2025.9.6 (土) 挨拶文
10月には、年末ギフトのご案内を、お得意様へ向けて郵送する。それに封入する「社長挨拶」は、週明けにはデザイナーへ送る必要がある。そういう嫁の桃君による電子会議室への発言を早朝、目にする。
年に二度のダイレクトメールの挨拶文には、いつも苦労をする。それは「いまだ寒いときに夏の挨拶を考えなくてはいけない」とか「いまだ暑いときに秋の挨拶を考えなくてはいけない」というところにある。更には海外にいるときに、あたかも数ヶ月先の日本で書いたような時候の挨拶を求められたこともある。このような行いは、年があらたまる前に「明けましておめでとうございます」と年賀状を書くこととおなじく、ある種のインチキ、という気もするが、仕方が無い。
今回の挨拶文はどうするか、ということについては数週間ほど前よりひとつの案があった。それを、いわば液体の状態からせめてゲル状くらいに固めるため、桃君の書き込みを読んでから10分後に外へ出て隠居の柴折り戸を押す。そうしてふたたび母屋の食堂に戻り、ゲル状ほどになったものを文字としてコンピュータのエディタに固定する。
その、早朝に固定化されたものを11時より事務室ではなく、自宅の食堂へ戻って紙に手で書く。「間に合った」である。
朝飯 ピーマンとウインナーソーセージのソテー、納豆、コールスロー、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 長葱と擂り胡麻のつゆで食べる素麺
晩飯 「和光」のお通しの薩摩揚げとコンニャクの煮物、鰹の刺身のたたき風、秋刀魚の塩焼き、鶏つくねの塩焼き、鶏つくねのタレ焼き、麦焼酎「吉四六」(オンザロックス)