2026.6.23(火) 新しい甑
大豆を蒸すための甑、この漢字を読める人は多くないだろうから「こしき」と平仮名で書くべきだろうか。とにかく数週間ほども前に、ステンレス製の新しい甑が製造現場に置かれた。今日はそれを初めて使う日である。日光産の大豆「さとのほほえみ」はきのうから水に浸漬し、それは一晩で充分に水を吸って、大きく膨らんでいる。
甑の下の槽に湯が湧き始めたのは10時45分。大豆が蒸し上がったのは14時45分。大豆を適温まで冷ましたら擂砕機に入れ、適当な大きさに大豆を潰す。そうしたら今度はそれを、既にして塩切り、この塩切りとは塩を混ぜることを意味する専門用語だが、それをしておいた、日光産の「こしひかり」による麹と混合機で混ぜ合わせる。仕上げは、桶に盛り上がったそれに人力で圧力をかけて内部の空気を抜き、表面を平らにならして適当な重石を乗せる。これで味噌の仕込みは完了。
新しい甑を使うに当たっては不安もあったものの、製造係の全員は定時に退社をすることができて良かった。2回目と3回目はちかいうちに行い、それで5年後に蔵出しをする日光味噌「梅太郎赤味噌」については安心、ということになる。
味噌の風味は蔵に漂う酵母によって左右されると伝えられている。それが「蔵ぐせ」というもので、科学的な根拠については不明ながら、上澤梅太郎商店の味噌は、いつ造っても上澤梅太郎商店の味になるのが不思議といえば不思議である。
今日の大豆と麹は、夏を過ぎるころには盛んにアルコールの香りを発するようになるだろう。それを我々は「噴く」と言う。今から楽しみでならない。
朝飯 生のトマト、グリーンアスパラガスのソテーを添えたベーコンエッグ、納豆、胡瓜のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と玉葱とズッキーニの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 生の胡瓜、キクラゲともやしの牡蠣油炒め、厚揚げ豆腐と小松菜の炊合せ、鶏もも肉とパプリカの醤油炒め、「齋彌酒造店」の「雪の茅舎秘伝山廃純米吟醸」(燗)
2026.6.22(月) 夏至のころに
角部屋の食堂の、南東と南西に面した窓を、今年はじめて朝に開け放つ。暗くて寒い冬の日々にはいつも、半袖シャツ一枚で過ごせる季節、朝に外の空気を部屋に通すことのできる季節に思いを馳せていた。その季節がようやく来たのだ。
僕の仕事は体を動かすたぐいのものばかりではない。それでも月曜日は、日曜日よりも、何にでも使える時間は多い。事務室にいて家内の机に目を遣ると「汁飯香の店 隠居うわさわ」のお客様にいただいた感想カードが積まれている。そのうち赤いボールペンでチェックを記していないものは、僕がいまだ目を通していない一群だ。その束を自分の机に持ち来てコンピュータにデータベース化する。その勢いに乗じて、きのうとおとといにいただいたご感想まで入力を済ませる。
上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」に、現在いただいている最も先のご予約は11月のものだ。残された写真などから推し量れば150年は経っているだろう伝統家屋の席数は少なく、満席の常体化しているところが悩みといえば悩みである。
販売係のササキセーラさんと二人で店番をしていた16時40分に、長男と入れ替わりで自宅へ戻る。服装を整えて革靴を履いたらホンダフィットの運転席に着き、県南を目指す。オヤジが亡くなったときにはとことん良くしてくれ、その後もオヤジの祥月命日には花を供えに来てくれる人のお母さんが亡くなったのだ。
新型コロナウイルスの蔓延以降は随分と簡単になったお悔やみではあるけれど、今夜の通夜式には最後までおつきあいをした。そしてまた、東北道、日光自動車道と、高速道路を戻る。その時間になっても、空はいまだ明るさを残している。
「願わくば桜の下にて春死なむ」と西行は詠んだ。「しかし夏至のころに死ぬのも悪くはねぇな」と、その空を真正面に望みながら思う。
