2025.9.22 (月) TDAC
辛うじて3時台の起床。食堂に来て先ずは南東に面した窓のカーテンを巻き上げる。すると空に明けの明星が見えたから「晴れた」のことばが思わず漏れる。次いで南西に面した窓も開ける。半袖のシャツ1枚、足元は裸足の格好で涼しさは感じるものの、いまだ寒くはない。
夜が明け始めていることに気づいたのは4時48分。一日の中で最も好きな時間は夜と朝のあいだにて、慌てて屋上へ上がる。朝の空は、すこし目を離しただけで著しく変わる。そのもっとも妙味のあるところを愛でようとすれば、ぐずぐずとはしていられないのだ。
食堂から見おろす国道121号線には、なぜかA4ほどの紙が散乱している。よって6時を過ぎたところで外へ出て、その紙を拾い集める。このような仕事は社員に頼むべきではなく、ヒマにしている僕がすれば良いのだ。
今月8日から始められた近隣の農家からのしその実の買い入れは、きのうが最終日だった。その、きのうの数字を午前の早い時間にコンピュータに入れて、初日からの合計をする。今年の買い入れ量は、昨年のそれを165キログラム超えていた。なお、茗荷の買い入れについては、今月の30日まで続けることにしている。
日中、今年の5月1日から外国人の入国者に義務づけられた、タイデジタルアライバルカード通称”TDAC”のページに、求められている情報を入力する。カードとはいえ自分のメールアドレス宛てに送られるそれはそれとして、紙にも出力をしておく。ちなみに今年5月12日のバンコクでの入国に際しては、そのQRコードをスマートフォンに出して審査場のカウンターに置いたものの、係官は見向きもしなかった。それはそうだろう、既にしてデジタル的に登録済みであれば、そんなものを見る必要は無いのだ。
なお旅行者の中には、僕の知り合いにもいるけれど、事前の準備を欠いたまま入国をしようとしたり、許可証の必要な地域に無許可で越境を試みる者がいる。”TDAC”の登録をし忘れると、空港の微弱なwifiや国境付近の不安定な電波を頼りに人差し指をスマートフォンに滑らせることになるから要注意だ。
ところで僕の日本国旅券の期限は来年の7月22日まで。旅券の、入国に必要な残存期間は半年と、多くの国で決められている。つまり来年の1月22日を過ぎれば、現在のパスポートは事実上の効力を失う。何ヶ月も前から航空券を確保する僕としては、年末の繁忙が始まる前に、更新の必要があるだろう。
朝飯 擂り胡麻、納豆、梅干、ほぐし塩鮭、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
昼飯 納豆と擂り胡麻のつゆで食べる素麺
晩飯 「コスモス」のトマトとモッツァレラチーズのサラダ、コンビネーションサラダ、ドリア、ハイボール、TIO PEPE