2025.9.10 (水) ということは
今月の7日、および8日の日記に書いた祝儀袋に、あらかじめ数えておいた千円札の新券を収めていく。これを町内の70歳以上の方々に配る複数の役員に手渡すのは土曜日の夜。このような細かなことを遅滞なく次々と進めていかないと、南の国で夏のキリギリスのように過ごすことはできないのだ。
今日は月に一度の店休日にて、9時30分より隠居へ移動をして、上長研修に臨む。座敷の南東側に設けた朝顔の垣の一葉に、体調6センチメートルほどの青虫が貼り付いている。青虫は、葉を食べるためにそこにいるのだろうか。それにしては、葉に食べた後の穴は無い。
昼食を挟んで上長ミーティング。短い休みを挟んで全体ミーティング。最後に経営者ミーティング。日が傾くにしたがって気温が下がりつつあるのだろう、寒さを覚えて冷風機と扇風機を次々と止める。
夕刻に到って朝顔の葉に目を遣ると、青虫は葉の茎に沿って身を反らし、からだの色は青虫とは呼べないほど茶色くなっていた。ことによると、蛾になる準備を始めているのかも知れない。
座敷から見て右手の梅の木は、葉を随分と黄色くしている。「ということは、秋ですかー」と、何やら寂しい気分になる。床の軸も、高久隆古の「秋景山水之図」から田崎草雲の「巌菊之図」へと、リレーのようにして掛けかえるべきだろう。
朝飯 秋刀魚の梅煮、納豆、ゴーヤーチャンプルー、南瓜の甘煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布と玉葱の味噌汁
昼飯 「セブンイレブン」のサンドイッチ、蜜柑ジュース
晩飯 「あづま」のロースカツ上定食、大根と胡瓜のぬか漬け、日本酒(燗)