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清閑 PERSONAL DIARY

2025.8.18 (月) 花の山

空は、夜から朝になろうとしているときが、1日の中でもっとも美しいように思う。今朝はそれほど早くに目が覚めたわけではないけれど、食堂から望む空が綺麗だったため、屋上へ上がる。そこに吹きわたる風は、充分に涼しかった

6時が近づくころ、隠居の厨房に入る家内の荷物はこびを手伝って、国道121号線の歩道を南へ歩く。隠居の木々の緑はいまだ充分に濃い。床の「緑の絵」は、今週末までには次のものに掛けかえよう。

道の駅「日光街道ニコニコ本陣」に本日最初の配達をして会社に戻り、ふたたびホンダフィットを運転して如来寺へ行く。そして新旧と叔父叔母のお墓の、計9対の生花を持参したプラスティック袋に入れ、花立てはこれまた持参した大きな洗面器に並べて水場で洗う。花立ては、雨水が溜まることを避けて、それが可能なものは伏せてお墓に戻した。

お寺から帰ったところで着ていたものを脱ぎ、シャワーで汗を流す。新しいシャツを身につけると、気分は非常に爽快になった。

きのうの午後、気づくと「相談に乗って欲しいとのこと」という添え書きと共に、後輩の名と電話番号を記したメモが事務机にあった。僕はそれを一瞥して、しかし繁忙により電話を折り返すことはできなかった。

10時を過ぎてようよう、メモの番号を呼び出す。遠いところで会社を営む後輩は、日光まで来てあれこれ話を聞きたいと言い、その候補日として10月11日または11月1日を挙げた。事務机の左手に提げたカレンダーをめくると、前者はスポーツの日の絡む連休の初日、後者は文化の日の絡む連休の初日に当たっていた。勤め人でもあるまいに、なぜそのような日を選ぶのか。紅葉の季節の連休は、1年の中でも、もっとも日光に来てはいけない日、である。列車は満席、宿は満室、道路は大渋滞、それが、他所から来る人には分からないのだろうか。後輩には改めて日を決めるよう言って電話を切った。

お盆の最中に耳にしたところによれば「十軒目でようやく入れた」と、飲食店の席に着くなり言った旅行客がいたという。

おとといの夜、フランス料理屋にいた客は、我々のみだった。僕はいつもの、つまり極上の諸々にて冷えたワインをすこしずつ飲んだ。店は至極静かだった。戸外には虫の声があったかも知れない。「人の行く、裏に道あり、花の山」である。「上がるから買う。買うから上がる」の今の日本の株式相場は、果たしていつまで続くだろう。


朝飯 生玉子、冷や奴、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、小松菜の味噌汁
昼飯 梅干と大葉の薬味で食べる素麺
晩飯 スパゲティボロネーゼChablis Billaud Simon 2018


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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