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清閑 PERSONAL DIARY

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2026.1.3(土) 三が日の三日目

「正月も、三日までなり…」というような俳句がなかったか、と考えて検索エンジンに当たる。すると「正月も、三日もあれば、事は済み」という詠み人知らずが出てきた。この「事は済み」の「事」とは、年始の挨拶や初詣を指しているのだろうか。

きのうの昼ごろには、店の冷蔵ショーケースに並べたらっきょうのたまり漬が見る見るうちに減り、しかし包装現場では、いまだ充分な数が袋詰めされていない、ということが発生した。お客様には可能な限り新鮮な商品をご提供すべし、という考えが、上澤梅太郎商店にはある。それを遵守しようとすれば、どうしても、このようなことが起きてしまう。らっきょうのたまり漬は幸い枯渇することなく、在庫は繋がった。多いに有り難い。

「正月も、三日までなり…」ではないけれど、今日のお客様は、きのうにくらべて随分と少なくなった。年末年始を日光鬼怒川で過ごした帰省客や観光客は、あるいは明日の日曜日を待つことなく、帰宅の途に就きつつあるのかも知れない。

きのうの夕刻の雪は、夜になるまでに止んだ。成人の日の絡む連休までは、できれば晴れの日が続いて欲しい。


朝飯 お雑煮
昼飯 会社支給の「カルフールキッチン」の「チキン南蛮漬けボウル」
晩飯 松前漬け、なめこのたまり炊、麦焼酎「むぎっちょ」(お湯割り)、豚キムチ鍋「本田商店」の「龍力米のささやき奥谷純米大吟醸」(冷や)「久埜」の水羊羹、Old Parr(生)


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2026.1.2(金) 初売り

7時40分から続々と出社する社員と新年の挨拶を交わす。社員には、パートタイマーやアルバイトも含めて、星の数ほどある会社の中から上澤梅太郎商店を選んでくれたことを有り難く思う。

7時50分に来社して活花の仕上げに取りかかったカワムラコーセン先生の仕事は、8時25分に完了した。開店は8時30分。2026年最初のお客様には、地酒の四合瓶を御礼としてお贈りする。

昨年末に引き続いて、年初にも多くの販売係が出勤をしてくれている。よって品出しや昼食などによりその人員の薄くなるときのみ、僕は店に立つ。楽なこと、この上ない。

先月29日に開かれた「阪納誠一メモリアル走行会」のために古いクルマを整備し、また当日はそのクルマの運搬や調整をしてくれたタシロジュンイチさんが昼前に顔を出してくれたため、請求書に従って支払いをする。多板式のクラッチは、貼り付きを防ぐため、ひと月に一度くらいは踏んでおこうと思う。

道の駅「日光街道ニコニコ本陣」への、本日二回目と四回目の配達は僕がひとりで行う。その四回目の最中に雪がちらついてくる。「夕刻から雪」の朝のテレビの天気予報には、他人ごととして接していた。それが、まさか本当に降るとは驚いた

夕食は、家内、長男、次男の大人四人のみで静かに摂る。これから数日間は、そのような夜の続く予定である。


朝飯 お雑煮
昼飯 会社支給の「コスモス」の「ハンバーグデミグラチーズ弁当」、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」
晩飯 ごまめの甘露煮、蛸のマリネ、松前漬け、刺身湯波、牛蒡と人参と三つ葉の精進揚げ盛り蕎麦、「本田商店」の「龍力米のささやき奥谷純米大吟醸」(冷や)


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2026.1.1(木) 順番の変更

起きて食堂には4時11分に来られた。「一年の計は元旦にあり」という格言は、正月早々、尻を叩かれている気分になるから好きでない。しかしまぁ、上々の、年初の起床である。

これまでの元旦では、いまだ薄暗いうちに大人だけで墓参りをし、家に戻ったら家内の手による雑煮を仏壇、神棚、稲荷社、水神、地神の五ヶ所に僕が供え、人間が雑煮にありつけるのはその後、ということになっていた。しかし今年はその順番を変えた。

