話」を、読み返す必要があるかも知れない。

きのうの日記に書いた「写経」には4時31分よりとりかかり、4時54分にすべてを終える。ひと文字ずつの大きさや文字間ピッチの調整など、細かいことは先方にお任せである。きのうからの雨はいまだ止まない。空はようよう明るくなってきた。

今月20日の監査に備えて、町内会計の、2023年度の営繕積立金の額を、いまいちど考える。そしてその結果を提案としてウカジシンイチ自治会長にLINEで送る。また、明日の東京行きの、東武日光線の特急券をインターネットで予約する。最近のこの路線は混雑気味にて、早めに確保をしておかないと、安心ができないのだ。

関東地方の雨は警報級の強さになると、朝のテレビの予報は伝えていた。上澤梅太郎商店の周辺に限って言えば、問題は雨よりも風だった。スマートフォンの天気予報は、雨も風も午後には収まることを示唆していた。しかし何とも気が急いて、今朝の手書き原稿を納めた封筒を新聞紙で包み、それをトートバッグに入れて、徒歩で郵便局に向かう。そしてデザイナーへ宛てて速達で投函する。濡れたズボンはこれを穿いたまま、自宅4階の足温器で乾かした。

夜は僕が書記を務める日本酒に特化した飲み会「本酒会」にて、隠居の座敷にて2時間ほどを過ごす。


朝飯 生のトマト、菠薐草のおひたし、玉子焼き、納豆、蕪のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と万能葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「汁飯香の店 隠居うわさわ」の玉葱のすり流し酒肴あれこれ3種の天ぷら、刺身湯波の玉子とじ、鰹のたたき、漬物盛り合わせ、牛肉と長葱のすき焼き風、かやくごはん、豆腐と揚げ湯波とズッキーニの味噌汁、5種の日本酒、いちごの冷やし汁粉


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2024.4.8(月) 写経

製造現場で大整理と大掃除が行われていることは、数日前に知った。今朝は、集められた不要品の中に、ことによると必要なものが混じっているかも知れない、それを調べるよう長男に言われて現場へ行く。捨てるには惜しいと思われるものも、その中にはあった。しかしそれを今後、使う機会はあるかと問われれば、十中八九以上の確率で使われないだろう。よってすべて処分すべしと答えて事務室に戻る。

1982年、キャンプファイアーのように組まれた木の上で焼かれる亡骸をインドのヴァラナシで見ながら「人間、所詮、立って半畳、寝て一畳」と感じた。身のまわりには不要なものが溢れている。捨てることも、たまには必要である。

きのうの日記に書いた挨拶文を、午前より事務机で便せんに書き始める。文字数は結局のところ、減らさないことにした。全体で何百文字になるかは数えていない。この仕事には写経に向かう気持ちで取り組もう。明日には完成するだろうか。

桜についての問合せが多いため、昼前に隠居へ行く。山桜は満開、染井吉野は五分咲き、枝垂れ桜はつぼみがすこしほどけてきたくらいのところだった。地面にはタンポポが増えていた。床の掛け軸は、今月の半ば、あるいは末までは、現在の「喜者開扉」で行こうと思う。


朝飯 きのうのカツ煮の残り、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、蕪のぬか漬け、メシ、豆腐と万能葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「食堂ニジコ」のキュウリの辛子和えピータン鶏もも肉の唐揚げあんかけ焼きそば麦焼酎「二階堂」(お湯割り)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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