2025.9.19 (金) 行く先は雨続き
3時台の起床。食堂に来て南東と北西に面した窓を開け、風を通す。応接間の仏壇に花と水とお茶と線香を供えてから食卓にコンピュータを開き、既にして完成しているおとといの日記を公開する。続いてきのうの日記に取りかかる。とはいえその文章は、きのうのうちに書けている。
そんなことをしつつ、次第に寒さを覚えてくる。虫の声は遠く、弱くなっている。2枚の窓を閉め、夏のあいだは邪魔にならないようテレビ台とモンステラの鉢のあいだに置いた足温器を食卓の下に引き入れ電源を入れる。
「秋になってしまったのだろうか」と、スマートフォンで天気予報を見る。日光の最高気温は、明後日の日曜日こそ28℃まで上がるものの、30℃を超える日は、今年は二度と訪れない可能性が高い。その天気予報の虫眼鏡のアイコンに触れ、次いで検索履歴の”Muang Udon Thani”という文字に触れる。表れた数字は連日の30℃超を示しているものの、空模様は「曇りときどき雨」が27日まで続いている。
タイの雨季の雨は、日本の梅雨や秋雨とは異なって、しとしとと降り続くものではない。それは、いきなり降っていきなり止む夏の驟雨にちかい。それだけが慰めといえば慰めである。
旅の持ち物はきのうの終業後にコンピュータから紙に出力をし、その上で、今回は不要というものには青いフェルトペンで横線を引いておいた。その、A4の紙5枚からなる表に従って、6時より先ずは、薬品のたぐいを揃えることを始める。
朝飯 鮭の焼きほぐし、トマトのソテーを添えた目玉焼き、刻みオクラの鰹節かけ、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波とオクラの味噌汁
昼飯 納豆と玉葱のつゆで食べる素麺
晩飯 スパゲティプッタネスカ、Chablis Billaud Simon 2018、レーズンウィッチ、Old Parr(生)