2025.11.11(火) 冠雪
今朝は東の空の色がことのほか良い。よって屋上へ上がり、その空へiPhoneを向ける。時刻は5時36分。気温は、みじかい間なら、ダウンパーカや帽子などは特に必要としないくらいのところを保っている。
それから一時間ほどが経って、今度は家内が朝食の準備にかかろうとしながら、南西に向いた窓から北西を見る。すると日光の山々が冠雪をしているという。そう言われれば、ふたたび屋上へ上がるしかない。空の青さを受けて、地上の景色も青味を帯びている。そして山々は確かに、幾分かの雪を蓄えていた。その雪が根雪になり、やがて融けるまでには、これから五ヶ月はかかるだろう。地球の温暖化は確かでも、冬はいまだ結構、長い。
午後は、今年のカレンダーに記した気をつけるべきことを、来年のカレンダーに書き写す。かつては、これをコンピュータで行っていた。しかしカレンダーに手で書き、それを日々、目で確かめる方がしっくりくるのはなぜだろう。
入浴を終えたところで、右足親指の、数日のあいだ無精をして手当をしなかった深いアカギレに軟膏ハクシンを埋め込み、キズパワーパッドで覆う。更に、そのキズパワーパッドがたやすく剥がれないよう、絆創膏で巻く。アカギレとのつきあいは、春彼岸が過ぎてもしばらくは続くと思う。
朝飯 トマトのソテーを添えた目玉焼き、菠薐草のおひたし、切り昆布の炒り煮、鮭の焼きほぐし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬(半割り)、ごぼうのたまり漬、メシ、けんちん汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、里芋の日光味噌「梅太郎赤味噌」和え、蒲鉾、蕪と胡瓜のぬか漬け、鮭の「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け焼き、鶏肉の日光味噌「梅太郎白味噌」混ぜ団子、「山本合名」の山廃純米「天杉」(燗)
2025.11.10(月) 本とストール
事務机の左手に掛けたカレンダーの今日のところには「10:30 会計事務所」の書き込みがある。その日程に従って、釣銭の1,000円札を整えていた四階から、10時20分に事務室へ降りる。経営の成績が良くても悪くても、会計事務所へ行くことは嫌いではない。むしろ好きだ。長男はできあがったばかりの、今となっては前期の決算書を携えて、ホンダフィットの助手席に着いた。
会計事務所では、よほど気をつけていないと、経理計数経営の話から逸脱をして、世間話が長くなる。その世間話の中にも経営に重大な影響を及ぼすことはあるから無駄なことはまったく無いと、長男は言う。会社には11時40分に戻れた。そして僕は、昼食により人員の少なくなる13時30分まで店に立つ。
当然のことながら、多くの人は週末に遊ぶ。次に多いのは、日曜日から月曜日にかけて一泊で遊びにいらっしゃる方々だ。だから平日とはいえ、月曜日はなかなかに忙しい。
17時すこし前にいらっしゃった四人組のお客様は、みなさま二十代と思われる。そういう若い方々でも味噌や漬物を買ってくださることは有り難い。そのうちのお一人は書籍部から文庫本一冊を、もうお一人は雑貨部の壁に掛けてある大判のストールも、併せてお買い上げくださった。
日光には晩秋の気配が濃くなった。四階の食堂から望める隠居の桜も、だいぶ紅葉してきた。その他の低木については、どうだろう。床の軸は羅漢山人の「大黒天の図」から、取りあえずは勝海舟の「志士多苦心」に換えようと思う。
朝飯 鮭の焼きほぐし、揚げ湯波の甘辛煮、焼き海苔、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬、メシ、けんちん汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 人参とレタスのサラダ、茹でたブロッコリーを添えたビーフステーキ、CHATEAU DE LA LAMBERTIE BORDEAUX 2019、プリン、Old Parr(生)
2025.11.9(日) とても暑くても大丈夫
朝、販売係のカワカミナオさんより、人手の薄くなる、また経験の少ないパートタイマーのみになる11時30分から12時30分、また13時30分から14時30分のあいだは店に立つよう言われて諒承する。もちろん、それ以外の時間にも、店の忙しい様子が事務室から認められれば、その都度、店へ行く。
