2025.11.17 (月) 画像は訳あって
先月20日に続いての歯の治療のため、10時30分を過ぎたところで日光街道を自転車で下る。iPhoneを会社あるいは家のどこかに置き忘れてきたことに気づいたのは、下今市駅の改札口を抜け、跨線橋へ上がるエレベータの前まで来たときだった。今から引き返しては10:53発の上り特急には乗れない。乗れなければ大井町のソーマ歯科室に入れた14時の予約には間に合わない。よってそのまま跨線橋を渡り、間もなく入線してきた特急リバティきぬ122号に乗り込む。
特急券はiPhoneを介して東武鉄道のアプリケーションで買った。座席の番号はiPhoneに画像で残した。その画像を今は見ることができない。うろ覚えの席に着いて持参した新聞を読むうち、車掌が通りかかる。車掌は何も言わない。ということは、僕の席はいま着いているところで間違っていない、ということだ。先ずは第一関門突破、である。
大井町までの経路は、普段はiPhoneの乗り換え案内を見て決める。しかし今日は「ままよ」とばかりに北千住の常磐線のプラットフォームから品川行きに乗る。その品川で京浜東北線に乗り換え、大井町には13時すこし過ぎに着いてしまった。
僕からの聴き取りにより、治療は前回10月20日に下した判断より軽く済ませることをソーマ先生は決めた。治療に要する時間が短くなったこともあって、先生からはいつもより沢山の話を聞くことができた。
さて次は散髪。とはいえiPhoneが無いから行きつけの大衆床屋に予約の電話を入れることはできない。新橋の雑居ビルに入ってエスカレータで上階へ上がり、通路を往く。そこに並べられた椅子に待ち客はひとりも見えない。店内では複数の係が手持ち無沙汰の様子で立っていた。訊けば今日の午後は閑古鳥とのことで、ここでも助かった。
このところの散歩道は京橋から日本橋にかけての数百メートルで、右側にはアーティゾン美術館があるものの、僕はモンベル、パタゴニア、明治屋、丸善と、いつも左側を歩く。丸善では今日も幾冊かの本が目に留まった。しかし買うことはしない。未読の本が増えるばかりだからだ。
日本橋から北千住までは地下鉄のみを使って移動。トートバッグにiPhoneは入れ忘れても、本は二冊をしっかり持参した。そのうちの一冊は行きの特急の中で読み終えている。そういう次第にて二冊目を読みつつ飲酒活動をし、iPhoneではなく券売機で買った切符を手に20:13発の下り特急に乗る。
朝飯 納豆、舞茸の天ぷら、梅干、鮭の焼きほぐし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬(半割り)、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
昼飯 「セブンイレブン」のサンドイッチ、牛乳
晩飯 「山崎」のカプレーゼ、パテドカンパーニュ、パン、白烏賊と玉葱のバターソテー、グラスの白ワイン