朝飯 豚薄切り肉ときくらげの中華風炒め、冷奴、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトとズッキーニと若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ベビーリーフを添えたスパゲティボロネーゼ、Cono Sur Bicicleta Reserva Cabernet Sauvignon 2018
2026.6.21(日) 是非に及ばず
配達のためのクルマを中古で買った。そのクルマの動きを完璧にするため、元の持ち主から新たに部品を買った。その部品代がいまだ入金されてないと言われて「それは申し明けありませんでした。すぐに送金します」と答えて請求書を確かめたら部品の価格は1億円で、資金繰りに頭を悩ませている、という夢を見ながら目を覚ます。
梅雨どきだから空模様はもちろん、冴えない。しかし雨はときおり霧のようなものが降るに留まっているから有難い。日曜日にもかかわらず今日の販売係は3名のみだから、客足は繁くなり、しかし昼の休憩により人手の薄くなる11時30分からは、長男と交互に店に入る。
栃木県運転免許センターから「高齢者講習」のハガキが届いたのは、2か月ほども前のことだっただろうか。この講習は、自動車運転免許証の有効期限満了日の年齢が70歳を超えている人が免許証を更新する際に義務づけられているものだという。
ハガキの「高齢者講習実施機関一覧表」にあるうち最寄りの日光自動車学校に問い合わせたところ、直近の講習日は6月21日と教えられた。日曜日は売上の金額も、また体感の上でも、平日の数倍は忙しい。よって平日の開催日を訊ねると、講習は日曜日のみとのことだった。高齢者とはいえ仕事をしている人の多い現状を考慮しての日程なのだろうか。
iPhoneに設定した13時30分のアラームに促されて外へ出て、数キロメートルほど離れた教習所へ向かう。講習室での座学は14時10分より始められた。それと並行して行われた両眼視野角度は160度以上で、60歳から69歳の平均よりも上、静止視力は0.7以上で合格。夜間視力は26秒で「問題ありません」だった。
15時からは実技。本日の参加者は5名。僕はその4番目として教習車の運転席に着く。そして教官の指示に従ってクルマを走らせる。このようなことはおよそ半世紀ぶりのことにて、少しく緊張をした。
自動車運転免許証の有効期間は、70歳未満の優良運転者は5年。しかし70歳を超えると種々の条件により、それが短くなっていく。僕の次の有効期間は4年。その次は3年となるのだろうか。齢にを重ねるに従って、実技における緊張の度合いは高まっていくように感じた、今日の講習だった。
帰りに道の駅「日光街道ニコニコ」に立ち寄ると「日光味噌のたまり浅漬の素・朝露」が売り切れていた。よって即、会社に戻って既にして用意されていたそれを受け取り、道の駅へ急行する。
日曜日の終業後は、この1週間の売上現金を合計し、それを帳簿の数字と突き合わせる必要があって、事務室を離れられる時間が遅くなる。それに加えて今日は、19時より町内の会議が控えている。
自動車運転の高齢者講習も日曜日なら、町内の会議も日曜日。社会は「週末は休み」という最大公約数に合わせて設計をされている。だから週末に忙しい業種の人間は、左利きの人とおなじような不便を日々、強いられている、ということだ。まぁ「是非に及ばず」である。
朝飯 茹で玉子、納豆、大和芋のすりおろし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、小松菜と若布の味噌汁
昼飯 「セブンイレブン」の2種のおむすび、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」
晩飯 木須肉丼、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、「齋彌酒造店」の「雪の茅舎秘伝山廃純米吟醸」(冷や)、杏仁豆腐、Old Parr(生)
2026.6.20(土) 夏の夕立、秋の長雨
