2025.12.25 (木) 灰がちになりて
クリスマスは12月25日。それは分かっているものの、12月24日の夜が過ぎてしまえば「灰がちになりてわろし」という気持ちになる。タイ語にすれば「セッ(t)レーオ」だろうか。2026年も残すところ6日。とはいえその実感は湧かない。
「9時」と来社の時間を伝えてられていたEBエンジニアリングのタシロジュンイチさんは、何の用事があったか30分ほど遅れて来た。整備の必要のあるクルマの収められている車庫の鍵を作業着姿の彼に手渡してから銀行へ向かう。そして町内公民館の屋根の修理費のうち前金を除いた金額を引き落とし、更には年末年始に必要になるだろう個人のお金も引き落とす。
隠居には三日続けて植木のヤマカ園が入り、そのあいだに伐られた二本の松は裁断をされて、二台のトラックに載せられた。屋根と雨樋と冷蔵庫の室外機に枯れ葉を落とすばかりだった松は、ヤマカ園の社長によれば、樹齢は六十年ほどではないか、とのことだった。
冬の庭は寂しい。椿の紅い色が見られるまでには、いまだしばらくはかかりそうだ。隠居の梅と桜は、東京のそれよりひと月ほど遅れて咲く。「まだ、ちょっと、かかるなぁ」と、一日千秋の思いでいる。
朝飯 ブロッコリーのソテーを添えたトマトのスクランブルドエッグ、豚挽き肉と春雨の中華風炒め、切り昆布の炒り煮、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布と長葱の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ベビーリーフのサラダ、マッシュドポテト、ブロッコリーとニンジンのバターソテー、ミートボールのケチャップ煮、飲みさしの赤ワインと白ワイン、ブドウとイチゴ、「松之助」のハミングバードケーキ













