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清閑 PERSONAL DIARY

2025.6.4 (水) 熱風

単純なことこそ難しい、ということがある。お茶を淹れる、という行いは、複雑な手順を必要とするものではない。しかし毎朝、その味は異なる。美味いお茶を淹れる方法を知らないわけではないものの、毎朝、美味いお茶を飲むことができる、ということは僕の場合、絶対に無い。そして今朝のお茶は美味かった。

そのお茶をためのお湯の沸く前に、今朝は屋上へ上がった。時刻は4時26分。風はなかったものの、なぜか「凱風」ということばが浮かんだ。熱風の吹く季節は有り難い。梅雨の始まる前から梅雨の明ける日を待ち望んでいるのだ。

ところで熱風といえばギブリ、ギブリといえばマセラティ。そのクルマが好きかと問われれば、僕の許容できる排気量はせいぜい1,600ccまでだから、4リットルちかいそれは興味の対象外だ。

午前、ふと思い立ってふたたび屋上へ上がる。先月の23日に東京から日光まで泊まりがけで来てくれ、夜は一緒に飲酒活動をしたセキネヒサタケさんが、自宅屋上の掃除をする様子をfacebookに上げていた。それを見たからだ。

箒、ちり取り、シャベル、ゴミ袋を手に4階の階段室から屋上へ上がる。屋上の6ヶ所にある雨水の受け口のひとつに砂が溜まり、更には苔さえ生えていることは知っていた。シャベルで掬ってみれば砂の量は意外に多く、それを受けたちり取りはずっしりと重くなった。その砂が落ちないよう、ちり取りを丸ごとゴミ袋に収めて4階への階段を降りる。

それにしても、地上からかなり離れたところに、なぜ砂が溜まるのだろう。網を外して覗き込んだ受け口の奧には幸い、詰まりはなかった


朝飯 スペイン風目玉焼き、切り昆布の炒り煮、納豆、胡瓜のぬか漬け、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、若布とズッキーニと揚げ湯波の味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 ミートボールのトマトソース煮、ブロッコリーのソテー、マッシュドポテト、Chablis Billaud Simon 2018、飲みさしの赤ワイン


美味しいおうちごはんのウェブログ集はこちら。

  

上澤卓哉

上澤梅太郎商店・上澤卓哉

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