毎週の土日月は上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」の営業日だから、その厨房に入る家内は早くに起きてくる。僕がコンピュータで日記を書くなどしている食堂に来た彼女は大抵、テレビの電源を入れる。映し出された天気予報は、これからの、雨がちの一週間を伝えていた。
今日がおばあちゃんの祥月命日ということは、ずいぶんと前からカレンダーに記しておいた。そういう次第にて、朝の頃合いを見計らって如来寺へ行く。雨が降っているため、花立てに花を活けるなどのことは、屋根のある水場で行った。雨は降っていても風は無くて、だから線香を供えるときには助かった。雨が一週間も続くなら、花は長く保つだろう。
毎年の11月に業者を頼んで整備するお墓の土は、いまだ綺麗さを保っている。夏の夕立を受けても、それほどは乱れない。大敵なのは秋の台風と長雨で、だから「2年に1回でも良いんじゃないですか」と言われても、結局のところは毎年、仕事を頼んでいる。
ところで僕の住む周辺のみで言われていることかどうかは不明ながら「梅雨は雷に始まり、雷に終わる」という俚言がある。今年の梅雨は、雷と共には始まらなかった。雷は、梅雨に入ってから一週間か10日ほどしてから聞こえた。さて梅雨明けに際しては、どうなるか。晴れと驟雨の入り混じる、梅雨明けを象徴するような空に鳴り響く雷鳴は、いかにも気持ちの良いものだ。
朝飯 若布の酢の物、生玉子、大和芋のすりおろし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトとピーマンの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「食堂ニジコ」のキューリのからし和え、ピータン、ユーリンチー、えび塩やきそば、あんかけチャーハン、麦焼酎「二階堂」(お湯割り)、家に帰ってからのシュークリーム、Old Parr(生)
2026.6.19(金) 得難い季節
起きて食堂に来てみれば、食器棚の電波時計は2時53分を指していた。いまだ明るいうちに孫たちと夕食を摂り、孫たちがいまだ遊んでいるうちに風呂に入って寝てしまえば、この時間に目を覚ましても不思議ではない。コンピュータであれやこれやしながらふと視線を上げると、東の空には早くも夜明けの気配があった。時刻は3時43分。夕刻はいつまでも明るく、朝は早くから開け始める夏は、やはり得難い季節である。
「常夏の国に住みたい」と思う。しかしそのようなところは赤道にちかく、だから朝は6時ちかくまで暗く、夜は6時を過ぎれば暗くなる。それが南の国の唯一、つまらないところかも知れない。
きのうの夜、あるいは0時を回っていたかも知れないけれど、雨の、滝のように降る音が聞こえた。4時前に上がった屋上には、大きな水たまりがいくつもあった。夜に降って朝に止む雨は、とても有難い。そして南東側の端までそろりそろりと草履の足を運び、雲の切れ目の紅いところへiPhoneを向ける。
朝飯 ピーマンとパプリカとベーコンのソテー、ブロッコリーのソテーと茹で玉子、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、小松菜と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 2種のピッツァ(其の一)、2種のピッツァ(其の二)、Chablis Billaud Simon 2018
2026.6.18(木) 1000年の歴史、2000年の淘汰
旧いLet’s noteを、その電源コードと共に、4階の本棚の下の引き出しに仕舞う。新しいLet’s noteを手に入れたのは先週の金曜日。外注SEのシバタサトシさんがそれに初期設定を施したのは翌日の土曜日。今週の火曜日までは、進退が窮まることもあって、シバタさんに来てもらっていた。つまり新しいコンピュータに完全に慣れるまでには、きのうまでの5日間を要した、ということだ。
初代のLet’s note N10は8年のあいだ保った。二代目のCF-SVは7年のあいだ保った。今回のCF-SCがおなじ7年で交換時期を迎えたら、僕は77歳になっている。その齢になっても新しいコンピュータに慣れることができるだろうか。このごろは、何をするにも健康寿命というものを考える。「楽しむことを急げ」と、オマル・ハイヤームは言い続けた。「おっしゃるとおり」である。