7時すぎに四階の食堂に家族八人が集まり、孫などを引き連れて、前述の五ヶ所に雑煮を供える。それから皆で雑煮を食べる。8時を回ったところで、きのう嫁のモモ君が調えてくれた福袋をホンダフィットに積む。そして僕はそのクルマを運転し、長男と孫のシンは徒歩で道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ向かう。

外の特設売場には、既にして福袋の販売を待つ人の列があった。その場所に、僕と長男そしてシンの三人で、福袋をお納めする。ついでに立ち寄った商業棟では、奥の冷蔵庫の、上澤梅太郎商店に割り当てられた場所に空間があった。よって僕は会社に戻り、一部の商品をホンダフィットに積み込んで、早くも本日二回目の納品をする。

家族八人で墓参りを済ませたところで時刻は9時38分。初詣の昇殿は一時間ごとに行われる。その10時の回に間に合わせるべく、瀧尾神社へ行く。そこから今度は追分地蔵尊へまわり、何やらひと仕事を終えた気持ちで家へ戻る。

昼はおせち料理をすこしばかりつまみ、13時すぎに補充できそうな商品をホンダフィットに積む。朝に充分の納品をしたつもりだったが、らっきょうのたまり漬は売場に3袋が残るだけだった。危ないところだった。来年は昼前にも、いちど検品に来ることにしよう。

午後は寝室に入り、横になって休む。

16時30分に、真新しい白衣、不織布の帽子、マスクを身につけ製造現場へ降りる。そしてきのう製造係のイトーカズナリ君に教えられた手順に従って、これからの仕事の準備にかかる。それを済ませると白衣を脱ぎ、道の駅に本日四回目の納品をする。そこから戻ったらふたたび白衣を着て、先ほどの続きをする。水を使う仕事は17時40分に完了した。

長男とモモ君と孫たちは、夕刻よりモモ君の実家へ行った。よって今夜は家内と次男との三人で、静かに夕食を摂る。


朝飯 お雑煮黒豆「久埜」の純栗きんとん
昼飯 「大しま」のおせち其の一其の二其の三
晩飯 「大しま」のおせちあれこれ、イクラの「日光味噌のたまり浅漬けの素・朝露」漬け、蛸のマリネ、すき焼き、「本田商店」の「龍力米のささやき奥谷純米大吟醸」(冷や)、すき焼きの長葱、Old Parr(ソーダ割り)、ホイップクリームを添えた「自由学園」のパウンドケーキ


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2025.12.31(水) おおつごもり

起きて食堂に来ると、食器棚の電波時計はみずから時刻合わせをしているのか、3本の針はグルグルと回り続けて、今が何時なのか分からない。よってテーブルに置いたiPhoneに触れると”4:00″の数字が太く白く現れた。上々の起床時間である。

毎日の例に従ってきのうの日記を書いたり、あるいはあれこれと空想をめぐらせたりするうち、南東の空には今日の好天を約束するような、紅い色が見えはじめる。ことし最後のあけぼのを画像に残そうかどうしようかと考えて、しかし屋上へは上がらない。

ことし最後の営業日に、社員はむかしから伝えられてきた仕事を、あるいはみずから身につけた仕事をこなしてくれている。僕は自分の領分を粛々と進めていく。上澤梅太郎商店の年末年始の休みは1月1日のみ。出勤する社員は皆無のため、その日に僕がすべき仕事については、製造係のイトーカズナリ君が教えてくれる。

社員がいて、家内がいて、長男がいて、嫁のモモ君もいるから、とにかく僕はとても楽だ。各々の時間に従って退社をするパートタイマーとは、それぞれの時間に、終業時まで仕事をしてくれる正社員とは、18時を過ぎたところで年末の挨拶を交わす。

日本に於ける聖夜は大晦日のそれ、という気がする。ことし最後の酒は、冷えた日本酒だった。「日本人ですもの」である。


朝飯 梅干、糸切昆布の佃煮、鮭の焼きほぐし、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、なめこのたまり炊のお茶漬け
昼飯 にゅうめん
晩飯 鴨鍋盛り蕎麦、「本田商店」の「龍力米のささやき奥谷純米大吟醸」(冷や)、洋梨といちご


