2025.11.24 (月) 好みの器と好みの肴
紅葉狩りの観光客は、今日を以て潮が引くように、否、一斉に収束する。以降の冬の日光は、年末年始の数日間を除けば静けさの中に引き籠もる。だから今日は、最後の頑張りどころ、ということになる。
道の駅「日光街道ニコニコ本陣」への、本日二度目の納品のついでに如来寺のお墓に寄る。今日は年に一度の、本職による整備が行われるのだ。仕事に関わる三人は、既にして良いところまで作業を進めていた。僕はおととい換えた花立ての水をふたたび換え、三人のうちの二人と言葉を交わす。「毎年する必要は無いかと…」と責任者には言われているものの、夏の夕立や秋の長雨によりお墓の土は崩れ、流れ、また苔も生える。だから年に一度はどうしても「今年もお願いします」の連絡をすることになるのだ。
それはさておき、紅葉狩りの観光客は去っても、上澤梅太郎商店の繁忙はこれからが本番で、それは年末の贈答の需要による。
昨年は遅れがちだった発送伝票の作成が、今年はなにやら上手く流れている。荷作りも、上手く流れている。その理由は何だろう。お客様のご注文は、これからうなぎ登りに増えていく。なにやら上手く運んでいる現状を、大晦日まで維持できれば幸いである。
朝飯 壬生菜の塩漬け、目玉焼き、菠薐草の胡麻和え、切り昆布の炒り煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、けんちん汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 菠薐草のおひたし、蛸の胡麻油山葵和え、鰤の燻製オイル漬け、ザーサイ、おむすび、「山本合名」の山廃純米「天杉」(燗)













