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清閑 PERSONAL DIARY

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2026.5.10(日) 山の緑

朝の空は、日の昇る前の、ある一瞬、せいぜい数分間がもっとも美しい。しかしおなじ朝でも山の緑の深さは、それから数十分を経たころに頂点を迎える。そして今朝は、その頂点のところをすこしばかり逃してしまった。せっかくの緑に紗がかかりはじめるのだ。

さて、きのうの日記に書いた未知のノートは、調べるうちamazonでも売っていることを知り、即、注文した。1冊の定価が1,210円でも「まとめ買い2冊セット」なら1,858円という買い物に心が躍るとは、僕も随分と安上がりな性格である。午後は道の駅「日光街道ニコニコ本陣」への納品のついでに大谷川の向こうまでホンダフィットを走らせて、ダイソーでA4サイズのジッパーファイルを購入する。これは漢詩の教科書とノートを入れるためのもので、安っぽくても110円では文句は言えない。

さて日曜日の閉店後は3台あるキャッシュレジスターを締め、明後日の釣銭を準備した上で、1週間分の売上げ現金を合計して、帳簿上の数字と突き合わせてる。しかし今日は18時より、春の大祭の町内役員の直会がある。そういう次第にて、普段は僕のしているその仕事を今日ばかりは長男に任せ、17時45分に外へ出る。


朝飯 生のトマト、生玉子、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、玉葱と人参とピーマンの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「石和」の其の一、其の二其の三其の四其の五其の六其の七其の八其の九、日本酒(燗)


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2026.5.9(土) ノートの選択

業務日報をコンピュータで付けるようになった1992年から、手帳は使わなくなった。しかし旅に出るときには、手帳というか、小さなノートを持つ。メモをするのは、この日記のための覚え書き、および金銭の出納である。

これまで使ってきたのはコクヨのキャンパスノートで、ピンクの表紙のA罫。サイズはA6だった。しかし昨年あたりから、このA6版はホテルに置いて金銭の出納のみを記録し、部屋の外では更に小さなA7版を使うようになった。それは、リコーGRDで撮っていた写真をiPhoneで済ませるようになり、持ち物が減ったことによる。持ち物が減ればそれを入れるポーチも小さくなり、そのポーチに合わせてノートも小さくした、というわけである。

メモのためのノートには興味が尽きず、数年前にはロディアの最小サイズを買ったものの、これは流石に使いづらくて、ただのひと文字も記してはいない。そして今朝は、なかなか良さそうなメモ帳をTiktokで見かけ、静止画に残した。

それを起床してからコンピュータで検索してみれば、売っているのは地方の小さな文房具店らしく、在庫は僅少だった。さて送料をかけてもそのうちの1冊を注文すべきか、あるいはどこでも買うことのできるコクヨのノートを今後も使い続けるべきか。そういう小さな迷いや悩みは結構、楽しい。


朝飯 納豆、牛肉のそぼろ煮・たまり漬「きざみザクザクしょうが」風味、揚げ玉、鮭の「日光味噌梅太郎お城味噌」漬け焼き、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
昼飯 にゅうめん
晩飯 「大昌園」のあれやこれやそれや他あれこれ麦焼酎「田苑シルバー」(オンザロックス)


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2026.5.8(金) 緑一色

仏壇に花と水とお茶と線香を供え、上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」へのインターネットを介してのご予約を承り、会社の電子会議室に報告と意見を上げ、きのうの日記を完成させても時刻はいまだ4時40分。早起きは得意な一方、夜の少人数での集まりにおける寝技足技は苦手である。

4時40分からは、今月2日の日記に書いた、東北のある出版社の社長の日記を読む。西暦2000年からの日記を、その初日まで遡って読んでいるのだから、中々に読みでがある。最新の日記に辿り着くまでには、どれほどの日にちがかかるだろう。この日記には週に一度の頻度で書評が載り、それが僕の「読みたい欲」を刺激するのも、また困りものではある。