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2025.12.30(火) こつごもり

樋口一葉の小説は読んだことがないものの「おおつごもり」という言葉は知っていた。しかしその前日を意味する「こつごもり」は、浅学にして今日が初耳だった。

今朝の日本経済新聞の第一面「春秋」では、漢字で書けば小晦日となるらしい「こつごもり」について「大みそかを前に、昔も今も、しばし人の気持ちがゆっくりするいっときだ」とある。僕としては「ホントですかぁ」である。

12月28日は、神様関係の掃除の日と決めている。事務室の神棚の掃除は、僕もすこしばかり長男を手伝った。坪庭の稲荷社については、外と中のものをステンレス製のお盆に載せて事務室へ戻し、狐の置物は、お湯で洗って真新しい布巾に並べた。

稲荷社の掃除は、僕の長年の経験により、濡れ布巾で拭くよりは水で丸洗いをした方がよほど綺麗になり、長年の風雪に耐えた木部を傷めることもない。その稲荷社がすっかり乾くには二日間を要する。僕がおととい取り出したあれこれを元に戻すことは、長男に任せた。

昼がちかくなるころ先週末から休みに入っている「汁飯香の店 隠居うわさわ」へ行き、柏木弘の”UNTITLED 08-III”を降ろす。そして河合寛次郎の「喜者開扉」を、正月のものとして掛ける。その床の間には家内の手によるものと思われる鏡餅が、既にして飾られてあった。

隠居の柴折り戸から出ると、28日のうちに飾られたのだろう、製造現場の大木戸の外には一双の三階松があった。店にはカワムラコーセン先生が来て、新年のための花の下ごしらえをしてくれた。この活花は、1月2日の初売りの直前に仕上げられることになっている。

そういう次第にて、品物を作り、売る会社の「こつごもり」は「しばし人の気持ちがゆっくりするいっとき」には、ほど遠い。今日の売上金額は、今月の最高を記録した。

閉店後、事務室の大テーブルに赤い幣束が残されていることに気づく。「これはいけない」と即、外へ出て、それを稲荷社の中に収める。明日はいよいよ「おおつごもり」である。


朝飯 小松菜のおひたし、二種の蒲鉾、目玉焼き、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 めかぶの酢の物、ザーサイ、らっきょうのたまり漬、中華風焼きそば、「松瀬酒造」の「松の司小仕込みの会限定純米酒」(燗)


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2025.12.29(月) 阪納誠一メモリアル走行会(第38回)

「阪納誠一メモリアル走行会」の案内が届けば、自分はまるで機械になったように、自動的ともいえる手の動きを以て申し込みをする。今年の11月はじめにも、例年の通り、そうした。その案内書を一週間ほども前にいまいちど読み返したところ、今回はモビリティリゾートもてぎのレーシングコースがアスファルトの敷き直しにより使えず、会場は南コースになるとあった。

「人は文字が読めない」とか「人は文字を読まない」ということが、よく言われている。僕もその例に漏れなかった、というわけである。

取り急ぎモビリティリゾートもてぎのウェブページを開き、当該のコースを調べたことは言うまでもない。するとそこは、アスファルトに白線を引いたのみの、全長1,102メートルの短いサーキットということが分かった。

「しっかり読んでいれば、今回の走行会には参加しなかったかも知れない」という思いと「しかし古いクルマを二年も置いたままにするのは、やはり問題だろう」という考えが交差し、結局は後者に傾いた、この一週間だった。

8時30分からのドライバーズミーティングで主催者側から伝えられたところによれば、この南コースは、鈴木亜久里の要請により、ヨーロッパの荒れたサーキットを再現したものだという。参加車両は予想を超えて、60台に達していた。

僕の”BUGATTI 35T”は、Vintageクラスに分類をされている。20分から30分の走行を繰り返す持ち時間の合計は2時間。そしていざこの南コースへ出てみれば、ふたつのS字カーブの半径は短く、もっとも長い直線も、4速で3,000回転まで速度を上げると第一コーナーが迫る狭さだった。その第一コーナーの手前で4速から3速に落とし、連続するS字カーブの入口では、発進のときにしか使わない2速へ更に変速機を落とすことが必要ということも分かった。