配達係のイザワコーイチさんもパートタイマーで、15時に退社をする。今日のイザワさんは、店にいる僕を帰り際に呼び、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」に、更に納めなければ売り切れ必至の商品をいくつか挙げた。この時期の道の駅は、本当に、油断がならないのだ。結局のところ、道の駅へはそれから夕刻までに二度の配達をすることになった。
会社を出たり入ったりしながら店で試食をお配りしていると、日本語による返事の戻らない四人組がいらっしゃった。混み合う店の中でも、そのお客様には戸惑いの無いよう、目くばり、気くばりをする。海外からのお客様なら、冷蔵を要しない商品の方が取り扱いはお楽だろう。そう考えて常温対応の品をお勧めすると「タイはとても暑いですが大丈夫ですか」とご質問を戴いた。タイなら得意分野である。
お客様は有り難くも「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」と日光味噌のフリーズドライ味噌汁”with LOVE”をお買い上げくださった。この味噌汁を、僕は過去に随分とタイで現地の人に配り、その反応を確かめている。お客様が帰国をされてこの味噌汁をお飲みになれば「あぁ、もっと買ってくれば良かった」と、お感じになるではないか。
それはさておき、こうして毎日のように忙しく立ち働いていると、曜日の感覚が失われてくる。少なくともきのう今日については、現在が土曜日なのか、はたまた日曜日なのか、あやふやなまま会社の中を行き来していた。月にいちど通うことにしている伊豆のカイロプラクティックには、今月と来月に限っては、行けない雲行きである。
朝飯 きのうの夜のキムチ鍋の残りぶっかけメシ、らっきょうのたまり漬「つぶより」(四つ割り)、けんちん汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 らっきょうのたまり漬(四つ割り)、バンブー、三種の茸のスパゲティ、Chablis Billaud Simon 2018
2025.11.8(土) 紅葉狩り
朝、本日の下野新聞第一面にあるコラム「雷鳴抄」を読みながら、日光の紅葉狩りについて、僕とおなじ考えの人の少なくないことを知る。それを以下に引用してみる。
……
旧日光市で生まれ、街中で商売を営んでいた母は奥日光の紅葉にほとんど感心を持たなかった。
……
ここで「そうそう」と、僕は同意をする。
……
「わざわざ見に行くものじゃない。そのうち山から下りてくる」と、よく話していた。
……
おっしゃる通り、である。
「雷鳴抄」の担当者によれば、僕が今月3日の日記に書いた、いろは坂の途中にある県営駐車場を閉鎖することによって渋滞が大幅に緩和されたことについても
……
一定の効果はあったようだが、時間帯によってはいろは坂通過に約3時間半かかったという。
……
と書いている。そして
……
もはや車の通行量を規制するしかない、とも思える。
……
と続けるも、観光業者が大反対をすることは明白だから、この施策の実現性は低い。
……
それもできないなら、観光客側が自ら避けるしかない。時間をずらすか、場所をずらすかである。
……
これは、この季節の日記に僕が毎年のように書き、しかし書いても仕方ないと諦めて、今年は書かなかったことだ。そして担当者は更に続ける。
……
同僚は福島県境に近い日光市三依地区で紅葉狩りを楽しんできたという。
……
ここまで僕と考えの重なる「雷鳴抄」は、初めて読んだ。しかしながら紅葉狩りの季節の日光の大渋滞は、これからも続くのだ。なぜか。大多数の人は、賑わっているところ、皆の行くところ、つまりは混み合っているところが好きだから、である。
朝飯 里芋の淡味炊き、納豆、生玉子、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「つぶより」(四つ割り)、ごぼうのたまり漬、けんちん汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 里芋の淡味炊き、夏太郎らっきょう、なめこのたまり炊、キムチ鍋、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、杏仁豆腐、Old Parr(生)
2025.11.7(金) 新しいパスポート
