2026.4.11(土) 春の大祭
きのうの終業後は、事務室を離れる際に、電子卓上計算機に貼った「4/11土8:45神社」のポストイットを、事務机の真ん真ん中に貼り直した。絶対に忘れないために、だ。
今朝は8時28分に店を離れて四階へ上がり、今月7日とおなじスーツを身につける。このところは、風が吹くと寒い。今日もそのような空模様ならコートが必要と考えていたものの、大げさに言えば、まるで初夏のような陽気になった。そして黒い革靴を履いて日光街道を西北西へ向かう。
一年のあいだに何度か巡ってくる瀧尾神社のお祭りは、何年にも亘る会議の末に、随分と簡素になった。それでも春の大祭は、当番町の金棒引きや稚児、各町内の自治会長、神社総代、神社世話人、また我々責任役員が拝殿に上がるから、人の密度は初詣のときより高くなる。
控える神主は四名。雅楽を奏する令人は三名。神事は祭主一拝から開扉、献饌、祝詞奏上、玉串奉奠と滞りなく進み、小倉町三丁目、同四丁目、二宮町、桜木町の連合による渡御の行列は、10時に神社を出発した。
東日本大震災の際に復興が早かったのは、お祭を維持していた地域だったという。ある政治家からは、お祭を維持している地域は犯罪が少ないとも聞いた。時代の移り変わりにより形は変わっても、地域のお祭は維持されていくべきと、強く思う。
なお僕は来賓と責任役員との直会において猪口一杯よりも多い日本酒をきこしめしたため、午後の、道の駅「日光街道ニコニコ本陣」への見まわりは、いつものホンダフィットではなく徒歩で行った。
次のお祭は八坂祭。そのころには、夏もたけなわになっているだろう。
朝飯 鱈子、揚げ玉、梅干、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
昼飯 にゅうめん
晩飯 “Finbec Naoto”の其の一、其の二、パン、其の三、パン、其の四、其の五、白と赤のグラスワイン、コーヒー
2026.4.10(金) 弥生の空は花ぐもり
上澤梅太郎商店が運営する朝食の専門店「汁飯香の店 隠居うわさわ」は、過去の写真から推定するに築150年の伝統家屋にあり、南東と南西に面した八畳と六畳に計10席と、それほど大きくない。その空間において、お客様が稠密にならないような、落ち着いてお過ごしになれるような予約の受付方法は長男が思いつき、後に僕が修正を加えた。
インターネットによるご予約は「ぐるなび」を通じて承っている。ご予約の可能な期間は三ヶ月先までで、現在は7月までが可能になっている。当方はその月のご予約をいただく前に、長男の考えた設定を「ぐるなび」に施す必要がある。この作業は中々に根気を要するもので、7月のそれについてはきのう僕が行った。
毎週の土日月が営業日である隠居の今週末の状況は、土曜日が満席。日曜日と月曜日の空席は、それぞれ一卓のみになっている。ご予約をなさらないままいらっしゃったお客様が門前の「満席」の表示に驚かれて「予約制なんですか」と、お訊きになることがある。隠居は予約制ではないものの、ご予約をいただけば席は次々と埋まり、その結果として満席になってしまうことが少なからずある、ということだ。
それにしても今年の桜は早い。空高く育った山桜には、新緑が目立ってきた。染井吉野は、花びらを盛んに散らしつつある。例年は4月の後半から見ごろになる枝垂れ桜は、既にして満開が近い。
今日は午前と午後に、街にホンダフィットを走らせた。郊外に出ると、普段は気づかない桜が大谷川の土手にたくさん目立った。
とここまで書いて、高橋義孝によるある文章を、今年はいまだ読んでいなかったことに気づく。現在の時刻は4月11日の3時44分。東の空が明るみを帯びてきたら、それを収めた本を開いてみよう。ちなみにその文章の題名は、番町書房刊「酒飲みの詭弁」の昭和49年12月25日の初版では「春の弥生の」、講談社学芸文庫刊「私の人生頑固作法」の2001年11月10日の第一刷では「春の弥生は」となっている。
朝飯 トマトとブロッコリーのオムレツ、鮭の昆布巻、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、キャベツと若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 たまり漬によるソースと生野菜を添えたビーフステーキ、パン、Cono Sur Bicicleta Reserva Cabernet Sauvignon 2018、チョコレート、Old Parr(生)
2026.4.9(木) 航空券の購入
中東情勢混迷の折から、ことし9月のタイ行きの航空券を、先月20日に購入した。その航路は先月前半のそれとおなじく以下の通り。
