2025.9.4 (木) 経済合理性
長男が子供のころ、誕生日を前にして、あるゲームソフトを所望した。よって長男を連れて街の中古屋へ出かけようとしたところ「誕生日のプレゼントに中古品とは信じがたい」と家内に言われ、僕も長男も「キョトン」としたことがある。そして結局のところ、当該のゲームソフトは新品を買った。
後年、既に物故した同級生が名のある出版社から小説の短編集を出していたことを同級生のメーリングリストで知らされた僕は、それをウェブ上の中古市場で探し、購入した。そしてそのことをこれまたメーリングリストを通じて皆に報告をしたところ「同級生の本を中古で買うヤツがあるか」と、同級生のひとりに呆れられた。
僕は、経済合理性しか考えない常識外れなのだろうか。そういう次第にて、中味が同じならできるだけ安いものを買う。本はほとんど古書でしか買わない。そしてメルカリには、しばしばamazonより安く古書が出ている。先般はそのようにして、メルカリで古書を買おうとした。
僕の知る限り、メルカリでは今年のはじめころから、利用者の完全を確保するため、買い物をすると、先ずは決済に制限がかかるようになった。その制限の解除には、15分間を待ってから所定の手続きをする必要がある。しかしその日に限っては、その解除がどうしてもできなかった。
メルカリで買い物をすると自動的に届く「あんしん支払い上限(決済上限額)が設定されました」という表題のメールを読んでいくと「メルカリ・メルペイをより安全かつ便利にご利用いただけるパスキーを設定いただくと、今後同様の決済保護は発生しません」とある。よってこの、6桁の数字によるパスキーを設定した。そしてそのパスキーを用いて再度ログインを試みると、今度はログインさえできなくなった。専用のエディタに保存した6桁の数字は、絶対に間違えていない。困った事態、である。
悶々としたまま十余日を経た今日になってようやく、この件につき次男に助けを求めた。次男は自分のできうることすべてをしてから、この問題についてはyoutubeをはじめウェブ上におなじ事例がかなり上がっていること、また最後はメルカリに解決策を求めるしか無いことを僕に教えた。僕は即、次男の言う通りのことをした。果たしてメルカリからは、役に立つ回答が戻るだろうか。
朝飯 ウインナーソーセージのソテー、冷や奴、生玉子、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 長葱と擂り胡麻のつゆで食べる素麺
晩飯 「和光」のお通しの車麩と根菜の炊き合わせ、梅胡瓜、秋刀魚の塩焼き、鶏つくねのタレ焼き、麦焼酎「吉四六」(オンザロックス)