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お買い物かご

清閑 PERSONAL DIARY

2024.9.2 (月) 気温は高くても

たとえ1分でも時間をおろそかにできないときには、左の手首にセイコーのソーラー電波時計を着ける。この時計に高級感は皆無ながら、正確さは無比である。

8時からの朝礼を済ませても、いつものように道の駅「日光街道ニコニコ本陣」へ掃除と納品のために赴くことはしない。国道121号線の歩道を辿って隠居の柴折り戸を押す。そして初夏より床に掛けてきた油彩による緑の絵を、高久隆古の「秋景山水之図」に換える。

8時40分、ホンダフィットに商品を積み、道の駅へ向かう。その足で銀行へ寄り、小口現金を多めに下ろす。近隣の農家からのしその実の買い入れが、今日からから始まるのだ。

9時30分に約束した金融機関の人は9時27分に来た。面談は予想したよりはやく十数分で完了した。11時30分にふたたびホンダフィットの運転席に着き、グレン・グールドによるヨハン・セバスチャン・バッハのパルティータ第一番を聴きつつ日光宇都宮道路を南下する。

「もっとも好きなクラシックの曲は」と訊かれれば、迷わずヨハン・セバスチャン・バッハによるイタリア協奏曲第三楽章と答えるだろう。ピアノには心得があるからそれを習得したい気持ちはあるものの、練習を必要とするものを、僕は極端に苦手としている。「だったら現在の知識や技術はどのようにして身につけたのか」と問われれば、赤ん坊が言葉を覚えることとおなじく、生まれつき持ち合わせた学習能力による。

宇都宮からは東北自動車道の上り線に乗る。途中、大谷P.A.でひと休みをする。アスファルトの照り返しにより、素晴らしく暑い。東北道からは鹿沼I.C.で降りて、iPhoneのGoogleマップを頼りに、あらかじめ調べておいたラーメン屋を目指す。値付けは通常の倍ちかいものの店内は満席で、食べ終えた人が出ていけば、すぐにまた人が入ってくる。

昼食を終えるとなぜか、iPhoneがインターネットに繋がらなくなっていた。2度も起動を繰り返して、なお症状は変わらない。記憶を頼りに目的の問屋を目指すうち、ようよう回線が回復する。同社には、僕の愛用品を見本とした、ユニバーサルデザインのお椀ができあがってきていた。外箱が整い次第、上澤梅太郎商店の雑貨部で販売をする予定である。

14時30分と告げて出た会社には、その10分前に帰り着いた。ただし疲れにより、冷房の効いた部屋で小一時間ほど横になって休む。そこから裏玄関に降りると、製造現場からは、届いたばかりのしその実を洗う鮮烈な香りが漂ってきた。

16時より店に立つ。キャッシュレジスター裏の棚には、本日、書籍部で売れた本の売上げスリップがまとめてあった。それらを1枚ずつめくってみれば、いずれ劣らず渋いものばかりだった。

今秋から年末にかけてのパンフレットのデザインがデザイナーから送られてきたらしく、それを紙に出力したものが夕刻、僕の事務机に置かれる。「表紙はどれにしますか」という長男のメモが添えられている。僕の答えは大抵「よきにはからえ」である。クルマのデザインからテレビのコマーシャルフィルムに到るまで、シャチョーや重役など、いわゆる声の大きな年長者が口を挟むと大抵、ろくな結果は得られないのだ。

夜は先ず、ウォッカのソーダ割りから始める。


朝飯 なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と玉子と夏野菜の味噌汁
昼飯 “SOBA・SHO”の特製塩ラーメン
晩飯 「コスモス」のトマトとモッツァレラチーズのサラダ具だくさんのサラダドリアウォッカ&ソーダ、ドライマーティニ


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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