事務机の左手に掛けたカレンダーの、今日のところには「10:00-12:00 市役所」の書き込みがある。先月の23日に交付を申請したパスポートができあがるのだ。時間を「10:00-12:00」としたのは、印紙を売る売店の確実に開いている時間を23日に確かめておいたことによる。
紅葉狩りの季節には普段に増して店が賑わうため、週に一度は釣銭の両替が必要になる。今日も9時ちょうどに銀行へおもむき、種銭の、5,000円札や1,000円札や500円硬貨や100円硬貨への両替を頼む。そしてその足で、クルマを使えば目と鼻の先の日光市役所へ行く。
10年有効旅券の交付に必要な手数料は、収入印紙14,000円と栃木県収入証紙2,300円の計16,300円だった。年に3回を使うとすれば10年で30回。1回あたりの印紙代は543円。吉田松陰は気の毒だったな、と思う。下田渡海事件から6年を待てば、咸臨丸に乗れたかも知れないのだ。
その真新しいパスポートを会社に持ち帰り、最後のページの緊急連絡先に、先ずは長男の名を記す。次にその住所として”487″の番地までは良かったものの、次は”Imaichi-shi”と、2006年3月20日までの市名を書いてしまう。「あらら」とは思ったものの、二重線で汚すのも嫌なため、そのままとする。
それはさておき何年か前に、家族のパスポートは一ヶ所にまとめて保管をしているという人が、うっかり息子のパスポートを持って成田空港へ行ってしまった話を本人から聞いた。僕も、古いパスポートを持って空港へ行くなどの失態を犯してはいけない。そう考えて、”VOID”の判を捺されて返却されたパスポートは、四階の、おばーちゃんが使っていた机の引き出しに収めた。数えてみると、使い終えたパスポートは六冊に及んでいた。
次は来春の航空券の手配。日本を離れたその日のうちにウドンタニーまで行くか、それともバンコクに一泊をするか、またそのウドンタニーとチェンライにはそれぞれどれくらい滞在をするか、そのあたりが悩ましいところではある。
朝飯 ムースーロー丼、らっきょうのたまり漬「つぶより」(四つ割り)、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、けんちん汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 パン其の一、パン其の二、リンゴのジャム、茹でたブロッコリーを添えた鶏肉の香草炒め、Chablis Billaud Simon 2018
2025.11.6(木) ムースーロー
およそ記念日というものに興味が無い。記念日に従うのは、家族だった者の祥月命日に墓参りをしたり、線香を供えたりすることのみだ。家内の母親の祥月命日にはタイ北部の山の中にいて、現地の人に村の寺に案内をしてもらい。そこで線香を供えた。家内の伯母の祥月命日にはチェンライにいて、エメラルド製の仏像が発見されたことで有名な寺院ワットプラケオで線香を供えた。
上澤梅太郎商店が合名会社から株式会社になったのは1975年の確か9月1日で、これは覚えている。しかし合名会社になる以前の、明治、あるいはそれ以前の歴史は元禄まで遡ると伝えられているものの、その年月日は詳らかではないから、創立記念日などというものもない。「分からなければ作ってしまえ」という考えもあるかも知れないけれど、ウチの人間は代々、そのようなことには興味を持たない性格らしい。
ただし「誕生日はなぜめでたいか」ということについて「また一年、生き延びることができた、という意味においてめでたい」と言ったオフクロの言葉は、オフクロが娘、つまり僕の妹を病で失っていることからも、腑に落ちた。
孫のリコの生まれ年や誕生日は当然、覚えていない。しかしどうやらそれは11月の上旬らしく、おととい家内は誕生日の夜に食べたいものを彼女に訊ねた。答えは「ムースーロー」だった。そしてケーキは要らないとのことだった。彼女は洋菓子より和菓子を好む。
そういう次第にて、夜は春雨の中華風炒め、蒸し焼売、木須肉を肴にして麦焼酎のお湯割りを飲む。「ケーキは要らない」とは言ったものの、リコは家内手製のカステラは食べた。
僕がすべての子どもに望むことは、とにかく長く生きて欲しい。それのみである。
朝飯 菠薐草のおひたし、挙げ湯波の甘辛煮、温泉玉子、納豆、切り昆布の炒り煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「つぶより」(四つ割り)、ごぼうのたまり漬、メシ、きのうの鍋の残りによる味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ベビーリーフのサラダ、夏太郎らっきょう、なめこのたまり炊、柴漬け、春雨の中華風炒め、蒸し焼売、木須肉、メシ、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)、カステラ、Old Parr(生)