羽田→スワンナプーム
スワンナプーム→ウドンタニー
チェンライ→スワンナプーム
スワンナプーム→羽田
そして今日は、おなじ航路の、来年2月の分も購入した。ことし9月の航空券代金91,500円に対して来年2月のそれは121,500円で、33パーセントの値上がり。燃油サーチャージは、ことし9月の17,520円に対して来年2月のそれは17,560円で、ほとんど変わらず。
「なぜそれほどの頻度でタイの最北部ばかりに行くのか」と問われれば、隠遁している気分になれるから。「そこで何をしているのか」とたたみかけられれば、ほとんど本を読んでいる。「本など日本にいても読めるではないか」と不思議そうな顔をされれば、本は、電話も鳴らず人も訪ねて来ない、南の国のプールサイドで読みたいのだ。
しかし取りあえずは、来月のバンコクである。研修以外の6日間は、ほとんど本ばかりを読んで過ごすことになるだろう。田舎にいるときほどは、落ち着けないだろうけれど。
朝飯 鮭の昆布巻、目玉焼き、納豆、菠薐草のソテー、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 レタスとベビーリーフのサラダ、ピラフ、茹でた人参とブロッコリー、鶏とマカロニのグラタン、Chablis Billaud Simon 2018、チョコレート、Old Parr(生)
2026.4.8(水) 本の注文
きのうの日記を完成させても時刻はいまだ4時30分。「余裕のよっちゃん」と言いたいところではあるけれど、今となっては、それは死語に違いない。
と、ここでふと思いついて「死語辞典」と検索エンジンに入れてみる。すると別冊宝島編集部による「難解死語辞典」という本がamazonに見つかった。しかし2013年の刊行であれば、死語はそれ以降も続々と、というか、死屍累々と蓄積されているに違いない。世に出た瞬間から古び始めるのは、印刷物の宿命である。と書いた筆の先も乾かないまま、成島柳北の「航西日乗」と「柳橋新誌」をウェブ上の古書店に注文する。
柳北の「航西日乗」には、ドナルド・キーンの「百代の過客」で初めて触れた。その日は昨年の3月4日。僕はタイの最北部にいた。ドナルド・キーンは柳北について「(旅先の)いやなことはすべて忘れて、その美しいところ、面白いところだけをたっぷりと味わうという、珍しくもまた重宝な能力に恵まれていたのである」と記している。
未知の土地を訪ねるに当たっては、旅行記の集積である”4travel”に検索をかけることがある。すると中には、徹頭徹尾、旅を恨み節と愚痴で塗りつぶしている人がいる。そのような人を「可哀想な人」と評する人もいるけれど、僕は「マイナス評価を趣味にしている人」なのだと思う。
成島柳北は、そのような人の対極に位置する人物で、僕はできれば、そのような人の文章を読みたい。注文した二冊はいずれ、南の国でひもとくことになるだろう。
さて現実に戻れば、町内の会計係として、2025年度の決算書を午前中に仕上げた。昨年は公民館の修理に数百万円を使い、市から借金をした。そのお金は再来年からの5年間で返す。そのための資金として、営繕積立金の通帳には予算の倍の金額を入れた。諸物価高騰の折であれば、引き締められるところはより、引き締めていきたい。
朝飯 納豆、グリーンアスパラガスとハムのソテーを添えたスクランブルドエッグ、胡瓜のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と春菊の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 鮨其の一、鮨其の二、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、「齋彌酒造」の「雪の茅舎山廃純米」(燗)、揚げ饅頭、Old Parr(生)
2026.4.7(火) 記念写真
寝室から洗面所を経由して食堂に来た時刻は5時30分。今朝の起床は遅きに失した感がある。しかしおとといの日記は勿論のこと、きのうの日記も昨日のうちに書けているから、焦るほどのこともない。
ところで今日は、昨秋に七五三のお参りを済ませた孫のシンとカコの、遅ればせながらその記念写真を撮る日だ。よって8時50分に会社から自宅へ戻り、2019年に誂えた、しかし以降は体重が減り続け、昨年は緩くて着ることのできなかったスーツを、クローゼットから試しに取り出す。そしてそのパンツを身につけてみれば、昨年より胴回りが7センチメートルも太くなったため、いまだ緩いながらも何とか履くことができた。それを幸いとして白いシャツを羽織り、オヤジの遺した”Dominique France”の銀色のネクタイを締め、上着を着る。そして先に出た皆を追いかけるようにして写真館を目指す。