その日記のひと月分を読んだ後は、月に一度は家族で行く洋食屋「コスモス」の若マスターが、今年の2月に東海道五十三次を歩き通した、その準備から「神奈川の一里塚跡」までをウェブ上に読む。そこから朝食の準備が始まるまでの6時30分までは「本の雑誌」の、日記を特集した2014年10月号を拾い読みする。つまりはまぁ、人の日記ばかりを読んだ、ということだ。その後は活字ではなく、荒木経惟の「センチメンタルな旅 冬の旅」を本棚から引き出して、そのすべての写真を観る。

10時からは隠居で場長会議。座敷の目の前の梅は、実を随分と大きくしてきた。どうやら今年は豊作らしい。その実はいずれ砂糖漬けにされて「東風吹きソーダ」として「汁飯香の店 隠居うわさわ」のお客様に供される。いにしえに太宰府で詠まれた歌は春のものだったろうけれど、こちらのソーダは夏にふさわしい涼味である。

夕刻、明日のための仕込みをしている家内を、隠居の厨房に迎えに行く。半袖のポロシャツ一枚で過ごせるほどの気温。空にはツバメが舞っている。「一年中、初夏と夏なら良いのに」と、切に思う。


朝飯 小松菜のソテー、スペイン風目玉焼き、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「ピリ太郎」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布とズッキーニの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 トマトとベビーリーフとモッツァレラチーズのサラダスパゲティボンゴレChablis Billaud Simon 2018ティラミス、Old Parr(生)


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2026.5.7(木) 御の字

応接間のベランダに「キュロキュロ」と、鳥の声がかまびすしい。窓の内側からその様子をうかがうと、1匹のツバメが手摺りにとまっていた。

先日の日本橋丸善の棚には鈴木俊貴の「僕には鳥の言葉がわかる」が目立つように置いてあった。手摺りのツバメも、誰かと意思の疎通を図っているのだろう。そう考えて、ベランダの高いところをざっと見る。ツバメは果たして空気調整器の室外機の、暖気や冷気の通るパイプの上に巣を作っていた。

手摺りのツバメと巣に見えているツバメは、つがいに違いない。厄介なところに巣を作ったものだ。室外機の裏の、いかにも掃除のしづらそうなところはそのうち糞だらけになるのではないか。しかし今その巣を取り除くことは人非人の行いと、普段、獣肉を食らっていることは棚に上げて、思う。糞の状態があまりにひどければ、巣はツバメが去って後に片づけようと思う。

ところで先月、ひとつは会社、ひとつは僕の名義になっている隣りあった土地が、まとめて売れた。しかしその代金を受け取るには、当方の負担による整地や土留めが必要になる。そしてその工事は首尾良く、これまた先月のうちに完了した。会社と僕に宛てた請求書は、今月の1日に届けられた。そのうち会社の分はきのう、長男が送金の手続きをした。僕の分は、休みが明けたばかりの銀行を9時すぎに訪ねて払い戻し、工事を担当した会社に現金で届けた。諸事いそがしければ、早め早めの行動が吉と考えてのことである。

もっとも、まとまったお金の現金による支払いを好まない業界もある。日光や鬼怒川温泉の旅館や物産店で集金に苦労をした僕からすれば「払ってくれさえすれば、どんな形でも御の字ではないか」と思うけれど。


朝飯 生のトマト、若竹煮、ピーマンのソテーを添えた目玉焼き、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「ピリ太郎」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と万能葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 冷や奴の「なめこのたまり炊」のせお好み焼き焼きそば、「山本酒造店」の「白瀧上撰純米」(燗)、スイートポテト、Old Parr(生)


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2026.5.6(水) どうせ着ない

ユナイテッドアスレの半袖ポロシャツに4月30日から重ねていたユニクロのウォッシャブルクルーネックセーターを、きのうからはGood Onの長袖Tシャツに替えた。春の気温が初夏のそれに変わってきたからだ。