2025.11.5(水) 着ぶくれ
「ころもがへ」という表題の日記は、かなりの数を書いた記憶がある。それには、季節が進むに従って厚くなったり薄くなったりの服が明確に記されている。しかし現在は、特に晩秋から厳冬を経て早春に至る五ヶ月のあいだに着るものが定まらない。それは特に、晩秋と早春のためのシャツに「これ」と決まったものがなく、数も揃っていないことによる。
きのうは先月29日の日記に書いた、ユニクロの女物のヒートテックタートルネックTのXLサイズを初めて着た。着心地は、良くも悪くもない。長所は薄く嵩張らないことで、だからもう一着を求めれば、初冬と早春の一泊二日には用いることができる。しかし普段のものとして着回せる数を揃える気はしない。
今日は、ワークマンで一着だけ買った、やはり襟の高いシャツを着た。着心地は、こちらの方が良い。しかしワークマンは商品の新陳代謝が早いため、後から同じものを買おうとしても、既にして終売になっていることがほとんどだ。
夜になって「明日は何を着よう」と困りつつベッドの下の引き出しを引く。するとそこに収めたプラスティックの箱に、ユニクロの、襟の高い、分厚い木綿による長袖シャツがまとまめて仕舞ってあった。よってそのすべてを取り出して、普段着のためのチェストに移した。
当面は、このシャツと木綿の長袖Tシャツで凌ぐことにしよう。それで堪えられなくなったら、長袖のTシャツをパタゴニアのセーター「R1エア・クルー」に変えるのだ。それでも寒くなったら、シャツをユニクロの超極暖ヒートテックタートルネックTに変えるのだ。それでも寒くなったら、それにモンベルのスペリオダウンラウンドネックベストを重ねるのだ。それでもなお寒ければ、そのダウンベストをおなじモンベルのU.L.サーマラップジャケットに換えるのだ。
それにしても、初冬の11月はじめから「暑さ寒さも彼岸まで」の3月下旬までは五ヶ月もある。そのうちの三ヶ月はセーターによる着ぶくれが続く。何とも気の重いことである。
朝飯 菠薐草のおひたし、納豆、目玉焼き、鮭の焼きほぐし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「つぶより」(四つ割り)、ごぼうのたまり漬、メシ、けんちん汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 三種の蒲鉾、夏太郎らっきょう、柴漬け、ししゃもの燻製、ワンタン鍋、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)
2025.11.4(火) らっきょうの花
空は今日も晴れ。スマートフォンの天気予報によれば、これから二週間は、まぁまぁの天気が続くらしい。秋の雨が長かっただけに、好天にはできるだけ恵まれたい。
好天には恵まれたいものの、乾燥によるものだろう、手指やかかとにはアカギレを覆うバンドエイドが増えてきた。今朝は手指のためにバンドエイドを9枚も使った。次の訪タイは来年の2月。そのころ僕の手指のほとんどはバンドエイドに覆われて、スワンナプーム空港での指紋の読み取りは困難になっていること確実である。
ところで店の犬走りには、この夏以来、日光の畑で収穫をされたらっきょうの一部が鉢に植えられ、育てられている。そのらっきょうの花が先月の下旬より咲き始め、このところは紫の色が濃くなってきた。畑のらっきょうは、施肥こそされても水は降る雨に任される。日照も、その年の気候に任される。庇の下に置かれてた鉢植えのらっきょうは、水こそジョウロで与えられているものの、果たして実を結んでくれるだろうか。
朝飯 トマトのスクランブルドエッグ、納豆、菠薐草のソテー、切り昆布の炒り煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「つぶより」(四つ割り)、ごぼうのたまり漬、メシ、大根とレタスの味噌汁
昼飯 カレーうどん
晩飯 菠薐草の胡麻和え、三種の蒲鉾、茹でたブロッコリーを添えた豚の生姜焼き、柴漬け、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)
