2025.6.5 (木) 配分
食堂の席に着き、コンピュータを開いてあれやこれやし、ふと気づくと東の空が明るみを帯び始めている。時刻は3時47分。「3時台から明るくなる季節がようよう来たか」と嬉しくなる。
南の国で面白くないのは、気温は日本の夏と等しいにもかかわらず、赤道が近いため夜明けは早くない、ということだ。そしてそれは先月13日の日記にも書いた。日本の夏は3時台から明けはじめ、夕刻は「晡下」と断腸亭が書いた時刻から2時間を過ぎてもいまだ昼のように明るい。それが何より有り難い。心が浮き立つのだ。
今年の夏至は6月21日。そのころから昼が短くなり始めるのは寂しい。しかし夏は8月まで続く。現在の暦からすれば9月は初秋。秋という季節は身体には心地が良いものの、夏が去ってしまったことによる喪失感は拭えない。だからその月の末には南の国へ行きたくなる。
コンピュータの”TR”というフォルダには2007年から近未来までの、海外への旅程が収められている。ことし9月の日程は既にしてできている。ただし田舎と首都に配分する日数は、いまだ決めていない。
朝飯 納豆、菠薐草のソテー、切り昆布の炒り煮、マッシュドポテトのスクランブルドエッグ、なめこのたまり炊、たまり漬「七種きざみあわせ・だんらん」、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、揚げ湯波と若布とズッキーニの味噌汁
昼飯 にゅうめん
晩飯 じゃこ山椒、揚げ湯波と小松菜の炊き合わせ、肉じゃが、玉子焼き、らっきょうのたまり漬「小つぶちゃん」、ごぼうのたまり漬、メシ、麦焼酎「こいむぎやわらか」(お湯割り)