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清閑 PERSONAL DIARY

2025.7.26 (土) 同窓会

「2025年 D35クラス会のお知らせ」という表題のメールが自由学園男子部35回生の同級生セキグチヒロシ君から届いたのは今月1日のことだった。本文の最上段には「D35グループLINEでのメッセージを見ていない可能性を考えてメールします」とあった。確かに、僕のLINEは昨年6月2日に起きた小さな騒動により途切れ、以降、同級生のあいだの情報は、LINEでは得られなくなっていたのだ。

クラス委員のセキグチ君には、同窓会に参加の意思のあることを返信した。LINEグループの復旧については「簡単なので、当日現地で」と返事があった。

同窓会は神田で15時からとのことで、下今市からは10:53発の上り特急に乗った。浅草のプラットフォームから改札口を抜けると「今日は隅田川の花火大会です」のアナウンスが聞こえてきた。そうであれば、帰りの座席指定券は早めに確保する必要がある。駅の大階段の下ではウチワを配る人がいて、僕も1本をもらって地下鉄銀座線に乗る。

新橋には13時03分に着いた。大衆床屋には11名の待ち客があったものの、13時15分に予約を入れておいた僕の散髪は14時に完了した。

僕が時間の調整に用いるのは登山用品屋と本屋だ。京橋でモンベルを覗き、日本橋まで歩いて丸善でひと休み、という順路が頭に浮かぶ。しかし気温36℃の炎天下を、たとえ地下鉄ひと駅分とはいえ歩く気はしない。新橋からは神田に直行し、冷たいものを飲みつつ本を読むことを選んだ。

15時からの同窓会には北は青森から、西は大阪から、総勢17名が集まった。酷暑を思えば驚くほどの参加率である。乾杯と同時に献杯をしたのは、既にして鬼籍に入った同級生のためのものだ。LINEグループが読めないこの1年間に、またひとり同級生が亡くなっていた。

歓談は賑やかに3時間ほども続いた。三々五々駅へ向かう面々から僕はひとり離れて銀座線に乗る。その浅草のプラットフォームには結構な混雑があった。そして19:19発の下り特急リバティに乗って、21時過ぎに帰宅を果たす。東京の昼の暑さにくらべれば、日光の夜はいかにも涼しい。


朝飯 なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と玉葱とズッキーニと小松菜とウインナーソーセージの味噌汁
昼飯 「セブンイレブン」のサンドイッチ、牛乳
晩飯 「屋台酒場バッテン」のあれやこれやそれや他あれこれ、チューハイ、それを濃くするためのナカ

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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