Good OnのTシャツは、いささか粗めの肌触りが好きだ。2週間後に迫ったタイ行きに際しては、クリーニング屋へ行ける日取りの関係から、いつもより多い6着を持参することを決めている。その中にはもちろん、Good Onの白い半袖2着も含まれている。

facebookのリール動画やTikTokには、魅力的な服が次々と現れる。それらを時には静止画に残したりする。後で検索をして、ためつすがめつするためだ。しかし買うにはほとんど到らない。クローゼットやプラスティックの衣裳ケースには、着ない服がたくさん詰まっている。その事実を脚下照顧してみれば、とてもではないけれど「カゴに入れる」ボタンはクリックできないのだ。

今月の外出は、12日と13日が伊豆のカイロプラクティック、15日は東京の歯科医院、20日は羽田空港で、翌未明からはバンコク。少なくとも上半身は、Tシャツばかりになるだろう。


朝飯 生のトマト、キャベツのソテー、スクランブルドエッグ、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「ピリ太郎」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 手巻き鮨、「天寿酒造」の「鳥海山生酛純米」(燗)、カステラ、Old Parr(生)


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2026.5.5(火) 柱のキズ

「はしらのきずはおととしの」という歌を、先日は、三歳と三ヶ月になる孫のカコが歌っていた。

子供のころ、その歌「背くらべ」の歌詞を思い浮かべながら、柱に疵を付けたことがあった。その疵はしかし、海野厚の詞とは異なって、自分の背丈の記録としてではなく、玄翁で面白半分に何ヶ所かを叩いて付けた、半月型の凹みだった。よくもまぁ、大人に叱られなかったものだと思う。

先日は、隠居の柱にも意図して印されたと思われる疵を見つけた。それは大工の毛書き針によるようなもので、床からの高さはいくらもないから、子どもの背を計ったものではないだろう。

日曜日と重なった祝日を次の日に自動的に移すような法律は、むかしはなかった。小学校のころだったか、5月の連休の3日続く年があった。それに子どもたちは前の年から気づき、一年後を心待ちにした覚えがある。東京都港区三田の修業先から戻って以降の黄金週間については、その繁忙のあいだのお客様に満足をいただくこと、また商売上の、より良い数字を得ることのみが、頭を占めている。

黄金週間は明日まで続く。しかし明日の店には平日と変わらない静かさが戻るのではないか、そんな気がしている。


朝飯 生のトマト、菠薐草の胡麻和え、目玉焼き、牛蒡と人参のきんぴら、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「ピリ太郎」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布と万能葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 Moet et Chandon Bru Imperialトマトとベビーリーフのサラダ帆立貝と蟹と蛸のグラタンChablis Billaud Simon 2018


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2026.5.4(月) より良い成績

起床は2時35分。

右手の人差し指の爪と肉のあいだがアカギレにより剥がれかけている。この指は、スマートフォンやコンピュータを使うときには必須だから、できれば裸のままにしておきたいところではあるけれど、背に腹は替えられないから、バンドエイドのキズパワーパッドで覆うことにする。

キズパワーパッドは、1本の指に3枚を使う。説明書には、貼る前に手で1分間を温め、貼った後もおなじく手で押さえて1分間を温めるよう記されている。3枚を貼り終えるまでに要する時間は十数分。そのあいだの無聊を慰めるためTikTokを開く。

すると何と、曲師の沢村まみが「梅太郎」のアカウントをフォローしてくれていることに気づいた。よってキズパワーパッドの巻かれてない右の薬指でそのアイコンをタップし、彼女がヴィヴィアンウエストウッドのカフェを表参道に訪ねたときの動画などに見入る。ちなみに沢村まみに「さん」を付けないのは、エイミー・ワインハウスやジャック・ディジョネットに「さん」を付けないことと同じ理由による。

ところでTikTokの「梅太郎」のために保存している朝食動画の現在の在庫は7本。動画は2日に1本の頻度で上げるから、16日までは保ちそうだ。それから先の動画については、明日あたりから、また撮っていくことにしよう

