2025.10.15 (水) 伊豆治療紀行(40回目の2日目)
今回の部屋には快適で大きな風呂が付いているため、地下一階の大風呂へは行かない。岩風呂はなにやら洞窟の不気味さを感じさせて、子供のころから得意ではない。道後温泉本館の浴室は、湯船も床も壁も分厚く平らな石でできていた。大きな風呂は、そういう造りが僕には心地よい。「だったらそういう風呂を備えた旅館に泊まれば良いではないか」と言われれば、当方にはそれ以外にも色々と条件があるため、なかなか難しいのだ。
今日の治療は膝は飛び越して、腰と首、そして後頭部に施された。盆の窪の両側の六ヶ所に次々と押し当てられた電子ペンの痛みは結構なものだったけれど、膝が本当に悪いときのそれにくらべれば、大したこともなかった。そして家内も含めて治療はいつもより数十分ほども早く終わった。
レンタカーは予定より1時間も早く伊東駅前の営業所に戻した。熱海に着く時間も早く、だから品川にも早く着いた。東京駅まで行く家内とはそこで別れ、先ずは新橋の大衆床屋を目指す。その床屋には10名ほどの待ち客がいた。予約をすればいつごろ入れるかとオネーサンに訊くと、一時間後だという。「そうであれば」と、取りあえずはすこし歩いて昼食を摂り、その席で本を読む。
僕の散髪の頻度はひと月に一度ほどだから、年内にもう二度は、どこかで髪を刈る必要がある。これから忙しさがうなぎ登りになる年末までに、その時間は確保できるだろうか。
家内とは末広町で待ち合わせていた。そして夕食の後、浅草19:19発の下り特急に乗って、21時すぎに帰宅を果たす。
朝飯 「伊東小涌園」の朝のお膳其の一、其の二、其の三、他あれこれ
昼飯 「ドトール」のチーズソースフライドオニオンドッグ、コーヒー
晩飯 「大衆しゃぶしゃぶ勝治」のしゃぶしゃぶあれこれ、雑炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、二種の日本酒(冷や)