撮影は嫁のモモ君のご両親も交えたものではあったけれど、そして今日の催しは祝い事のひとつではあっただろうけれど、会社は動いているため、僕と家内だけは先に戻り、仕事に復帰する。
昼には、長男が用意してくれた上出来の弁当を家内と摂る。僕は弁当を肴に日本酒を飲むことを好む。しかし仕事中であれば、緑茶で我慢をした。
夕食は、昼のそれとは打って変わって簡素なものだった。しかし、それはそれで悪くない。そしていつものように、いまだ遊んでいる孫たちを横目にしつつ寝室に入る。
朝飯 牛蒡と人参のきんぴら、目玉焼き、納豆、春菊の胡麻和え、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と小松菜の味噌汁
昼飯 「高井屋」の弁当
晩飯 レタスとベビーリーフのサラダ、ミートソースのペンネ、Chablis Billaud Simon 2018、チョコレートケーキ、Old Parr(生)
2026.4.6(月) AIの言うことは話半分に聞いておけ
ユニクロの超極暖ヒートテックタートルTを、先月の25日からは普通のヒートテックタートルTに替えた。しかしその上にPatagoniaの優れた発明品であるR1エアクルーを重ねることは、きのうまで続けていた。こちらもそろそろ薄手のものにすべしと考えても、ベッドの下の衣裳ケースには長袖のTシャツしかなく、それはいかにも早すぎる。
「インフラは、寄らば大樹の陰」とは、ウェブショップ黎明期の外注SEマエザワマコトさんの言葉だ。まったく卓見と思う。だから普段着は、ユニクロの品に限るのだ。そうして夜の明ける前に「ユニクロ セーター メンズ」と、検索エンジンに入れる。そしてその結果からひとつの品に目星をつけ、ページのURLをエディタに保存する。ここでひと息をついて屋上へ上がれば、旧暦2日19日の月が、鶏鳴山の真上にいまだ残っていた。
ところで、そんなことをしながら、この日記の、多分AIによるものだろう、要約をウェブ上に見つけた。その内容は以下。
……
日々のささやかな出来事や風物詩を、静かに温かく紡ぎ出しています。季節の移り変わりや日常の風景を丁寧に観察し、平凡な中に潜む美しさや味わいを繊細に表現。淡々とした語り口に、そこに暮らす人や場所の息遣いが感じられます。
……
個人の感想としては「AIは、口が上手いね」だ。
朝礼の後は開店前の「汁飯香の店 隠居うわさわ」へ行き、昨年より一週間ほどはやく咲き始めた枝垂れ桜の画像を撮る。
朝飯 鰈の煮付け、納豆、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、菠薐草と若布の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 「コスモス」のトマトとモッツァレラチーズのサラダ、カツレツ、カラフの白ワイン
2026.4.5(日) 「温め酒」は春の季語ではないけれど
枕の下にiPhoneを手探りし、デイスプレーを明るくすると時刻は3時49分だった。ここでTikTokを開いたりすれば、一日の初動を誤る。即、起床して、洗面所を経由して食堂に来る。時刻は3時54分。仏壇にお茶と水と花と線香を供えて食堂に戻れば時刻は4時8分。つまり朝の仏事には10分ほどの時間がかかる、ということだ。
ところでこの時期に涙とくしゃみが出るのは、檜の花粉によるらしい。僕の花粉症はそれほどのこともないけれど、きのうは目と鼻にそれなりの違和感を覚え、今朝も立て続けにくしゃみが出た。そういう次第にて、皮膚科で処方され、しかし今は湿疹が治まっているから使わずに溜まっている抗アレルギー薬ビラノア錠をひとつ服用する。これは僕の場合、花粉症にも効くのだ。
さてきのうの日記に書いた、町内の日光街道沿いにお祭のための注連縄を張る仕事は、予定通り15時から始められた。集まった役員は8名で、必要にして充分な数である。小一時間ほどの奉仕にて、作業は滞りなく完了した。
夕刻に店へ行くと、生活の道具を展示している壁から割烹着が消えて、大きな空間ができていた。販売係のワタナベサクラさんに訊くと、お買い上げいただけたのだという。その空間は、明日の朝にも長男が他の品で満たすだろう。
夜のおかずは回鍋肉と訊いて食器棚から白酒の瓶を食卓へ運ぶも、思い直して冷蔵庫から日本酒を取り出す。晩秋よりも燗酒の欲しくなる、今日このごろである。
