2025.8.22 (金) 南海旅行記
あれこれをするためコンピュータを開いたテーブルの椅子に着いて右手、つまり南東に面した窓の外へ目を遣る。見えるのは数百メートルほども離れたところの街灯の白い灯り、それとこちらは数キロメートルほどの距離はあるだろう、どこかの山の上に建った送電線の頂上に点滅を繰り返す赤い灯りのみだ。
虫の声は、複数種が、複数の方向から届いている。しかしきのうの朝、長男と2歳の娘カコが散歩に出たところ、草陰には動かなくなった虫が目立ったという。そういう虫は、大方は蟻に巣まで運ばれて、イソップの寓話にあるように、大切な食料になるのだろう。
この日記には何度か書いたことだが、アリとキリギリスを題材にした六代目三遊亭圓楽の、楽太郎時代の枕が好きだった。イソップ版では、冬を迎えたキリギリスは飢えと寒さから死んでしまう。しかし楽太郎によれば、キリギリスは、冬にはなぜかハワイにいて、相変わらず遊んでいるのだ。
ここでふと気になって検索エンジンに当たってみたところ、この寓話には似た話がいくつもあり、そのうちのひとつを読んだサマセット・モームはキリギリスに同情すると共にアリを憎み、アリ役の賢兄に対してキリギリス役の愚弟が晩年、大金持ちになる話を作ったという。
それはさておきネットサーフィンの最中には良くあることだが、そのページにあった、モームの「南海旅行記」を読みたくなって更に調べてみるも、日本語版はどこにも見あたらない。そして原書である”My South Sea Island”はひどく高い。しばらくは忘れることにしようと思う。
朝飯 スクランブルドエッグ、納豆、モロヘイヤのたたき、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと玉葱と若布の味噌汁
昼飯 納豆と玉葱のつゆで食べる素麺
晩飯 カレーライス、夏太郎らっきょう、らっきょうのたまり漬、Old Parr(ソーダ割り)