2025.11.7 (金) 新しいパスポート
事務机の左手に掛けたカレンダーの、今日のところには「10:00-12:00 市役所」の書き込みがある。先月の23日に交付を申請したパスポートができあがるのだ。時間を「10:00-12:00」としたのは、印紙を売る売店の確実に開いている時間を23日に確かめておいたことによる。
紅葉狩りの季節には普段に増して店が賑わうため、週に一度は釣銭の両替が必要になる。今日も9時ちょうどに銀行へおもむき、種銭の、5,000円札や1,000円札や500円硬貨や100円硬貨への両替を頼む。そしてその足で、クルマを使えば目と鼻の先の日光市役所へ行く。
10年有効旅券の交付に必要な手数料は、収入印紙14,000円と栃木県収入証紙2,300円の計16,300円だった。年に3回を使うとすれば10年で30回。1回あたりの印紙代は543円。吉田松陰は気の毒だったな、と思う。下田渡海事件から6年を待てば、咸臨丸に乗れたかも知れないのだ。
その真新しいパスポートを会社に持ち帰り、最後のページの緊急連絡先に、先ずは長男の名を記す。次にその住所として”487″の番地までは良かったものの、次は”Imaichi-shi”と、2006年3月20日までの市名を書いてしまう。「あらら」とは思ったものの、二重線で汚すのも嫌なため、そのままとする。
それはさておき何年か前に、家族のパスポートは一ヶ所にまとめて保管をしているという人が、うっかり息子のパスポートを持って成田空港へ行ってしまった話を本人から聞いた。僕も、古いパスポートを持って空港へ行くなどの失態を犯してはいけない。そう考えて、”VOID”の判を捺されて返却されたパスポートは、四階の、おばーちゃんが使っていた机の引き出しに収めた。数えてみると、使い終えたパスポートは六冊に及んでいた。
次は来春の航空券の手配。日本を離れたその日のうちにウドンタニーまで行くか、それともバンコクに一泊をするか、またそのウドンタニーとチェンライにはそれぞれどれくらい滞在をするか、そのあたりが悩ましいところではある。
朝飯 ムースーロー丼、らっきょうのたまり漬「つぶより」(四つ割り)、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、けんちん汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 パン其の一、パン其の二、リンゴのジャム、茹でたブロッコリーを添えた鶏肉の香草炒め、Chablis Billaud Simon 2018













