2025.11.5 (水) 着ぶくれ
「ころもがへ」という表題の日記は、かなりの数を書いた記憶がある。それには、季節が進むに従って厚くなったり薄くなったりの服が明確に記されている。しかし現在は、特に晩秋から厳冬を経て早春に至る五ヶ月のあいだに着るものが定まらない。それは特に、晩秋と早春のためのシャツに「これ」と決まったものがなく、数も揃っていないことによる。
きのうは先月29日の日記に書いた、ユニクロの女物のヒートテックタートルネックTのXLサイズを初めて着た。着心地は、良くも悪くもない。長所は薄く嵩張らないことで、だからもう一着を求めれば、初冬と早春の一泊二日には用いることができる。しかし普段のものとして着回せる数を揃える気はしない。
今日は、ワークマンで一着だけ買った、やはり襟の高いシャツを着た。着心地は、こちらの方が良い。しかしワークマンは商品の新陳代謝が早いため、後から同じものを買おうとしても、既にして終売になっていることがほとんどだ。
夜になって「明日は何を着よう」と困りつつベッドの下の引き出しを引く。するとそこに収めたプラスティックの箱に、ユニクロの、襟の高い、分厚い木綿による長袖シャツがまとまめて仕舞ってあった。よってそのすべてを取り出して、普段着のためのチェストに移した。
当面は、このシャツと木綿の長袖Tシャツで凌ぐことにしよう。それで堪えられなくなったら、長袖のTシャツをパタゴニアのセーター「R1エア・クルー」に変えるのだ。それでも寒くなったら、シャツをユニクロの超極暖ヒートテックタートルネックTに変えるのだ。それでも寒くなったら、それにモンベルのスペリオダウンラウンドネックベストを重ねるのだ。それでもなお寒ければ、そのダウンベストをおなじモンベルのU.L.サーマラップジャケットに換えるのだ。
それにしても、初冬の11月はじめから「暑さ寒さも彼岸まで」の3月下旬までは五ヶ月もある。そのうちの三ヶ月はセーターによる着ぶくれが続く。何とも気の重いことである。
朝飯 菠薐草のおひたし、納豆、目玉焼き、鮭の焼きほぐし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「つぶより」(四つ割り)、ごぼうのたまり漬、メシ、けんちん汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 三種の蒲鉾、夏太郎らっきょう、柴漬け、ししゃもの燻製、ワンタン鍋、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)