2025.11.3(月) 小さな便利と大きな便利
月曜日は、配達係のイザワコーイチさんの出勤が9時になる。よって8時からの朝礼が済むと即、片手で持てる品のみをホンダフィットに積んで道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ急ぐ。そして9時から納めるべき品をメモに残してきびすを返す。春日町の交差点まで来ると、店の駐車場には8時30分の開店を待つクルマが5台も駐まっていた。
社員用の通路から店に入ったのは8時17分。それから天井の照明、陳列ケースの照明、冷蔵ショーケースの照明を点け、シャッターを上げ、ご案内の看板を外へ出す。玄関マットを犬走りに敷くなどすると8時25分。それから5台のクルマの運転席に外から声をおかけし、店は定時より早く開けた旨をお客様にお伝えする。
僕の時間は秒単位とまでは言わないものの、分単位であることは間違いない。「朝のうちにうかがいます」などとメールを送ってくる人には「朝のうちとは、何時何分ですか」と返信を送ることにしている。「辰の刻に参る」の江戸時代ではないのだ。
ところで先月22日の日記に書いた県営駐車場の閉鎖について、今朝のテレビのニュースが触れていた。
11日1日からの三連休に閉鎖される「いろは坂付近の県営駐車場」とは、上りのいろは坂の途中にある明智平の駐車場のことだった。報道によれば、この閉鎖によって、これまで最大で4時間を要した9.5キロメートルの所要時間が大幅に短縮できたとのことだった。
小さな便利を捨てて大きな便利を得る。これを考え、決め、実行した県の職員は表彰状ものだ。この県営駐車場は今後も多分、しばしば閉鎖をされることだろう。
朝飯 鮭の焼きほぐし、トマト党員アーソーセージのソテーを添えた目玉焼き、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「つぶより」(半割り)、メシ、大根と大根の葉の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「コスモス」のトマトとモッツァレラチーズのサラダ、ミックスサラダ、カツレツ、TIO PEPE、サントリーウイスキー角瓶(お湯割り)
2025.11.2(日) 三連休の中日
起床は3時46分。おとといの日記はできている。きのうの日記は昨年11月1日のそれのほぼ引き写しだから、気分は大余裕だ。
6時を過ぎてより、先日、修理を終えた短靴Sheetと共にトリッペン原宿店から送られてきた真新しいErnieにデリケートクリームを塗り、乾いた布で拭く。履き初めは、今月の17日になるだろう。
それにしても今朝のお客様の出足は早い。8時45分にお相手をさせていただいたお客様から道路の状況を訊かれて「いやー、今日はー」と言葉を濁す。「東照宮はどうかしら」と訊かれて「いやー、駐車場にお入りになれるかどうかー」と、また言葉を濁す。「だったら先に華厳滝を見るとかした方がいいかしらね」と問われて「いやー、いろは坂の上りにどれだけ時間がかかるかー」と、三たび言葉を濁す。目と鼻の先の電光掲示板には、日光宇都宮道路の今市I.C.から終点である清瀧I.C.までの渋滞が、早くも示されているのだ。
そういえばおととい10月31日の下野新聞の第一面には「修学旅行脱京都の兆し」の大きな文字があった。オーバーツーリズムにより極端な渋滞が発生して移動の予定が立たず、宿泊料は高騰し、各所の見学料も高い」というのが、その理由だという。
日光や鬼怒川は、行楽シーズンの週末や大型連休を除けばゆっくり楽しめる。京都の観光には、閑散期はないのだろうか。
店は今日になってようよう、紅葉狩りの季節らしく賑わった。明日は三連休の最終日にて、忙しさはなだらかな下り坂になることが予想される。それでも勤労感謝の日まで続く高原状態には、気を引き締めて臨んでいきたい。
朝飯 なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「つぶより」(四つ割り)、ごぼうのたまり漬、揚げ湯波と長葱と菠薐草と白菜キムチとウインナーソーセージと玉子の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 カレーライス、らっきょうのたまり漬「ピリ太郎」(四つ割り)、Old Parr(お湯割り)、プリン、Old Parr(生)








