きのうは晴れて気温が上がったせいか、夕刻になるころには、いささか疲れを覚えた。そして今日もまた、午後も遅いころになると、おなじ感覚が戻ってきた。今年の黄金週間の混雑の頂点は、多分、今日だろう。より良い成績を、目指すのみである。


朝飯 鱈子、生玉子、山芋のすりおろし、小松菜のおひたし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「ピリ太郎」、ごぼうのたまり漬、メシ、小松菜と若布と揚げ玉の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 牛蒡と人参のきんぴら、なめこのたまり炊、キムチ鍋、麦焼酎「むぎっちょ」(お湯割り)、Old Parr(ソーダ割り)、いちご、杏仁豆腐、Old Parr(生)


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2026.5.3(日) 在庫ゼロ

昨春以来、およそ1年2ヶ月ぶりに、この日記を書いているWordPressのパスワードを更新する。以前は海外へ出かける前に必ずしていたことだが、このところはいささか無精になっていた。

「夕方まで曇りの予報だけれど、外れて欲しいな」と、早朝の曇天を眺めつつ、次はワインの在庫をワイン蔵で、ではなく、コンピュータのデータベースで調べる。僕には「メシこそすべて」というところがある。そして今夜は長男がステーキを焼くという。そうであれば、このところのコノスルよりすこし高いワインを飲もうか、と考えたのだ。

「だったらサンジュリアンだ」と、そこに並ぶ35本のうちの1本に目を付けワイン蔵へ行く。ところがサンジュリアンに割り当てた棚は、まったくの空だった。

「そんなことがあるものか」と、ふたたび食堂へ戻り、データベースにあるワインの名をこの日記の検索窓に入れてみた。そうしてはじめて、35本のワインは既にして飲み尽くしていたことが分かった。データベースとはいえ、飲むたびその残数を入力してこなかった、それが今朝は祟ったのだ。

そういう次第にてふたたびワイン蔵へ行き、代わりにポーイヤックの棚から1本を引き抜き、北側の廊下、つまり家の中でも気温の低いところに立てて置いた。夕食までには、澱も降りていることだろう。

天気予報は上手い具合に外れて、昼が近くなるころには日が差してきた。同時にお客様の数も、黄金週間らしく増えてきた。多いに有り難い。


朝飯 若竹煮、納豆、生玉子、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「ピリ太郎」、ごぼうのたまり漬、メシ、ブロッコリーの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 トマトとキウイとレタスのサラダカリフラワーとポテトと人参の鉄板焼きと「たまり漬」によるソースを添えたビーフステーキPAUILLAC 2003


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2026.5.2(土) 葉のみを活ける

「充分に寝た」という爽快感は無かった。しかし眠気は訪れない。よって着替えて洗面所を経由して食堂に出る。食器棚の電波時計は2時35分を指していた。睡眠時間の短さを誇示するマウントが、外資系の企業に勤める人たちの中にはあるという。僕がここに起きた時間を記すのは、そのたぐいのものではない。きのうの就寝は20時より前だった。

先月28日の日記にも書いたことだが、上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」の、今月2日から4日にかけては満席を戴いている。予約システムの「ぐるなび」は、満席でもクリックまたはタップできる「リクエスト予約」という仕組みを備えている。今朝もそれによるご予約が、明日の11時30分に入っていた。しかし満席ではどうにもならない。よって、そのお客様にはお詫びのメールをお送りする。

さてその隠居の床の間には現在、堂本印象の「サラニヨシ」が掛けてある。金彩で描かれているのは土筆と桔梗だから、これからもしばらくはそのままでいけるとは思う。しかしそろそろ今井アレクサンドルの「ガーベラ」の出番ではないか。もっとも「花の絵を掛けると、おなじ床に置く活花に苦労をする」と家内は言う。だったら葉っぱだけを活ける、というわけにはいかないのだろうか。