ところで僕の本棚には彼による「ルバイヤート」が2冊ある。双方とも岩波文庫で、1冊は昭和49年5月20日の第20刷、もう1冊は昭和50年10月30日の第21刷。価格はいずれも200円。買って失くしてまた買って、そうしたら失ったととばかり考えていたはじめの1冊が、どこかから出てきたのだろう。
現在の版では活字も大きくなり、ずっと読みやすくなっていると思う。オマルによる四行詩は無論のこと、詳細な解説には高い価値があり、「まえがき」に明かされる逸話は瞠目に値する。コンピュータは1000年の歴史を創る。詩は2000年の淘汰に耐える。岩波文庫版「ルバイヤート」の現在の価格は627円。買わない手はない。
朝飯 スペイン風目玉焼き、納豆、小松菜のおひたし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、蕪の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 胡瓜のぬか漬け、ゆで卵のマヨネーズと日光味噌のたまり浅漬の素「朝露」かけ、刻みキャベツとポテトサラダを添えたメンチカツ、「齋彌酒造店」の「雪の茅舎秘伝山廃純米吟醸」(燗)
2026.6.17(水) 夏は最高
梅雨の晴れ間は嬉しい。起床するなり考える間もなく屋上へ上がり、先ずは南西、次いで北西にiPhoneを向ける。そこから4階の食堂へ戻ったところで「梅雨入りの前よりは、正確な予測が出ているだろう」と「2026 梅雨明け 関東」と検索エンジンに入れてみる。現れたページのうち、もっとも具体的なところには「7月19日頃」とあった。とすれば、来月の漢詩の教室の日には、東京は、激しい暑さに見舞われているかも知れない。
ところで本日は月に一度の店休日にて、外では犬走りの割れたタイルの補修が8時より始まった。社内では9時30分に社員と共に隠居に集まり、長男の司会による衛生講習を受ける。以降は11時15分より事務係との会議が店舗の2階で、13時30分からは販売係との会議が店舗で行われ、いずれにも出席をする。
配達係のイザワコーイチさんは15時までの勤務にて、その直後に道の駅「日光街道ニコニコ本陣」の売り場を見に行くと、在庫の心配な商品がいくつかあった。よって会社に戻って冷蔵庫から追加分を出し、道の駅の冷蔵ショーケースを充実させる。来月より、店休日には、道の駅のための商品は、今日の5割増しを準備することにしよう。
終業後、すべての社員を送り出してから4階に上がって食卓へ向かえば、窓の外はいまだ明るい。「夏は最高だよな」と、つくづく感じる。
朝飯 ベーコンとブロッコリーのソテーを添えた目玉焼き、納豆、ミズの煮びたし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、小松菜の味噌汁
昼飯 おむすび、鮭の「日光味噌梅太郎白味噌」と地酒酒粕漬け焼きほぐし、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、日光味噌のフリーズドライ味噌汁”with LOVE”
晩飯 納豆、生の胡瓜、すき焼き、「山本酒造店」の「白瀧上撰純米」(燗)、「齋彌酒造店」の「雪の茅舎秘伝山廃純米吟醸」(燗)、西瓜
2026.6.16(火) いよいよ難しく
新しいLet’s noteは先週金曜日に実機を手にし、翌土曜日に、外注SEのシバタサトシさんにより旧機からの中身の移し替え、また初期設定をしてもらった。しかし新しいOSなどによる違和感は払拭できず、きのうの朝は、いまだ旧機を使って日記を書いていた。そして今朝からは、いよいよ新機のみを食堂のテーブルに開き、いつもの作業に取りかかる。
先ずは、きのうiPhoneで撮った画像をコンピュータへ取り込むことから始める。するとどうしたことか、シバタさんに教えられた手順を踏んでも、Apple iPhoneの下のInternal Storageには「このフォルダーは空です」の表示が出る。即、脇のiPhoneを調べてみれば、画像は確かに入っている。二度三度試行錯誤を重ねても、症状は変わらない。