朝飯 納豆、揚げ玉、梅干、鱈子、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬のお茶漬け
昼飯 にゅうめん
晩飯 冷やしトマトとゆで玉子、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、回鍋肉、「齋彌酒造」の「雪の茅舎山廃純米」(燗)、エクレア、Old Parr(生)
2026.4.4(土) 祭の準備
仏壇にお茶と水と花と線香を供えて時刻は4時59分。知らないオニーチャンの弾くイタリア協奏曲の第三楽章をTikTokで聴きつつコンピュータを起動する。このオニーチャンはときどきテンポをずらし、音の強弱を極端に変え、「そんな音、元からあったか?」という装飾を入れるから、僕はその都度「オイッ」と声を上げる。しかしこのオニーチャンの演奏は、それはそれで、悪いものでもない。
ところできのうの日記に書いた来年3月の航空券は、きのうの終業後に、なじみの旅行社の馴染みの係にメールで注文をしておいた。検索エンジンによれば、タイ航空の航空券は出発の340日前から買えるらしいから、多分、大丈夫だろう。その「AIによる概要」にはまた「最もお得に購入できる目安は、出発の2〜3か月前が一般的です」の説明もあったものの、現在の乱世を考えれば、その公式は当てはまらないと思う。
それはさておき今日は、総鎮守瀧尾神社の春の大祭を一週間後に控えての準備日に当たる。よってあらかじめ定められた10時のすこし前に春日町一丁目の公民館へ行く。そこには既にして役員の数名が集まっていた。そのうちのアイザワヒロシさんが、町内に注連縄を張り渡すべく定められた時間は13時でも、雨の予報が出ていれば、今からしてしまった方がよろしいのではないかと提案をした。僕に異論は無い。アイザワさんは、町内の西地区に住むクロスカオルさんおよびヨシダカツノリさんと共にその場を去った。
僕はおなじ中央地区に住むタノベタカオさんと二人で中央地区に縄を張ろうとするものの、回覧板では13時からと周知をされていたため、いまだ縄を張るための赤柱を外へ出していないお宅もある。よって縄のことは取りあえず諦めて、公民館の倉庫から提灯台を引き出し、それを組み立てる。公民館の中の掃除は、東地区のイケダツトムさんがひとりで仕上げてくれた。
会計係の仕事としては、労力を提供してくれる役員に昼食の場を設定する、ということもある。こういうときの昼食は大抵、蕎麦の「やぶ定」にて、11時30分より皆と蕎麦を食べ、お店の人には、後から来る役員もいることを伝えて会社に戻る。このころより予報の通りに、雨が降り始める。
13時にふたたび公民館へ行く。そこに集まった面々は、ウインドブレーカーをポケットに入れた僕とは異なって、おしなべて完璧な雨具を身につけている。しかし雨の中で縄を張ろうとすれば、地面を引きずったそれは、どうしても汚れるだろう。そこで僕は、縄を張る仕事は明日に延期すべきではないかと皆に諮る。それが受け入れられて、日光街道に沿ったところの縄貼りは、明日の15時から再開ということになった。
午後は事務室にいたり、あるいは店に手伝いに入ったりして夕刻を迎える。雨では、お祭の赤い柱に提灯を出すこともできない。明日には止んで欲しい、春の雨である。
朝飯 納豆、生玉子、大根おろし、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、大根と若布の味噌汁
昼飯 「やぶ定」のカレー南蛮蕎麦
晩飯 納豆、鱈子、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、なめこのたまり炊、鶏とシメジと厚揚げ豆腐と水菜の鍋、「齋彌酒造」の「雪の茅舎山廃純米」(燗)
2026.4.3(金) 週末を目前にすると
今朝も5時より前に屋上へ上がり、東の空の黎明と、西の空の、満月の次の日の月を愛でる。その屋上から降りて、食堂の丸テーブルできのうの日記を完成させ、食器棚の電波時計に目を遣ると、長針と短針がもっとも下のところで重なっている。「もう6時半か、メシの準備を始める時間だ」と、やや残念に思う。しかしいまいちどその針を注意しつつ見れば、時刻はいまだ5時30分を過ぎたばかりで「やった、5時半だ」の言葉が自然に漏れる。
きのうの日記には、諸物価、殊に原油関係の高騰により、来春のタイ行きの航空券は今のうちに買ってしまおうか、という考えを書いた。日程としては、南の国とはいえ1月では僕ごのみの暑さが得られないため、3月のお彼岸の直後が狙い目か、と遅らせてみた。