4時15分のころの東の空は黒い雲に塗りつぶされて、昇ろうとしている太陽による紅い帯は、遠い山の端と、その雲の下端の間に細長く見えるのみだった。しかし一時間ほどしてコンピュータのディスプレーから顔を上げると、強く朝日が差しはじめていた。

あたりが明るくなったことにも気づかず読みふけっていたのは、起きる前にスマートフォンの検索エンジンにより偶然見つけた、東北のある出版社の社長の日記である。更にはその日記にあった本を3冊もamazonに注文し、4冊目にも手を出そうとして、それは流石に止めて「リストに追加」をクリックする。

と、こういうことを連ねているから、僕の日記は朝のことばかりになるのだ。

朝食は、きのう炊いたごはんがたくさんあったことにより、お茶漬け。昼食のにゅうめんには、きのうの夜に残ったカレーをかけた。夕食は、おとといの夜の天ぷらの残りによる天とじ丼。連休のあいだはどこもかしこも混んでいるだろうから、外食は避けるとのことである。


朝飯 納豆、揚げ玉、梅干、鱈子、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「ピリ太郎」、ごぼうのたまり漬によるお茶漬け
昼飯 にゅうめん
晩飯 小松菜のおひたし、若竹煮、らっきょうのたまり漬「ピリ太郎」、なめこのたまり炊、天とじ丼、「天寿酒造」の「鳥海山生酛純米」(燗)、いちご


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2026.5.1(金) 安すぎる

目を覚ますと胃が痛い。時刻は3時5分。薬を納めた引き出しのある食堂まで行く気はしない。幸い眠れて5時にふたたび目を覚ます。胃の痛みは相変わらず消えていない。しばらくすると右だったか左だったかは覚えていないものの、ヒジの内側に痒みを覚えて「また湿疹か」と、その部分を指先でひねる。そのうちその痒みは両肩から両腕、また両太腿の表裏に広がった。撫でてみると、皮膚がデコボコになっている。「すわ、蕁麻疹か」と、起きて洗面所へ行く。

灯りのあるところで確かめると、皮膚の痒いところはすべて赤くなり、蚊に刺されたような膨らみが広がっている。蕁麻疹という病気のあることは知っていたものの、自分のからだにそれが起きるのは初めてのことだ。

そのまま食堂へ行き、胃薬と、皮膚科で処方された抗アレルギー薬を服用する。だからといって安心はできない。寝室の寝台へ戻って「蕁麻疹 原因」とスマートフォンに入れてみる。そこに出てきたあれこれは、僕には当てはまらないものばかりだった。

胃の痛みは間もなく去った。蕁麻疹に特有の皮膚の状態も、30分後には引き加減になり、1時間後にはほぼ消えた。僕は、1年のうち5週間ほどは海外にいる。今朝と同じことが旅先で起きれば、大いに焦燥をしたことだろう。

ところできのうの日記に書いた撥水性を持つ上着については、長男が良さそうなものを着ていたため、訊けば「ワークマン女子」あらため「ワークマンカラー」の品だという。よって即、郊外にあるその店にホンダフィットを走らせ、僕も手に入れた。思い出の中にある、45年前に1,000円で買ったウインドブレーカーよりそれは遙かに出来が良く、しかも価格は税込で1,490円。「ここまで安くすること、ねぇじゃねぇか。原産国の労働者に、もうすこし報いるべきじゃねぇのか」と僕などは考えるけれど、それでは日本国内の価格優位性が維持できないのだろうか。


朝飯 生のトマト、菠薐草のソテー、スクランブルドエッグ、若竹煮、大根おろしを薬味にした納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「ピリ太郎」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根とズッキーニと若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 チーズ、らっきょうのたまり漬「ピリ太郎」、トマトとレタスとベビーリーフのサラダブロッコリーのソテーを添えたカレーライス、Old Parr(お湯割り)、チョコレート、Old Parr(生)


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上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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