シバタさんにそのことをメッセンジャーで送る。時刻は5時23分。シバタさんからは「今すぐでも良いですよ」の返信が届いたものの、まさか「だったらいま来てください」とは言えない。
約束の9時より前に事務室に現れたシバタさんの前で、今朝とおなじ手順を踏む。するとあろうことか、iPhoneの画像はすぐに、コンピュータ上に現れた。不具合は、専門家のいるところでは起きず、いないところでのみ起きるとは、会社の機械においてもたびたび見られる現象で、まったくもって、不思議としか思えない。あるいはことによると、朝のiPhoneは、ロックが解除されていなかったのかも知れない。
ところで本日は第3火曜日にて、漢詩の教室がある。よって下今市から北千住、秋葉原、御茶ノ水と移動をして、聖橋を渡る。後藤淳一先生による講義は「はじめての漢詩つくり入門」の24ページ「押韻・平仄」に入り、いよいよ難しくなってきた。
先ずは同音異義語が無数にある漢語において、それらを区別するために、古代中国にはあったという平声、上声、去声、入声の四声を覚えることが難儀だ。各々の漢字が四声のいずれかにあたるかを漢和辞典では縦の長方形の4つの角をそれぞれ三角形に塗りつぶす記号で表しているということも、僕は今日まで知らなかった。浅学を恥じるばかりである。
今日の講義で面白く感じたのは、日本語の「ん」の発音にも様々なものがある、ということだ。例えば「案外」の「ん」は、口の奥で発する。「案内」の「ん」は舌の先を上前歯の裏側に当てて発する。また「案配」の「ん」は唇を閉じて発すると説明をされれば「なるほど」と舌を巻く他は無かった。「タイ語の発音は難しくて、ぜんぜん通じない」などと感じていたものの、日本語にも実は、同じような、日本語を学ぶ外国人にとっては難しい規則があったのだ。
漢詩の教室は本日を以て「佳境に入ってきた」というべきだろう。しかし僕にとっては「ついていくのに精一杯、否、ついていけていない」という状況になってきた。「マズイな」である。
夕刻は新橋にいて、飲酒活動をする。そこから銀座線で浅草へ移動し、東武線改札口へのエスカレータを昇りきったところで「ギュイッ、ギュイッ」という、大きな地震の起きたときの警報をiPhoneが発する。しかし揺れは感じない。
銀座線の車内からiPhoneにより特急券を確保したリバティけごん49号は幸い、定刻の19:59に発車をした。しかし栃木県南部に差し掛かったところで「地震の影響により、時刻25キロメートルで走行する」旨のアナウンスがあった。だったら一体全体、家に帰れるのはいつになるのか。しかし車両はその後ふたたび元の速度を取り戻し、下今市には定刻に28分おくれて22時16分に着いた。そして22時30分より前に帰宅を果たす。
朝飯 揚げ湯葉の甘辛煮、グリーンアスパラガスとベーコンのソテーを添えた目玉焼き、ミズの煮びたし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻み合わせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、芋がらと法蓮草と若布の味噌汁
昼飯 「セブンイレブン」のサンドイッチ、牛乳
晩飯 「小料理すみや」のお通しの豆腐、鰹と平政と甘海老のお造り、茄子の揚げびたし、茹で鶏の葱塩だれ、蛸のぶつ切り、夏野菜の天ぷら、「雨後の月純米吟醸」(冷や)、「賀茂鶴本醸造」(冷や)
2026.6.15(月) ようやく
毎週の土日月は上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」の営業日にて、家内は早朝に起きてくる。そして大抵は、テレビの電源を入れる。すると今朝はちょうど、FIFAワールドカップの日本対オランダ戦が始まるところだった。
僕はサーカーであろうと野球であろうと、自国の代表の勝ち負けについてはいつも悲観的だ。ひとつでも点を獲られれば「もう駄目だ」と考える。今朝の試合は0対0のまま前半を終えた。それと同時に家内は席を立つ。僕は即、テレビの電源を落とした。
