2025.9.5 (金) 47日ぶり
早朝、脚の痒いところに軟膏を塗り、その軟膏で油気を帯びた手を洗う。釣銭が少なくなってきたため、両替のための種銭の紙幣を数えて、また手を洗う。朝食の準備を始めるまでに、5回か6回は手を洗う。時にはアルコールを噴霧して、これまた手を消毒する。僕が手を洗う回数は、一般に比べて明らかに多いような気がする。その結果、秋から翌年の5月までは手の指にアカギレが絶えなくなるのだ。
秋を嫌う最も大きな理由は、四季の中で最も好きな夏が終わってしまったという喪失感によるものだろう。更には手指や足のアカギレもまた、潜在的には秋を嫌う気持ちの一因になっているような気がする。アカギレを防ぐためには、僕の場合、南の国に移住をするしか方法は無い。
冷たい素麺が欲しくなる気温ではなかったため、昼は6月19日以来47日ぶりに熱い汁のにゅうめんを作る。素麺は飽きないが、にゅうめんは飽き加減にて、今秋から来春にかけては、汁に工夫を加えようと考えている。
終業後、今月25日からの訪タイを控えて、早くもその次の計画を練る。そして2022年7月16日の日記に書いた、ウドンタニーからチェンライまでのバスでの移動を、来年の3月にはいよいよ実行することと決めた。
谷口正彦の「冒険準備学入門」をひもとくまでもなく、旅の楽しみのかなりの部分は、事前の準備にある。その準備はインターネットの出現により、それ以前より時間の点でも費用の点でも格段に楽になった。楽や便利は楽しさの逓減に繋がる。しかしインターネット以前に比べれば情報量が圧倒的に多くなったことに助けられて、事前準備の楽しさが減ったとは、僕は感じない。南の国の長距離列車や長距離バスで体調を崩したことは皆無ながら、防寒には重々、気をつけようと思う。
朝飯 マカロニサラダ、納豆、めかぶの酢の物、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布と長葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「コスモス」のトマトとモッツァレラチーズのサラダ、ドリア、ドライマーティニ、TIO PEPE