2025.11.22 (土) アキザワ君の梨
今朝の「汁飯香の店 隠居うわさわ」への食材には4キログラムの味噌が含まれる。よってその容器や白衣を収めたトートバッグを手に、家内を隠居まで送る。普段着の上に羽織るのはモンベルのU.L.サーマラップジャケットで、しかしこれではそろそろ寒さを覚えるところまで気温は下がってきた。
朝礼の後は道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ収める品をホンダフィットに積み、しかし先ずは如来寺のお墓に寄る。おととい供えた花は元気が良いらしく、花立ての水は底ちかくまで減っていた。よってその水を新しいものに換えてから、目と鼻の先の道の駅へと向かう。
店に戻ると、そこには朝の光がふんだんに差し込んでいた。そして、たまり漬「栃木県壬生町産のしょうがです。」による豚の生姜焼きの試食が、10時より始められる。紅葉狩りの観光客は、この三連休を以て収束をするだろう。
15時30分に、本日4回目の納品のため道の駅へ行く。上澤梅太郎商店の売場にお客様がいらっしゃれば、僕は必ずご挨拶をする。今日もそうしたところ「あ、シャチョー」と声がかかった。目を上げれば声の主は、高等学校卒業と同時に上澤梅太郎商店に入社し、数年の勤務の後、実家の農家を嗣ぐため退職をしたアキザワアツシ君だった。
アキザワ君はその後、低農薬かつ糖度の高い梨を育てるための研究を重ね、その梨は現在、上澤梅太郎商店の定期便にも使わせていただいている。僕が心から尊敬をするのは、アキザワ君のような、地道な努力を重ねることのできる人だ。アキザワ君には来年の秋も、また世話になることだろう。
朝飯 壬生菜の塩漬け、納豆、生玉子、揚げ湯波の甘辛煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菠薐草とピーマンと揚げ湯波の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 レタスのサラダ、三種の茸のソテー、ブロッコリーのソテー、たまり漬「鬼おろしにんにく」と同「刻みザクザクしょうが」を使ったソースを添えたビーフステーキ、残りものを集めた赤ワイン、プリン、Old Parr(生)













