2025.10.19 (日) 屋台まつり
深更にいちど目を覚ましたものの幸い二度寝ができて、次はトランプが中間選挙に負けた夢を見ながら目を覚ます。
食堂できのうの日記を書くうち、夜が徐々に明け始める。とはいえ朝日による紅い帯は東の空のもっとも低いところに細く横たわるのみで、そのすこし上から天頂、更に西の空までは分厚い雲に覆われて暗い。
開店前からお客様のクルマの駐車場に駐まっていることを、製造部長のマキシマトモカズ君が知らせてくれる。僕は外へ出て、店は今すぐに開ける旨をお伝えする。お客様には販売係の出社する前の店内で、くつろいでいただくことができた。
11時がちかづくころ、配達係のイザワコーイチさんが朝一番で納品をしてくれた道の駅「日光街道ニコニコ本陣」に、商品の減り具合を見に行く。今日はさきおととい16日の日記に書いた「今市屋台まつり」の日にて、我が春日町一丁目の屋台は各町内の屋台が年がわりで展示される道の駅の屋台庫から、春日町二丁目のそれと共に曳き出されたところだった。
各町内の屋台はこれから日光街道を下り、あるいは上り、小倉町の交差点からJR今市駅に通じる道に集合してお囃子の競演が行われることになっている。
午後も半ばを過ぎるころより、空から降りてくる光の量が極端に少なくなる。道を行くクルマは、おしなべてヘッドライトを点けている。傘は必要としないものの、雨合羽を着なければ確実に服を濡らすほどの雨が降ってくる。
日曜日の終業後は、一週間分の売上金を集計して、ひとつの袋にまとめる。そのうち既にして降ろされているシャッターの向こうから、お囃子が聞こえくる。通用口から外へ出て、灯りを点された提灯、そのまわりの人たちの半纏を確かめると、それは隣の春日町二丁目の屋台だった。
一旦、事務室へ戻って先ほどの仕事の続きをする。するとまたまた太鼓の音が聞こえてきた。僕はまたまた外へ出て店の駐車場を横切り、春日町交差点に近づく。日光街道を遡上してきた屋台は、今後こそ春日町一丁目のものだった。直会には温め酒が準備されるだろうか。しかし今の人たちは、たとえ寒くてもビールを好むかも知れない。
お祭の面々の、風邪などひかないことを祈るばかりである。
朝飯 カレーライス、生玉子、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬(たて刻み)
昼飯 にゅうめん
晩飯 豚薄切り肉と厚揚げ豆腐と菠薐草の鍋、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬(たて刻み)、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)