即、それをコンピュータ上に、目に見える形にしてみる。すると最後のあたりは瀧尾神社のお祭りの準備日に重なった。町内の会計係を務めている関係上、その時期には日本を留守にしたくない。だったら旅程は1月と3月のあいだに定めようか。
そしていまいちど、日程表の日付けの部分を変えてみる。すると2月17日の夜に羽田空港へ行き、18日になったばかりの00:20発の深夜便に乗る。バンコクで飛行機を乗り換えてウドンタニーに着くのはその日の午前。ウドンタニーには24日まで滞在し、先月も使った、快適ではないけれど時間の合理性は抜群の夜行バスでチェンライに移動。チェンライには25日の朝から3月3日の朝まで滞在してバンコクに戻る。バンコクでは1泊のみして4日の深夜便で5日の朝に羽田着、という案が出た。
ところで本日は金曜日にて、9時になると同時に銀行へ入り、種銭を5,000円札と1,000円札、それと100円硬貨にしてもらう手続きを取る。ついでに町内の複数の預金通帳をATMに入れて、新たな出納を記録する。
そこから帰社したら、今度は如来寺のお墓へ行って、先月17日に花を供えた計9対の花立てを洗い、雨水の入らないように伏せて置く他、隠居の床の間から野村素軒の「筑後途上後絶」を降ろし、堂本印象の「更佳」を掛ける。
午後は長男と共に会計事務所を訪ね、諸々の報告と相談を行う。夕刻には体制入替のため臨時休業中の道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ赴き、明朝の大量の納品に備えて売場に拭き掃除を施す。
さて一般の人は、週末を目前にすると「さぁ、ようやく休みだ」と喜ぶのだろうか。僕は「一週間ぶりに忙しくなるぞ」と、嬉しく感じるのだ。
朝飯 茹でたブロッコリーと生のトマト、ハムエッグ、納豆、鮭の焼き漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と三つ葉の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、なめこのたまり炊、すき焼き、「齋彌酒造」の「雪の茅舎山廃純米」(燗)
2026.4.2(木) 諸物価高騰の折
「日本航空と全日本空輸は、6月から燃油サーチャージを大幅値上げの予定」と、きのう何気なく見ていたテレビのニュースが伝えていた。とすれば、今年5月と9月のそれに続いて来春の航空券も、早めに確保をしておきたい。
むかしは、正月の賑わいは1月15日の成人の日まで続いた。しかし今の人の出は、せいぜい最初の週末までだ。そこでコンピュータの、使い慣れたデータベースソフトを開いてC、A、L、E、とキーボードを打ち、最後にエンターキーを叩く。すると来年1月の最初の週末は2日、3日と出た。それではいかにも早すぎるから、繁忙は仮に10日までとする。
上澤梅太郎商店は、月の半ばあたりの水曜日を多く店休日としている。この日には設備の修理や会議などが行われるため、僕も在社をしている必要がある。とすればその、13日の水曜日の夜に羽田へ行って、翌00:20発の深夜便に乗る、という手が考えられる。帰りは29日のバンコク発の深夜便。とすればタイにいられる日数は16日。まぁまぁ、である。
しかしいくらタイとはいえ、僕の行く最北部の1月は、結構、気温が下がる。”chiang rai temperature january”と検索エンジンに入れてみると「日中は心地よい暖かさで、通常は22℃から28℃。夜はしばしば10℃から16℃まで冷え込みます」と出た。この気温では、プールサイドで本を開いても気勢は上がらない。とすれば3月のお彼岸の直後が狙い目か。いましばらく考えてみることにしよう。
一方、いまだ決めていなかった9月のバンコクの宿については「5月にアソークの周辺を歩いて、いろいろと検証をしてから決めるつもりでいる」と昨月20日の日記に書いたものの、諸物価の高騰を恐れてきのう、予約を完了した。youtubeに上がっていたagodaでの予約の裏技、つまりGoogleを経由してagodaに入るという方法を使ったら、その動画の通り、2割以上も価格が下がって驚いた。忘備録に残したことは言うまでもない。
朝飯 スクランブルドエッグ、トマトとレタスのサラダ、鮭の焼き漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、豆腐と若布と長葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 茹でたブロッコリーと刻みキャベツと生のトマトを添えたコロッケ、沢庵、「齋彌酒造店」の「雪の茅舎山廃純米」(燗)








