新しいLet’s noteに関しては、9時に来社したシバタさんにより、きのうの問題はすべて解決した。しかしその後に使ううち、下ツールバーを右クリックしてもデスクトップが開けないとか、ウェブページの文字があまりに大きく表示されるなどの違和感が顕在化してきた。よってまたまたシバタさんにメッセンジャーで助けを求める。
シバタさんは9時に続いて15時30分にも来てくれた。そして「今日のところは」ではあるものの、新しいLet’s noteは「借りもの」から「自分のもの」になってきた。なお新機のワードプロセッシングは、7年のあいだ我慢しながら使い続けた旧機のものにくらべて格段に使いやすくなった。大いに有難い。
ところで旧機のキーボードは最前列の左端がFnキー、その右側がCtrlキーで、それに慣れていた。しかし新機では左端がCtrlキーで、その右側がFnキーと、入れ替わっている。だからつい、CtrlキーのつもりでFnキーを押してしまう。指が覚えてくれるのを、待つ他はないだろう。
朝飯 大和芋のすりおろし、鮭の「日光味噌梅太郎白味噌」と地酒酒粕漬焼き、若布の酢の物、なめこのたまり炊、たまり漬「七種刻みあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトと玉葱とズッキーニと揚げ玉の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 青椒肉絲丼、胡瓜と蕪のぬか漬け、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、なめこのたまり炊、麦焼酎「むぎっちょ」(お湯割り)、杏仁豆腐
2026.6.14(日) 進退きわまって
3時台に目を覚ます。食堂には新旧2台のLet’s noteがあることを思い出して、3時45分に起床する。そうして仏壇に水とお茶と花と線香を供えるなど、朝のきまりごとをしてからテーブルに向かう。きのうまでは旧いLet’s noteでしていたことを、今日からは新しいLet’s noteで始めるのだ。
先ずはiPhoneで撮った画像をコンピュータに取り込もうとして、それができない。そうであれば、既にして完成している一昨日の日記を公開しようとして、iPhoneを経由してLet’s noteをインターネットに繋ぐことにする。しかし今度はパスワードを求められて、ややこしいことになる。しまいには「デバイスに問題が発生したため、再起動する必要があります。100%完了」の文字がディスプレーに出た。
この事態を打開するには再起動と思うも「デバイスに問題が発生したため…」の文字と黒い背景は全画面を占領しているから、アンダーバーは見えず、よって「スタート」のアイコンから電源を落とすことができない。またCtrlキーとAltキーとDelキーを同時に押しても、何も変わらない。
Windowsの黎明期には、最後の手段として、バッテリーを外すことによりコンピュータをシャットダウンした。しかし新しいLet’s noteのバッテリーはネジで固定されているから、これを外す気にはならない。ここで進退窮まって、きのう設定作業をしてくれたシバタさんに、現状をメッセンジャーで知らせる。
そのメッセージが既読になったのは、午後も中ごろになってからだった。結局のところ、シバタさんは明日の9時に来社をしてくれることになった。
日曜日の終業後は、1週間分の売上金をまとめるため、普段より長く事務室に留まることになる。その上に今日は19時より町内の役員会があり、僕はその席で、今月4日の日記に書いた、親睦会費の剰余分を各自に返すことになっている。よって事務仕事を終えたら即、4階の食堂へ上がり、取りあえずはドライシェリーを1杯だけ飲む。
朝飯 大和芋のすりおろし、納豆、生玉子、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布とズッキーニの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 3種のキノコとベーコン節とベビーリーフのスパゲティ、TIO PEPE、プリン、Old Parr(生)








































