2025.12.24 (水) ショヴォ
三杯目のお茶がぬるくなったため、食堂のテーブルに開いたコンピュータを離れ、席を立って湯飲みを電子レンジに入れる。そこから席へ戻りつつ時計に目を遣ると、時刻は既にして6時22分。そろそろ朝食の準備を始めるころだ。しかし驚いたことに、窓の外はいまだ夜を脱していない。冬至の翌日とはいえ、これほど暗い6時22分があるだろうか。
ところで月に一度の店休日の、12月のそれは半年前に本日と決められた。店休日とはいえ、上澤梅太郎商店のそれは社内のメンテナンスや会議に充てられて、社員は出勤をする。
今日のメンテナンスは、ビジネスフォンの主装置の修理、店舗バックヤードへの大きなホワイトボードの設置、および床の補修、お客様用トイレの電線の引き直し、製造現場の雨漏りの原因の特定と、盛りだくさんだ。それでも店の床の補修を除いては、昼すぎにはおおむね完了した。
会議の一部は隠居で行われる。そこから社屋へ戻る前に、庭にまわる。きのう伐られた松が、雨の中に横たわっている。その様子はまるで、斃れた鰐のようだった。鰐から連想するのはレオポール・ショヴォ。今は長男の本棚にあるかも知れない。
朝飯 山芋のすりおろし、納豆、切り昆布の炒り煮、白菜漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、トマトとズッキーニの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ベーコンと根菜類のスープ、「進々堂」のブドウとクルミのパン、三種のムース、生のトマトとブロッコリーのソテーを添えた鶏のスパイス焼き、「進々堂」のシュトーレン、Chablis Billaud Simon 2018