この時代のブガッティの変速機は、前進が4速ある。3速と4速のあいだの上げ下げは楽。2速から3速へ上げることも割合に楽。しかし3速から2速に落とすことは少しく難物である。そして今日は、その3速から2速に、できるだけ滑らかに落とすことを練習をしようと決めた。

高橋義孝の「能のすがた」に、だっただろうか、謡のある一ヶ所のみを、繰り返しさらうことに意味を見いだした記述のあった気がする。顔はガソリンの匂いに包まれ、耳には様々な轟音、左手でハンドルを、右手で車体の外に突き出たギヤレバーを握り、冬の風を切って疾走しつつ「能のすがた」はいかにも不似合いではあるものの、とにかく練習、である。

結論としては、今日はひとつのことに集中をすることができて良かった。そして来年は、ぜひまたレーシングコースに戻ってきたい。そのとき1926年製の”BUGATTI 35T”は100年目、僕は70歳になっている。スポーツは、真剣にしないことには、面白くない。限界を試さないことには、満足を得られない。それができなくなる前に、この走行会からは引退をする予定である。


朝飯 「ホテルルートイン宇都宮ゆいの杜」の朝のブッフェ
昼飯 「グランツーリズモカフェ」のオリジナルカレーライス
晩飯 二種のキノコとパンチェッタのスパゲティChablis Billaud Simon 2018


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2025.12.28(日) 年の瀬の空気

店の犬走りのつくばいには、一年中、井戸の水が竹の筒から細く落ちている。ここに数日前より、いただいた南天を飾っている。その南天の茎に、きのうの朝から水のしぶきが凍りつくようになった。暖冬とはいえ、いよいよそこまで気温が下がってきたことを、その氷が否応なく教えてくれる。

店には、きのうから年の瀬の空気が濃くなってきた。具体的にいえば、お客様の数がいきなり増え、そのお客様にはご家族連れが目立つ。帰省客というよりも、年末年始を温泉やスキー場で過ごそうとされている方々なのだろう。

販売主任のサイトーミホコさんや嫁のモモ君の調整により、これから新年最初の週末までのあいだに出勤をする販売係の数は多い。人員の薄くなる昼の時間帯には店に立つこともある僕ではあるけれど、この年末年始においては、どうやらすこしは楽ができそうな雰囲気である。それでも店にはたびたび顔を出して、お客様には感謝をお伝えしようと思う。

閉店と同時に三台のキャッシュレジスターを締める。月曜日は売上金の銀行への入金日だから、閉店後はこの一週間の売上金をまとめておく。また明日のための釣銭も、準備をしておく。

18時45分に店の前にクルマを付けておくよう頼んだEBエンジニアリングのタシロジュンイチさんは、それよりも早く来ていたらしい。そしてその、トレーラーを曳いたホンダ車に乗って、18時38分に駐車場を出る。


朝飯 豆腐の玉子とじ、菠薐草のソテー、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、蕪と蕪の葉と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 “THE FLYING-GARDEN”のマッシュルームサラダ(小)「洋食屋のデミグラスハンバーグ」デカンタの赤ワイン


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2025.12.27(土) 何もしなくてもよい時間

起きて食堂に来たときの時刻は4時10分。「めでたさも、中くらいなり…」の気分である。それでも今朝は「何もしなくてもよい時間」が1時間10分ほどは確保できた。そういう時間が、僕には必要なのだ。あるいは誰にも必要かも知れない。

今月13日の日記に書いた町内公民館の修理費、および今週に三日間を要した松の伐採の費用は、各々の社長にきのう現金で支払った。いまどき現金は時代遅れという気もするけれど、しかしてまた「気持ちの問題」という気もする。

むかしフランスに「現金には手を出すな」という映画があった。「現金」は「げんなま」と読む。原題は”Touchez pas au Grisbi”で、この”Grisb”をグーグル翻訳に頼れば「戦利品」と出る。映画に於ける戦利品は金塊ではあるものの、その「戦利品」を「げんなま」と訳した惹句師がいたのだろう。

