2025.10.7 (火) 剪定作業中
きのうの就寝は21時より前だった。目覚めは3時台、次は4時台。しかし起きたのは6時35分。声が枯れているのは、きのうの機内の乾燥のせいだろうか。飛行機に乗りながら乾燥を感じたことはないものの、喉の弱い人は、それをしきりに訴える。次からはマスクを使った方が良いかも知れないものの、マスクは好きでない。
朝礼の後、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ本日最初の納品をすべく、配達係のイザワコーイチさんとホンダフィットに乗る。僕の姿を見たイザワさんは「大丈夫ですか、半袖で」と言う。僕は「暑い寒いよりも、重ね着が嫌いなんですよ」と答える。
重ね着がイヤだから寒くても薄着で震えている、という人は、僕以外にもかならずいるはずだ。とはいえ半袖のポロシャツに長袖のTシャツを重ねるくらいなら、いまだ我慢もできる。よって昼前に自宅へ戻り、衣装箱からクローゼットのチェストに移しておいた長袖のTシャツを着る。
植木屋のカシワギさんからは、タイにいるときから盛んに電話が入った。僕は今どこにいるなどは言わず、ただ隠居の樹木の剪定について、その予定を聞いた。それによれば、カシワギさんはきのうの朝に下見をしたはずだ。そして今日から本格的な仕事が始まった。
問題は「汁飯香の店 隠居うわさわ」の個室「杉の間」へ到る廊下から望める赤松の、こちらは剪定ではなく伐採だ。
カシワギさんによればその松は実生から育ったもので、手を入れつつ残すほどのものでもないとのことだった。雨樋と冷蔵庫の室外機に盛んに葉を落とすそれについては僕も「いっそ無ければ清々する」とは考える。しかし倒されるときに隠居の屋根を直撃すれば、推定築150年の建物の、その部分の再生は不可能になる。
「何とか無事に倒れてくれ」と、祈るばかりである。
朝飯 茄子の揚げびたし、納豆、トマトのソテーを添えた目玉焼き、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と菠薐草の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 サラダ、だし巻き玉子、穴子鮨と鯖鮨、らっきょうのたまり漬「つぶより」、ごぼうのたまり漬、「山本合名」の山廃純米「天杉」(冷や)、「角口酒造店」の「いいやまのさけ特別純米」(冷や)