映画の題名といえば「唇からナイフ」が思い出深い。こちらは1966年の英国の映画で、日本でも同年に公開をされた。その立て看板を、当時10歳か11歳だった僕は、今は道の駅「日光街道ニコニコ本陣」ができている場所の、日光街道を隔てた向かい側の歩道で目にした。当時は「唇」とを「尻」と読み違え「尻からナイフを出したら尻の穴が切れるな」と、不思議に感じていた。

と、まぁ、「何もしなくてもよい時間」には、こういうことを頭に巡らせていることが多い。そして6時30分が近づいたら味噌汁の準備に取りかかるのだ。


朝飯 目玉焼き、菠薐草ともやしのソテー、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 トマトとベビーリーフとキャベツのサラダフライドポテトとフライドチキンChablis Billaud Simon 2018いちごのショートケーキ、Old Parr(生)


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2025.12.26(金) 日本の役所は優秀だから

今月20日の日記に書いた早起きが、いまだ続いている。しかしまぁ、寝に就く時間が早いのだから、2時台に目を覚まして3時台に起きられるのも、道理かも知れない。

冬至の22日こそ晴れたものの、以降は雨がちの日が続いている。それでも予報によれば、これから大晦日までは、まぁまぁの天気が復活するという。この年末年始の休日の並びは悪くなく、お勤めの人の休みは長くなるらしい。「良いこと」とは思うものの、店が賑わうのはせいぜい4日の日曜日までではないか、という気もしている。

ところで「日本の役所は優秀だから、過ぎた分は戻ってくるに違いない」と考えて、そうと知りつつ過分な都税を納めた、ということがこの秋にあった。

それについては綺麗さっぱり忘れていたものの、今日になって、東京都主税局からは「都税還付金等還付(充当等)通知書」が、またゆうちょ銀行からは「払出通知票」が届いた。両者に記載された数字は都税の四半期分と思われるもので、一致をしていた。そういう次第にて即、いそいそと郵便局へ出かけ、当該の金額を受け取って戻る。

夕刻、大晦日の終業時に準備されているべき、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ納める品の数を、包装主任のヤマダカオリさんに手渡す。1月1日に売り切れが発生した場合、追加の品を作ってくれる社員はいない。そのための措置である。


朝飯 カマボコ、目玉焼き、納豆、春菊のおひたし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、蕪と蕪の葉の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 三種のカマボコ、松前漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、肉団子と白菜と椎茸の鍋、「松瀬酒造」の「松の司小仕込みの会限定純米酒」(燗)、「松之助」のハミングバードケーキ、Old Parr(生)


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2025.12.25(木) 灰がちになりて

クリスマスは12月25日。それは分かっているものの、12月24日の夜が過ぎてしまえば「灰がちになりてわろし」という気持ちになる。タイ語にすれば「セッ(t)レーオ」だろうか。2026年も残すところ6日。とはいえその実感は湧かない。

「9時」と来社の時間を伝えてられていたEBエンジニアリングのタシロジュンイチさんは、何の用事があったか30分ほど遅れて来た。整備の必要のあるクルマの収められている車庫の鍵を作業着姿の彼に手渡してから銀行へ向かう。そして町内公民館の屋根の修理費のうち前金を除いた金額を引き落とし、更には年末年始に必要になるだろう個人のお金も引き落とす。

隠居には三日続けて植木のヤマカ園が入り、そのあいだに伐られた二本の松は裁断をされて、二台のトラックに載せられた。屋根と雨樋と冷蔵庫の室外機に枯れ葉を落とすばかりだった松は、ヤマカ園の社長によれば、樹齢は六十年ほどではないか、とのことだった。

冬の庭は寂しい。椿の紅い色が見られるまでには、いまだしばらくはかかりそうだ。隠居の梅と桜は、東京のそれよりひと月ほど遅れて咲く。「まだ、ちょっと、かかるなぁ」と、一日千秋の思いでいる。


朝飯 ブロッコリーのソテーを添えたトマトのスクランブルドエッグ、豚挽き肉と春雨の中華風炒め、切り昆布の炒り煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ベビーリーフのサラダマッシュドポテトブロッコリーとニンジンのバターソテーミートボールのケチャップ煮飲みさしの赤ワインと白ワインブドウとイチゴ「松之助」のハミングバードケーキ


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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